◆アサクサキングス
*ホワイトマズル×クルーピアスター(*サンデーサイレンス)×*クルーピアレディ(What Luck)×Question d'Argent[F4-g]
*ホワイトマズルは基本的には与えられた機会を考えればかなり稼いでいる種牡馬であり、ある程度短いほうにも長いほうにも距離が融通する辺りで比較的能力の高い種牡馬であると踏んでいるのだけれど、なかなか個別の配合で決まった成功パターンが無いようにも思う。まぁ有芝がちゃんとチェックしてないだけかも知れんが。ただ、そういう馬の場合は母の色を出しやすいタイプと見れば良い部分もあろう。さて、本馬はご覧のとおりジェニュインの全妹の子であるが、比較的 Tom Fool とサンデーのニックスの恩恵を受けた配合としてこの母とその全兄は捉えられて良いかと思う。そういう米血先行型の母に対して、マズルは父*ダンシングブレーヴから Drone を享けているが、ここで本馬の配合では Northern Dancer×Tom Fool という組み合わせが Question d'Argent との間に成立していて、これがセックスバランスになってるのは面白いところではある。ただ、それ以上に強調すべきは、曾祖母の父 Tentam が内包する Tudor Minstrel に対して、Hyperion×Fair Trial の組み合わせを2本 Ela-Mana-Mou から獲得している辺りではなかろうか。これを得ていることで、ある程度欧米混交のスピードタイプというか、器用度の高いタイプの配合に仕上がっているように思われる。惜しむらくは、マズルが Bold Ruler×Round Table というナスキロ配合を内包しているのに対して、この馬は Bold Ruler はクロスするものの Princequillo が無い辺り。この Princequillo 不在はジェニュインの地力の不安定さにも寄与した感はあるが、この馬もそういう意味では若干地力を出し切れず器用貧乏タイプな印象もある。1800ベストタイプかな?
◆ナムラマース
*チーフベアハート×ビストロドゥパリ(*フレンチグローリー)×*ドフ(Mr. Prospector)×Furling[1-n]
一方、こちらも輸入種牡馬としてはなかなかの頑張りを見せる*チーフベアハートの仔。マイネルレコルトは母の好配合を活かしたような馬であったが、こちらは牝系がラインとしてなかなかに良質で、祖母の半妹にはホイットニーを勝った Brunswick がいるし、北米で結構ブラックタイプは出ている。*フレンチグローリーではなかなか競走馬としての成功は難しかったが、サドプロは Bold Reason の素性を考えれば字面ほど悪い組み合わせではなく(エルコンだってサドプロじゃ)、まぁ繁殖としては面白みがあるのだろう。そして本馬で目に付くのは Gold Digger の牝馬クロスであるが、これは*ドフとの組み合わせでは Ribot や Bold Hour≒Continue のクロスも招来しており、こういうのを見るとベアハートは輸入されなければ北米でこそその良質さが生きたかもと思うが、やや素性が芝向きか。
ともあれ、そうした2頭の祖母が演出する基本的なニックスの上で、ある程度この馬を長い距離で活かしているのは、「ズブくなった Danzig」の代表格と言える Chief's Crown、もうちょっと言うならば Secretariat であるのだろう。ここで Princequillo が強く主張することで Ribot が生きてくるような印象があり、ハイペースで強そうな配合になっているとは思う。全体としては、短距離的なフレームに長距離的な味付けをふんだんに施した、みたいな部分はあって、作りとして凝っている割にはアンバランスな馬で、勝ちきるのに苦労するのは致し方ないのかも知れない。
◆以下余談。
arikuiさま作成の馬名変換ツール、さしあたり1990年以降のクラシックについてコンプ。現在189頭。
*ホワイトマズル×クルーピアスター(*サンデーサイレンス)×*クルーピアレディ(What Luck)×Question d'Argent[F4-g]
*ホワイトマズルは基本的には与えられた機会を考えればかなり稼いでいる種牡馬であり、ある程度短いほうにも長いほうにも距離が融通する辺りで比較的能力の高い種牡馬であると踏んでいるのだけれど、なかなか個別の配合で決まった成功パターンが無いようにも思う。まぁ有芝がちゃんとチェックしてないだけかも知れんが。ただ、そういう馬の場合は母の色を出しやすいタイプと見れば良い部分もあろう。さて、本馬はご覧のとおりジェニュインの全妹の子であるが、比較的 Tom Fool とサンデーのニックスの恩恵を受けた配合としてこの母とその全兄は捉えられて良いかと思う。そういう米血先行型の母に対して、マズルは父*ダンシングブレーヴから Drone を享けているが、ここで本馬の配合では Northern Dancer×Tom Fool という組み合わせが Question d'Argent との間に成立していて、これがセックスバランスになってるのは面白いところではある。ただ、それ以上に強調すべきは、曾祖母の父 Tentam が内包する Tudor Minstrel に対して、Hyperion×Fair Trial の組み合わせを2本 Ela-Mana-Mou から獲得している辺りではなかろうか。これを得ていることで、ある程度欧米混交のスピードタイプというか、器用度の高いタイプの配合に仕上がっているように思われる。惜しむらくは、マズルが Bold Ruler×Round Table というナスキロ配合を内包しているのに対して、この馬は Bold Ruler はクロスするものの Princequillo が無い辺り。この Princequillo 不在はジェニュインの地力の不安定さにも寄与した感はあるが、この馬もそういう意味では若干地力を出し切れず器用貧乏タイプな印象もある。1800ベストタイプかな?
◆ナムラマース
*チーフベアハート×ビストロドゥパリ(*フレンチグローリー)×*ドフ(Mr. Prospector)×Furling[1-n]
一方、こちらも輸入種牡馬としてはなかなかの頑張りを見せる*チーフベアハートの仔。マイネルレコルトは母の好配合を活かしたような馬であったが、こちらは牝系がラインとしてなかなかに良質で、祖母の半妹にはホイットニーを勝った Brunswick がいるし、北米で結構ブラックタイプは出ている。*フレンチグローリーではなかなか競走馬としての成功は難しかったが、サドプロは Bold Reason の素性を考えれば字面ほど悪い組み合わせではなく(エルコンだってサドプロじゃ)、まぁ繁殖としては面白みがあるのだろう。そして本馬で目に付くのは Gold Digger の牝馬クロスであるが、これは*ドフとの組み合わせでは Ribot や Bold Hour≒Continue のクロスも招来しており、こういうのを見るとベアハートは輸入されなければ北米でこそその良質さが生きたかもと思うが、やや素性が芝向きか。
ともあれ、そうした2頭の祖母が演出する基本的なニックスの上で、ある程度この馬を長い距離で活かしているのは、「ズブくなった Danzig」の代表格と言える Chief's Crown、もうちょっと言うならば Secretariat であるのだろう。ここで Princequillo が強く主張することで Ribot が生きてくるような印象があり、ハイペースで強そうな配合になっているとは思う。全体としては、短距離的なフレームに長距離的な味付けをふんだんに施した、みたいな部分はあって、作りとして凝っている割にはアンバランスな馬で、勝ちきるのに苦労するのは致し方ないのかも知れない。
◆以下余談。
arikuiさま作成の馬名変換ツール、さしあたり1990年以降のクラシックについてコンプ。現在189頭。
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