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殿下執務室2.0 β1

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有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

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1敗のつき方。 

事実とその捉え方@りあるさま

 名馬の中で1敗でキャリアを終える馬というのパターンも結構あって、 Man o'War, Sicambre, Sea-Bird, Native Dancer, Ruffian, Brigadier Gerard, Alleged, Dubai Millennium, Sinndar, Dalakhani, ミホノブルボンという辺りが思いつく。この1敗馬の敗れ方、というのを見ていると、結構多数派なのは、キャリアの早い段階、或いは本格化途上みたいな所でコロっと一回負けていて、さして不敗伝説を意識はされなかったものの、逆にそれで厄が落ちたようにその後無敵になる、というパターンである。上に挙げた中でも Man o'War, Sicambre, Sea-Bird に関してはそれぞれ2歳の段階で Upset, Sanguine, Grey Dawn といった早熟の手合いに敗れている。Sinndar なんかもそれに近くて、3歳緒戦のリステッドで Grand Finale という馬に負けたが、この馬今調べたら、その後NHに転向してたよ……(笑)。
 あとは、この例に入らなくとも、例えば Alleged がセントレジャーで Dunfermline に敗れたときには、この馬自身はG1級初挑戦であり、むしろオークス馬だった勝ち馬のほうが格上という状態でさえあった(勿論、Alleged の場合はサングスターが The Minstrel を優先した割を食っていたのだが)。Native Dancer にとってもケンタッキー・ダービーでの Dark Star への敗戦は「初の晴れ舞台」に近い場所であろう。その意味では、この馬たちも「途上」での初敗戦であった。そして、Dubai Millennium 辺りもちょっとこのパターンに近いが、「レースの選び間違え」という凡ミス的な雰囲気が、こちらにはある。要するに、「本来不敗であるべき馬が、ある種若気の至りで敗れた」というのが、この手の名馬における王道パターン、と言うことであろう。
 翻って、Ruffian やミホノブルボンは、完全に完成品となった所での敗戦である。こういうのは得てしてダメージが大きく感じられる部分はある。Ruffian の場合は命まで落としてしまった訳だが、仮に脚は無事で普通に Foolish Pleasure に負けていた場合にも、やはりキャリア上のショックは大きなものだったのではないか。ライスシャワーに負けたブルボンにとっても、ある意味大きな傷を残しつつ、競馬場に戻れなかったの感がある。Dalakhani の*アラムシャー相手の敗戦というのは、これはちょっと微妙か。確かにあの時に結構 Dalakhani 自身が完成してたんだけど、凱旋門まで行ってみたら更にもうちょっと完成できていた、ということに気がついた、という部分がある。ともあれ、完成してから負けると、「不敗伝説」を長引かせていた分、ブローが強くてなかなかショックも大きくなる、ということがあるだろう。Nijinsky が凱旋門で Sassafras に負けた後、チャンピオンSで連敗して「1敗馬」となることすら出来なかったのも、その辺りの「引っ張ってしまった不敗伝説」を感じる所で、逆にそれを1敗で終わらせた Brigadier Gerard は偉大である。
 その上で、我らがディープインパクトである。
 この馬の敗戦は、確かに負けた瞬間のイメージとしては、ミホノブルボン的だったかも知れない(自分は、不思議とさしてそうとも思わなかったが)。或いは同じ不敗の3冠馬で Seattle Slew がスワップスで負けたというにも近いのがあるのか。その意味では、「ディープ伝説のある種の終了」を感じた人が多かったかも知れない一方で、ブルボンや或いは Seattle Slew がそうだったように、競馬場に長いこと戻ってこられないほどのものでもなかった、というのが結構な違いだろうか。その上で、自分が普通に無事に走り続ける上に、ライヴァルのハーツクライまでが走ってるというのは、確かにある種「巧くいき過ぎ」の感がある。例えば Brigadier Gerard の不敗伝説を止めた Roberto は、そのシーズンはそれで燃え尽きたかのようにニエル賞・凱旋門賞を連敗した。むしろ、それくらいの方が「フロック感」は演出されるものであろう。しかし、ディープとハーツクライはともに強くなってしまっているのだ。まぁ*アラムシャーも愛ダービーの後キングジョージ勝ってるからこのパターンに近いっちゃ近いけど、やはり「フロック」でも「決定的」でもなく、何か敗戦が無かったこと的にというか、両方とも実を得ちゃってる的な部分ってのは、何処か腑に落としづらいというか、それでいいのか勝負って、みたいに感じる人はいるのかも知れないなと、ちょっと上記のエントリを読みつつ考えさせられた。まぁ、勿論、ディープインパクトにはこれから「2敗馬」になってしまう可能性も十分以上にある訳ですが、それはそれとして現状の認識、として。
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