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殿下執務室2.0 β1

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有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

鉄十字にハーケンクロイツがNGがたった一つの理由。 

旧帝国艦隊と違って、巻波・漣あたりが同型(挨拶)

Open Access
Open Access; D800 AF-S Nikkor 35mm f/1.8G ED f/2.8 1/180s ISO-100

 ちょっと最近話題になったしまむらさんのハーケンクロイツな鉄十字。
 大体、WW2の勲章のデザインをそのまま考えずにパクっちゃったから問題になったみたいな感じで、まぁ十字章の説明とかはこなたまさんの話のTogetterがまとまってるので、そっちをご覧になってることかとというとこではあるんだけど、はてブとかも含めて案外「いかんのか?」という疑念が多いようにも見える。個人的には割と表現の自由に関してはゾーンが広いけど、だからといってセーフとアウトでこれはアウトだという立場から、そうした人たちにちょいお目通し的なところで、軽くエントリ。
 個人的には、まぁNGってのはあくまで「この鉄十字のデザイン」という文脈性があるからであって、例えば少林寺拳法含めて卍のデザインを全世界で全て捨てろみたいな意見には賛同するところではなく。色々他にもあるしな、敷田とか≡└(┐卍^o^)卍ドゥルルルとか。…はサテオキなところで、標題の話として。

 何故NGかというと、それは鉄十字が、「ドイツ軍」という文脈においては現代も継続して利用されているから、という部分ではある。確かにもうドイツ軍は鉄十字勲章を発行してはいないが、現在のドイツ連邦軍はナチスのシンボルなどは全て廃棄した上でこのプロイセン時代の鉄十字を模した軍のエンブレムは特に問題なく継続使用されているわけだ。なので例えば政府専用機などにも機首近くの目立つところにこの鉄十字があしらわれている。
 それを服飾などを含めたポップカルチャーで利用することに関しては、全く問題ないところではあろう。しかし、一方で著作物とは言えないにしてもある程度オーナーが存在するデザインだということは意識した方が良い。その上で、ドイツ政府が第二次大戦の鉄十字勲章に対してどのようなスタンスかというと、ウィキペにも書かれているが、「佩用者には代替品を渡している」ものではあるのだ。そう考えると、やはりそういう状況のモノをこれだけのデッドコピーとして出すならば、当該国軍に対するディスリスペクト的な側面は否定できないであろう。もうちょい言えば、本朝が海外のポップカルチャーなどで旭日旗を使われることが多いという事実はあるが、そうした中で外国人だからこその気楽さである種のヘイトを前面に出したような使われ方をしたら、やはり不快であるし、またそれが「現在、国際的に許容されているところの旭日旗の海軍エンサインにおける利用」に対してもケチを付けられる端緒になる可能性として、いわばテロ的な展開を心配する必要も出るかも知れない類の意識とかも片隅に入れるべきかなと。

 そう考えると、ドイツが好む好まざるにかかわらず現役の「WW2系エンブレム」を保持しおおせている貴重な仲間であるがゆえに、やはり「旭日旗をヘンに使われない」程度のデリケートさは、このエンブレムに対しても意識はされた方がいいよなぁ、と思うのである。

◆ところで。
 本朝の旭日旗ほどには鉄十字って文句言われてないように見える反面(単にポピュラーカルチャーでの利用頻度の問題?)、WW1を起こしたドイツ帝国の戦争責任って当地でどう教育されてんだろ?かの戦争の災厄を思えば戦う民主主義の糾弾対象たるべしって理屈も充分に成り立つと思うけど、その辺りの批判をかわすロジックとかは、本朝で様々なシンボルを維持していくという伝統主義に親和的な立場からは、色々見習いたいところはあるなぁ、とも、ちょい考えたり。
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