07« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

プレミアム系コンデジ、現時点でのまとめと比較。 

何となく気が向いたのと、今日時間あった割に写真撮ること出来なくてむしゃくしゃしてうpる。
昨今比較的流行という感じのある高級コンパクトで、現在市場に出てるものを何となくカバーしてみる試み。
基本的にはヌルい機能紹介と短評なので、余り汎用的には約立たないかも。

【概論】
ざっくりコンデジと言っても、昨今の高級化の中ではそんなにコンパクトでは無い。
ただ、ダウンサイジング路線はともかくもスマホという万能かつネットワーク機能が充実したカメラ付デバイスが支配するこの世の中において、もはやカメラの「小ささ」はそれだけでは武器ではなく、ある程度の「写り」を担保し、ズームとレンズの大口径、センサーの大きさで差別化されたカメラ「しか」売れないので、必然的にこの路線が大型化しつつも充実することとなった。
ともあれ、コンパクトでないのにだったら何が「コンデジ」かというと、レンズが交換できないデジカメのこと。
レンズ交換できない代わりに、レンズが同じという前提でそこそこチューンアップされてるし、交換とか考えずに速射するのに向いてるし、少なくとも一眼レフよりは小さくて負荷にならない。実はこういうカメラ、結構ハイアマの人は使ってて愉しいのである。フィルム時代の昔から、ローライ35や(銀塩)リコーGRにニコン28Tiなど、そうした小型でも高級感あるカメラがカッコいいという文化自体はあり、スマホ云々関係なくそうしたジャンルのカメラがデジカメ技術全般の発展で完成度が高まったというのも、このジャンルの隆盛にはつながっているのだろう。
分類としては、ズームレンズ型、単焦点型、ネオ一眼型に大別されよう。
ネオ一眼は本当に大きいのでここでは取り扱わない。ぱっと見た目、普通の一眼と区別できないけど、よく見るとズームレンズが電動で伸びて来るやつ。大体300mmくらいの高倍率まで撮影できるので、それ一台でほぼすべての用途をカバーするものの、高倍率である宿命として、写りはそこそこ。大体旅行の記録用とか運動会や学芸会などのヌルい動画撮影で重宝すると思う。
そうじゃないズームレンズ型は、大体広角から中望遠(ライカ判フィルム換算で135mm以下の焦点距離)をカバーするヤツ。元々は対角1/1.7インチ程度のセンサーであれば「大型」であったのは一昔前までの話。昨今では、レンズ交換式のカメラにも採用される1インチ以上のセンサー積んだものが急速に普及しだして、ここに来てそれにf値が低く、ある程度ボケなどの効果を愉しめるレンズの搭載も可能となってきた。
そして単焦点型に至っては、ほぼ汎用的なデジタル一眼と同じAPS-Cサイズ(ライカ判フィルムの半分)のセンサーまたはフルサイズとも言われるライカ判フィルムと同サイズまでの大型センサーを誇る。ただ、このサイズとなるとまだ技術的には一定以下のサイズだとズーム機能を捨てざるを得ないので、単焦点になってる。やや制約は出るが、画質に関しては理論上一眼レフと同等以上に勝負が出来るのだ。
てなわけで、現行品からズーム型と単焦点型各5種類の10種類を紹介。

【ズーム系プレミアムコンパクト】


Panasonic コンパクトデジタルカメラ ルミックス LX100 4/3型センサー搭載 4K動画対応 ブラック DMC-LX100-KPanasonic コンパクトデジタルカメラ ルミックス LX100 4/3型センサー搭載 4K動画対応 ブラック DMC-LX100-K
(2014/11/13)
パナソニック(Panasonic)

商品詳細を見る


・焦点距離:24-75mm(換算)、f/1.7-2.8
・画素数:1280万画素(4/3型)
・重量:393g
・機能:レンズ収納=△(でっぱる)、ファインダ=○、フラッシュ=外付、背面液晶可動=×、Wi-fi=○
・コントロール:5種類(絞りリング、多機能リング、シャッターダイヤル、露出ダイヤル、背面リング)
ミラーレス一眼の嚆矢となったパナソニックが、自社のミラーレス規格であるマイクロフォーサーズの同等センサーを積むというカニバリズム覚悟で世に送った意欲作。元々プレミアムコンパクトではライカとも一貫してコラボしたLXシリーズという締まりのいいデザインを特異的なラインとして長年展開していたのだが、その小型デザインがやや時代にそぐわなくなったとこでデザインを一新。電子ファインダを付けた上で絞り、SS、露出ダイヤルを入れるという古風なレンジファインダカメラ的なUIを採用する。一方で値付けが高めな割には「全部入り」という度合いはやや低く、例えばフラッシュは内蔵されていないし、ローアングルで便利なチルト液晶や背面液晶のタッチパネルなども排除された。
レンズのF値とセンサーの大きさの何れもが良好で、単焦点ほどではないがズーム系では一番よくボケる。ただ、センサー自体はミラーレス用のそれのやや周辺部を切り取る格好なので、画素数はちと低めで、解像的にはセンサーサイズほどの優位は少ない。
また、動画に強いパナソニックらしく、4Kからの動画切り出しという新奇な機能がチャレンジングである。ぶっちゃけ言えば850万画素まで落とした30コマ高速連写、というだけのお話ではあるのかもだけど、意外とパフォ良さげだし「4K」というバズワードの使い方が巧い辺りもちょい感心。




Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7XCanon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
(2014/10/03)
キヤノン

商品詳細を見る


・焦点距離:24-100mm(換算)、f/1.8-2.8
・画素数:2020万画素(1型)
・重量:314g
・機能:レンズ収納=○、ファインダ=×(外付けなし)、フラッシュ=○、背面液晶可動=○、Wi-fi=○
・コントロール:4種類(多機能リング、露出ダイヤル、背面リング、タッチパネル)
Poweshotシリーズで様々なサイズの上級クラスを出してきたキヤノン。こちらも、一時期の主力は1/1.7型の小型なSシリーズであった。レンズ部分にコントロール用のリングが入ったのはこのシリーズが最初だと思うが、その後各社真似して標準を築いた名機である。ともあれ、1インチ化を進める中で、こちらより大柄なGシリーズに実質そのSシリーズ的な要素を統合しつつ、センサーを刷新したように見受けられる、一つの曲がり角的な存在であろうか。モードダイヤルの下に露出ダイヤルを2階建てで入れている辺りは、Gシリーズの伝統と言える気風を感じる。
ミラーレスのEOS MでもEVFを前面に出さないなど、キヤノンは余り電子ファインダを評価しない(恐らく一眼のファインダとの差別化でもあるか)が、それ以外は概ね機能を入れつつ軽量と焦点距離の長さ、レンズの明るさを折り合いつけた感じ。当然Wi-fiも対応している。また、ライバル機が敢えてタッチパネル機能を入れてない中で、こちらは入れているのも好感ではあろう。その上で、持った感じのサイズ感も重量比ほどは大きくない感じ。
センサーは、ほぼソニーのRXシリーズと同型らしいが、色作り的にはキヤノンのスタイルが一貫してるのではないだろうか。




ソニー デジタルスチルカメラ「RX100M3」SONY Cyber-shot(サイバーショット) RX100MIII DSC-RX100M3ソニー デジタルスチルカメラ「RX100M3」SONY Cyber-shot(サイバーショット) RX100MIII DSC-RX100M3
()
ソニー

商品詳細を見る


・焦点距離:24-70mm(換算)、f/1.8-2.8
・画素数:2010万画素(1型)
・重量:290g
・機能:レンズ収納=○、ファインダ=○、フラッシュ=○、背面液晶可動=○、Wi-fi=○
・コントロール:2種類(多機能リング、背面リング)
RX100というカメラは、近年における革命機というに相応しいマイルストーンであった。
ほぼコンデジというべきサイズとボディ内にきっちり収納されるレンズという条件で、1インチセンサーという当時のコンデジ比では大型センサーを押し込めて、かつレンズの明るさはワイド端ではf/1.8を確保。寄れないとかテレ側は普通に暗いとかケチつく場面も多かったけど、ともかくこのサイズ感でこのセンサーが入ったカメラが出来ることが、このジャンルの水準を一気に引き上げたのである。
その成功をベースに改良を重ねた第3世代となるのが今年発売になったこのMark3である。ワイド側はコンパクトカメラとしての要求が高い24mmに押し広げられ、テレ端は短くなったがこちらもf/2.8という競合に負けない「明るい」数字を確保し、ファインダを内蔵型にしてきた。かつフラッシュも背面液晶の可動も確保する「全部入り」を、300g以下の軽量機に閉じ込めている。そのため価格のゾーンが引き上がったのが惜しまれ、先代MarkIIと併売される格好に。
他社のカメラに比べコントロールが2種類とやや簡素で、その辺りの操作性が「ラク」か「物足りない」かで評価は変わるか。ただ、個人的にはファインダをポップアップで立ち上げたら電源付くという小技は好きだぞ。




FUJIFILM プレミアムコンパクトデジタルカメラ X30 ブラック FX-X30BFUJIFILM プレミアムコンパクトデジタルカメラ X30 ブラック FX-X30B
(2014/09/20)
富士フイルム

商品詳細を見る


・焦点距離:28-112mm(換算)、f/2-2.8
・画素数:1200万画素(2/3型:X-Trans)
・重量:423g
・機能:レンズ収納=△(出っ張る)、ファインダ=○、フラッシュ=○、背面液晶可動=○、Wi-fi=○
・コントロール:4種類(ズームリング、多機能リング、露出ダイヤル、背面ダイヤル)
富士写のXシリーズは、若干特殊なX-Transという色配列のセンサーを用いている。同社のスタンスとしては、これで通常のデジカメセンサーならフォーサーズ相当に機能するという触れ込みであり、そのため初号機はRX100よりも前に出ていると思うのだが、3代目になっても一貫して2/3型でありセンサー拡大には走っていない。ただ、センサーの質以前に画素数が少ないので解像における競争力がちと微妙とはなろうか。高感度には強いセンサーではあるのだけれど。
レンズは初代から余り変わらない28-112というスペックで、富士写の伝統として余り広角化競争には乗って来ない。ただ、その分テレ側は少し長めに確保しているというとこはあろうか。因みに2代目のX20との最大の違いはファインダが電子化されたこと。個人的には先代の光学ファインダ面白いと思ってたけど、電子ファインダの見え味では一歩リードする辺りで、その強みを生かしてきた感じではある。
高級コンパクトの争いを主導してきた富士写らしく、質感がとにかく素晴らしい。ズームレバーで手でズーム感覚も良好だし、それが電源スイッチ兼ねてるのもセンスある。ただ、その代わりにどうしても重いし、単純に機能という意味での多機能感は弱いので、ストイックにカメラの質感を愉しみながら機能の範囲の撮影に専念するスタイルが向く機種であろう。




Canon デジタルカメラ Power Shot G1 X Mark II 光学5倍ズーム F値2.0 PSG1X MARKIICanon デジタルカメラ Power Shot G1 X Mark II 光学5倍ズーム F値2.0 PSG1X MARKII
(2014/03/13)
キヤノン

商品詳細を見る


・焦点距離:24-120mm(換算)、f/2-3.9
・画素数:1310万画素(3/2型)
・重量:553g
・機能:レンズ収納=△(出っ張る)、ファインダ=○、フラッシュ=○、背面液晶可動=○、Wi-fi=○
・コントロール:4種類(多機能リングx2、背面リング、タッチパネル)
これの初代が出た時、まずは差し当たり「フォーサーズよりデカいセンサーで何か作っとけ」的な勢いというか力こそパワー的なゴリ押し感を感じたものである。デカい、ゴツい。何か確かにレンズバリアにレンズが収納されるんだけど、それも微妙に無理矢理感があったり。個人的にはそれはそれで、一眼レフのサブ機的に標準域をカバーするカメラとしてはありかなとは思ったけれど、カメラの基本機能としてAF速度が今一つだったりという辺りで、どうもアンバランスさも感じたものではあった。実際に先代、そんな売れなかったんじゃないかな…。
一方で、2代目となる本機はゴツいはゴツいけど、コントロールに2重のレンズ前面多機能リングを装備し、タッチパネルなんて軟派なものまで付けて来て操作性を向上する一方、レンズの焦点域やF値、AF性能などを刷新。ガタイだけ凄くて動きは今一つ感なプロトタイプがやっと真価を発揮した的な印象はある。
そうは言ってもどうしてもサイズ的にはちょい持つことに勇気が要る感じはするが、RX100IIIやLX100よりは安いし、先代よりも軍艦部がすっきりしたことで見た目的な部分の取っつきやすさは出ているのではと思う。惜しむらくは、レンズがちと暗いのでボケ的にはセンサーの小さいLX100の方が多分上回る、という辺りか。


あー、何かここまで書いたら結構な時間に。
APS-C以上の単焦点コンパクトは、ではまたの機会に。
スポンサーサイト
趣味  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

コメントの投稿

Secret

△top

この記事に対するコメント

△top

トラックバック

トラックバックURL
→http://mdenka.blog85.fc2.com/tb.php/2866-8c46d06e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△top