ヴィク狸回顧。
16.05.2010, 22:37:47 -edit-
積み上げられる実績(挨拶。

ツリー参道 posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Lumix G 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH.(25mm) F5.6 1/160s ISO-100
その上で、結構今週のヴィク狸は、最後の攻防でそこそこ力を出し切るような展開に見えつつ、最後が12.0ってのは、時計として「全体的に」やや遅めに見えなくはないかな、という印象。まぁYoutube手動計測したらもうちょっと違う数字出てくるかも知れないけれども。その意味では、ペースが遅くても消耗戦的な要素になるようなラップはあるのかな、みたいなことを思いつつ。
だからといって、ブエナビスタの33.5という上がりが、さほど「ブエナビスタの真の能力か」というとやや疑問的な末脚でもあったような印象は残る。もうちょっと本当は「斬れる」馬ではあるんじゃないか、的な。そういう感覚から、やはりドバイの反動的なものはあったんじゃないかなぁ、みたいなレース後の印象はあった。それでも勝てる辺りは、まぁそれこそ「スピードでもパワーでもスタミナ」でもない、勝負根性ではあったんだろう。H5師匠に座布団一枚。ただ、だからといって上原師をさほどDISるつもりはなく、件の解説の文脈で「これだけ速いと、よりスタミナが求められる」的な解説をしていて、ある意味それに近い展開になった、という辺りは味わい深くもあった。まぁヒカルアマランサスのスタミナってのもちょいピンと来づらいが、1800馬的なワンペースさとかは、祖母の配合の重さ辺りから得てるかも知れず。ブルームーンも、そうしたスタミナ的な不足さは余りなくて、嵌り損ねての3着っぽい脚だったように思われ。
一方、スタミナの潜在力という意味ではJC3着で証明済みなレッドディザイアは4着。
ある意味、タイム差で言えばまんま桜花賞からブエナビスタとの差が変わってなかったとは言えるが、今日のところはそれはあくまで結果論で、着を拾う的な展開で能力を出し切った的な意味では、あのレースよりもやや差が広がってしまったような部分も。どうも、オークスでああいう負け方をして、JCで3着したら相手が有馬2着を積んで、トライアルで勝ったけど本番では向こうが世界最強の芝牝馬に2着となり、この牝馬が成し遂げると、より上をブエナが積む的な辺りにやや嵌ってしまってるなぁ的な。
ただ、この馬はこの馬で、ドバイ遠征の反動はあった訳で、まずはじっくり捲土重来をして欲しい。ともかく、切磋琢磨の関係がきっちり嵌っていることで、先達のライヴァリティとは違った魅力を醸しているとは思われるので。ただ、安田や宝塚までに復調できるかは微妙なデキというか、デキの割には今回ちょっと頑張っちゃったかなとは思われたので、その辺りでは余り無理して欲しくはないか。
ツリー参道 posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Lumix G 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH.(25mm) F5.6 1/160s ISO-100
500万:12.2 - 10.9 - 11.1 - 11.4 - 11.4 - 11.4 - 11.9 - 12.6先週来の高速馬場、ざっとこんな感じ。
1000万:12.5 - 11.5 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 11.3 - 10.8 - 11.5
1600万:12.5 - 11.7 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 11.2 - 11.0 - 11.6
3歳GI:12.1 - 10.4 - 10.9 - 11.4 - 11.5 - 11.5 - 11.6 - 12.0
古馬GI:12.2 - 10.6 - 11.0 - 11.7 - 12.0 - 11.6 - 11.3 - 12.0
その上で、結構今週のヴィク狸は、最後の攻防でそこそこ力を出し切るような展開に見えつつ、最後が12.0ってのは、時計として「全体的に」やや遅めに見えなくはないかな、という印象。まぁYoutube手動計測したらもうちょっと違う数字出てくるかも知れないけれども。その意味では、ペースが遅くても消耗戦的な要素になるようなラップはあるのかな、みたいなことを思いつつ。
だからといって、ブエナビスタの33.5という上がりが、さほど「ブエナビスタの真の能力か」というとやや疑問的な末脚でもあったような印象は残る。もうちょっと本当は「斬れる」馬ではあるんじゃないか、的な。そういう感覚から、やはりドバイの反動的なものはあったんじゃないかなぁ、みたいなレース後の印象はあった。それでも勝てる辺りは、まぁそれこそ「スピードでもパワーでもスタミナ」でもない、勝負根性ではあったんだろう。H5師匠に座布団一枚。ただ、だからといって上原師をさほどDISるつもりはなく、件の解説の文脈で「これだけ速いと、よりスタミナが求められる」的な解説をしていて、ある意味それに近い展開になった、という辺りは味わい深くもあった。まぁヒカルアマランサスのスタミナってのもちょいピンと来づらいが、1800馬的なワンペースさとかは、祖母の配合の重さ辺りから得てるかも知れず。ブルームーンも、そうしたスタミナ的な不足さは余りなくて、嵌り損ねての3着っぽい脚だったように思われ。
一方、スタミナの潜在力という意味ではJC3着で証明済みなレッドディザイアは4着。
ある意味、タイム差で言えばまんま桜花賞からブエナビスタとの差が変わってなかったとは言えるが、今日のところはそれはあくまで結果論で、着を拾う的な展開で能力を出し切った的な意味では、あのレースよりもやや差が広がってしまったような部分も。どうも、オークスでああいう負け方をして、JCで3着したら相手が有馬2着を積んで、トライアルで勝ったけど本番では向こうが世界最強の芝牝馬に2着となり、この牝馬が成し遂げると、より上をブエナが積む的な辺りにやや嵌ってしまってるなぁ的な。
ただ、この馬はこの馬で、ドバイ遠征の反動はあった訳で、まずはじっくり捲土重来をして欲しい。ともかく、切磋琢磨の関係がきっちり嵌っていることで、先達のライヴァリティとは違った魅力を醸しているとは思われるので。ただ、安田や宝塚までに復調できるかは微妙なデキというか、デキの割には今回ちょっと頑張っちゃったかなとは思われたので、その辺りでは余り無理して欲しくはないか。
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この記事に対するコメント
ここでメイチ仕上げでない中でこの結果なら
フルパワー決戦の興味を残した、的な余韻。G1タイトルどんだけ、という点ではムーンの年あたりが上だけど
今が旬の馬の集いという意味で宝塚が面白くなったなし
現地行ってみてもいいかなあ、なんて。
URL | だんさく #WO/m/JBE
2010/05/17 12:36 * 編集 *
宝塚は、大体興趣あるレースになる気がしますね。
JRAがかなり気合い入れて「育てた」レースで、ある意味春天が現状のようになるのをあらかじめ見越して色々テコ入れして、迷走しつつも芽が出た的な。
JRAがかなり気合い入れて「育てた」レースで、ある意味春天が現状のようになるのをあらかじめ見越して色々テコ入れして、迷走しつつも芽が出た的な。
URL | 有芝まはる殿下。 #LBrjZuRI
2010/05/17 22:47 * 編集 *
いまだに宝塚と札幌のグレード入れ替え論が、幅を効かせているのが、ナンダカナー。という気分。
URL | おりた #8gfOIHpU
2010/05/18 10:51 * 編集 *
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