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殿下執務室2.0 β1

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有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

今更ながら、ZenyattaとRachel Alexandraとか雜考。 

 宝石のような、というか(挨拶。

山本亭 ウィンドウの指輪
山本亭 ウィンドウの指輪 posted by (C)有芝まはる殿下。

 完全にタイミング逸してはいるし、大半はTwitterの書き散らしを拾うだけだが、まぁ。
 この両者に関してもそうであるが、本朝ならばダイワスカーレットとタニノウォッカ、フランスならば Dahlia と Allez France といったような、歴史的というかその国でも史上屈指の名牝がたまたま同じ世代に出る現象はどう説明したらよいものかな、みたいなことは思う(因みに、競馬の本場たる大英帝國にあっては、19世紀のことであるが、クラシック5冠全て牝馬が制した世代とかがある)。アメリカにおいても、実はこうした豊穣ははじめてではなく、恐らくアメリカ最強牝馬の1頭である Busher には、同期にやや晩成でベストの状態で相対したことはないが、これまた最強クラスの Gallorette が控えていた。また、強いダービー馬かはさておき、不敗の Personal Ensign が最後にBCディスタフで叩き合ったのはダービー牝馬 Winning Colors であったことも特筆されよう。

 その上で、Zenyatta と Rachel Alexandra を見てると、何となく、前者は Personal Ensign に近く、後者は Busher に近いのかな、みたいなことを思ったりする。因みに、アメリカ史上最強牝馬は誰がどう冷静にツッコミを入れても多分アメリカ人の中では永遠に Ruffian ということになるらしいので、その意味ではこのいずれかが「史上最強」になるかは微妙っぽくも感じるのですが(偏見)。

 さて、ではその Busher と Personal Ensign 辺りのアトサキがどう見られてるかというと、やや古いもののブラッドホースが2000年辺りにやってた20世紀名馬100選によると、35位の Ruffian についで牝馬2位で Busher が続き、Personal Ensign は45位の Gallorette にも遅れを取る48位。まぁそう言っても、フランスの歴史的牝馬である Dahlia(アメリカに転厩してるので、一応カウントされる)の50位を上回るのだが、という辺り。
 Personal Ensign の配合と繁殖での成功を愛する有芝としてはやや食い足りない順位と受け止めているが、実際のところ、Personal Ensign はそこまで骨っぽい牡馬を倒している訳ではなく、最後のBCディスタフも辛勝であり、また故障で3歳の主要レースを棒に振っている辺りで、聊か濃厚さに欠けるきらいがあると映ったのかも知れない。一方で、Busher はというと、21戦15勝で、長期休養空けで敗れた5歳の1戦をノーカンとしても5回負けており、しかも余りレース体系が整備されてない中なので、現在に分かりやすいタイトルは獲れていないし、クラシックで勝ったわけでもない。しかし、トラックレコードで古馬最強クラス(「20世紀」でも39位に並ぶ)の名去勢馬 Armed を倒しているのが大きく、しかも一度負けた馬は全て次のレース以降でリベンジしてる辺りで、最強クラスの評価を得ている。また、3歳での活躍ってのは、なんだかんだ言ってより評価を得やすいのだろう。

 その上で、Zenyatta と Personal Ensign を比較すれば、まず Zenyatta の方が連勝の長さ、BCクラシックという「内容」、そしてレースぶりの傲岸さも含めて Personal Ensign を上回ることになろう。一方で、Rachel Alexandra は確かに牡馬クラシックの勝利、牝馬相手の有り得ない大差圧勝と圧倒的スピードは赫々たるものがあるが、一方で Busher のように去勢馬を含む牡馬相手で「本当に」強いところとやっていたのか、という辺りで微妙にもにょる部分もある。いや Summer Bird 強いよ!トラヴァースもジョックラ金杯も勝ってるよ!と言えなくはないが、何となく今から阪神の砂でもがく姿を見るであろうと思うとどうも(苦笑。
 ……てな辺りで、過去の比較対象の馬とのアナロジーよりは若干差が詰まる形になり、そういう点でなかなかアトサキの判断が難しくもあろう。しかも、自身らが強くて牡馬を倒してしまうせいで、その負けた牡馬が強いのか弱いのか今ひとつピンと来なくなってしまう面もある。
 そういう意味では、Busher とか Gallorette みたいに、とにかく走って走って地力を色んな所で比較しうる存在としてのライバルである Armed や Stymie のような存在に恵まれていた古き良き時代は幸運だった、ということであろうか。
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テーマ: 競馬

ジャンル: スポーツ

タグ: 競馬  アメリカ  牝馬 
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