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2008年アイマスMAD20選。

 年末だらだら過ごして、有馬回顧も全日本フィギュア回顧もおざなりに。
 しかし一応年末にあと1日あるけどアイマスMADは振り返っておこう、ということで、下半期20選を選んだ上で通年の20選を、ってことで。上期のリストおよび上期動画へのリンクはこちらから、下期のマイリツコは下記に作っておきました。全体で22選になってるじゃないか、というツッコミは良い質問ですが、要するに下記でダガー表記した2件が削除済みなので、それを補遺しておく、ってことで。
 例によって、レギュレーションとしては選内での順位は設けず、同じPは2つ以上選ばず、ということで。結果として慈風Pの作品選択で迷いまくった訳だが(笑)。
【追記】
メイPは削除された方の代わりに、「暴れだす」をピックアップ。無論、これも選内入りして全然おかしくない名作ですんで。これで本当に21選になっちゃったけど、まぁいいや(笑)。



P名         題名                            投稿日 再生数
-----------------------------------------------------------------------------------------------
カイザートP     †野猿「Fish Fight!」                    01/18 176,362
狡猾全裸富竹P    Mr.Moonlight〜真のビッグバンド〜【ガチ×ロリ】       01/29 142,350
てぴてP       De De Mouse / east end girl                 01/31  36,098
メイP        伊織、暴れだす。                      02/21  65.827
RidgerP       Smile(Aice5) Love Power完結編? 雪歩 真 あずさ        03/21 118,732
せりざわP      「借金大王」やよいに債権者が困ってます(ReProduce)     04/05  24,819
ノリスケP      菊地真のボンバヘッ!                    05/04 180,072
じゃんP       『BOHBO No.5』 春香 真 雪歩                 06/02  30,996
セバスチャンP    音無小鳥 ある日の風景                    06/08  85,196
72oP         ハッピだよ!全員集合                    07/01  54,887
わかむらP      とかちのシャイニングスパイラルウンコ PV風          08/04  91,204
オクラ山ため蔵P   「COLORS」 菊地真                     08/25 118,106
onoP         真 【真へのSOUL LOVE】                   08/29  11,741
m@co.jP       菊地真 パンツじゃないから恥ずかしくない誕生日PV       09/04 294,525
KushioakP      【チャイルドスモックの】うちのカミさんと愛娘【有効活用?】 10/04  16,130
hikeP, deadblue238P Project.VA -V-                       10/04  53,453
メカP        "Mickey" 美希 with 765+961 Allstars            10/16  26,773
慈風P        星間飛行 - ランカ・リー=中島愛               11/01 348,536
KenjoP        春香 「gravitation」                    11/14  76,778
SOS団P      GarageBandで てってってー(ヨドバシ風味)美希 春香 千早   11/17  54,458
ぎょP        「ニホンノミカタ -ネバダカラキマシタ-」           11/21  92,631
十字P        『2D or Not 2D』 765プロオールスター            12/27  40,055


コメントは続きを読む経由で〜。

◆ハッピだよ!全員集合(オールスター)
 ハッピと言えば10人祭かドリフ、な訳で、後者をベタに狙ったDLC系一発ネタ。7月は後から振り返ると革命ネタで習作的なフェーズになってしまって、こういう形で傑作選に挙げる作品は存外少なくなった印象ですが、逆に革命前に非抜き系テーマに適した素材としてこの作品は上手く印象に残った感じ(自分内で。
 とにかくリッチャンがダミ声で「行ってみよ〜!」と声を掛けるのが無駄にハマりすぎる。メガネ担当じゃないのかというツッコミは受付不可。それにしても、革命以後動画の洗練度は上がったが、ステージを飛び出してしまうと今度はおっさんホイホイ系がなかなか嵌りづらくなった印象はあり、その意味ではこのMADは「最後のおっさんホイホイ系傑作」なのかも知れん。いや、80年代祭とか時々やってるにはやってるんだけどね。

◆とかちのSSU(亜美)
 何故かわかPに関しては迷わずこれだった。今期は比較的ソロ+バックダンサーみたいな方向性を追求してた作品は全部好きだったけど、逆にどれか一つを選びづらかったかも。
 だからこれかと言うと、いや、単なるパロディ動画だし、本人内比では手数は掛かってないと見受けられるし(いやそれでもパンツとかは苦労したのだろうという気はなくもないが)、動画時間も短いんだけど、こういうインパクトを作れる人ってのも稀有だなぁ、ってことで。何となく、上期のde de Mouse的な感じで、素材の良さが生きているのがクセになる理由なのかなぁと思いつつ、これもうちの子供の大好物と言うことで選んだ面もありました。しかし、元気ロケッツ的にはこのムーヴメントがどうだったのかは未だに謎。

◆COLORS(真)
 真ヒッキーは相性がいいと思われ、こんなタグが出来てたりと結構色々と秀作が多い中で、なおかつ再生数6桁ならば抜けた評価、となるのかも知れない。この映像自体のカラフルさってのは、「Traveling」とか「SAKURAドロップス」的というか、要するに元ダンナっぽいテイストを「COLORS」でやってみた、みたいな作品ではあるのかも。
 基本的にはゴシプリとかスバルみたいな比較的色の抑えたアイマス素材(また真はそういうのがよく似合うんだ。ゲームイメージも黒だし)と手描き背景のカラーの対比、なんでしょうねぇ。メカチハヤのモノトーンといい、そういうカラーの思い切りみたいなのがこのPの魅力ではあるかも。

◆真へのSOUL LOVE(真)
 赤面の求道者onoPの、昨年に続く絵師さんとのコラボによるストーリー系PV。個人的には去年よりも好きというか、絵師の絵柄の成長みたいな部分やストーリーの作り込み辺りに何となく時の流れが感じられるのが、恐らく好みという点で利いているんだと思われる。ある種パイオニア的な要素は少ない、同Pが追求してきた、きっちりした萌えMADの延長線上にある作品。
 どうしても技術革新の早いアイマスMAD業界の中でこういう作品は「普通ぽく」なってしまうきらいはあるんだけれど、むしろ、「だからこそ、いい」と思いたくなってしまう。逆に言えば、先行者ならば先行すること自体がある種のクオリティになるのだけれど、そのアドヴァンテージを求めない中で練度を追求した良さが、作品のテーマと、昨年からのPの歩みにフィットしてるのだろうな。

◆ストパン真(真・オールスター)
 基本的に余り自作アニメ系PVはこの手の選の中に入れない傾向なのだけれど(だから千早ちゃんシリーズとか選外)、嫁プッシュがあったので思わず入れてしまった、m@co.jPのストパントレスMAD。
 ストパン自体実はほとんど観てないんですけど(普通に面白そうだなぁ、とは思いつつ、ちょっとフォロする機会を逸した)、絵の色遣いとかは非常に今風のスッキリ感があって、非常に入り込みやすい印象。で、やってるのがパンツというギャップは凄いんだけど。は、ともあれ、そのスッキリした夏色がm@co.jPの他作品含めた画風にマッチしていて、トレスなのに余りトレス的な感じがしないのは良かったんではと。同じトレス系で真作品で誕生日MADといえば「まこにゃんダンス」という傑作があるけど、歴史は繰り返す、的な傑作繋がりでした。

◆うちのカミさんと愛娘(千早)
 下半期DLCの中でトップクラスのインパクトを誇ったチャイルドスモック。
 ノーマルで「ハマりすぎ」なやよいから「ネタとして美味しすぎ」なあずささんまでスマッシュヒットを叩き出したが、ホームビデオ動画も続発した訳だが、その中で千早という搦め手を使いつつ、ミンゴスキュンキュンメガネという小技で年の差千早を演じて見せた本作を、この強烈なDLCの代表作として下期選で取り上げておきたい。それにしても、等身替えるだけで何かそれっぽくなるもんだねぇ……と思ってしまうのは、俺がこの2.5次元ワールドに毒されているからだろうか。
 函館でイカダンスのピンボケとかしょーもない所で変な凝り芸が入ってて、「お前娘を旅行に連れてくのにスモックかよ」というツッコミの入る余地を微妙に許さない辺り、そしてコメントでの皆様の愉しんでる様子まで含めて、高度なニヤニヤ動画。いやぁ、いいよな、一人娘。

◆Project.VA -V-(春香)
 これはVeoh版を落とすべし。ステ6時代からHDアイマスMADにその名を地道に轟かせていた死青Pが、76573の職人hikePとコラボした本作は、やはりコメ以上にHDでの動画・音声クオリティを愉しむべし的な「非ニコマス」の境地にある傑作。その中でもやはり最強のインパクトとなろう作品はやはり、キレの良い「Four Seasons」をミックスした本作か。白の背景が何となく氷のように映る前半パートが何とも冬らしくて好み。
 それにしても、インスト系ってなかなかやはりアイドル的な振り付けとのシンクロが決して簡単ではないんだけれど、ここまでガッチガチにエフェクトで固めてしまうと、最早そっちに目がいかなくなると言うかツッコミようが無くなるよなぁ。しかも、そういうのを狙ってフォント芸とかで仕掛けてくるし。

◆星間飛行@オニギ・リー(美希・オールスター)
 個人的には慈風Pの年間ベストをロボキッスにするかこっちにするかは散々な迷い所ではあったけれど、根本的にはどっちかなんて決められません!で、結局決めるならば後半から1つピックアップする方がいいかな、という心算でこちらを。
 慈風Pは本当にキャラ立てるのが巧いなぁ、という猫猫2頭身オールスターがやはり出色。そして、そこに「なんとか・リー」を11人分考え出すコメント軍団も素晴らしい。アイマスでの星間MADでは、VieWPの春香バージョンも超抜で、あちらが冒頭のリボン力技を含め「ニコマス的なフレームの中で収めた」名作ならば、こちらは何かそういう部分を一枚突き抜けた文脈での名作、みたいな感じになるであろうか。革命による抜き時代としては、やはり慈風Pの作品が「2008年下期」というタイムフレームによる象徴的な作品になる、ということでこちらを選に。

◆gravitation(春香・真・雪歩)
 余り選んだ作品の中でまで甲乙はつけたくないけれど、「1つ選べ」ならば、今年はこれになるかも知れない。そういう、割と自分にクリーンヒットするような衝撃はあった作品。ある意味、閣下とかゲーム内でのキャラの位置づけとか、そういったギミックを超えた部分での美しさのレベルの違い、みたいな部分はあった。でも冒頭の「ねぇお兄さん、や〜め〜て〜」には爆笑したけどな(笑)。全くニコ厨の空耳力は。
 あと恐らく良かったのは、自分がこの曲を全然知らなかったこと、なんだろうな。アイマスMADの良さって、MADを通じて普段の自分のアンテナではまず耳に入らないような佳曲を拾うことが出来る部分にもあって、その点でこの曲は今期最大級の拾いものであった、ってこと。初見の曲が恐ろしく良い曲で、そこに被せた映像が恐ろしく素晴らしい映像だったからこそ、強烈な第一印象があった訳で、そういう意味では、自分にとって「運の良い出会い」を果たせた作品ではあった、と思う。

◆GarageBandで てってってー(美希・春香・千早)
 インスト系MAD2曲目。っても、こっちは定番の「てってってー」のアレンジではあるが。
 GarageBandでこんなん作っちゃうんだ、みたいなのと、そういうチープさのツボをある意味突きまくった選曲による発想の勝利との両面に唸らされる、というか。とは言え、結構なスルメ系動画で、一回聞き出すとリピートしたくなるような面はあり。
 出来れば、コスチュームは「黄色と赤」な組み合わせだとこの手のチープさがより一層際だって愉しげになったと思われるが、まぁそこはDLCの仕様上仕方がない。しかし実際、L4Uステージでこのコスは映えるし、その上でシンクロ面でもかなり色んな曲の愉しいコレオを手数出してこなしてるので、要素てんこ盛り的な満足感も味わえる辺りは、MADとしてもなかなかの技量かと。

◆ネバダカラキマシタ(あずさ・美希・春香)
 ある意味、年初の「Fish Fight」と対になるべき作品ではあろう。残念ながらあっちは削除されてしまったが、実際にニコであんだけ矢島再生されてんだから、野猿が何故削除されるんだと納得いかない部分は多々ありつつ。は、サテオキ、これもそういう「発想の勝利」的に臨んだ作品で、コレオのシンクロとしてはあちらほど緻密ではないんだけれど(狙って合わせてるのは冒頭の蒼い鳥→朝ご飯での後ろ向きアクションくらいか?)、キャラとコス選択の妙による「だいたいあってる」的な押し切り方としてはこちらがやや軍配上がるみたいな、甲乙付けがたさを感じる。
 個人的には、「シャバダ〜」3連発のパートでの慈風チェイン&Ridgerターンコラボがどうしてもツボ入ってしまうというか、ある種のアイマスMAD文化の成熟がもたらした名パロ作品のようにも思われ。あとポニョ。あれ映画見た時絶対ののワさんに見えるよな、ニコマス厨的には。

◆2D or Not 2D(オールスター)
 今年の選で最後の一作がおっさんホイホイ的テクノになるのは、昨年の締めが「Self Control」だったのとある程度通じる部分はあるな。まぁこれMSC作品だから、実際の初見はもっと前ではあったんだけれど。
 こうしてあらためてFull版で見ると果たしてMSC向きな仕掛けだったのかそうじゃないのかイマイチよく分からない部分はあるけど、まぁともあれ手数はかなり掛けてるのは間違いなくて、その手数が決勝まで持ってった所はあるか。作中に出て来る社長の絵が、何かこの音楽が出た時代から現代にタイムスリップしてきた人のようにもちょい見えなくはない、なんてのも味わい深いか。まぁもっとも、過去から現代にタイムスリップした人は、頂点の高さの進化よりも、当時考えてた「未来」の敷居の低さに驚くのかな、なんてことも思ったりしつつ。

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Mahal Alysheba
Author:有芝まはる殿下。
自称ズデーテンラント公兼トールガウ、前メクレンブルク、バート・ドーベランおよびキシュベル方面伯。当然何らの領有権も領しないただの僭主のため、歪んだ根性で血統研究に勤しむ。

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