出遅れ気味なれど、上期アイマスMAD20選。 
卓球Pのところでやられている、アレ。それにしても20選やってる人の多さも壮観。ともかく、頑張って書いたので一応トラバ、ってことで。長いので暇な方はどぞーという追記ありで。
一応、公開マイリツコも作っておいた。候補止めの作品も入ってるのでやや混沌ですが。
P名 題名 投稿日 ---------------------------------------------------------------------------------------- rumbaP 「チャルダッシュ」(演奏:ロビー・ラカトシュ) 01/08 カイザートP 野猿「Fish Fight!」 01/18 akasabiP MAD○アイドルマスター こんにちぱ あまみぱるか 01/19 わかむらP 真 Royal Chocolate Flush PV風 01/28 狡猾全裸富竹P Mr.Moonlight〜真のビッグバンド〜【ガチ×ロリ】 01/29 てぴてP De De Mouse / east end girl 01/31 ぎゃわずP 「ウッーウッーウマウマ(゚∀゚) 」 02/01 フールP It's my life コラボPV Short.ver 02/09 RidgerP Smile(Aice5) Love Power完結編? 雪歩 真 あずさ 03/21 せりざわP 「借金大王」やよいに債権者が困ってます(ReProduce) 04/05 慈風P ロボキッス / ダブルユー 04/18 ノリスケP 菊地真のボンバヘッ! 05/04 てつろ〜P 『幾三 cruising Love』に伊織・やよい・亜美で挑戦してみた IV風 05/08 ekaoP THE iDOL M@STER - ACM Will Rock You! 05/25 225P KAB.『本当は泣きたいクセに』真、あずさ、春香 05/31 じゃんP 『BOHBO No.5』 春香 真 雪歩 06/02 メイP 彼女と私の箒星。 雪歩・真 06/06 セバスチャンP 音無小鳥 ある日の風景 06/08 くーP GONG - 覚醒 - 06/11 木曜洋画劇場P ニュー・ニコマス・パラダイス 1 06/14
◆チャルダッシュ(亜美)
再生数的には大ヒットが出るような質のものではなかったものの、iM@s_Inst祭は結構愉しめた企画でして、色々とアイマスMADの可能性を広げた面もあるんではないかなぁとは思っております。個人的には5拍子に対してダンスをシンクロさせるという難題に挑みつつレアなJazzの名演動画を絡めた「Take Five」と、ベタベタにスロモの「蒼い鳥」と超倍速の「エージェント」を使い分けて若さと体力で元曲のダイナミズムを再現させた本曲が白眉とみましたが、ヘビロテ度で上回ったこちらを。単純にイケイケだけではいかない作風ではあるのですが、とかちって結構年齢にしては早熟感があるような気がするので、こういう曲にも結構合わせられるのかな、なんてことも。無駄に大物感を醸し出してるサムネ画像もナイスでした。
◆Fish Fight(オールスター)
エンターテイメント性という点では、昨年の傑作MADとして挙げたくーまPの「前略 道の上より」に匹敵。PCよりは、お茶の間のTVで一家で愉しみたい一品。確かにモチーフはほぼ元曲から借りているとは言えども、ただトレースしただけではここまでのものは作れなかったんではないでしょうか。もうサビの全員「ごまえ」ダンスだけでゼニが取れるような作品なんですが、それに全然留まらず、ネタを次から次へと繰り出すのは、まさに変態的としか。これまで、広島カープネタでしか使われていなかった鯉のぼりDLCに光を当てた発想も凄いし、キャラ配置にも万全のこだわりで臨んだ跡も見受けられ、まさに屈指の労作と言えるものでしょう。
◆こんにちぱ(春香)
きらレボのベストソングとしてハロヲタを唸らせた超絶神曲。いかにでも料理は出来そうな素材ではあるのですが、そこに「お料理上等」でなべつかみルックスという新たなDLCかるちゃーを築いたakasabiPの作風が見事にベストマッチした作品になりました。最近おはスタでPVが出てる「パパンケーキ」も良作なので、是非カバーされたしと思われ。久住小春は資質だけで言えば十分にトップアイドルとしてやれる存在で、むしろ娘。なんかにいるから色眼鏡で見られて損してると思うんですが、とにかくコミカルなコレオとアピールを満載して表情豊かな春香を真正面から愉しく歌わせることで、小春の歌手としてのポテンシャルも見事に表現できてるなぁと思う。
◆Royal Chocolate Flush(真)
わかむらPのこの期の作品ではRecycleもあったし、愛m@s24hのMSC動画も自分の中では評価は高かったのですが、昨年の「歌舞伎町」で律子作品は被る辺りで今年は変化をつけて真のJ-POPの方を選ぶことに。とにかく、頂点Pというかニコマスの象徴的な地位に君臨する立場にありながら、逆にその立場にあるからこそ、自分の「作風」に飽き足らずに様々な表現を開拓しようとする志の高さが窺われる、「習作というには完成度の高すぎる習作」としての本作は、このPの一つのあり方を位置づける作品としてなかなか重要なものなのかなぁ、とは思われます。あと、わかPに関しては、この期のある種の「革命」であるH.264対応においても、マシンスペックとの折り合いにいち早く腐心した辺りにも第一人者としての矜持を見た思い。
◆Mr.Moonlight(真・あずさ・千早・やよい・亜美・伊織・春香)
その後、性転換m@sterという暗黒面に堕ちることとなる(こら)狡猾全裸富竹Pのガチ系&非絵描き系PV。娘。本体の楽曲としてはほぼボーカルパートが3人に絞られるという意味では最も作りやすい曲で、センターキャラもボーイッシュ時代の吉沢という非常に真を想起しやすい存在なので、再現PV化の敷居は低いのですが、タキシードやメイドといったDLCを得た上で満を持して的な気合で、ハイレベルな完成度の作品を持ってこられた感じ。絵を描けるPは普通にゲーム映像でPVを作っても相当なものが出来る、って辺りを証明した作品ではあったかな。その上で、絵を描けるPでないと出来ない発想というか作りこみとしての、最後の手塗りタキシードへの変わり身に、漢を見ました。
◆East End Girl(亜美・真美)
とかちゴールドの聖域から足を踏み出したてぴてPの、これまた再現系のPV。それにしても、この曲ととかちの声のマッチングが素晴らしいとしか言いようがなく、ある意味選曲の勝利。その上で、衣装を含めた全体の色使いへの気配りや演出の動と静、「千手観音」のエフェクトを含めた神々しさの引き出し、あらゆる意味で「引き込ませる」要素の物凄さはまさにトップレベルでした。因みに、うちの子供に見せたときの第一印象が最も良かった作品は、セバスチャンPの「高いところから降りられなくなった雪歩」と「もじぴったん」、あとは本作でした。こういうジャンルな音楽のPVを、子供を惹きつけるレベルで作れるって、凄いよ。
◆ウマウマ(やよい・千早)
説明不要。
客観的にみれば本作が教えていることは「タイトルとサムネは大事」に尽きるのですが、それにしても一つの現象を作り上げた作品には変わらず、上期の代表MADから外す訳にはいかんのでしょう。うちの子は最初は戸惑ってたのですが、途中から気に入りだして、今でも時々「♪うまうまー」と歌ってたりします。
◆It's My Life(美希・雪歩・春香)
P名を見ずに本作を見ると「orgonePか?」とか一瞬思ってしまうような作品。実際、洋楽のリアルPVの歌い手を前面に出しつつバックダンサーとしてのアイドルを踊らせるパターンは「Dr.Feelgood」なんかと共通なんですが、こちらは物量戦的なエフェクトで勝負してきた作品、となるでしょうか。個人的には、これが出てから暫くは、結構洋楽PVにハマってしまいました、ということでの選出。抜き抜きがある程度ヒット作の必須条件となりがちな昨今にあって、それを使わずに踊るアイドルだけで見せた辺りの演出力は高く評価されてしかるべきで、恐らく借り物Pの制約か引越の兼ね合いかで、新作が出せないあたりは惜しまれるところです。
◆Smile(Aice3)(雪歩・真・あずさ)
RidgerPの作品はステ6存命時には常にそちらの高画質&高デフ版を愉しんでたのですが、この作品については本当にステ6死亡を恨んだなぁ。その後の「伊月伊織」なんかも「島谷あずさ」的なシネマスコープで見たかったんだけど。シリーズものの最終作、と位置づけられる作品ですが、単体としてもとにかくストーリー性の素晴らしさに引き込まれる作りになってます。あと、RidgerPの真骨頂というべき、振り付け選択と制御の妙による「繋ぎのスムーズさ」も十二分に堪能。因みにこれを見た嫁が「この1年後に雪歩は結婚引退して、やがて3人の娘の母になる」とか勝手ストーリーを捏造したのは内緒だ。つか、あずささんは売れ残るのかよっ!!
◆借金大王(やよい・春香・律子・雪歩・社長)
個人的に、この選出にあたってはReProduce作品や名作カバーは除外をルールにしてたのですが(やよちは版「もじぴったん」とか)、これだけはルール破りせざるを得ないくらい、追加ネタやL4Uの新作コンテンツを見事に有効活用して元MADを大きく凌駕する完成度に仕立てた一品でしょう。未だに嫁は「Shiny Smile」のことを「金返せダンス」と言ってる始末。で、このMADが出たちょっと後くらいに、どこぞの消費者金融の取立てがマンションの前で「貸した金返せよ」とか大音量で流したかどで摘発されたというニュースを聞き、更に爆笑したなんてこともあったり。序盤の「魔法をかけて!」のコレオが妙に音楽の軽妙さとシンクロしてたのも、いい掴みになってたです。
◆ロボキッス(やよい・亜美)
「新頂点」というべき慈風Pの今期作品からどれをピックアップするかってのも、結構その人のニコマス観が反映されるものな気はしますな。ある意味、8作何処からでも入れるというか、例えば本作レベルの演出に近いものは既に「夏パーティ」の段階で出て来てるからそちらを選ぶって手もあるし、ある種の爽快感と本Pのケレン味溢れる作風とのマッチングを思えば「Gamble Rumble」を選ぶ手もあるでしょう。ただ、恐らくこのPの真骨頂とは、原曲を愉しむ姿勢なんじゃないか、みたいに思う部分はあり、それを最もストレートに表現の文脈で持ち込んだ作品として、当方はベタにロボキスでいいんでは、と。再現の部分と、オリジナルとしてのLED風な演出などのバランスも見事でした。
◆菊地真のボンバヘッ!(真・やよい・亜美・真美)
恐らく、エンタテイメント性だけならば現段階のアイマスMADの頂点と思われる作品。そして、とにもかくにもキャラクターが可愛すぎる。真もメチャクチャ可愛いし、それを甲斐甲斐しくサポートするやよとかちの可愛さも抜群です。一方で、衣装選択画面を使った回転演出とか、結構捻った手筋も使っているあたりには唸らされるし、オチがしっかり序盤にネタバレとして配置されてる緻密さにもはっとする。長さもやや短いものの、ある種のネタ系PVとしてはこのくらいの長さが理想的なテンポを演出するようにも思われる一方で、強制リピートで余韻を残さずにガンガン愉しませるって発想は、もう唖然としてしまうレベルですな。
◆幾三Cruising Love(伊織・やよい・亜美)
これだけPerfumeがニコマス界で存在感を持つ以上、IKZOブームのようなものが出たら、PerfumeM@sterへの影響も避けられなかったのでしょう。個人的にはウマウマ辺りと同様、とにもかくにも「上半期の現象」の文脈で評価される作品としてのピックアップとなりますが、ともかくIKZO作品の場合、ある程度完成度の高いものを思いっきりメスアップするような割り込みが重要な気がして、例えばニコマス外では「おらゲットワイルだ」とかがお気に入りなんですが、これも本体の完成度を突き詰めるところまで突き詰めているのが素晴らしいのでしょう。問題は、マッシュなら元作品を単体で見れるけど、この作品の非IKZO単体MADを見られないところだ!
◆ACM Will Rock You(真・あずさ・千早)
私生活でバタバタしてたっぽい北米の台湾人Pが、満を持しての復帰作。「隣に…」の作風なんかを見ると、正統派な中華歌謡Flash職人という印象で(自分は中華歌謡Flash結構好きでした)、音楽を絵にする能力は長けている人なんだろうなぁと思ってたのですが、直線的にクラシックな作品を持ってきて、抜きもあるけど全体としてはほぼガチPV的なまさに正攻法で作り込んだ作品。全体的には「The Idolm@ster」のコレオを前面に出しすぎな気もしたけど、それが却ってある種の一貫性を作品の中に生み出しているのでしょう。その上で、東洋人が欧米で戦うには黒髪よね、みたいな感じのあずさ&千早の黒髪演出なんかも結構いい感じ。作り手の、洋楽カルチャーの深さが感じられる作品でした。
◆泣きたいクセに(真・あずさ・春香・やよい・亜美)
埋もれ気味な作品からはこちらを。225Pは十六夜Pの「ナキムシのうた」をリスペクトしてると何処かで読んだのだけれど、実際ほぼ同じ趣旨の作品として、かの名作にほぼ劣らない出来になっていると言っていいくらいの、しっかりした演出の作品ではあると思います(強いて言えば「ナキムシ」後半のサプライズ的なものがないですが、それは必須でもないでしょう)。男装を貫く元曲の歌い手のアバターとして真のキャラクターをベースに、歌詞と演出・振り付けの合わせに徹頭徹尾かなり細かいところまで腐心する一方で、ある意味「ボンバヘ」に通じるような真のサポートキャラとしてのやよとかちの光らせ方まで、作者の思いが非常に伝わる仕上がりが心に残ります。
◆BOHBO No.5(春香・真・雪歩・亜美・真美)
慈風Pと並ぶ08デビュー組の傑物じゃんPが、サザン休止を見越したかのようなタイミングで繰り出した、エンタテイメント性の高いサザン秀作MAD。この手のダンスにおいては大体曲のバカさから春香を選ぶのは妥当で、サムネもきっちり春香爆発シーンで見事に再生数を稼ぐ作りになってたのですが、ゆきまこをセットとして脇キャラに入れる配置は割と思いつきそうで思いつかない仕掛けかも、とは思いました。やたらとクオリティの高い字幕職人のサポートも得つつ、現在に至る様々な演出テクやキャラネタを消化して、ストーリーとか関係なしに踊りとコス中心で作品世界をきっちり表現した、バックダンサーズ系PVとしての歴史的MADの一つとして名前を残していいレベルではあるでしょう。
◆箒星(真・雪歩)
自作絵に恃まないキャラ映像の組み合わせから、ここまで自分のオリジナルな創作シーンの絵を作れるのか、と感嘆した作品。その上で、作品の演出における独特な切なさにシンクロする作品を結構メジャーなナンバーから巧いこと拾えてるって辺りにも感心したものではありました。まぁ雪歩が繊細であるのは当たり前として、真の繊細さに光を当ててるあたりにも、何となく趣を感じたりします。芸能系百合作品では「うるとら★ボーイ」を使った娘。AAの名作Flashなんかがあったなぁ、なんてことも懐かしく思い出してみたり。因みに嫁は「ゆきまこ派だけど、ここまでお互い繊細だとユニット組んでからが大変な気がする」との感想でした(苦笑)。
◆音無小鳥 ある日の風景(小鳥・春香・たかね・ひびき)
昨年の大晦日に衝撃作「高いところから降りられない雪歩」を世に問うた、3D職人セバスチャンP。ボカロ界の3D勢力は凄いことになってしまってる一方で、ニコマス界では3Dはどこか車輪の再発明に近いものがある訳ですが、そんな中で愚直に車輪を再発明し続けるセバスPが何か凄いの作っちゃったよ!というネタで。アケマス開発時のボツキャラを脇に据えた作品は、恐らくこのボツキャラ2人が妙に古臭い姿な印象があるだけに、765内で一回り世代が上の小鳥さんと無駄にベストマッチしてしまうのですが、作った側は何処までその辺を意図されていたのでしょうか?3Dの手作り感もあいまって、平成初期くらいのアイドル暗黒期に頑張ってたアイドル的味わいを感じます。だが、それがいい。
◆GONG 覚醒(オールスター)
オールスター系の作品では東洋人Pの「覚えてていいよ」が2月の名作ラッシュにあって目立つ存在でしたが、それと匹敵する存在として愛m@s24を飾った本作との甲乙は実に付けがたい。つか、最後にこの2つでテラ迷いました(苦笑)。嫁曰く、「そんなに迷ってるなら『ぱんつぅ』にしなさい」。いや、それは許せw。
前者がオールキャラ主体で美希春香のマルチメインキャスト、後者が美希前面に残り全員で脇を固めるかたちとコンセプトは異なるものの、完成度的にはかなり近いレベルにあるだけに、あとは方向性の好みなのですが、割とその辺りはどちらも受け入れられる方だったので。で、最終的にはカメラワークのチャレンジングな辺りにちょっと敬意を表する判断と、あと意外と美希動画をピックアップしてなかった辺りのバランスで、こちらを。
◆ニコパラ(非PV)
これだけデカいテーマの作品をよく作り込んだというか、逆にこれだけのテーマを吸収することが出来た「チネマ・パラディーゾ」が凄いとも言うべきなのか。愛M@s24は、締め切りやらお題やら様々な制約がある中で大量に色んな作品が出てくることは、ともすると粗製乱造に繋がるのかなぁと案ずる面もあったのですが、本作含めてむしろ日頃よりクオリティが高くすらあったのは驚きでした。やはり日本人にとって制約とは武器なのか。はサテオキ、ある意味「映画」というメディアがトトの一生分をかけて歩んだ一つの道が、ある種「ネット動画」というメディアにも適用可能であること、その上で恐らくトトの人生分くらいの時間を「映画」はゆっくりと歩んだのに対し、この世界のときの流れはもっと早いんだろうな、などと痛感させられる一品でした。

コメント一覧
ちょwwwリキ入りすぎwww
チャルダッシュは速攻マイリス入りさせました。
正直、ニコ動自体を全く知らない人にニコマスを説明しようとすると、それでなくともニコマス知識が皆無に近い私は(最近やっとれぅの意味を覚えました)やたら骨が折れるので、殿下のこういう解説はありがたい限りなのです。