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雨はやんだ、ファイングレイン。@宮記念回顧

 と、往年の杉本節を再来させたくなる、ふしぎ星。

ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu! 13(最終巻)ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu! 13(最終巻)
(2007/09/25)
小島めぐみ.後藤邑子.金田朋子.佐藤利奈.こおろぎさとみ

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◆ラップ:12.0-10.4-11.0-11.0-10.9-11.8

 その名に「晴れ」と「雨」の両方を持つファイングレイン。
 トライアル2着でNHKマイルに滑り込んだこの馬がNHKマイルを溌剌とした走りで2着したとき、彼の前途は洋々たるものとは行かなくとも、相応にオープンレベルにおいて晴れやかなものであるように見えたが、そこで骨折したことで、文字通りキャリアに暗雲が立ちこめた。復帰後も当初はそこそこの走りを見せるも徐々に調子を落としていき、なかなか雨雲が晴れることの無かった同馬は、スプリントに転戦しての結果は、まさに虹を渡るような見事さではあった。今日はパドックの手応えがTV桟敷ながら圧巻に見えた。前の馬を抜かんばかりの手応えでしっかり外外を歩き、気合いも掛かりすぎずに適度。これを見て狙いをスイッチすれば今日の4610円は少なからず美味しい馬券であっただろう。
 スズカフェニックスも、決して悪い状態ではなかった。しかし、今日はあれだけ前が止まらない馬場であれば勝負の綾としては致し方あるまい。前走同様に、ここもG1馬としての矜恃を見せながらの敗戦であり、この馬が現状のスタッツとして宮記念1度のタイトルで終わっているのは不当であるとしみじみ思う。まぁ、追い込み馬の宿命、には違いないのだけれど。そうした馬場にあって、ローレルゲレイロは確かな勝算を持ってここに臨んだと思うし、実際事は有利に運ぶと思われた。しかし、好事魔多しとは今日のこの馬のためにあったようなもので、そういう馬場であると騎手たちが見切っていたからこそ、フサイチリシャールのように死力を尽くした出し抜けを狙う馬が出て、この馬の勝利を阻んだとも言えるのは、なかなか競馬とは簡単にいかないものでもあり。川田将雅の騎乗は、そういう意味で近年の競馬ではなかなか得難い気迫を感じさせるものであり、それが結果として競走馬としてのリシャールのキャリアを終わらせる結果となったのは、実に惜しまれる結果であった。出来るならば、その結果について、騎手を責めたくはないなと思う。
 キンシャサノキセキは日頃どうも過剰に人気しがちな馬である気がしており、今日も5番人気はどうかなと思ったけれど、この配当ならば穴サイドと言って良く、穴に入っていい仕事をした辺りで印象に残る結果となった。オージーのフジキセキと言えばアジアの逆側で同期の Sun Classique が大仕事をやってのけたが、東西で、とはいかないと思ったら敗れた相手は半年年上のフジキセキ産駒であったり。それにしても、NHKマイルでも隣り合った着順だったんだよなぁと思いつつ、故障明けのグレイン以上に酷いことになってたその時の1着馬の現況を考えると、NHKマイルってレースの扱いは難しい。しかし、このレースの2着馬がG1馬になったのは初であり、その意味ではクラシックのさなかにあって今ひとつ意義の見えづらくなっているレースにある種の光明ではあったか。

◆ドバイ。
 SAF大勝利!というよりは、欧州から転籍の馬も居たりして、必ずしもこれが「SAF競馬の勝利」に繋がっていないように見えるのも、また。例えば、今回勝利した馬の来歴などを考慮すると、例えば Ipi Tombe 辺りが勝利した時のケースと今回の結果は同列には論じられないような部分を感じなくはなかった。詰まるところ競馬においても相当なホームアドヴァンテージは存在するんだけれど、ドバイという環境がある種熟成されてきたことで、そのアドヴァンテージが本格化してきた、みたいな部分はあったのかなぁとも思う。
 そんな中で今年は日本馬については今ひとつな結果に終わったのだけれど、まぁやはり500万ドルのレースをそう簡単には勝ちに行けない、くらいの心構えは必要なレースになってきているとは思うし、まぁこういう年もあるさね、と。ただ、ヴァーミリアンが本来の出来ではなかったのは気の毒。やはり一頓挫あったフェブを勝ち過ぎちゃったのかな。まぁ、どのみちどんなに頑張ってもこれに勝つのは無理みたいな勝ち方を Curlin が演じてくれたおかげで、悔しさ半分みたいな気持ちになったのも事実ではある。相手が一枚落ちてたこともあって、余裕が違ってたよなぁ。

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【第38回高松宮記念回顧】例年とは違うリズムが求められた春のスプリントG1
日本にある2つのスプリントG1は距離は同じ1200だが、全く異質のものとなっている。中山の坂から転げ落ちるようなコース形態野上に、夏にじっくり生育された、パンパンの野芝の高速馬場で行われるスプリンターズS。そして使い込まれた冬のオーバーシード馬場で、追い込みが...
  • 2008/04/04
  • from : BrainSquall【競馬ニュース&コラム】

コメント一覧

脱稿した(挨拶)。

>宮
なんつーか、今日のレースはデュランダルでも外一気は無理という珍しいタイプの宮でしたね。例年通りの馬場ならたぶん蜂が勝ったんだろうなと。ふぢおか、馬場ちゃんと見ろよ。ファイングレインはお見事というか、幸お見事でした。さすがに谷八門下は凄いなと。今日の冴えを普段からできてればトップジョッキーだろうに。惜しい。

ローレルゲレイロはねえ。ファンとしては正直1200で前行けるとは思ってなかった&レースを諦めないこの馬本来の持ち味が甦ってきたかな、と。逃げた前の二走ってハッタリ勝ちみたいなとこがあったので、ようやく戻ってきたって感じです。スズカはまあこの馬ならこれくらいは走るでしょ、と。出負けしなかったとしても3着だったんじゃないかな。

いやー、(明日になったらわからんけど)締め切り抱えてないのってすげえ自由な気分だ!(笑)

  • 2008/03/30
  • わむ ◆ -
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玉稿乙。
個人的にはスズカとホネの差は、むしろ前者が出遅れた分の一気が出来る所にあったと見えたんだけれど、いずれにせよ今日の馬場では、みたいな印象も。
ゲレイロはやっぱ、もともと回避する予定の宮記念を出してきた辺りの意気込みはレースにそのまま出てたってことで。結果としてリシャールの脚を引き出し過ぎてしまったという、因果な結果とはなりましたが。

  • 2008/03/30
  • 有芝まはる(ry ◆ LBrjZuRI
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リシャールの故障は残念でしたが、あの抜け出した一瞬は物凄く驚かされました。
勝ち馬の複勝1点で勝負していたので、冷や汗は出ませんでしたが(w

>ロゲレイロ
親父に比べれば好調時は安定感があって、マイル中心に息長く活躍できそうに思えます。
もうちょっと人気しないでもらえると買えるのですが、無理か。

  • 2008/03/31
  • NOBIE ◆ aEcLkrJQ
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何だかフジキセキの配合の王道は決まってしまった感が…。

  • 2008/04/01
  • 岸辺円六 ◆ -
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↑そうでもないですね…。
言い過ぎました。すいません。

  • 2008/04/02
  • 岸辺円六 ◆ -
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岸辺さま>
いやいや、(アジアの)東西勝ち馬を見る限り、もう決まりなんじゃないでしょうか?
むしろ、今までなぜMill Reefを利用した一流馬が出てこなかったか、不思議なくらいです。

※非常にどうでもいいですが、フジリーフな配合に更にサドラーズウェルズ追加とか、妄想が尽きません。

  • 2008/04/02
  • NOBIE ◆ aEcLkrJQ
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>NOBIEさま
僕的には、≒なBold Ladを配したキタサンヒボタンが結果的に大成しなかったのが痛かったかな、と。
≒Secretariatのグランパドドゥももう一つでしたし。
Bold Ruler踏んじゃうのがダメなのかも知れませんが。

  • 2008/04/02
  • 岸辺円六 ◆ -
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NOBIEさま>
あの一瞬の脚の速さは驚きました。
それこそ、チートみたいな脚の使い方したなぁ、と思ったら……。

岸辺さま>
字面的には如何にも嵌りそうな配合ですものね、Mill Reef。
ただ、フジキセキ自体が今ひとつ配合においてオールラウンダー的な側面があるので、ニックスに嵌らないレベルでドリパとかカネヒキリを出してた、みたいな事情もあったのかなと。

  • 2008/04/02
  • 有芝まはる(ry ◆ LBrjZuRI
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とりあえず、宗像厩舎のサイアーエフェクト待ってみます…。
Touchstone×Cowlくらいの神通力は無いのかも。
ナスキロ重ねたマルブツキングはもう無理そうなので…。

  • 2008/04/03
  • 岸辺円六 ◆ -
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Author:有芝まはる殿下。
自称ズデーテンラント公兼トールガウ、前メクレンブルク、バート・ドーベランおよびキシュベル方面伯。当然何らの領有権も領しないただの僭主のため、歪んだ根性で血統研究に勤しむ。

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