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殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

光芒も筆のなんとやら。 

 そろそろ、通常運用か(挨拶。

光芒比較(Lumix DMC-G1)
光芒比較(Lumix DMC-G1) posted by (C)有芝まはる殿下。

 何を撮ってるかというと、光学マウスを縦置きして、光を落とした室内である程度の距離置いて撮影している、という感じで、絞ったときの光芒を比較してみた、というお話。DMC-G1のマイクロフォーサーズ用レンズと、アダプタ経由で使うレンズ(換装が面倒だったので、ライカL/Mのみ)とか使っての、点光源の比較的な。いずれも、F8.0で5秒露出(ISO-100)。等倍サイズは画像クリックのリンク先からどぞ。

1) Voigtländer Ultron 28mm F1.9 Aspherical (絞り10枚)
2) Voigtländer Nokton Classic 40mm F1.4 (絞り10枚)
3) Canon Lens 50mm F1.8(I) (絞り10枚)
4) FED Industar 26M F=5cm 1:2.8 (絞り10枚)
5) Lumix G Vario 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. (絞り7枚)
6) Lumix G 20mm F1.7 ASPH. (絞り7枚)

 室内の制約とかもあって、焦点距離が異なる場合の位置取りが適当なので、撮影距離がバラついてるのはご愛敬。ある程度マウスのラベルで見当つくとおり、Ultron と Nokton では後者が気持ち近く、Lマウントのオールドレンズチームは遠め、パナレンズはちょっとだけキットレンズの方がパンケーキよりも近いかも。
 ただ、全体的には、フォクトレンダーはやたら長くてクロスフィルタ的な光芒を出す、それと比較すると1950年代のオールドレンズなキヤノンの50/1.8やインダスター26Mは、ちょっとバラけ気味の短い光芒という感じ。マイクロフォーサーズ用のパナレンズは、光彩絞りだからか?円形にある程度ぽわっと光った上に更に光芒が浮かび上がる感じで、なおかつキットレンズの方が芯のある薄い光芒を長く発する感じで、パンケーキはぼやっとしてる。同じメーカーなのに、結構出方がこれだけ大きく違うのは、意外なところはあり。個人的には、コシナのツァイス系とか一眼レフ向けなレンズとかでも、上のVMレンズ辺りと同様な光芒のクセがあるのかなぁ、って辺りは気になったり(それ試すほど財布には余裕ありませんw)。

 この辺りの出方は、個人の好みによって変わる部分があって、それこそ光芒自体鬱陶しいという人は円形絞りのレンズを買うということになるのだろうけれど、まぁ夜景とか撮るときの表現の参考にはなるかもと。
 ともあれ、自分は割とこうした光芒がクッキリ出るのは好きなので、夜景撮影なんかでは大体 Nokton とかキットレンズ使う場合は2段くらい絞って光芒を出す絵とかを撮りたがる方かなと。例としては、この写真の街灯の光り方とか。無論、前者ならギリギリ手持ち行けるけど、後者では2段絞ったらワイ端でF7.1とかになるので、三脚なり Modopocket が必須となる訳ですが。
 逆に、パンケーキなんかだと、ちょっと形的にもノイズの出方的にも今ひとつなので、こちらは無理に絞るよりは開放で明るさを活かした手持ちの間合いでスナップ撮影するのに向いてるんだろうなぁとは思います。まぁ、視野角的にもちょうど標準っぽいので、そういう被写体が自然と増えるってのはありますし、これはこれで妥当、かな。
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ISUは主観的採点を指向している。 

 タイトルはやや釣り。悔しかったけど、おめでとう>浅田。

薔薇と雫(2)
薔薇と雫(2) posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Flektogon Auto 1:2.4/35 MC F2.4 1/30s ISO-640

#この雫、「悔し涙」になっちまったな(挨拶。

 さて、コストナーの大自爆とかはあったものの、まぁ元々事故率の高い選手ではあり、総じて良いパフォーマンスを見せる選手の多い大会となった。そういう中で、浅田真央は3Aを2度決められたし、鈴木明子や安藤美姫も相当満足のいく演技が出来て、十分な結果を出せたことに関しては、バンクーバーの製氷スタッフが練習含めてかなり良い仕事が出来てたのだろうと思われ、感謝したいところではあり。

 その上で、浅田の3A2回・合計で五輪で3A3回全て認定という記録は、100年以上の歴史に渡る女子フィギュアスケートにおけるレコードではある。NJSの新記録と比して、何ら遜色ない記録ではあろうし、これは讃えられるべきであろう。確かに、キム・ヨナと同じ程度にミスのない演技を見たかった気持ちはあったが、基本的に勝負事に拘るタイプの浅田にとって、直前のキムがノーミスで「追いつけない点数」を出してしまったシチュエーションはやや酷なものであっただろうから、それはそれで致し方ない、としか。
 一方で、採点に関して言えば、キムも無論高いが、浅田のPCS67も十分に高い。ロシェットはある程度地元点なので捨象するとして、これはやはり、ソチに向けてこれからも4年間引っ張って欲しいという、ISUの虫の良い激励としてのメッセージなのではなかろうか。全体として、先日のライーヨー先生も然り乍ら、フィギュアスケートの解説とかを見てても、それほどキムと浅田の差を「実力差」として位置づけてる印象はない。例えば、SPの後にライーヨー先生とは逆にミシェル・クワンはキムの3Lz+3Tを評価するコメント(3+3の不在でリピンスキーに負けたこの人が言うと、無駄に説得力がある)を出していたが、曰く
Sometimes your best isn't good enough. … It's all what the judges are looking for, and apparently (Kim) is what the judges are looking for
 という感じで、「優劣」という文脈とはちょっと離そうとしている感がある。
 そういう意味では、浅田にはヤグディンに対するプルシェンコ的な意味で、息の長さとキャラクターで記憶に残る選手として、次の五輪頑張ればいいんじゃないかなみたいな思いもあり、まぁ仮にキムが今回を最後に引退したとしても、今回の勝負が全てな訳でも無いように思われ。

 因みに、今回のキムの点数見て思ったのは、「あぁ、これ旧採点よね」ってこと。
 例えば旧採点の五輪においても、キムの演技は、技術点・芸術点ともに5.9より下の点はまず出ず、複数のジャッジが6.0を付けるような内容の演技であった。まぁ、新採点の構成なんで、過去のオリンピックの舞台に持っていったら芸術点はもうちょっと引かれるかも知れない(余談ながら、キムも基本的な評価は「技術の人」。ただ、それは新採点で「芸術の人」というもの自体が出づらくなってるため。)が、基本的には今回のような内容で旧採点したら、SPで1位の選手がそれならばまず後の人は「諦めないとダメ」な点数。その「空気」を再現するためにあの点数が出た、ように自分には思われた。
 その上で、浅田とロシェットの間で、フリーだけの順位レベルでもロシェットをギリギリで逆転させなかったこと。まぁアレはクジ引きの運もあるんだけれど、ギリギリでロシェットを浅田が躱しきった点数は何とも玄妙で、ISUの点数仕込み能力の優秀さが窺える部分ではあり。まぁ個人的にはあの内容でロシェがフリー単体でも浅田を逆転したらちょっと暴動でも起こしたいような気持ちはあった一方で、ああいう状況であれだけ演じきった地元選手に半端な点は付けられないことを思えば、匙加減として見事な落としどころだったなぁ、と。

 という感じで、旧採点的な主観的な点数運びに、新採点の運用が近づいているように思われる辺りは、ある種の「ISUが指向するもの」だったのだろうなぁ、なんてことを考える。元々、ソルトレイクのゴタゴタの結果、不承不承採用されたもので、実際現場・ファンレベルでの評価も決して高く無い中で、敢えて続けているものではあり。その上で、フィギュアスケートの審判とか運営してる人におけるある種の空気として、「客観的な採点」自体を「機械的に判定されるフィギュアなんてフィギュアじゃねぇ」的な正義感で否定してるような面はあるように思われる。言わば、フィギュアスケートとは芸術であり、芸術性を機械で判定するのは芸術への冒涜だろう、と。まぁ自浄能力って意味で言えば呆れる訳だが、採点競技ってもともと審美的なものだしね……ってのもありっちゃあり。
 そうした中で、「単体で客観的に測定しやすく、強力なエレメント」を持っている選手が抜け出す、的な展開自体が余り「本意でない」みたいな部分はあるかも知れない。そう考えると、少々日本のスケ連が政治力を発揮したところで、なかなか浅田みたいな選手が無敵化するようなルールは作りづらかったのではないだろうか。言わば、感情的なところで「一番マークされやすい」みたいな所があって。
 ……って辺りを思うと、まぁ「ロビイングが足りないから日本はダメなんだ」的な議論を、今回の結果から導出するのも、そんなに当たってはいないのだろう、てな気もする。ただ、強いて言えばキムがカナダで全面的にトレーニングしたことでホームアドバンテージ的な部分を得てた可能性はあるんで、浅田陣営も今後タラソワ師がコーチ継続してくれなくても、出来るだけロシア系のコーチを使い続けて欲しいよねぇ、みたいな部分は思うが。

 まぁともあれ、そういう「主観性回帰」にフィギュアスケートが向かっていることを考えるならば、実際のところ、「新採点方式自体がどの程度保つのか?」みたいな疑問はあったりする。上にも挙げたように、結局現状の採点ではかっちりとエレメントが定められることによって、余り「芸術性」を見せるような演技形態自体が取りづらくなっているので。……とするならば、やっぱ採点方式自体が今後変わる可能性は大なり小なりあるかも知れない。
 と思うと、「歴代最高得点」って、結構ツジノワンダーの基準タイム的なものになるかもなぁ、とか負け惜しみ言う余地はあり、なのかも(笑)。

◆以下追記。
 NHKニュースにて。
また、プルシェンコ選手は浅田真央選手について、「大好きな選手だ。わたしがコーチをしたいくらいだ」などと絶賛しました。
 そ の 手 が あ っ た か !!
……いや、調教師としては未知数ではあるんだろうけれどさ>宇宙人。
でも、何か見たくなったぞ、キスクラで並ぶマオシェンコ。
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タグ: フィギュアスケート  浅田真央 
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ライーヨー先生こと、エルヴィス・ストイコの有難いお言葉。 

 いや、だから風邪引いてるのは俺なんだと(挨拶。

現役時のライーヨー先生

 てな訳で、男子シングルでもYahoo!でカマしてくれたライーヨーさんが、女子シングルをチャット実況してたらしい。読んでみると、いちいち面白いから困る。てな訳で、アタマを酷使して適当翻訳を付けてみた。
 長いので、分ける。質問に答えてる部分は質問内容だけ色変えた。
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ルールへの対応を、浅田に求めるべきであったか? 

 と言えば、「無い」と思う以上、まぁあの採点で仕方ないね、的な気分で(挨拶。
 そういう、自分向けの反省エントリに近いものをば。

雨の店先を、寄り気味の開放で。
雨の店先を、寄り気味の開放で。 posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 SMC-Takumar 1:1.4/50mm F1.4 1/50s ISO-100

 とは言え、かなり万感来るものがあった、浅田の演技であった。
 「SPの呪縛」というか、敢えて昨年ワールドを「獲れなかった」曲を選びながら、あれだけの内容を見せたのだから、ここ一番に賭ける思い、ではあったのだろう。昼休み終わり前にHUBで演技見て、そこから3時間くらいずーっと、「仮面舞踏会」ヘビロテ状態。お陰でかどうか知らんけど、結構発熱気味で、いまガチで辛いっす(ここが本番の挨拶。

 その上で、キムの演技も心打つものではあり。彼女も決してここまで万全ではなく、昨年エッジエラーを取られて3F+3Tをスイッチしての3Lz+3Tは、成功率にリスクを抱える。しかも、浅田の直後の滑走。ああいう形で浅田に直接プレッシャーを掛けられた展開ってのは、実はこの両者においては意外と珍しく、そこを乗り越えられるかはちょっとした見物ではあったが、それを撃ち返して見せた。その意味では、やはり「両者のベスト」を見た状態でFSというのは、実に見応えがある。もとより、SPではキムがリードを付ける展開は多かった訳で、今回も採点をどうこう言うレベルではないだろう。
 恐らく散々語られることであるが、現在のフィギュアスケートのルールでは、女子において3Aよりも3回転コンビの方が明らかに得点が有利な訳で、そのルールが如実に現れた、とは言えるかも知れない。とりわけ、今回はお互いにレベルの取りこぼしはほとんどゼロに近く(浅田のレイバックが4獲れたのは嬉しい)、GOE含めてジャンプ以外は大概は微差だっただけに。PCSがキムの方が上になるのは、前半不調であった浅田に点を付けづらい部分があり、実質的には「今季の調子分」程度の差であろう。それでもキムの連続ジャンプの加点は高いかもだが、いずれにせよ浅田が追いつける点数だった訳でもなく。

 さて、そうした中で、浅田にSPでももっと肉薄できるオルタナティヴな選択はあったのだろうか。
 スケ連が色々工作して、SPにコンビじゃない3Aを入れられるようにすれば(要するに、アクセルで3回転を許容する)、コンビを3F+2Loでも結構点数的な差はなくなったかも知れない。ただ、今の段階でそんなルール入れたらあからさまな「浅田ルール」であり、ちょっと他の選手から不公平感は持たれたようには思われる。
 一方で、ワールド優勝時に3A大転倒の浅田を救った、3F+3Tと3F+3Loはどうであろうか。
 3Loに関しては、前年異様に回転不足で実質的に禁止されていて(確か男子でも引っ掛かる選手はいた気が)、これがどっかの工作かどうかは知らないけれど、ともあれ今は跳ぶのはリスキー。逆に安藤はかなり無理して今回も入れてきたけれど、ミスもあったし。その上で、トウの方も出来るのが浅田の強みではあったと思ったのだけれど、どうもこちらを封印してしまったのが気になる。
 或いは、以前この3F+3Tを練習中に足首の怪我をしたという話が以前の浅田本にあったので、これを強行することで故障の心配があった、ということかも知れない。そういう、ルールとかどうしょうもない部分以外の所で、精神的な部分に来るようなアクシデントがあったとすれば、これは浅田にとって不幸ではあり、本来もっと引き離せるキムとの差に大いに影響した部分かなぁとは思う。

 そこを、無理すべきであるかどうか。

 今のところ、答えは未だ出ていない。しかし、まぁ「無理しなくてもよかった」のだろう、とは思う。
 確かに、上述の通りキムは「トレードマーク」というべき連続ジャンプの構成を変えるリスクを冒して、今季の実績を積み重ねてきた。GPFはあわや安藤にやられかけたが。ただ、故障が掛かる以上、最悪なのは「五輪に出場自体出来ない」ことでは、と思うと、ここはお互い選択の問題であり、やや致し方なくはある。
 それ以上に、浅田はトリプルアクセルがあるから、浅田なのである。
 そして、このトリックが、女子においては5年に1度程度しか決められないものであるならば、やはり浅田は、自分の順位をリスクにかけてすら、これを完成させる使命があったんではないかな、と。それをまずはSPで完成させたことを喜びたいし、内容で少なくとも両者引けを取るものでなかったなら、それをもって是とすべきではないかな、と。そこにおいては、浅田はプルシェンコ以上に「スペシャルな」存在、かも知れないから。

 願わくば、浅田真央が、今一度「運命の女神」の前髪を、後ろから鷲摑みにする姿を、明後日見られれば。

◆因みに。
 現在の採点基準に関しての簡単なまとめと、それの主に女子シングルにおける問題については、前に増田でカイタノで、ご笑覧をば。幸か不幸か、この時期から基本的にルール殆ど変わってないんで。

◆にしても。
 トリノに続くゲデヴァニシュビリ爆にゅ……ゲフゲフン、お祭り女っぷりは見事としか言いようない。
 去年はヨロ選で予選落ちの屈辱まで味わってるのに、五輪だけは何としても的に3+3を決めるのは、正直痺れた。何か、男子スレで大人気のシュルタイスとかに通じるものを感じる。ヤツも多分、ソチでは平然とまたクアドを決めるんではないだろうか(笑)。
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プルシェンコの敗戦の1つの理由。 

 ADSLの演技を、未だ見れてません(挨拶。ウチでもご多分に漏れず愛されてるのですが……。

蒼く染まる渋谷の夜空
蒼く染まる渋谷の夜空 posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Lumix G Vario 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH. 14mm F7.1 6s ISO-100

プルシェンコ、怒りの銀=採点基準へ不満隠さず@時事
The night they Killed Figure Skating@エルヴィス・ストイコ"ライーヨー"

 てな訳で、議論を起こしたプルシェンコ。それへの反響もなかなか大きく、8年前には2ちゃんねるで大きな人気を博した塩湖メダリストもこういった煽り調子な記事を挙げていたりもする。
 まぁこれ自体としては、ヤグプル時代からこの手の場外戦はよくあったという話なので、まぁ、的な部分はあるものの、やはり「絶対評価」をベースとしたシステムの中で「4回転を飛べてノーミス」が負けちゃうと、それなりに競技におけるインパクトはあるよね、と。

 ただ、「技術」という点で、果たしてバンクのプルシェンコがライザチェクをそこまで圧倒していたか、的なお話はあるかも知れない。というのは、スコアを単純に見れば、このようになる。
ライザ:Jump基礎点総和=58.23、SpSt基礎点総和=16.70、基礎点=74.93、GOE=9.64、PCS=82.80
プル :Jump基礎点総和=59.33、SpSt基礎点総和=15.70、基礎点=75.03、GOE=7.68、PCS=82.80
 つまり、確かに4T+3Tは圧巻で、それをSP,FSともにまとめるプルシェンコは圧巻であるが、全部をまとめてみた場合にジャンプ基礎点ですらたったの1点しか違わない。要するに、ジャンプ技術が得点のアドバンテージになっていない、ということである。

 そして、それは単純に基礎点レベルで要求技倆に比して4回転が不遇すぎるからというよりは、プルシェンコのプログラムの構成によるもの、と見るべきであろう。プルシェンコは、3連続ジャンプを1度も入れず、なおかつ、ジャンプが前半5:後半3という構成になっている。よくフィギュアスケート中継でも「後半のジャンプは1.1倍」という実況が付いたりするが、ならば普通ジャンプは後半に多く入れるものであり、この大会でもFS上位10人で後半3回はプルシェンコだけ、後はクアドをプロに入れた選手でも4~5回は後半に入れている。実際プルはトリノでも前半に6という極端な前傾で、まぁそういうスタイルであったのかも知れない。
 一方で、トリノFSの上位10人は、プルとクリムキンが2回で、5回入ってる選手は皆無で、比較すると以下の通り。
◆トリノ
4:バトル、ライザチェク、ランビエール、サヴォイ、高橋
3:ウィアー*、ジュベール、V.D.ペレン*
2:プルシェンコ、クリムキン*
(*は、ジャンプ7回。その他は全て8回)

◆バンク
5:ライザチェク、チャン、高橋、織田、小塚、フェルナンデス
4:ランビエール、ウィアー、アボット
3:プルシェンコ
 この辺り、クアド以前の段階で「3年を経ての、競技の変化に対応し切れてはいなかった」悲しみを見る。彼の年齢や衰えが問題なのではなく、彼のブランクこそが、この辺りの対応力に関して翳りを与えたのであろうし、それが詰まるところ最大の「敗因」なのではないか。

 或いは、彼が「クアドジャンパーの代表」であるべきでは無かったのかも知れない。無論、ジュベールやヴェルネルといった4回転使いの中堅がこのシーズンにあって不振で、その穴を埋める存在としてプルがいたのはむしろファンにとっても有難いことではあったのだが、結果として、やはり「ルールとともに過ごしてきた存在」が必要だったのであろう。
 そうした中で、詰まるところ、この4年間で「若手クアドジャンパー」が伸びてこなかった、という側面は見る必要はあるかも知れない。今回は若手選手ではシュルタイス、小塚辺りがクアドを決めたが、10代のクアドジャンパーは今は余り思い付かない。そりゃまぁ、そんな宇宙人がそう何年に一度も、ってのはあるけど、女子だと10代前半にジャンプ全盛期を迎える選手の方が多いのと、ある意味対照的というか。やはり特にジュニアレベルでの新採点の適用が、比較的「簡単な技のGOEを指向する」方向を助ける一方で、そうしたジャンパー的才能の台頭を妨げている可能性はあるのかなぁ、なんてことに思いを致す、場外戦なのであった。
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Nessun STRADA e' davanti a voi~高橋大輔を祝して。 

 晴れ晴れとした気持ちで(挨拶。

向島百花園 白梅に、淡く色をまじえて
向島百花園 白梅に、淡く色をまじえて posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 CANON LENS(ex. Serenar) 50mm/f1.8-I F2.8 1/3200s ISO-100

 薄氷のような得点に、溜息が出る。おめでとう、橋。

 演技の結果としては、クアド失敗どころか、3+3が一つも決まっていない。決めた1つは回転不足で。
 それが男子メダリストのプロトコルか、とDISる向きはあろうが、恐らくは今の橋に出来る一杯一杯であったのだろう。やはり、1年の故障休養があり、フリーの体力という意味では、最後まで間に合わなかったんだと思う。その上で、冒頭のクアド以外は、ジャンプよりも他要素を重視した戦術だったのだろう。3連続ジャンプをちょっと乱れただけで2回に抑えた辺りなどは、象徴的であったか。
 一方で、クアドを決めていれば。
 回転不足転倒でゼロ査定になったこの要素が9.8+GOEに化けていれば、点差的には丁度ライザチェクと拮抗し、あとはジャッジ抽選の運勝負に持ち込まれる計算ではあった。ライザがほぼ完璧な演技だったことを思えば、意外と「クアドで金」の可能性は、橋にはあったように思われる。或いは、プルシェンコ以上に。
 それが事前に計算されたものかはともかく、かなり橋の選択肢は「金メダルを目指すプランA」も「メダル確保を目指すプランB」もスジの良いものという結果であったことに驚く。「バクチ」と「今できるベスト」の両方を、きっちり見据えることが出来ていた、のであろうか。こういったプロセスに、メダルを得た結果と並ぶ敬意を表したい。

 さて、そうした中で、ライザが完璧な演技をして、自身がクアド転倒した瞬間、彼の相手はライザ・プルシェンコから、追うランビエールにスイッチした格好となった。そして、ランビエールに勝利したのである。それも、PCSによって。この「PCS勝負」はそれほど橋に分があるものだったとは思われない。何しろ、相手は2度の世界チャンプであり、今大会もPCSで銀河点を叩き出していたのだ。ランビにブランクがあったとは言え、1年であれば橋のリハビリ期間と同じで、条件的な優位もなく。
 橋とランビエールと言えば、07年GPファイナルを思い出す。あの争いで、ランビエールが見せた意地も。
 今日のランビエールの意地は、5位からの大逆転優勝を目指して、2度のクアドを狙うことであった。結果、それがPCS争いで彼をメダルから遠ざけた、のかも知れない。それでも、5つのコンポーネント全てで8点を揃えており、こうした高いレベルでの争いで橋が制したことは、強調しても足りぬ。実際の演技でも、贔屓目抜きで、橋の演技に籠った気迫、或いは銀のロマンティックは、ランビを上回ったように思われた。
 この争いをもうちょっと冷静に考えると、橋はSPでランビを技術で上回り、FSでランビを表現で封じた格好になる。我々はつい、FSの側により技術を見出しがちだが、戦術的には「SPでTESに拘り、FSでPCSに拘る」というのは、トレンドになるのかも知れない。例えば浅田なんかも、バンク後はSPでの3Aコンビネーションやステップのレベル取りに拘る方向を志向してもいいかもな、とか。

 さて、ライザチェクが金メダルを土産に競技から遠ざかるとするなら、橋は、ジュベール辺りと並んで、ソチまでを「現役選手の筆頭」として過ごすことになるかも知れない。多分、地元の宇宙人が4年後また襲来したとしても、3年間ぎっしりアマチュア競技に顔出すことも無さそうだし。そうなると、「クアドレスの金メダリスト」が出た後の世界を、橋は「日本の」ではなく「世界の」エースとして、引っ張ることになるのだ。
 それは、とりもなおさず「3+3レスの金メダリスト」荒川静香の後の世界を浅田真央が引っ張った女子の歴史とシンクロする。浅田のここまでの闘いは、そうした立場にあって、誇り高く、勇敢なものであった。来週の今日出てくる結果如何に関わらず、それは銘じられるべきものであろう。
 橋を祝福しつつ、彼がソチに至る、いや、彼自身が先頭に立って切り開くソチへの「道(La Strada)」の中で、大きな存在感を見せて欲しいと期待する。そしてそれを目を離さずに見守り、願わくば、アスリートとしての気魄を彼に満たす力を、我々が与えられればいいと思う。
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テーマ: フィギュアスケート

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タグ: フィギュアスケート  高橋大輔 
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トマトとiPodと腰パンと、若い競技の憂鬱。 

 まぁあの赤毛はレッドブルだから、という話もあるが(挨拶。

スノークロスの滑り台
スノークロスの滑り台 posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Lumix G Vario 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH. 22mm F4.6 1/8s ISO-400

 てな訳で、標題は「Flying Tomato」ことショーン・ホワイトおよび、「I-Pod」ことイウーリ・ポドラチコフ(罰ゲーム銀、今回4位)から。ところで、腰パンを「Cosi Pan」とかで表記すると英語的には妙に響きが良くなるので、国母はこれを通り名にしたら案外向こうで人気出たりするんじゃないかな(笑)。もっかいくらい罰ゲームで好成績出せれば、認知上がるかも知れないし。

 それにしても、スノボのこの競技について思うのは、冬季罰ゲームが今年で14回目でFISのスノボW杯も90年代後半から始まってる、非常に若い競技である、ということ。因みに、フィギュアスケートのワールドの第1回が1896年だから、都合フィギュアスケートよりも歴史が丁度100年ほど浅い、ということになる。そうした観点で見ると、ショーン・ホワイトってのは、フィギュアスケートにおけるウルリッヒ・サルコウとかに相当するんだろうなぁ、と。サルコウのワールド10回ってのは今でも最多記録で恐らくは絶後の記録なんだけれど、ホワイトが引退したときに残すであろう罰ゲームや五輪での勝ち鞍ってのも、或いは後世超えるのが不可能なものとなる、のかも知れない。
 言わば、グールドの「4割打者絶滅理論」みたいなもので、今後競技の歴史が進みレベルが上がることによって、全体の偏差がより小さくなり、現在のホワイトに相当するような圧倒的な能力差を発揮できる余地が狭まることで、言わば「ホワイトを超える選手が現れないことによって、競技の発展が証明される」ような方向に進むのかなぁ、と。

 さて、国母問題は、そうした「未成熟な競技」で発生した、ということに注意する必要がある。
 採点競技であることともあいまって、こうした「競技」としての歴史の浅さは、スノボというスポーツに対して「競技」として接するべきか「コンペティティヴではない、見せ物」として接するべきかのアイデンティティ的な問題が、実際にプレイするアスリートの気持ちの中で発生しやすいのではないか、と思われる。オリンピックの存在とか云々以前の問題として。
 アレだ、例えばアイマスとかMMDのMADとかでも、トーナメント戦の企画とかが出てクオリティの高い作品が出てくる一方で、そうした企画の是非とかが議論されたり隔離されたりするのと、似たような意味で、さ(笑)。

 そうした競技史的な現状と、古典的な「メダルに目を血走らせる」お祭りとの狭間にぶつかった選手たちの悲劇、というに尽きるんではなかろうか。とりわけ、上位団体としてスキー連盟という、伝統的にそういう古典的なお祭りを運営してる団体の下で彼らが位置づけられたこと、なんてのもあるかも、だが。
 今回は、少なくとも国母がああいう人物で、そしてああいう人物の性格なんてのは一朝一夜にして直せるものではない以上、ちょっとでも国母という人物をちゃんと知ってるスタッフがちゃんと関与できれば、そもそも国母を記者会見に出さない程度の危機管理は出来たのではないかと思われる。そして、国母がああいう形で会見の場に露出しなければ、まぁここまで騒動は大きくはならなかっただろう。まぁ、不幸中の幸いというか、ああやって騒がれたことで、予選でも注目を集めて、予選で全体4位の内容の演技によって地力の片鱗を披露できたのは良かったのだが。

 とまれ、「競技者」慣れしてない種目で「国家の代表」に祭り上げられた悲劇がある一方で、せいぜい10年程度長いだけの歴史なフリースタイル辺りになってくると、みんな大好き上村愛子ちゃんみたいな優等生も出てくる訳である。無論、この種目でも、10年前にメダルに輝いた里谷多英みたいなある種 Controversial な存在は居たりする訳で、実際里谷や国母みたいなのが「普通」で、上村がある種の順応力に卓越してた、みたいな面もあったのかも知れない。ただ、時間の問題で、こうした折り合いに関しての個々のアスリートの進歩ってのは、進んでくるのかも知れないなぁ、とは思う。
 とは言っても、モーグルにおいては里谷の金によってある種ポジティヴな認知が広がった一方で、スノボは前回の成田や今回の国母なんかを見ると如何にも「呪われてる」的な印象があり、そういう意味で今回の一件は痛かったようにも。……それにしても、こうした競技にコミットするなら、「この未成熟な競技を育てる」気持ちでアスリートに寄り添うような姿勢って、できないもんかなぁ。まぁ、スポーツに関心無い人にあんま言っても無駄かもではあるが。
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テーマ: バンクーバー冬季オリンピック

ジャンル: スポーツ

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フィギュア男子SPを終えて、FSを思う。 

 本朝の海から、遠くの港町を思いつつ(挨拶。

ベイエリアの彩り
ベイエリアの彩り posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Voigtländer Nokton Classic F1.4/40mm F2.8 1s ISO-400

 てな訳で、何とも玄妙な結果になった、と思う。
#いや、フランス人にとってはお通夜でしょうけれど。
プルシェンコがトリノSPとほぼ同じ得点にまとめたこと、その上で、あの時あった10点のリードは、今回は1点未満であること、そして、1点未満で上位3人が抜けた図式。

 前回と今回のプルシェンコの得点を軽く比較してみる。
◆トリノ              ◆バンク
1 4T+3T 13.00 +0.86 1 4T+3T 13.80 +1.00
2 3A 7.50 +1.86 2 3A 8.20 +1.80
3 3Lz 6.00 +1.43 3 3Lz 6.00 +1.20
4 FCSp3 2.30 +0.50 4 CCoSp4 3.50 +0.80
5 CiSt4 3.40 +2.14 5 CiSt3 3.30 +0.70
6 CSSp3 2.10 +0.50 6 FSSp4 3.00 +0.40
7 SlSt3 3.10 +0.79 7 SlSt3 3.30 +0.60
8 CCoSp4 3.50 +0.71 8 CSSp4 3.00 +0.50
BV/TES 40.90/49.97 BV/TES 44.10/51.10
PCS 40.97 DED 0 PCS 39.75 DED 0
SS 8.29 SS 8.20
TR 7.62 PE 8.29 TR 6.80 PE 8.65
CH 8.25 IN 8.32 CH 7.85 IN 8.25

 こうして見ると、目立つのはステップでの減点。逆に言えば、ある程度持久力勝負なステップ以外の技術はほぼ全く衰えずに、PCSのSSもほぼ同じというのはまるで機械的であり、宇宙人恐るべし、と思ってしまう。ただ、本田の解説の中でもやや完成度を論じられていたが、振り付けの熟成がトリノに比して落ちて、それがTR辺りの足も引っ張り、ということだろうか。しかし、冷静に考えればある程度実力よりも滑走順が前倒されたことで、ちょっとPCSが付けづらかった部分もあったと思われ、その不利を思えばPCSは「本来、もうちょっとあっても良かった」レベルだったかも知れず、その意味ではライザチェク・高橋といった「人間」相手に地力差を見せたと言える、とも解釈できそう。その上で、明後日にどれだけ体力的なゆとりを残せているか、に尽きるかなと。

 しかし、点数的な余裕という意味では、実際に1点以内の差でピッタリ付けられる、という点で、前回に比べてかなりプレッシャーは大きいように思われる。最終滑走で、そのプレッシャーを前の2人が維持出来るか。この、上位3人がロシア・日本・アメリカで差が1点以内、しかも滑走順はアメリカ→日本→ロシアという図式は、4年前のトリノ女子シングルと全く同じである(トリノではアメリカのコーエンがロシアのスルツカヤをショートで上回っていたが)。果たして、その時に勝利したのは荒川静香。あの時の荒川-モロゾフ師の冷静な判断を、高橋がなぞって、状況を見ながら適切にエレメント選択を判断して欲しいな、という気がする。無論、あの時のスルツカヤとの比較でも高橋にとってプルシェンコは余りにも大きな強敵で、彼が最終滑走に控える中でクアド打たないってのも、相当に勇気が要るだろうし、コーエンの自爆癖的なものを完全に振り払った境地に現在のライザチェクはいるように思われるし、何より高橋本人が今季まだショートでは一皮むけた演技を見せながらフリーではまだ完全に納得がいく演技は出来てない状況なだけに、非常に厳しい戦いではあるのだけれど。

 ただ、上だけ見ててもアレで、実際若干の差は付けたとは言え、メダル争いがこの3人に固まった、というわけでもないだろう。得点見て驚いたのは、ランビエールのPCS。INで9点台という銀河点を叩き出して、堂々全選手中トップ。確かにこの選手の音楽表現力ってのは結構別次元なものがあるんだけれど、にしても、9点台。今季実戦から遠ざかってるだけにどうかと思ったけれど、やはりこの点数出せるのだから、この大会のメダル争いの最大のカギを握ると言って過言ではないだろう。ブランクを考えれば、3A2回入れられるのかとかはあるが、高橋と織田をまとめて抜き去る力は当然ある選手。
 あとは、地元のチャンか。これだけPCS大盤振る舞いになると、ミスターPCSというべき彼にとって今回の出遅れはやや苦しい感があるが、得点相場を考えると、ベストの演技が出来れば、軽くパーソナルベストを7点8点くらいは上回ることは可能だろう。それにより170近い点が出れば、高橋も160程度は確保しないとキツくなり、ジャンプの軽微なミス程度しか許されなくなろう。
 織田の方は、この順位でモロ師の性格を思えば、ある程度上位が崩れるのを待つ形でノーミス演技を狙う構成となろうが、ウィアーやチャンといった非クアド使いの完成度との戦いになる、という図式か。小塚も、今日の滑りは十分に見事だった。メダルを争うにはライバルが多いが、SP出遅れ組を抑えきる演技を見せて欲しい。

フモフモたんが更新してたので。
レジェンドを倒して五輪の金を獲るチャンスなど滅多にありません。そのチャンスを得た者は、勇敢に目指して欲しい…そう思うのです。
 そうなんだよねぇ。
 ここで時代の歯車を回して欲しい、とは思うのだけれど。ただ、そう思うと、今度は「クアド無しで回していいのか」とか色々考えちゃって、でもそういうプレッシャーを高橋自身には余り持って欲しくなかったりで、ぐぬぬ状態になってしまったりもする訳ですが。ともあれ、FSを体育座りで待つ残り1日半。
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ユカ・カヴァグティ(Юко Кавагути)と呼ぶべきか? 

 休日以外もカメラしようとすると、どうしても夜写真が増える(挨拶。

とある店先
とある店先 posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Voigtländer Nokton Classic F1.4/40mm F2.0 1/30s ISO-100

 という訳で、川口悠子&セルゲイ・スミルノフ。
 ……じゃなかった(笑)、アンドレイ……でもなくて、アレクサンドル・スミルノフ。
 まずはSP3位、ヨロ選時に比べてややサフソルとの差が開いた上で、雪宏ペアも好調気味という中、決してラクな状態とは言えないながら、ひとまずトップまでまだまだ狙える位置でロシア勢の意地を見せるか、って辺りではありますが。

 しかしどうも、過剰に話題にされなさすぎる感があったようにも思われる。国籍を変えたというならば前回の井上怜奈も国籍を変えた(つか、変えないとオリンピック出られないし)訳で、まぁ確かに井上ほどの極端かつ明快な物語は無いのかも知れないけれど、それでも28歳というこの歳までに全日本チャンピオン含め経験って意味では幾らでも積んでるアスリートなのだし、またロシアという、かつてソ同盟と呼ばれていた1964年以来五輪不敗神話を築いている(いや、塩湖でかなりケチはついたが)ペア最強国のエースとして日本人が(下馬評不利ながら)臨むこと自体が、相当な物語ではないか、とも思うのである。しかも、前哨戦のヨロでは、これまで破れ続けていたサフチェンコ&ショルコヴィ組を見事打ち破っている。燃える展開ではないか。
 にも関わらず、今日もどうもNHKのコメンタリー見てても、国籍については微妙に歯切れが悪い印象はあったし、その辺りでどうも今ひとつ煽れない的な半端さを感じた部分ではあった。この辺りは、ある種の不寛容と呼ぶべきものなのであろうか?

 ただ実際、上にも書いたけど、根本的にオリンピックでの国籍選択なんて、ある程度「どっちか選ばなきゃ出られないんだから、仕方ないじゃないか」というものではある。実際、欧州での強敵サフチェンコだってドイツ代表ながらウクライナ人だし、それこそ伊奈&ダンジェン/ジマーマンの時代やそれ以前から、事例はいくらでもあるわけで。
 その上で本朝が二重国籍を認めず、ロシアがペア大国であり、なおかつそのロシアでエース張れる実力があるなら、川口の国籍選択はアスリートとしては当然の部類に入る一方で、それが即本朝を捨てたとか裏切ったというレベルの話では1ミリグラムもない。確かに、名前としては「ユカ・カヴァグティ」となっているものの、純然たる日本人として応援して然るべき選手であり、その度合いとしてはシングルのアメリカ代表で法的には本朝の国籍を今のところまだ持ってる長洲未来よりも高いものであるとは思われ。
 ……という辺りをもうちょっと熱っぽくメディアには解説して欲しかったんだけれど、それが無かった辺りで結構不満を感じたのである。

 ただ実際、本件については、ペアの国籍条項ってのもどうなんよ、みたいなのは思う。まぁテニス・卓球のダブルスやボブスレー・リュージュの2人乗りとかで五輪レベルで国籍揃えないなんて話が余り無い以上、フィギュアスケートがやや邪道なのかも知れないが、実際に競技文化としてそういう異国籍のコラボレートが上位レベルで頻繁に発生していて、なおかつその2人1組でやる競技が個人部門のそれと相対的に大きな断絶がある(例えばリレーやテニス辺りとの比較で。つかアイスダンスとかになると、そもそも個人部門がない)スケートにおいては、両方の国籍に対してメダルを与える、ということで良いのではないか、みたいなことは考えたりもする。オリンピックに一つくらい、そういう変則的なメダル授与法の入る余地はあっていいんでねぇの、的な意味で。
 仮に二重国籍を個人レベルで持っていたとしても、片方の選手が「母国以外の代表」であることを選ばされる、ってのもどうなんよ的な所はあるかなぁ。まぁ実際にやろうとすれば、国別代表枠どうすんだとか、そもそもそういう選手の強化費を各国のスケート連盟がどう精算するんだとか、色々世知辛い問題があるのは重々承知の上で。
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*アーバンシーの、インブリードの可能性 

うちのぬこは無駄にアウトブリードな訳だが(挨拶。

お昼寝猫
お昼寝猫 posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 SMC-Takumar 1:1.4/50mm F2.8 1/30s ISO-800

Inbreeding to Urban Sea a possible risk - Bolger@Racing Post

 タイトルとは裏腹に、積極的に Galileo 牝馬と Sea the Stars の配合をやってくよ、というボルガー師のお話。言及はされてないのだけれど、ある程度X染色体経路とかも意識はされてるのかどうか、って辺りは気になるところではあるかも。
 基本的な線として、*アーバンシーの場合、自身が優れた繁殖たる Allegretta と優れた種牡馬である Miswaki のアウトブリードって辺りで、まぁ実際それで能力あれだけ伝えてる訳だけれど、やはり外交馬の性として、近い代での近交はやや当たり外れは出て来そうで、ちょっとサポート血脈を必要とするか、相似配合的な別系統のクロスを要求する、といった部分はあるかも知れない。反面、アウトであれだけ能力を伝えた背景にはやはり性染色体的な部分での能力供給の安定を挙げられるタイプで、その意味では Galileo 牝馬使ってX経路狙うのは一つのやり方かも、とも思いつつ、まぁどっちかというと牝馬で繁殖向きが出やすそうかなぁとも思われつつ。
 因みに、*アーバンシー産駒の伝えるところの能力からは、Buckpasser 的な色合いを、Allegretta よりも強く感じなくはないが、この辺り解釈は如何か。>誰に?

 で、個々の配合を見ると、俎上に上がってる Lush Lashes にしても Cuis Ghaire にしても、どっちも Danzig が絡む、って辺り。個人的には、Danzig を絡めるならば、ネタ的に面白そうなのは Roi Danzig 辺りで、Roi Danzig≒Green Desert という、父と母父が共通ながらかなり特性の異なる種牡馬の疑似クロスで出てくるものと組み合わせる、なんてのがあり、そういう意味で Elle Danzig に丁度 Galileo 産駒の Elle Galante とか出てるから面白そうだなぁと思うのだけれど、Lush Lashes は、Anabaa において Sir Gaylord, Never Bend と、Green Desert に通じる血脈があって、これはこれでまぁ、的な。
 ただ、実際 Danzig がクロスしてしまうよりは、Mill Reef 辺りを絡めたサドリーフ的な Galileo 産駒で Green Desert 内の Never Bend を活用する、って辺りが英愛の血統プール使う場合には王道なのかもなぁ、とか思う。この血脈だと、Buckpasser に絡める血脈みたいなアプローチもあって、例えばもう1頭挙がってる Maoineach なんかは、Miswaki と Seeking the Gold でプロパサーを絡める手筋なんだけれど、こうなってくるとやや過剰感みたいなのが出てくる。つかこの配合、*アラジ経由で Blushing Groom や Dinner Partner も Buckpasser と絡んで、エグいよなぁ。同様な理由で、Nijinsky とかもちょい絡めづらい。実際、Nijinsky を入れた Urban Sea 仔である Melikah なんかが繁殖として輝いてないことを思うと(そこ、*ラムタラだし……とか言わない!)。

 後は、細かいところで、Alycidon とかは絡めて、Alycidon=Acropolis でドイツ血脈強めたいよなぁ、とか思うんだけれど。これもビッタリ Elle Galante が嵌るパターンなんだけれど、別に Alycidon くらいなら英愛の繁殖にもまだあちこち転がってると思うので、まぁ色々試して欲しいなぁ、と。
 一方で、ドイツ血統ヲタ的には、むしろ「プアマンズSea the Galileo」的に、Tertullian 辺りを Galileo や Sea the Stars の血脈と絡めてみたかったり。上述の*アーバンシーのアウトブリード問題も、Miswaki と Allegretta を個別のクロス馬として解決させる、的な手筋にはなるし。少なくとも、King's Best 辺り絡めるよりは色々面白そうではあろうか、と(笑)。
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現代的に見えて割と古典的な、禁書的世界。 

 本日の息子の名言→「初春になりたい」(挨拶)。
#理由を訊いたら、「佐天さんとお友達になれるから」だそうな。要は佐天ヲタを拗らせた、というお話。

汐留 夜の八車線
汐留 夜の八車線 posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Lumix G 20mm/F1.7 ASPH. F1.7 1/20s ISO-800

「学園都市は養鶏場、御坂御琴は極上ブロイラー」 (とある科学の超電磁砲)@シロクマの屑籠(汎適所属)

 個人的にはあの学園システムは、「そこを出て社会に出る人がどういうものか全く想定できない」的な空間として「ウテナ」の鳳学園に似てるよなぁと思っていて、そういう趣旨も併せてぶこめを書いたが(因みに佐天さんは若葉、黒子は七実様にちょっとカブる印象もw)、ある意味ウテナの世界のキャラクターたちが「革命を嘯きながら、体制に取り込まれ歯車とされる者」的なギミックを持っていたのに対して、禁書シリーズの学園都市の住人たちは「革命など考えもしない」辺りは、何となーく現代的っちゃ現代的ではあるのかなぁなんてことは思う。実際、この国で政権交代とか実現させてるのは、年金に血眼になる爺さん婆さんや、日刊ゲンダイとか大好きな年かさのサラリー族(←ゲンダイ用語)だったわけで。

 その上で「現代的」って意味では、ああいうある種の従順さってのは、本朝の20代前半くらいのアスリートとかに通じるのかなぁ、ということをかんべえ日記のアスリート話とか併せて読みながら思ったりした。まぁかんべえ氏のアレも色々とツッコミはあるんだけれど、まぁ言われてみればダルビッシュや田中、石川遼や浅田真央といった辺りには、案外前の世代に比べて「個の強さ」の押し出しみたいな感覚が薄れている一方、比較的「素直」というか、自らの置かれてる立場に対するある種のアイデンティティ・クライシスが余り感じられない的な印象もあって(まぁ中には安藤美姫のようにメチャメチャそれがあるアスリートも混ざってはいるがw)、その辺りは禁書の御坂なんかのキャラ造形に通じるところではあるかな、とかいう言い方も出来るかな、とか。
 一方で、アイデンティティ・クライシスなしにアイデンティティなんて獲得できないとか、抵抗の一つもしないのかとか噴き上がるのも、むしろオッサン臭い感傷ではあるのかも知れないし、実際現在の40代前半辺りで既に「シラケ世代」的な意味合いでそういう表現はされることはあったことを思えば、そう新しい話ではないというか、ある程度本朝のオッサン世代が「近頃の若いもんは」的な語りをするときの比較的通時的テンプレなんかなぁみたいな気持ちも無くはない。正直、この辺りは微妙に客観的に判断しづらいものではあるかな。

 ただ思うのは、少なくとも現在禁書や超電でアニメ化されている範囲においては、冒頭にもちょっと述べたように「この学園都市で育った若者が、どういう大人になるか」が全く描かれていないし、ある意味考慮の埒外にあるとすら思われるような部分。
 で、どんな世代であろうとどんな世界であろうと、恐らくは「大人になる」ということを考えなければ、恐らく「大人の定めたルールのなかで、大人の定めたカリキュラムをこなしながら、能力開発を競い合う」というブロイラー的生活が一番幸せに決まってるんじゃね?みたいなことを考えたり。そのように、「能力を開発する」という部分から「大人になる」という理念が欠落してるのが、現状のあの作品にあるとするならば、それはもっと古い物語であるところの「ネバーランド」のカリカチュア、と言えるのではないだろうか。
 そして、かのアニメに我々が魅了されるとすれば、我々がそうした「ネバーランド」を至福のものとして絶え無き憧憬を抱くからなのだろう、と。まぁダテに、マイケル・ジャクソン聴いて育った世代じゃねぇしな(笑)。
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テーマ: とある科学の超電磁砲

ジャンル: アニメ・コミック

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漢民族が「漢の人」ってなら、まぁ。 

 割とフレアが嫌いではない(挨拶。

安田庭園 羽を広げるシダ
安田庭園 羽を広げるシダ posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Voigtländer Ultron F1.9/28mm ASPH.(+MC Close-up No.5) F5.6 1/400s ISO-100

中国には「純粋な漢民族」は存在しない!DNA鑑定で明らかに@サーチナ

 中華の場合、結構本質的な「大量絶滅断面」みたいなのが歴史上であるよなぁ、みたいなことは思う。というか、三国~五胡十六国の間で、結構物凄い人口減が発生してるみたいな話は高校の資料集レベルでも出てくる話題だと記憶してるんだけれど、この大量絶滅がかなり周辺各国の古代史の一つのエポックになる、みたいな部分はあったりで。
 その上で、もう一つの断面として宋→元の間での断面があろうかと思う。少なくとも河北では漢人は異民族支配に置かれることになるわけだし、しかもその後にモンゴルが来て、更になぎ払われた。ある意味、文化的な断絶も結構大きくて、案外宋以前の「中華文化」ってのは、現在の中国人から見ても、ある意味異国文化なのではないかなぁとは思われるくらいで。
 とまれ、こうした大きい断面が複数存在する中華史において、「漢人の子孫」という意味での漢民族ってのは、そりゃほとんど居ないだろうなぁみたいなことは思う。恐らく、自称曹操の子孫とか自称孔子の子孫とか、中華には1000万人くらいはいるなじゃないかと思うけれど、実際にこの断面を擦り抜けられた人はかなり少数っぽく。

 ただその上で、なんのかんのいって始皇帝の統一覇業みたいなのが結構利いてる辺りで、文化的な一体感としての漢民族ってのは、そこそこ広きに渡っているような気はするし、もうちょっと言えば、漢の頃には半ば異民族的な江南人とか燕人みたいなのも含め、「漢族」的洗練を受けた異民族が結構多い、みたいな辺りもあるとは思う。
 その上で、中華の現在の問題は、そういう「漢族」が、「多民族国家の中心」的な感じで周囲の民族に対して「自身が優越した上での統合」みたいなのを半ば強制してるように見える辺り、ではあるんだけれど、この辺りはどうも民國的なイデオロギーがワルさをしたような印象で、そうした民國的イデオロギーの母体となった本朝にも聊かの責はあるところだろうか、などとも思ったり。

 ただ、DNA的な民族からヘンに遊離しすぎて「同じ文化背景を持つ人びと」が漢族、とか言い出すと、ヘンに漢字文化圏に対して八紘一宇的なメンタリティを持たれそうで、それはそれでアレだよなぁ、みたいなことを思いつつ、中華民族がヘンに世界に出しゃばりすぎない程度に内向きなアイデンティティを確保して欲しいよなぁ、なんてことは考えている次第。
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テーマ: 歴史大好き!

ジャンル: 学問・文化・芸術

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プリキュア新番、とか。 

 さいきん子供がまいんちゃんに激ハマリ中。一日10回くらい見てるが中毒ではないらしい(挨拶。

とりどりの駄菓子
とりどりの駄菓子 posted by (C)有芝まはる殿下。

 で、その手のお子様系では、プリキュアとかもトライさせてみたりする。ちとバトルシーンは怖いようだが、一応真面目に見てはいるっぽく。まぁ弔電時報……じゃなくて超電磁砲みたいに一回見ないとヌルいかどうかが判断しづらいアニメよりは安心してみせられるだろうか。ってな辺りで、新プリキュアとか。

水樹奈々主演の新番組『ハートキャッチプリキュア!』 2chでは大好評@今日もやられやく

 という感じで、2ちゃんでは好評だけれど、我が家では「あの水色どうよ」的な話に。つか、普通ああいう空気読まない系のウザカワイイってのは、特にバトルものにおいては主人公特権的な部分があったのに、それを水色が、的な辺りのバランスの不思議さはある、というか。いや、初代みたいに「どっちも主人公」的なものという路線は、水樹奈々のごとき大物をピンクに配した時点で余り考えてないのかも知れないけれど、だとしたらああいう性格はピンク側では、みたいなことを思いつつ、一方で麻智さんは「アレでは、幼稚園でプリキュアごっことかするときピンク役の奪い合いで修羅場になるのでは」などと心配してたわけだが、実際幼稚園の女の子とかは割とデフォではおしとやかな子が入りやすいと思われるし、デフォでピンクの子が入りやすいと思われるだけに、ああいう配役の仕方だと、余りにピンクと水色で人気格差生じすぎやしないか、みたいなことを考えてしまうものではあった。

 ただ、世の中のアニメとか漫画とかにおいて、余り脇キャラがヘンに人気し過ぎる傾向もあるよなぁとは思われるし、そういう脇キャラ萌え的な方向を排するという取り組みとしては、「主人公が微妙にウザ暑い系で共感されづらい」的な部分を敢えてサブメインに押しつけて、主人公に人気の集まる要素を持ってくる的なアプローチは面白いかなぁとも思われ。思えば、セーラームーン以来、女子の青色キャラは知的担当的な、特撮系とは別のテーゼに立つ色定番が確立されていたのを、ここに来て「セーラームーン超え」を果たしつつあるプリキュアというモデルで、みたいな意味では、制作側の矜恃なのかなぁなんてことも考えられたり。

 ……反面、上のスレでも
449 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2010/02/07(日) 09:29:57 ID:xQJoG8hb0
>>408
次回から死ね死ね言われなきゃいいけどなぁ

473 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2010/02/07(日) 09:31:26 ID:eCp/6lIe0
>>449
無いな
むしろ相当重度な信者が出てくる
 と書かれてるように、大きいお兄さん的には、結構水色的なキャラクタはカルト的な人気を無駄に博したりする悪寒はなきにしもあらず、ではあるんだけれど。今後のこのアニメの未就学女児と大きいお兄さんにおける受容のされ方とかは、ヲチしがいがあるのかも知れない。
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テーマ: ハートキャッチプリキュア

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