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殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

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東京優駿である。 

 雨もまた美しいが、恵みでもあれば溜息もある(挨拶。

柴又路傍の紫陽花
柴又路傍の紫陽花 posted by (C)有芝まはる殿下。

 真っ当な天気で、相応な枠順であれば恐らく
◎トライアンフマーチ→○アンライバルド
の連単一点勝負したくなるようなレースではあったかも知れない。その程度には、脇街道組に対して皐月賞組が固い組み合わせだと思っていたし、その上で今年の賞金争いの苛烈さは、18頭中17頭を皐月・NHK・プリ・青葉という「4大ステップレース」に絞り込ませていただけに、ある程度展開的にも振れ幅が狭いようにも見えただけに。
 しかし、またも雨上がりの府中で、さらに皐月賞の上がりで優位性を見せた上位4頭がいずれもその中で好ましいとは思われない(先行力があれば良いかもだが、全馬差して来たのだ)2桁のゲートを引くという相当なバイアスのドローとなった。このことによって、これまでのステップで作られてきた物語がしっかりとしたクラシック世代の割には、事前の見込みは相当に混沌としているように映る。ぶっちゃけ、これが東京優駿でなければ、余り買いたくない位だ。

 人気的にちょっと盲点的に見えるのは、フィフスペトルとゴールデンチケット。
 フィフスはNHKマイルはやや流れに乗れなかった的な負け方をしているが、ここでスピード競馬を経験できた上で、今回は先行力に期待できる場面ではあるし、それに適う乗り役も得ている。朝日杯ではセイウンワンダー、スプリングSではアンライバルドに差のない競馬をしており、今回展開利をきっちり活用できれば逆転はあっても驚けない。単勝70倍の馬ではないだろう。ゴールデンは確かに中央開催どころか中央競馬での勝ち鞍が無いが、血統的には一介のダート馬的な存在ではなく、芝でも着には安定して入っていた。皐月賞では逃げバテしたが、ある程度リーチ、ロジの2頭を意識すればオーバーペースはやむなく、結果としてその展開で先行2強に先着したのだから、相当に粘っこいタイプなのではないか。距離伸びる一方前回より先行馬の意識が弱まるならば、ここは買えるかも知れない。ドンジリ人気を争う現況よりは、上でゴールするのではないか。
 ロジユニヴァースは皐月賞タイプと見てきた。これは状態持ち直したとしてもなお苦しげと見る。リーチはどういう競馬になってくるのかが読み切れない面はあるが、ちょっと馬がラチを頼らないといけないタイプに思われ、この枠から行ききれなければキツく、行ききってしまうと末を無くしそう。この両者の復活を余り警戒すべきではないか。
 一方、ペースにかかわらずある程度枠的にもヤネ的にも器用に立ち回れそうな辺りとして、脇街道組ではあるがアプレザンレーヴは警戒する必要がありそう。これとアンライバルドのどちらを軸にするか、的な選択が本命サイド的な判断からは妥当に思われる。まぁそういうスジで◎打つとしたら個人的にはベタに皐月賞馬かな。
◎アンライバルド
○アプレザンレーヴ
▲トライアンフマーチ
△セイウンワンダー
△シェーンヴァルト
×フィフスペトル
×ゴールデンチケット
 トライアンフマーチに▲は単純に能力への期待から。思えば、母が桜花賞を勝った時も馬場は渋っていたし、そういう意味では斬れが削がれないかもという期待もあって。もうちょっと理路整然としたシルシを付けるならば、▲セイウン△ペトルでマー君シェーンを×でいいかも知れない。皐月賞は確かに嵌り気味な競馬なのであるが、一方でそれを例えばレッツゴーターキン・ムービースターに敗れたトウカイテイオー的にひっくり返す可能性が見出しにくいメンバー構成であり、ひっくり返しにくいならば単純に皐月賞組は一定の敬意を払うべきか。そうした中でセイウンはナイスネイチャ的に着を拾えそうだが、▲タイプでは無いか。ただ、どうもこうしてシルシを打ってても×の方が来そうな感覚も強く、そうなるとABXY的に買うとか、取り敢えず人気薄→上位の流しは大概のパターン持っとくとか、馬券の買い方に工夫が要りそうなレースではあり。
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海外クラシック馬配合レビュー:仏2000ギニー 

 何か今行くのも、微妙に葬式厨っぽくて憚られたり(挨拶。

落日の古炉奈
落日の古炉奈 posted by (C)有芝まはる殿下。

◆仏2000ギニー:Silver Frost(IRE)
 Verglas×Hidden Silver(Anabaa)×Hint of Silver(Alysheba)×Hot Silver[A1]

 産地はアイルランドなれど、祖父が Highest Honor で母父が Anabaa となると、いかにも「今時のフランス血脈」の本流にある存在で、こういうのがクラシックを拾うのは善哉、という結果ではあったギニー。まぁ2着の Le Havre もなかなか渋い血脈を色々持ってたりして、結構外国産と言いながらも独自のカラーを持つレースではあったか。
 祖母父が Alysheba で曾祖母が Nureyev 産駒、と来れば分るとおり、この祖母は Rough Shod 全きょうだいのクロス持ちで、重賞勝ち馬を2頭産んだ良質の繁殖。つまり、質の良い輸入牝馬にフランス色の強い種牡馬を重ねてクラシックホースにした、という話ではある。Rough Shod だから当然 Nasrullah の使い方、みたいにはなるが、そうした文脈からすると Highest Honor の父 Kenmare は Nasrullah=Rivaz を4代に3本も持っている。しかし、この馬の配合のツボはそこ以上に、4×5の Riverman クロスにあるだろう。当然 Riverman と言えばナスキロな訳だが、そこに*セクレト経由で Secretariat のナスキロが加わり、更にその半兄 Sir Gaylord が5×6で入ってナスキロを補強する。聊か過剰気味ではあるが、一方でそのサポートっぽく機能してるのが3本入る My Babu で、これが Sir Gaylord 相手に Lavendula で繋がることで整合性を強めたか。
 全体を見渡すと、かなり「一本気」な配合ではある。何となく、ダイシンフブキを21世紀化したような Nasrullah の執拗さがあり、ともかく2歳からやたらめったら走って重賞をこれで4勝目という使い方は合っていたのかも知れない。来年まで元気に走ってるってことは無いだろうけれど、夏のマイル戦線で、どこまで走り倒せるか。

◆なんか急に。
 鬼畜ゲー禁止みたいな話が話題に上って祭化してるっぽいけれど、個人的にはエロ漫画とかが色々摘発を繰り返されながらどんどん斜め上な進化を繰り返していることなどを思うと、これでそんな簡単に陵辱系的なものが無くなるものかは、的な疑義はあるが、それにしてもこの記事のぶくまの伸びは何なんだ。
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海外クラシック馬配合レビュー:英2000ギニー 

ところで、昨日の話の続き的ではあるのだが、今日何となくMLBのサイト見てたら、松坂の先発予定のくだりで「The enigmatic right-hander」とか書かれてて苦笑。「謎の右腕」ってよりは「怪腕」と訳すべきか。この3つの単語の中に、「お前が好成績挙げるなんて、結果が間違っている!」というセイバー文化に毒されたアメリカ野球人の怨嗟が満ちているようで実に爽快な心持ちになる。てな訳で、今年もここから100四球15勝防御率3点台くらいまで何とか持って行って貰いたいものだなぁ、と(挨拶。

Dance Floor
Dance Floor posted by (C)有芝まはる殿下。

◆英2000ギニー:Sea the Stars(IRE)
 Cape Cross×Urban Sea(Miswaki)×Allegretta(Lombard)×Anatevka[F9-h]

てな訳で、凱旋門賞牝馬 Urban Sea としては4頭目のG1ホースになった。いやそら、My Typhoon の米芝牝馬G1なんてとか言う声もあるかも知れんが、それを外しても今度は英愛オークスで上位に入った Melikah とか居る訳で、やはり素晴らしい繁殖には違いない。インブリード×インブリードでアウトブリードを作るタイプで、こうしたタイプには時折繁殖としてのしなやかさを秘めた存在がいるような印象も。そうしたしなやかさをミスプロサドラーのシンプルなニックで実現したのが Galileo と Black Sam Bellamy で、一方牝馬で活躍した My Typhoon と Melikah はともに Giant's Causeway や*ラムタラといった手合いから Blushing Groom を得て Miswaki の Buckpasser を活用した配合。
 一方で、本馬は Danzig 系の Cape Cross をぶつけてきた。様式的には、Danzig と Mr.Prospector を重ねながら、母の部分に異系を入れる図式というと何となくであるが*アグネスデジタルとかを思い出すな、とかちょっと思ったり。ただ、米血一本のデジよりは当然芝向きな欧州異系な訳だが。で、そうした中で Green Desert と Miswaki、正確に言えばその母の Foreign Counter と Hopespringseternal の組み合わせにやや妙味があって、5代目に父方で Attica、母方に Tom Fool が入ってるのだけれど、これが結構渋い組み合わせクロスで4分の3同血的な疑似クロスを演出している。そこに散発的に Princequillo, Nasrullah, Blue Larksupur, La Troienne という辺りが絡み、両者の整合性は高い。今後この両者の組み合わせはヲチして行きたいところだ。
 で、こういうアメリカンな側の組み合わせが前面に出るだけに、逆にギニーを勝ってしまうとダービーは苦しいかも知れない。ただ、ドイツ出身の名牝系、長い目で使って欲しくはあるか。

◆グラ方面への私信。
 TZ-7は使ってますが、結構気に入ってます。
 ズームが利くので、競馬場のような混雑した場所で構図取るのも結構ラクですし、色々撮りたいもの幅は広がるかな、と。ただ、フルオートなんで余り細かくいじって狙って良い絵を作る、みたいなところでは限界があるってのと(自分のように「たまたま良い絵が『出る』」ことも楽しめる半可通的にはOKだけど)、あとは重い・バッテリー持たないって辺りを他の要素とどうトレードオフするかでほかと比較して選べばよいかと。

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海外クラシック馬配合レビュー:独2000ギニー 

 今日も今日とて夜景撮り。東の方なので台場方面が多くなるのは仕様(挨拶)。
 てな訳で、暫く間持たせ的に海外クラシック馬の配合をちょびちょびと振り返りつつ、って感じで。

聖路加タワーから見下ろす勝鬨橋
聖路加タワーから見下ろす勝鬨橋 posted by (C)有芝まはる殿下。

◆独2000ギニー:Irian(GER)
 Tertullian×Iberi(Rainbow Quest)×Iberica(Green Dancer)×Idrissa[F4-n]

 Tertullian の初年度は2003年で、3歳世代としては4年目となるが、この Urban Sea の脇街道を行く Asterblute の良血牡馬はシュレンダーハンの短距離種牡馬として2頭目のギニー馬を出しており、似たような時期に*タイガーヒルがいたり、中距離以上の名種牡馬として Monsun が君臨する中での限定された機会と思うと、なかなかの能力とは言えるだろう。一昨年のギニー馬 Aviso がかなり純然たるドイツ血脈を母方に集めたのに対し、こちらはアメリカンな血統を入れて成功する辺りも、懐の深さとは言えるか。
同じ牝系でハンガリーに売られた Illiana という牝馬がいて、ドイツでも2歳リステンを勝利しているが、こちらも母父が Blushing Groom 産駒の Local Suitor。この血脈ならば順当に Red God と Tom Fool のニッククロスが活きる手であり、まずは手っ取り早く活躍させられるパターンではあるだろう。本馬はさらにそこに Green Dancer も加わり、Nijinsky、Buckpasser、Blushing Groom の言わばトリプルニックスを形成する良配合で、Birkhahn の5×6をバックアップ的に加えている。Green Dancer がパワー的な血を運ぶ辺りでドイツ競馬にも良くマッチしているのだろう。欧州のギニー馬にマイルで挑戦して貰いたい1頭ではある。

イチローはなぜアメリカのファンとメディアから嫌われるのか?@但しソースはゲンダイ。

 いい加減飽き気味な、イチロー嫌われ論であるが、基本的にイチローが批判されるのはセイバー的な生産性の指標で足りないからというのはまぁ当然として、結構ネットとかを見てるとイチロー批判に対しては割と工作員とかではなく普通にアメリカのファンっぽい雰囲気の人が即座に反論を出してくることも多かったりして、まぁ結構功罪半ば的な印象ではあり。
 その上で、イチローに批判的でない側も、イチローのキャリア全体を見据えた上で、結構気を揉んだ結果として批判するケースってのもあるのかなぁ、なんてことも考えたりする。35歳を迎えて、イチローの選手人生も「晩年」に突入している感は、確かにあろう。実際に今季の記録を見ると、安打数こそ序盤欠場のハンデを早々と埋めてシーズン200本ラインに到達し、本塁打もなぜか4本も出てるが、反面盗塁の失敗は目立つし、二塁打三塁打を合わせた長打についてはやはり寂しい数字となっている。
 つか、そもそも、200本をこの年齢で達成していること自体がある種の異常さではあろう。
 7年連続をウェイド・ボグスが達成したのは彼が20代の時であるし、最近でもイチローを追うように200安打を続けていたマイケル・ヤングは20代で、言わば「若さに裏打ちされた脚力やヘルシーさ」がこの数字を実現するケースは多いだろう。それだけに、恐らく多くのファンは「イチローは足が遅くなったらパワーヒッター化する」という将来を何となく漠然と描いていたのに、イチローのスタイルが一向に変わってこない辺りを訝しく思う面はあるのかなぁ、とは思う。言わば、「お前そのスタイル貫いて、脚が劣化したらどうする気だよ」的なツッコミは、ファンの側からも言いたくなる面はあるんではなかろうか。
 競馬で言えばサイレンススズカやディープインパクトのような馬が、それこそ円熟の方向に向かわず、「永遠の初心者」のように逃げや追い込みの極端な競馬を崩さずにいるのを見て、「もうちょっとしなやかさが無いと、何処かで脆さがあるように感じる」的な競馬ファンは皆無ではなかったろうが、それと似たような文脈ではあるかも。
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力任せの功罪@優駿牝馬回顧。 

 旧古河庭園の中にいたんだけど、日頃ここの管理してる人が世話してるんだろうか?むしろ、鯉とか庭園内に普通にいる動物よりも客の反応が大きいのにワロタ。ぬこ好き多いよなぁ、最近(挨拶。

瞑想猫
瞑想猫 posted by (C)有芝まはる殿下。

◆ラップ:12.4-11.3-12.3-12.5-12.5-12.5-12.6-12.6-12.6-11.7-11.1-12.0

 基本的な見立てとしては、桜花賞の時に「レベルの高い混戦」と書いて、恐らくはそれが事実ならば例年の傾向として脇街道組に余り食い込む余地は無いのかな、と考えながら見てて、結局そう言いつつも何とな~く遊ぶ馬券も買いたくなって色々と買い目を増やした結果ガミるという、ありがちな馬券が多そうなレースですが(私だけか。
 その反面、桜花賞で軒並み差し・追い込みの「似たようなスタイル」で競馬をした上位馬にとって、「イン伸びの『雨上がりの府中』」という課題を突きつけられるというのが変化の要素となった競馬なのだけれど、そうした中で「スタイルを変える」ことを選ぶ馬から買いたいレースではあり、まぁ順当に考えたらそれはレッドディザイアかな、と思いつつ、結果としてはやはりそうで、でもその選択をして完璧なレースをしながら、「スタイルを変えず」に不利を引き受けたブエナビスタに筒一杯の所で力負けする、という結果に。

 ある意味、非常にわかりやすい「力の一号対技の二号」的なレースで、その中で「力」の側が勝つ豪快なカタルシスが見所となった分かりやすい名勝負ではあったのですが、一方で、「勝ってる側は変えない」という鉄則を愚直に貫いてしまうのもどうなんだろう、みたいな思いは少しだけあった。
 基本的にブエナビスタは、「ただのチャンピオン」で終わりたくない、というテーマを背負っている牝馬ではある。無論それは、身近にダスカ・タニノという偉大な先達が存在し、彼女がそうした直近の名牝にも見劣りしない力を発揮している現状に支えられている部分はある。力任せなスタイルをかなり秩序だった冷静さで発揮するように見える彼女は、確かにそういう期待を背負うべき魅力を秘めてはいるだろう。
 その上で、彼女は期待値に比して未だ証明する部分が多くあると思われ、「飽くなき挑戦者」的な姿勢がより求められるのでは?みたいな気持ちはある。そういう意味では、今回レッドディザイアの競馬を彼女がして、他馬をねじ伏せるようなアンチロマンな勝負こそが、必要だったのかなという思いもなくはない。

 正直、今回の競馬で、次走凱旋門ってのは聊かどうよみたいな気持ちはあるし、まぁそれ以前に同じ父の名牝が「日米オークス制覇」と言われる程度には、ヴェルメイユを勝つことで「日仏牝馬三冠」と言われることは可能だと思うし、それは十分に先達を超える程度にはチャレンジングな目標ではある気はするので、その辺りを陣営がもうちょっと考えてくれればいいなぁ、ってのが現状の率直な願望だったりも。

 と、やや辛い書き方になったけれど、今回の力任せのレースは、反面彼女を成長させる要素も含まれていたように思う。馬場の悪い方を通りながら、残り400~200で10秒台を実質出すようなレースってのは、負荷の高さはあるが、それくらいの桁違いの脚はフランスのような場で見せ場を作るには必須ではあるだろう。結構フランスの良馬場って、そういう条件でそれくらいの斬れ味出す馬を求めるような部分があると思われるし。そして、力が抜けているからこそなかなか「叩き合う」場面が無かったこの馬が「叩き合う場面」を作れた、それに勝つことによるある種の経験値みたいなのは得難かったのだろうなぁ、みたいに思う。
 逆に言えば、だからこそ、もう一段のステップアップとして、ヴェルメイユという「目標」を獲りに行くチャレンジが欲しいよなぁ、とは思ったのだけど。

 レース全体としては、展開はスローなんだけれど、スローにしては厳しい競馬という印象で、前行った馬が軒並み36秒でバテるという展開。結構斬れ勝負向きでないのにハイペースの経験がどのレースとっても希薄なシーズンだっただけに、不本意にスロー競馬を「させざるを得ない」みたいな展開ではあったかな、とは思う。こうした中で、前行って上がり35秒台で能力を出し切り気味に5着して負けるディアジーナは非常にメジロマックイーンらしいレースをしたなぁという印象があって、自分の中でちょびっと株が上がったりもした。

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キヤノン電子の件で自分の情弱に気付く。 

 どうでもいいけど、「AVマニアとして東スポで定評のあった松井秀喜が、結婚に当たってどのように資産を処分したのだろうかと思いを馳せた。」なんてしょーもないブコメにスターが20以上つく辺り、松井人気に死角は無いな(挨拶)。てな訳で、全く脈絡無く本日の一枚。

錦糸町は夜の七時。
錦糸町は夜の七時。 posted by (C)有芝まはる殿下。

本当に「いす」がなかった,キヤノン電子のオフィス@ITPro

 個人的には、ちょい騒ぎすぎだよなぁとか思いつつも確かにツッコミどころは多いというか、まぁ確かに自分も椅子のない会社で働けって言われたら無理だけど、でもそれってパソコンの入力デバイスが立ち作業に最適化されてないからだしなぁなんてことを考えつつも炎上を見守ってた訳だが(ところで、労働問題には日頃一家言あるid:rajendra氏がこれに喰いついてないのは興味深い現象)、まぁ結論としてはこれ「実際に働いてる側」の声を一切拾ってなかった記者の取材力が一番の問題じゃないか、つか、「椅子で寛ぐ社長」の写真が出た後に「いやこれ社長に椅子があるなら、実際取材してないときはこっそり座ってたりとか適当に運用回避して成立してるのを見逃したりしてねぇのか?」的な思いはあった訳だけど。で、いずれにせよ、立って働かされる側もそこまで従容とこんな決定に従うことも無いであろう訳で、まぁ相応のインセンティヴが働かされる側にもあるか(例:実際に効率が上がって残業が減った、など)、中間管理職が適度に休養を与えるなど制度と実態のバッファを適切に採ってるかとか、そういう可能性を検証する必要はあるのだろう。そういう観点からは、まぁ方向性は違うけどkousyou氏なんかのエントリが共感できるなぁとか考えつつ。

 ただふと今さっき思い出して(いや、たまたまITProのサイトを見てたらアクセスランキングでまだ挙がってたので)、上記の「椅子で寛ぐ社長」が何で出てきたんだろうなぁ、と思いつつ、キヤノン電子のサイトを見ると、ちょっとその答えがさらっと出てしまった、というお話。
 要するに、この会社は二本社体制を採っているのですな。
 秩父工場に本社があって、東京にも東京本社がある。まぁ元々地方の工場で現在はキヤノンの子会社になったという沿革を考えればありがち。となれば、つまりアレだ、社長室が秩父と東京の両方にあっても別に普通だよな、と。で、東京本社に椅子があることは別に全然不当でもなんでもなく、そりゃ東京の事務所のほうが普通に椅子あれば、社長だけ立ってる必然性もあるまい、と。またその上で、記事中に「社長室にも椅子がない」と書かれてることと社長が椅子で寛ぐ写真に矛盾は無いだろう、とも。いや、それでも寛ぎすぎだろうと突っ込みたくなるはなるけど、でも東京でずっと社長室に籠ってるって訳でないのならば、まぁ、とも。
 東京では椅子あるのに何で秩父だけ無くすんだ、みたいなのは疑問っちゃ疑問だけど、何とな~くだけど、工場の方が色々行ったり来たりするから立ち仕事は元々多いんじゃねの?とか色々想像を利かせる余地はありげだったり。

 ともあれ、結局「本社機能が分散してるから」という「答え」は、ほんの数クリック分だけネットを見れば簡単に出ることなのに、それに全然想像が行かずに結構こちらのエントリなどに「社員にも実は椅子があるのではないか?」的な素っ頓狂なブコメを書いてる辺り、
「あぁ、俺は情弱だなぁ」
という教訓となった、ってのが結論ではあり。
 にしても、はてブのコメントとかを見ても、あれだけぶくまされてるのに、上記の事実が何処からも指摘されなかった辺りは、個々の情弱さよりは、集合知のある種の限界を示しているように思われてたり。何故そうなってしまうんだろう、みたいなことを考えるに、基本的にネットの目的が多くの人においては「情報の処理」よりは「感情の共有」であり、ある程度自分で調べて自己解決してしまったら、それはそれでカタルシスがあるけれど、対人的な文脈の無い個人的なものだから大して面白いものでもなく、故にそこに向かうインセンティヴが低くなってしまうのだろうか。
 また、はてブのローカル的な問題としては、「100文字で『一度しか』メインブクマに書く機会が無い」という媒体の特殊性として、書いては調べ書いては調べて自分の考えを随時感情共有しながらアップデートするみたいな過程を踏めないのも問題ではあるか。こういう感じで思考を共有しながらアップデートするって点ではTwitterなんかの方が優れてるのかもね。あれはあれで、はてブのような特定イシューに対する一覧性が欠如するみたいな問題があるんだけれども。
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テーマ: 労働問題

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ヴィク狸回顧。 

 家の猫でも、やはりぬこ撮りはなかなか難しい(挨拶。

ちょっと緊張
ちょっと緊張 posted by (C)有芝まはる殿下。

 何となく、先週の安田と並べてみる。

◆ラップ:
ヴィク:12.2-10.8-11.7-12.0-11.9-11.2-10.8-11.8
NHK:12.2-10.8-11.3-11.2-11.7-11.5-11.7-12.0

 因みに、両方とも同日に1800の開催があり、その時計は
晩春ス:12.9-10.8-11.3-11.4-12.1-11.9-11.8-12.1-12.6:1.46.9
八ヶ岳:12.6-10.9-11.3-12.0-11.9-11.9-11.5-11.9-12.3:1.46.3

 であり、今週のが条件一つ上であることを考えると、大体馬場差は1秒ちょいくらいあるかな、という小雨の府中。その上で、大体その程度の馬場を見込むと、ほぼジョーカプチーノとブラボーデイジーがほぼいい勝負くらい、ってのが今年のNHKマイルの大方の位となるか。
 一方で、今回のレースでやや唖然とするのが、2着以下のダンゴっぷり。ブラボーデイジーから1秒の範囲に、16着のレジネッタまでが入ってしまうってのは、ちょっと2着以下の競馬がレベルとして成立して無い感がある。実際、音無師の微妙に素っ頓狂なコメントとかもそれを裏打ちする部分ではあるだろう。タニノウォッカの大差という以上に、2着以下の競馬内容が悪すぎるという印象の方がちょっと強くもあったり。ただ、ある程度抜けた馬相手に一瞬で潰されるような展開になってしまうと、ああいう感じで後ろがgdgdになってしまうのはある程度致し方ないところかも知れないし(これほど極端な例ではないが、タイキシャトル帰国後のマイルCSなんかはこういう感じの圧倒っぷりだった)、残りの17頭でもう一回仕切り直して競馬させれば、あの2着争いよりはもうちょっと競馬らしい競馬になるような気はするんだけど。一方逆に、NHKマイルのような流れの中でタニノウォッカがジョーカプチーノと同じ位置で競馬したらどうなるかというと、それの答えが今年の免税店だったんじゃないかな、みたいなことも考えたり。
 そういう意味で、「自分のレースを作る」一貫性の不足、みたいなのがタニノウォッカの限界なように思われた。
 勿論能力はあるけれど、レベルの低いレースで自分のレベルのレースをする、みたいなことが出来ないのが弱点であり、自分のレベルを「作りに行ける」かどうかがある程度偶然に左右されがちな「気まぐれさ」を持っているような。恐らくそれは、彼女の気性よりは脚質がベースなのかも知れない。タニノは「いい脚を、中途半端に長く使える」みたいなキャラクターであり、また斬れ味はあるけれど斬れ方がワンペースなきらいがある。それ故に、「相手を置き去りにする」とか「最後に二枚腰を使う」みたいなのが自力で出来ないような。ただ、その上で結果として今回のレースのような「一瞬で置き去り」も、昨年の秋天のような「二枚腰」も披露できてるんだから、巡り合わせとポテンシャルの高さはもう紛れもないのだけど。
 ……とやや微妙な感想になってるんだけれど、真意としては「どっちかというと安田でこの勝ち方をして欲しかったなぁ」的な部分もあったり、で。単純に千切り方の鮮やかさでいけば、恐らく今回の方が安田よりも上だった、とは思われるだけに。
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Denn wir sind Mongolen, A-ha-ha-ha!!! 

 てな訳で、最後にドイツ人が「♪ジン・ジン・ジンギスカーン」と歌いながら参戦したら、いい感じにカオス(挨拶)。

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(2009/03/11)
トニー・レオン金城 武

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「チンギス・ハン」はどこの人?韓中蒙で大論争@ZakZak

 まぁ、本件について朝鮮は論外として(つか靺鞨ってどっちかというと満洲系民族の系統であり、中世以降の蒙古系民族とそれほど係累は存在しなかろう)、実際の所、このぶくまに付くような反応ってのは、微妙に「現在のモンゴル・ウルスの中にモンゴル民族が完結している、または現在のモンゴル・ウルスの国民が『正統な』系統である」的な比較的ナイーブな史観ベースなんかなぁ、みたいな部分も考えたり。
 zakzakの元記事でも指摘があるとおり、モンゴル民族は現在「内外に分裂」している状態にある訳ですが、普通に考えて順当なとおり、どうしても気候的により恵まれる南部に属する内モンゴル自治区の方が人口的には多数だったりする。大体、モンゴル民族という遊牧民がそんな同じ所に固まってる訳でもないので、ロシア方面にもいれば、ウイグル方面にも居る訳で、そもそも内蒙古自治区を含めた現在の国境線的な考えでモンゴルを捉えるのも間違いなのだろう。例えば、大河の時宗でクビライを演じ、三國無……ゲフゲフン、レッド・クリフで關帝を演じたバーサンジャブという蒙族の俳優などは、チンギスの子孫を自称する訳ですが、出身はウイグル方面だったはず。彼を、比較的シンプルに「モンゴル人」と書いているケースは多いのですが、こういうのって果たして何処まで適切なのやら、とか考えると結構この問題色々と厄介。

 一方で、我々は現在の中華を古くは黄河文明を起点とする中緯度国家と考える訳ですが、恐らく元・明・清と続くチンギス以降の歴代中華国家は、根本的には「モンゴル」と「中原」の統一国家であり、その統一性を一貫して主張している、みたいな部分はあるのでしょう。要するに、「中原」というベースで考えるならば、北京なんてある意味塞外の入り口であり(実際北京にツアー行ったら大概万里の長城見に行くでしょ)、あんな所に首都を置く理由などは余り無いはず。北京が首都として相応の必然性を持つのは、南に中原を、北にモンゴルを同時に睥睨する「中央性」にあるのではないかと考えられます。実際に、明の永樂帝が南京を簒奪した後に北京にとどまった後は、モンゴルとの戦いに情熱を燃やしていますし、清の皇帝などは、ある意味「元の後継者」として、大ハーンと中華の皇帝を兼任するような部分はあったり、など。

 そして無論、民國と人民共和国は一貫して清朝の領土の一切の後継者として振る舞っている訳で、そうなると彼らの立ち位置は「モンゴル国家の正統」である以上、彼ら自身が「チンギスの出身国」を名乗る理はある、となる。
 個人的にはこの「元朝以降の中華」ってのは、ある程度それ以前の中華帝国とは文化的に一定の断絶があるのかな、みたいなことも思いつつ、そういう意味では彼らは「チンギスの子孫」ではあるかも知れないけれども、逆に三国志の傑物や李世民・岳飛のような名君・英雄との方にむしろある種の違和感があるようにも当方は思ったりもする。強いて言えば、江南まではそういう「モンゴル化」が進んでいないように思われるので(その意味では明の朱元璋は「南宋」的なものの後継者ではあった)、赤壁とかは結構コンテンツ化としてはありっちゃありだと思われるが、「チンギスの子孫」を自称する方々が例えば文天祥のような人物をどう扱うのか、みたいな部分はやはり苦笑せざるを得ない部分ではあり。
 いずれにせよ、上記のような辺りから思うのは「中華」という現在の国号の誤謬であり、本来はこの国は「中華蒙古連合人民共和国」くらいになるんではないかな、と。ならば、モンゴルの庇護するところのチベット支配とかも応分に正当化されても良い訳だが、果たして華人のうちどの程度が、自らを「半分モンゴルみたいなもの」的な状態を是認できるか、ってのは興味がありますな。まぁ、上にも書いたように、そもそも漢族でもっとも人気のある神様の役を蒙族がやってしまってるような現状はある訳ですが、そーゆーのもどう思ってるのかなぁ、とか。

 因みにちょっと思うのは、孫文が自力で革命を成功し得た場合、というIf。彼は広東の人で、ある意味洪秀全などと同様な「漢族主義」により清朝を倒すスタンスであった訳だが、その過程で、もしかしたら彼の理想とするところの大アジア主義から、ある程度漢族国家を確立する中で周辺支配を保留するような方向に化していったのかも知れないな、なんてことも。実際、ある程度分権主義的な方向性を持っていたようにも思われるし。
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夜半に新AEを捕捉。 

 牧の原方面から出発の報を聞き、押っ取り刀で出撃。
 てな感じで、京成初出走となる新AE形をデジカメ動画で撮ってみた。12:40くらいに入線だったから、結構なジェバンニのはず。いや、京成線外だったらもう甲種回送でいくらでも写真も動画も上がってるんだけど。



 これを撮影してる間に、いかにも地元のおっちゃんみたいな人が散歩していて話しかけてきたが、普通に鉄だった件。

◆次の日に追記。
 駅撮りでスチルも取っておいたり。しかし、駅の中とか駅前の踏切の方は、ちょっとの距離差なのに鉄ヲタ来まくりで、前日とは全然雰囲気違いました……。まぁ、金曜の夜だしな。

新AE形(先頭マスキング) 高砂駅
新AE形(先頭マスキング) 高砂駅 posted by (C)有芝まはる殿下。
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NHK狸回顧。 

 画像に特に意味はなく、挿絵程度に。しかし暑いっすな。

新緑
新緑 posted by (C)有芝まはる殿下。

◆ラップ:12.2-10.8-11.3-11.2-11.7-11.5-11.7-12

 歴代のNHKマイルで32秒台で走れた馬ってのは、第1回の上位3頭(*タイキフォーチュン、*ツクバシンフォニー、*ゼネラリスト)、そして第9回のキングカメハメハだけ。そして今回も、ジョーカプチーノとレッドスパーダの2頭しかその水準に達しなかったのだから、やはり希有なタイムではあるだろう。馬場なんて雨さえ降らなければ結構いい年が多いので、今年だけが馬場に恵まれた年とは言えないのも確か。例えば時計的な部分での比較としては、ロジックの年よりは確実に強そうだし、あの年も勝ち馬だけがその後異様にドツボっただけで、2着3着馬のその後の活躍を思うと、並のNHKマイル級ではあっただろうから、今回は少なくとも「並よりは上」の水準のレースではあったんじゃないかと思う。

 その上で、勝ち馬は結構ラクな展開と前の残りやすい府中という馬場に恵まれた面もまた、否めないかも知れない。実際、歴代のNHKマイルの展開と比べても、逃げ馬のラップだけ見れば平均以上ではあるが、そこからある程度の差を置いたジョーカプチーノのペースは平均以下であり、その上で後ろとあれだけ開いていたのだから、若干後ろが可愛がった感もある。ただ、「2番手で実質逃げ」みたいなレースでちゃんとペースを踏んでプラン通り逃げ切るってのは、案外簡単ではないというか、結局前の馬は見える訳で、馬の側が「逃げる気持ちよさ」をメリットとして享受できない(反面、直後に付けてのスリップストリーム効果も期待できない)辺りの難しさはあるだろう。そういったことを考えると、ヤネが馬と良い対話をした点は褒められるべきか。
 そうした展開利を享受できたのは、皐月賞から春天と続く流れで前が潰れた、或いは先に出た馬が負けた的な記憶がG1レベルで乗ってるジョッキーの体感として残っていた面があるのかも知れない。そうした中で「早く見えるペースで強くない馬が前にいる」状況では、どうしても後ろは仕掛けを早めづらかったか。

 また、人気してた馬で、なおかつポテンシャル的にはメンバー中でも最上位だったアイアンルックが、差しだけでキャリア3戦という比較的未成熟なタイプの馬であったのも条件的には良かったかも知れない。デビューの遅さも相まって、こういう馬はやっぱり基本的には不器用であるとは思われるだけに。ただそれにしても、不利を受けたアイアンはともかくその他の牡馬上位人気馬にはワンカラットよりは早い上がりタイムをせめて出して欲しかったなぁと思うと、この辺りの足りなさがレースの印象に与えている影響はあると思う。
 ただ、そういう見た目とは裏腹に、個人的には32秒台を出した上位2頭に関しては素直に今後が楽しみではあるな、みたいな印象はあり。それこそ、前述したロジックの年のファインとレイン・キンシャサのキセキの両頭が宮記念でワンツーした的な、今後壁に当たっても何処かで面白いレースをしてくれる的な楽しみは持っておきたい。そのためには、まずダービーでこっぴどく負けて人気を落として貰わねば、みたいなことも思うが(笑)。レッドスパーダはシャトル×Storm Cat って意味ではメイショウボーラーと共通し、こういう Nasrullah 的なスピードをオーソドックスに引き出したシャトル産駒は結構使い勝手がよさげでチャンスを得る機会は多そう。

 一方でジョーカプチーノについては、こちらはサンデーに Santa Luciana、Caerleon という組み合わせだけを見ると同世代牝馬で最強のブエナビスタと共通するのが面白いところ。使ってる血脈は、下からSラインを入れて上にスペシャルを乗せたブエナと比較するのは可哀想すぎるのだが、いやいやそれでも*ゲイタイム、*フォルティノ、トウショウボーイ、フサイチコンコルドと、代々そう活躍した牝系でもないのに、決して安い血を入れなかったことで成功に繋がっているのは好感である。オグリの累代から受ける印象にも通じるものがある。ちょっと Ribot が刺激を与えてメリハリの利かない固さもある配合ではあるが、1800くらいまでの一息で行けるレースならばかなり融通利くタイプでは無かろうか。
 サンデー産駒種牡馬においては「競走能力に比例」が今までの知見ではあるが、マンハッタンカフェはともすると「スロー専門」などと、競走能力を揶揄されがちな部分はあり、その意味では過小評価されやすい面があったと思うが、こうして種牡馬としての実績を積み重ねることで、自らの競走能力を間接的に証明していって欲しいな、と。
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レース回顧  /  tb: 0  /  cm: 2  /  △top

GWボツネタ拾遺。 

 GW前後を非常にgdgdと過ごしたので、ブログのエントリも途中まで書いて途切れたりうpするタイミングを逸したりとかばっかで。てな訳で、色々書きためた部分のさわりだけ紹介しつつ、お茶濁し。

新江ノ島水族館 イルカショー
新江ノ島水族館 イルカショー posted by (C)有芝まはる殿下。

◆春天回顧。
 微妙に機会を失う。というか、今でも結構解釈が難しくてどうしたもんか、的な。明らかに上位馬は例によってのドリジャニ以外ほぼ似たような位置取りで、ただそれと殆ど同じ位置にいた人気馬がボロ負け、という図式。人気の馬が弱かったかというとまぁ強くはないけどあそこまで負ける馬でも無いだろ、って辺りが。ただ、根本的には「ドリジャニが勝ちを逃したレース」かな、と。
◆GWの近況
 江ノ島から鎌倉辺りを泊まりで観光。行きはロマンスカー.exeなどで遠回りしつつ。案の定混雑は酷かったが、七里ヶ浜周辺は何ともマターリしていて快適。近場に手頃なレストランもあるし、堤商店侮り難し。あと、新江ノ島水族館のクラゲに対する気合いに感服したが(天皇陛下とかの研究の立ち位置が微妙な辺りを含めw)、こちらはid:mereco氏のエントリの方でも。
 GW最終日にはみどりちゃんのご尊顔を拝しにPIWへ。2Aもさりながら、存在感のある表情に満腹。本田の3Aも見られたし。
◆憲法講和条約説と、「他国に注文を付ける」前文の問題。
 保守サイドで時折見られる「日本国憲法は講和条約に過ぎない」という理屈を支える、憲法前文における修辞的な問題点について。あとついでに、ドイツ基本法前文における「世界に平和を供するオイロパの一員」と、日本国憲法前文における「国際社会において、名誉ある地位」の相似性と文化差とか。
◆野球というヤクザ稼業と、国鉄スワローズの特異性。
 結構大まじめに「野球害毒論」みたいなのがあった戦前の本朝における「プロスポーツの日陰者性」とかを、戦前以降のプロ球団設立に関わった企業を眺めながらつらつらと考えたりとか、あとそんな状況で何で国鉄のような官製機関が球団持ち出したんだろ?みたいな疑問とか。
◆ディマジオ弟の死と、レッドソックスの永久欠番。
 「俺を踏み台にしたぁ?」とドムが言ったか言わないか(言ってません)、ドム・ディ・マッジョの盟友としてハルバースタムが記すウィリアムズ、ドーア、ペスキーはみんな永久欠番貰ったんだよな、などと思いつつ、翻って現在のレッドソックスは黄金期とも言えそうだが、反面「永久欠番にかなう存在」って誰よ?となるとちと考え込んでしまう部分とか。
◆「けいきゅう!」のブレイクと、ニコ動萌え鉄の世界・
 果たせるかなニコ動における京急動画1000突破記念を思いがけずに見事な形で飾ってしまった大師線の人の傑作動画を、同氏のこれまでの動画とともに振り返りつつ、あと簡単に京阪のアレとかとの比較検討とか、萌え鉄MADを雑然と語ったりとか。
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