03« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»05

殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

あっちもレガシー、こっちもレガシー、こりゃタマんないレガシーワールド。 

 10000系をはじめとする各社の新車が真新しい駅にひしめく副都心線で、唯一のセコハン車輌というべき7000が各停仕業に従事してる姿は、窓際リーマンがスイーツ(笑)だらけの職場で小間使いしてるみたいな悲哀を感じますね!(挨拶。

メトロ7000系 明治神宮前駅
メトロ7000系 明治神宮前駅 posted by (C)有芝まはる殿下。

 で、

有楽町線が嫌いだ。@F's Garage

 の、ここがどうしても気になってたんですが、ブコメでは入りきらんのでブログにて。
 いや、有楽町線は新橋通りませんやんというのは置いといて。
有楽町線というのは、新橋、有楽町というレガシーなサラリーマンの町に直結していて、永田町や大手町方面の日本の中枢エリアに近いなどの理由で、比較的昭和なサラリーマンの匂いのする顧客層と言える。地下鉄ということもあり、今の副都心線と比べて、スーツが多いので車内の色のトーンは暗く、狭苦しい感じがする。

下り列車で西武線方面と東上線方面でクロスする駅である小竹向原で乗ってくる彼らは必死だ。何故必死さが伝わってくるかというと、それまで副都心線はガラガラだったのに、それまでの有楽町線は混んでいたから、自分の位置取りを確保するために気が立っているのだろう。

 えーと、帝都の放射線的なJR、私鉄各線についてさらっと考慮してみますと、

・京急というのは新橋、日本橋というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・京浜東北線というのは新橋、有楽町というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・横須賀総武線というのは東京、新橋というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・東横線というのは霞ヶ関、日比谷というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・田園都市線というのは永田町、大手町というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・小田急というのは霞ヶ関、大手町というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・京王線というのは神保町、東日本橋というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・中央線というのは神田、東京というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・西武池袋線というのは永田町、有楽町というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・都営三田線というのは大手町、内幸町というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・東西線というのは日本橋、大手町というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・京葉線というのは東京、有楽町というレガシーなサラリーマンの町に以下略。
・常磐線というのは以下小田急と同文。
・京成線というのは以下京急と同文。
・都営新宿線というのは以下京王線と同文。

 てな訳で、近郊通勤は大概レガシーなサラリーマンの町への直通での輸送を供与してる訳です。
 因みに、ここで敢えて挙げなかった埼京線という、池袋や新宿や渋谷といったオサレな街しか通らない路線がありますが、個人的なイメージとしては混雑と痴漢被害がかなり酷い部類に入る路線ってのがあったりなかったりして、やはりレガシーなサラリーマンたるもの、しっかりと混雑を避けて痴漢の欲望もなるべく抑えているケースが相対的に(あくまで相対的に)多数なのではないかと、アキバ民的に愚考したりも。

 と、ヨタを書いてみたのですが、詰まるところ、ある程度我々は自らの通勤になるべく適した場所に居を構えようと考慮する面はありますが(本来は場所に適した通勤地、って選択肢もあるんでしょうが、まぁ日本の会社員はあまり転職しませんし)、それでも帝都の複雑なネットワークってのは案外こういった「路線のカラー」みたいなものを捨象するような面もあるのではないか、って辺り。恐らくこの話を見て「まぁ有楽町線はガラ悪いからねぇ」てな意見と「いや、他でも大概似たもんだろ」てな意見は相半ばするような。
 通勤ラッシュに関しては、ラッシュ時の追加料金とか設定した瞬間に企業が一斉に時差通勤を社員に強制してラッシュアワーが移動するだけな気がしますし、そうなるとやっぱ近郊への企業移転なんでしょうけど、それはそれで「今まで30分で着いてた会社に2時間掛るようになった」的な悲哀のコストは通勤者個々人に掛るとか考えると、なかなか痛みを伴わぬ改革も難しいのかな。

 という一方で、本日のホッテントリでこんなのがあったりもする。

首都圏1409駅、あなたの駅の通信簿~自由が丘に住みたければ、町田を選べ@日経ビジネス
 「ニコタマ」の愛称で知られる二子玉川。東急田園都市線で渋谷まで約10分、すぐそばに玉川の河川敷と抜群の立地を誇る。駅の周辺には玉川高島屋S・Cをはじめとした商業施設が集積しており、若い主婦層に人気が高い屈指のブランド街である。

 このニコタマと同様の傾向を持つ街が足立区にあった。それは北千住である。

 流石にギャグっぽいアプローチというか、ある意味逆転の発想過ぎて引っ繰り返ってるような記事ではあるんですが(そもそもニコタマと北千住では駅の規模として北千住の方が圧倒する訳で、それで「環境」のポイントが近いってことはやっぱり、みたいな見方も成立するだろう)、そうは言っても「字面の町イメージ」以上に帝都近郊各所の客観的な利便性に差はあるのだろうか、みたいな思いは判る気がするし、経済的に考えれば、利便性に差が無いなら安い場所に住まう方が賢くはあるかも、ってのもある。あと、町田には「ねこのみせ」とかあるしな(それかい)。神奈川県だけど(間違い)。つか、真面目な話、吉祥寺で麻智さんがよく行ってたブランドのショップが松戸にあって、「それなら吉祥寺まで行かなくても」的になったことはこないだあったりもして。
#まぁ「買い物のためだけに無駄に遠出する」とかは、それはそれで清々しい気分になりますがw

 要するに、そういった沿線カラー的なものが微妙に翳みがちになるというか、インフラ的な変化によって実質的な均質化が進む中で、例えば「Geekらしい住み方」とか「レガシーらしい住み方」的なスタイルが主張しづらくなる、みたいな辺りが昨今の帝都における住カルチャーの問題点として存在しているのかなぁ、なんてことも考えたりしたのでした。要するに、「有楽町線が嫌い」ならどこそこに行けばいいよ、的なフォローがしづらい時代というか。だからと言って、そういうスタイルを突き詰めたら単にスラムから高級住宅街まで一揃いした格差社会的住環境が整いました、ってのもどうかとは思うんで、まぁ簡単に「どういうのが理想」ってのは言いづらかったりするんですけど。
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テーマ: 鉄道

ジャンル: 趣味・実用

国内雑感  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

ドイツ4月重賞勝ち馬、配合チェック。 

 今日はお休みで、何となく川崎とかにお出かけ。
 見たい映画の時間が微妙にズレて、見逃したのでgdgdに多摩川の河川敷とか散歩したり。折角だから、いい加減QMA6とかをあの辺りのゲーセンでやっとけば良かったか。

京急 多摩川橋梁
京急 多摩川橋梁 posted by (C)有芝まはる殿下。

 てな訳で、存在証明的に4月のドイツ重賞勝ち馬の血統を簡単にリキャップ。

Ostland(Grand Prix Aufgalopp-G3, 2200m)
 レーポスで*ランドのスタミナインデックスが13.5Fとかなってるんだが、どういうことだろうか(笑)。
 ダービー2着の後、ブレイクしそうなしなさそうな、てな印象もあったものの、何とか重賞を制して面目を立てた、てな感じの勝ち方ではありました。次が負けすぎだけどなorz
 個人的には、Dschinghis Khan は余り*ランドにおいてクロスさせてもどうかな、的な血統と見立てているのですけれど、この馬の場合、Alpenkonig を経由させることで、その母経由で Birkhahn,Ticino の組み合わせをぶつけて Licata≒Alpenkonig という見立てにしているのがプラスか。更に側面で祖母に Krakatao≒Eastern Express とか入って母側の配合を生かした感もあって。ただ、それでもこの不安定さが、*ランドにおけるジンギスクロスの限界、なのかなぁ。

Irian(Dr,Busch Memorial-G3, 1700m)
 やはり人気になったのはヴィンターファヴォリット勝った Globus であったが、Areion産駒で3歳になったらやはり厳しい面はあり、そうなるとこの馬か Daring Tiger、好みとしては Irian かなぁ、と思っていたら勝ってくれた、という感じで。
 ええ、極めてシンプルに、Nijinsky-Blushing Groom のニックスに対して Buckpasser 重ねるというベタな見立てが有芝の好物なだけです、はい(笑)。まぁディテール的な部分まで言えば、Val de Loir みたいなのが入るところでの Blandford 的な洗練なんかが Blushing Groom のみならず Allegreta のような血とも巧くマッチングするってな辺りにはなるでしょうか。ギニーを手土産にフランス辺りを荒らし回ってくれれば嬉しいかも。

Kamsin(Gerling Preis-G2, 2400m)
 ダービーワンツー対決は、結局ダービー馬のワンサイド。
 勿論*ランド好きとしては痛い敗戦ではあるのだが(シンガリはなぁ……)、個人的には Samum らしい失速が見られなかったことは良かったのではないか、とは思った。因みにその更に前年のダービー馬 Adlerflug は同日のガネー賞で僅差3着。Loup Breton ごときに差されたのは無念だが、今後には期待を持つことにしよう。
 で、以前にも書いてるけど、Kamsin の目に付くところと言えば、何と言っても Sadler's Wells の4×4。これを「これだけ遠いところ」でクロスできてるのがある意味勝因、ってことなのかも知れない。流石にサドラーズ程の種牡馬が近い位置でクロスしてしまうと、この配合見立ての中では、父母相似配合と言うにはサドラーズが強すぎて配合形式の強みが活かされないのではないか、的な所感もあったりする。その上で、全体的なクロスも Surumu を前に押し出すような形態で、バランスを取ってるのが良いのだろう。

◆ところで、鶴見線昭和駅(だっけ?)にて。

公害呼ばわりすな!byカモメ
posted by (C)有芝まはる殿下。

……いや、ストレートに言いたくない気持ちは分かるが、流石にそれは多分言葉の定義的におかしいんじゃないかと思う。
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テーマ: 競馬

ジャンル: スポーツ

タグ: ドイツ  配合  血統  競馬 
配合解説  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

スペインの南北朝、にはならなかったアレ。 

スペイン・ハプスブルク家、断絶の原因は「近親婚」か 研究結果@AFP
ほかも色々あるけど、元のブクマページの関連記事とかから拾っておくれやす。

 てな訳で、エスパーニャ・アプスブルゴの滅亡を招いたカルロス2世の血統。勿論縮小しまくりで読めないので、クリックして拡大方。↓
Carlos II Genealogy

 個人的に結構不思議なのは、最終的にこうして不具の君主が出現して王朝が断絶するんだけれど、結構その過程でも少なからぬ近親婚が発生している状態の中で、意外と子供は出てる気がするってこと。キリスト教国、とりわけカソリックを奉じる場合、重婚・離婚が出来ないし、エスパーニャ的な文化としてある程度母方の血脈の貴種性も重視される中で、それでもハプスブルクの女ってのは結構頑張って子供を産んでるケースが多い。そもそも受胎自体に困難を来すケースってもっとなかったんだろうか、みたいなことも考えたり。実際に、ある程度この家系の遺伝的疾患の一因を担うっぽいファナ1世女王(カール5世、フェルディナンド1世の母)なんかも子供は6人も産んでたり。その意味では、カルロスも繁殖能力が絶えたってよりは虚気により子供をなす行為が出来なかったんだろうなぁとも考えたり。

 この手の状況ってのは本朝とか或いは漢字文化圏の王朝には余り多くはないけれど、単純に重婚が比較的広く認められていたから、というのが理由にはなろう。側室で十分アウトブリードになる、みたいな話で、逆に外戚の摂関家がかなり固定化されていた時代には、本朝でも冷泉院や花山院のような怪しい人や面白い人が出てたりもして。とは言え、摂関家自体の外戚は割と適当っぽいのである程度バランスされるよな、って辺り。まぁ、この辺も細かく見てくと色々大変なのもありそうではあるが。また、古代の新羅や本朝なんかでは、結構姻族のクラスもかなり厳密だっただけに、近親婚を重ねたり、或いは断絶またはそれに近い状況は時折出たりしますわな。
 ハプスブルクも詰まるところ、エスパーニャ貴族自体がかなり貴賤婚に厳しいので、余り半端な相手を連れてこられなかった、ってのは大きかったかも。逆に神聖ローマ帝国の複雑怪奇な諸侯群の中から結構繁殖相手を手を替え品を替え選ぶ余地があったエスターライヒ側はそこまで悲惨なことにならなかった訳で。個人的には、エスパーニャ貴族内にある種ムラ社会的な掟的な意味で、抜け駆けして誰かの所の娘が王妃になるなんてのを許さない空気、みたいなんがあったのかなぁなどとも妄想したりもしますが、果たして。

 ともあれ、結果としてはこの後エスパーニャはボルボン家に移行する訳ですが、ハプスブルクがエスターライヒ側で第一次世界大戦後も宗家は名士としてEUでも厚遇されるなど永らえてるのに対し、フランスのブルボン家はもしエスパーニャに移行しなければフランス革命後のgdgdで大分主流が曖昧になってしまっている感があって、その意味ではこの王家がスペインにあって今なお「フランクの血脈」を維持できた幸運を思うなら、ハプスブルク断絶してて却って良かったんじゃね?とも(笑)。
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テーマ: 歴史

ジャンル: 学問・文化・芸術

世界史  /  tb: 0  /  cm: 3  /  △top

皐月賞回顧~アンライバルドなアンチロマン 

 本日はパドックでのんびり日差しを浴びながら、的な観戦。
 しかし、軍資金にゆとりがない日に限って馬券が当たる皮肉、ではあったか。

トライアンフマーチ パドック
トライアンフマーチ パドック posted by (C)有芝まはる殿下。

◆ラップ:12.1 - 10.8 - 11.9 - 12.1 - 12.2 - 12.1 - 11.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1

 レースを見ていても馬群がそれほど開いた感じではなかったのだが、結果として前を行った馬と差した勝ち馬とで大きなタイム差が出る結果となった。これはひとえに、前を行った側の仕掛けが早かった、ということを示すものなのだろう。しかし、それもある意味致し方なしと思うのは、「前に行くべき馬が行く」ようなレースではなかった、という要素が大きかったのは明らかに見えたから。普通、「行くべき馬が行かない」レースはスローになるのがセオリーである。しかし、全体的に先行力のある、が、能力が足りず人気薄であったゴールデンチケットやアーリーロブスト辺りが、存外速いペースを引いてしまった。しかし、その時計感覚が先行してる馬の中で余り共有されなかった結果、早めに「馬群を伸ばす方向」の意図が先行勢に働いたように思われる。
 その上で、差しに回ったアントニオバローズなんかはその流れにやや釣られたように早めに進出を開始したが、岩田がしっかりとそこで我慢をした上で600から進出した辺りが勝負を決めたように思われる。逆にセイウンワンダーは、更にタメて一旦マークしていたはずのアンライバルドに置いて行かれるような形から差していったが、そこまでの爆発力にはやや足りなかった結果、上がりでも勝ち馬に0.1遅れを取る格好になった。むしろ強引に食らい付いて馬の勝負根性に賭けるべきだったかという悔いは、内田博にやや残るところはあったか。逆に、出遅れて終始ケツを追っていた幸四郎トライアンフマーチは完全に「嵌めに行く」競馬の一択であり、無欲の直線勝負。展開的には褒められたものではないが、才能の片鱗を示したという点で意義のある2着ではあった。

 正直これだけの競馬を見せられると、ダービーで余りどの馬が逆転する、みたいな感覚は抱きづらいのであるが、距離が伸びる上に今回の仕掛けの早さにヤネが気づく面があるとすれば、もうちょっとスロー寄りの展開にはなるだろう。そもそも、リーチザクラウン辺りは出るかどうかが怪しくなりそうではあるし。その上でアンライバルドには試練の競馬になるかもだが、元々今回の3強と言われたメンバーの中で距離的な奥行きの面では間違いなく上回る存在ではあっただけに、まずはかなりソリッドな存在であるとは思われる。トライアンフマーチが今回見せた才能をもう少しロジカルな競馬をした上で維持できれば、府中で叩き合ってねじ伏せることも可能ではあるかもだが、果たして。
 時計的には比較的前が引いた割に上がりが結構早く、それも逃げ馬がコース利で出した上がりではない以上、34秒台を出した上位4頭はなかなか優秀ではあると思われる。シェーンヴァルトなんかはこういう時計の出る競馬が向いてる、みたいなのはあるんだろうなぁ。これも府中代わりは歓迎すべきか。

 ラジたんでのリーチザクラウンとロジユニヴァースの真っ向勝負は、何となく彼らがある種のポストモダン的な競馬を開く契機のように見えた部分はあるかも知れない。その上で、どちらも少しずつ「早い馬」に傾きすぎる部分はあって、この世代における最高のゴールがダービーである以上、そうした「自分たちのワールド」だけでは何とかならないかも知れない的な問題意識を抱えての3歳、という面はあったように思う。
 そして、結果として「自分たちのワールド」と違う部分での勝負にあたって、ともに敗れたような結果にはなった。ある種、日本の競馬文化のカベ的な辺りに敗れたような印象も秘めながら。ただ戦前に、実際にその辺りに関しての不安はあったし、その意味では自分は「差し馬の流れ」的な辺りで馬券はアンライバルドから買っていたのだが、その上で、結果を開いてみて、ある種アンチロマンな方に張りすぎたような感慨も持つようなレースではあったり。

 スペシャルウィークから生まれ、スペシャルウィークと同じ勝負服を着た同じ騎手を乗せてはいるが、リーチザクラウンを見る時、ユタカはどうしてもスペシャルウィークの一世代上のレジェンドと比較してしまう面はあるだろう、と思う。そして、彼が「逃げ馬としてのリーチザクラウン」にどの程度の評価を与え、どういう形で「ポストモダンを作る」一歩手前で天に果てた先達に近づけるか、みたいなのを長い目で見たテーマとして追っていきたい気分、というのはあった。一方で、リーチのライバルとして、サイレンススズカの亡くなった一週後に天翔るような美しい逃げ切り勝ちを演じた「逃げのマイスター」というべき騎手を乗せて、やはりセイウンスカイ同様本質的にはそこまで「分厚い」血統の馬ではないロジユニヴァースが、どういう形でこの不器用な馬との先行勝負を演じきるのか、みたいな部分にも少なからぬ関心は持っていた所でもある。
 少なくとも、今日の段階で、そうした両者の挑戦が、未成のままかなりの蹉跌となった辺りは、自分のお気に入りな馬(だって、キョウエイマーチの仔だぜ!)が思いがけぬ好走を演じてくれて、馬券的にもそこそこ美味しい思いをした辺りと裏腹な、微妙な隙間風を心の中に感じた部分もあった皐月賞にはなった。
 かくして3強から抜けた1頭は、果たしてUnrivaledになるのか。

◆追記。
 ところで私は昨年フローテーションをPOで持ってて、トライアンフもPOだったりするんですが、そう考えると、もしこれでインティライミもPOだったら「スペ産駒人気薄でクラシック2着3冠」をオールコンプ出来てたんだよなぁ、と気づく。何であの年に自分はディープインパクトにしか気づけなかったのだろう。悔しい、でもビク(ry。
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テーマ: 競馬

ジャンル: スポーツ

タグ: 競馬  レース回顧  クラシック 
レース回顧  /  tb: 0  /  cm: 1  /  △top

フィギュア団体戦、行ってきたよ。 

 あれこれ言われる大会であるが、ダンス・男子・女子のODとSP合わせて30組をチケット一枚でがっつり見られる設定に余りに惹かれて購入。まずは明治神宮で軽く各選手の公パフォを祈願して、という感じで参拝してから行ったところ、女子シングルは後半組全員ノーミスという思いがけずに素晴らしいイベントになった辺り、大帝の霊験はなかなかに灼かである。
#いやまぁ、DGとかはズバズバ出てるだろうなぁ、ではあったんですが。

明治神宮
明治神宮 posted by (C)有芝まはる殿下。

 以下色々。
・隣のおばちゃん達の解説というか雑談が色々横で聞いてて楽しかった。
・つか、この大会の客層ってのも「普段そんなにフィギュアとか見にわざわざチケット買わない人」のが多かったのだろうか。
・アイスダンスは、ベルアゴがなかなか惚れ惚れする出来。
・というか、ああいうコスチュームが結構自分のツボであったかも。ベルビン美人だよなあ。
・団体戦だけに、キスクラ後ろに応援シートがあるのが、個性と言えば個性か。
・ただ、ダンスの時は後が控えてる分、応援が目立たなかった感が。
・あと、中華やロシア辺りはシングルとかにペア・ダンスの応援が入ってなかった辺り、個人とペア系のある種の断絶を感じるというか。
・つか、ペア大国だけに、今日はヤラズの日的な辺りもテンションに影響したか。
・テンション高めだったのはカナダとフランス。
・特にフランスは、入場前のいいタイミングで喝采して、場のテンションを巧く上げてるのが印象に残った。
・しかし、大失敗した選手がキスクラで憔悴してる横で応援団大はしゃぎというKY的側面も(笑)。
・男子では、ジュベの愛されっぷりが際だっていた。
・まぁプロ的に手拍子しやすいってのもあるけど、それにしても2分50秒ずっと手拍子は感動的。
・国別対抗なのに何処のホームか分からない的な客のKYっぷりも素晴らしい。
・いやでも、やはり日本勢はいい感じで歓声受けてましたよ。
・ただ、織田がキスクラで余り仕事しなかったのが残念。1月の赤青対抗では頑張ってたのに。
・ところで、点数発表後次の選手のコールまでの間に、いいタイミングで「織田くーん!」とかイエローボイスをコールする女性がいたのだが、ああいう声かけのタイミングのセンスは、どういう鍛錬の成果なんだろう。
・逆に浅田なんかはコールまでの1分の間合いを結構長く使うので、子供に巧い具合に「真央ちゃーん!」と呼ばせてる感じがしたが。
・ザンボタイムに売店の真上辺りに収録中の臭臓を発見。大声で「炎の妖精~!!」とヤジりたくなったが、流石に自重。
・男子では、世界チャンプのシーズンベストが見られたのは眼福。
・そのほかでは、アモディオがなかなか良い演技で好感でした。フランスサポの後押しも手伝ったかもだが。
・しかし、フランス勢はひな壇で足をドタドタ鳴らせるので、なかなかうるさい(笑)
・一方、Pちゃんの大叩きが残念ではあり。6分間からメロメロだったので、これはモチベの問題か。
・ただ、ノーミスなら有り得ないPCSをかっ攫うのに、ミスると途端にPCS含め酷いことになるあの得点の出方はどうなんだろうと不思議に思う>P
・女子は、前述したとおり後半6人全員ノーミス。ちょっと女子でこれだけノーミス続く大会って記憶にない。
・途中から、「次もミスるなよ」的な「違う意味での団体戦」になってた。俺の中で。
・無論、そういった中で一番の不安要素は安藤だったので、ジャンプ3つちゃんと決めてくれた時はマジハッピーだったです。
・こういうハッピーさを提供してくれる安藤さんは本当に魅力的なスケーターだ。
・SPで3A入れる浅田が本当は一番の不安要素だったけど、6分間でほぼ完璧なジャンプ見せてたので、流石にあの状態なら決めるか。
・おばちゃん来てねぇだろうなぁ、と思ったらやっぱり来て無くて残念だったのだが。
・モロ師が入ると、キスクラが「モロゾフ学校」みたいになるのがいい感じだったので、おばちゃんも来てくれたらちょっと嬉しかったが。
・しかし浅田としてはさしあたり、「SPで75点獲れる」ことを示した、って意味では意義ある大会になったかも。
・ワールドでああいうパフォの後、そういった機会を得られる辺り、この選手はやはりある種の天の配剤を受ける立場なのかなぁとか思ったりも。
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テーマ: フィギュアスケート

ジャンル: スポーツ

スポーツ一般  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

桜花賞回顧とか。 

 本日は軽井沢に軽くお出かけ。2時間しか掛からんのだから近いと言えば近いかも。
 てな訳で、桜花賞はライブでは観戦できず。昨日も出かけなかったので馬券的にはケンでしたが、結果を見て「あぁ、助かった」と(挨拶。いや、ブエナ切るつもりは無かったんですよ。

軽井沢 プリンスショッピングプラザ広場より
軽井沢 プリンスショッピングプラザ広場より posted by (C)有芝まはる殿下。

◆ラップ:12.4 - 10.8 - 11.7 - 12.0 - 12.2 - 11.7 - 11.6 - 11.6

 ちょい、このラップを遅いと見るか早いと見るかは議論が分かれそうではあり、ブエナビスタ以下追い込み勢が強かったから後傾ラップになったとも見ようと思えば見えるかも、くらいの風味ではあるか。1600の参考ラップになりそうなモノはほとんど無いけれど、昨日の阪神牝馬が1.21.4くらいならば、桜花賞が1.34.0なら水準級ではあり、その意味でジュヴェ勝った時の時計が同日1000万に匹敵する(この時の勝ち馬はライブコンサートだから、「強い1000万」ではある)の0.1秒遅れとほぼ「サドルの法則」的には水準以上だった結果を踏襲しているっぽい。
#その上で、スパー超えしたタニノ&マーチャンの記憶があると微妙に足りなくなっちゃうけど。

 で、個人的にはレース前の展望として、例えばディープインパクトなんかの場合結構自分が110円でもヒモ穴をよく連れてきてたんだけれど、それは「ディープと全く違う文脈の出来る馬」が概ね人気薄側に回る傾向が強いからで、或いはブエナを巡る馬券もそのような解釈で行くべきかなぁという見立てはあった。

 その上でレースを見ると、上位3頭が33秒台を出した一方で、1000mを59秒1で行ったアタマの8頭はいずれも35秒台という結果を見ると、ここで巧く立ち回って34秒台を出せる馬がいれば、大本命の鼻先を抑える結果にはなったかな、みたいな思いもあったりする。その後ろのグループでアタマ取ってたアイアムタマゴマゴが一瞬見せ場っぽいモノを見せたけれど、あれが前にいたら、的な。ダノンベルベールなんかは出負けしたのか或いはペースが上がらないと見たのか、スタート後に押して押して先頭グループに上がっていったように見えたけど、結局あそこで脚を使ってしまったことを後悔すべきレースではあったかな。
 で、結果としては、ブエナに絡んだレッドディザイア、ジェルミナルはいずれもかなり後ろの位置取りで、その意味では「似た競馬をした」馬と、比較的着差の少ない結果でゴールした、みたいな辺り。詰まるところ、そこまで極端に「抜けてる」訳ではないかも知れない、みたいな思いも。確かに勝ち馬には不利があったのでもうちょっと差はあってもいいし、33秒台の中で更に0.4秒も上がり差が付けば十分モノが違うかも知れないけれど、不利自体は阪神の形態上そこまで致命的にも思われなかったし、上位3頭は結構粒ぞろいで、ブエナビスタ自身も今後全く無傷でというよりは、タニノダスカ程ではないにしても、相応なライバル物語が紡ぎ出される予感もあった。その上で、それが「高いレベルでの混戦」になりそうなのは楽しみという雰囲気の方が強いし、ブエナを貶す意図はない。一方で、そういう意味でオークスでも注目したいレッドではあるが、どうも幹夫(師)つながりでこういうキャリアというと何故かシクレノンシェリフを連想してしまう部分もあり、ひとまずは無事に、とも。
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テーマ: 競馬

ジャンル: スポーツ

レース回顧  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

東京駅、とか。 

 フォト蔵導入してみました(挨拶。
 てな訳で、仕事帰りに新丸ビルのテラスより軽く撮影。
 柵にカメラ乗せれば三脚使わなくてもある程度固定できるのは有り難かったり。

東京駅の夜景
東京駅の夜景 posted by (C)有芝まはる殿下。

 で、東京駅と言えば、こんなのが。

中央線各駅を"美形男子"に擬人化! 『ミラクル☆トレイン』アニメ化決定@マイコミジャーナル

 当然、中央線育ちの麻智さんは大喜びで、絶対観る!と意気込んでおる訳ですが。
 東京駅が微妙に受けキャラっぽく映るのは、やはり終着駅だからでしょうか?だとしたら、攻めキャラとして高尾・八王子・豊田・武蔵小金井辺りが出て来ないとイカンではないか、とは思ってしまうのですが、やはり微妙に田舎っぽい都市は除外されますかそうですか。個人的にはワイルドな高尾君とか見てみたい気はするけど、武蔵小金井君とかはなかなかキャラ付けが微妙になりそうというか、中央線沿線でも微妙にそこだけ都会扱いされない的な位置づけのダメっ子っぽいけれど、実は根が鬼畜な攻めキャラとか、まぁ考えると面白そうではあるので、今後アニメ化に従いキャラを増やすのであれば是非ごケントウを>有馬さん(って、会ったことねぇよ。
 個人的には、キャラのユニフォームが結構思ったよりもイケてる感じになってるのが好感ではある一方で、これがE223のデビュー前であったら……というか赤い201系の時代にアニメ化されていたらやはりみんなオレンジのブレザーとか滅茶苦茶な服を着せられていたんだろうか……という麻智さんの指摘が鋭いと思いました。
 ただ、中央線擬人化となると、主人公はやっぱり自分的イメージだと中野(東京)か三鷹辺りになるような気がしてというか、東京駅は別路線が多すぎるのでその辺りどうなのよと。
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テーマ: アニメ

ジャンル: アニメ・コミック

よしなしごと  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

アニみて最終回@西武秩父から、山の麓の病院へのバスはあった、が。 

 OPの「スカートのひだ 乱れない」が「スカートの下 乱れない」に聞こえてならなかった(挨拶。

 てな訳で、4月期アニメも始まってるのに今更マリみて4期話であるが、駆け足な展開で最後は何とか松平病院に間に合ったものの、どうやって尺をあわせるか逆の意味でやきもきした人が多かったのではないでしょうか。まぁ今野先生の作品は結構説明的描写に終始する場面が長いので、ストーリーだけ流すならば意外と時間掛からないんだけどな!(でもまぁマリみての魅力って、ああいう説明的描写での学園風景の描き出しなので、ある意味一番美味しいところをパスられてるとは言えるし、一方でアニメ向きでは無いとも言えるかも)
 はサテオキ、バレンタインデートは旧ライオンズカラーの西武で山奥へという展開だった訳ですが、何処まで行くかと思ったら本当に終点まで行ったよ。ところで、パラさしの時には松平病院って多摩の山奥ってイメージがあったので「あれ?」と思ったんだけれど、何か自分の中で微妙に彩子お祖母様の実家がパラさしで都内の閑静なと描写されていたのとゴッチャになってたらしい。
 で、秩父というと有芝としてはまず以下の秀逸なニコ鉄MADを推奨しておこう。どうしても通勤系に偏りがちなレイル・オブ・ナイツの中で、蒸機・電機・旧国電から大手私鉄までフル動員した懐の広さとカオスっぷりは圧巻。余り評価されていないが、このうp主はニコ鉄界隈でも相当な実力者ですな。



 と大幅に脇道にそれたが、秩父のごとき奥地までも聖地巡礼に行った方はいたらしく。

マリア様がみてる 「あなたを探しに」ツアー@宗子時空

 これを見ると、どうやら病院は見つからなかったらしい。
 では、Google先生辺りに探して貰うか、ってことで、「西武秩父 病院」でお伺いを立ててみる。無論これだと西武秩父駅前に偏るので、スクロールを広げて、なおかつハープ橋を越えるとのことなので、ある程度荒川左岸側を見てみようと。そうすると、秩父界隈で荒川左岸の病院は2つ。片方は歯科医院なのでオミットすると、残りは秩父中央病院くらいか。
 で、この病院なんですけれど、ぐぐると、交通案内のページで。

秩父中央病院送迎バス


 をを、あるじゃん、送迎バス!
 まぁちょっと路線は多すぎるし、病院の雰囲気も山間の診療所という雰囲気にはちと立派すぎ、実際にアニメに出てきたような診療所の字面では全然無いんだけれど、地形を確認してもまぁ候補地としてはこの辺りかな、と。多分アレだ、マリみてはリアルではこの時期は2000年くらいだと思うので、その後に院長が替わって病院改修した、ってことにすれば何とかなる、かな。
 とは言え、例の事故の場所がかなりハープ橋(地図上では秩父鉄道秩父駅から西に延びる県道が荒川越える橋)の近くであり、この病院からだと歩いて3,4kmくらいあるのが問題か。あと、老人介護施設とかもあるんだけれど、基本的にこの病院は精神科なので、祥子さまのお祖母様はどういう病気で入院してたんだ、ということにもなりかねないのがちと課題。いやでも、瞳子ちゃんが貰われたのは、たまたまその頃義母さんが流産で落ち込んで……って話もあったからと思うと、うーん、ではあるが、多分考えすぎだろう。
 まぁいずれにせよ、過度な聖地巡礼はほどほどにしつつ、アニメのロケハン地を愉しみましょう、ってことで、一応モデルとなる病院はありそうだけれど、実物としてのアニメに出てきたような診療所は多分無いんじゃないの?くらいをFAとしておきましょうか。
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テーマ: マリア様がみてる 4thシーズン

ジャンル: アニメ・コミック

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