07« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

本日の独仏はG1だよ。 

◆負荷試験。
8月17日ケルン7R 17:15発走 芝2400m
ケルン・ボン貯蓄金庫ラインラント杯(G1)
総賞金155000EUR 3歳上 定量(3歳54.5kg、4上60kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
15First Stream   GER 牡4 60 ヘルフェンバ121 6休658 ホファー    LOMITAS
21Oriental Tiger  GER 牡5 60 ヘリアー  143 6休115 オストマン   タイガーヒル
34Papal Bull    GB  牡5 60 ムーア   186 7休422 Sir.スタウトGB モンジュー
43Prinz       GER 牡4 60 ペドロサ  71 262休8 ヴェーラー   ランド
52Akiem       IRE 牡3 545スボリッチ 51 331313 レーヴェ    Kutub
66Kamsin      GER 牡3 545シュタルケ 53 休1141 シールゲン   SAMUM
 つか、こんな所に*ペイパルブル(笑)。
 前走の Duke of Marmalade とのマッチレースはアスコットらしい見応えあるものだったけど、相手が*ペイパルブルでこれを強いと言っていいのか的なツッコミは結構多かった訳で、この馬の側ももっと証明すべきものはあるんではないかと思われたが、バーデンどころかラインラントって選択は果たしてどうなんよというか、ダービー馬 Kamsin としても古馬初対戦が思いがけぬ負荷試験の場になってしまったなという印象。まぁ、Prinz とか First Stream とかそこそこ期待してて伸びなかった馬の一発に期待したいところではあったが、果たして。まぁでも Kamsin も勝てないことはない、気はする。

◆騎手の起用は馬主原理主義です。
8月17日ドーヴィル4R 15:50発走 芝1600m
ジャック・ル・マロワ賞(G1)
総賞金600000EUR 3歳上 定量(3歳56kg、4上58.5kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
17Sageburg     IRE 牡4 585スミヨン  84 4休316 d.R-デュプレ  Johannesburg
22Racinger     FR 牡5 585ペリエ   164 2休14休1 F.ヘッド    Spectrum
38Runaway      GB 牡6 585スミヨン  194 休41休5 P-ゴードン   King's Best
43Major Cadeaux   GB 牡4 585ヒューズ  104 休2113 ハノンGB    Cadeaux Genereux
51Sindajan     FR 牡3 56 ジャルネ  51 休23112 d.R-デュプレ  Medicean
65Tamayuz      GB 牡3 56 ボニーヤ  54 1休191 F.ヘッド    Nayef
76Arcadia's Angle  USA 牡3 56 ルメール  84 241114 バリー     Aldebaran
84Natagora     FR 牝3 545武豊    95 休1133 バリー     ディヴァインライト
 って、ことなんだろうなぁ。つか、ユタカをねじ込む勢力があったってよりは、単純にニアルコスが格でルメールを持って行ったような図式にも見えるんではあるが。てな訳で、2頭だし厩舎が目立つ中で、3歳牡牝のマイルG1馬対決、にはなるのか。そこに穴を開けそうなのは Racinger 辺りを挙げられそうではあるが、出走する条件が合った状態で負けたらやっぱりヤネの腕が鼎の軽重問われる訳で、出られたらきっちり勝ってよユタカさん、的な思いで北京をみるような目で見てしまいそうなレースではあり。
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テーマ: 競馬

ジャンル: スポーツ

タグ: 競馬  ドイツ  フランス  レース展望 
ドイツ競馬  /  tb: 0  /  cm: 2  /  △top

「五輪の虚飾」のファウルゾーン 

 昨日に続き、外信ネタ。

Politburo silenced cute singer's voice@FT

 だからツインテールを「Pig-tailed」と書くと激しく印象を損ない、本朝の萌えヲタの夢を奪うからやめろと何度言えば(挨拶。
 で、口パク問題、意外と各国で盛り上がってる感じはある。US版Google Newsで「Lip」とか検索したりすると色々掘れるんだけど、上のFTの記事はそうでもないけど、結構非難の口調が強い記事や「Scandal」として取り扱ってる記事は多いような印象。この辺りの騒ぎ方としてはむしろ日本のがネットのごとき市井レベルでも「そんくらいねぇ」的寛容さはあるように思われ、まぁアメリカとかでも市井はどうかってのはあるが、メディアレベルではそれなりに書き立てられてる風味。あの手の映像である程度細工をすることはアメリカの芸能番組とかでもありそうなもんだし(実際、こういう機会に過去の有名な口パクをまとめてみた的な記事もあったりする)、そこまで言えたものか的部分もあるにはあるが、やはり建前的に譲れない線を越えてるのかなってことは考える。
 やはり、「子供にそういうチートをさせる」みたいなのが結構大きいのだろう。
 その辺りの欧米のある程度以上のクラスにおける折り目の正しさってのはあるだろうし、子供が絡むという文脈で「パヴァロッティのトリノが前撮りだった」とかとは話違うような。その上で、子供に対する保護みたいな意識も奴等においてはかなり強いので、この手の行為は
「子供をして大人が『チートに手を染めさせる』」
みたいに映る面もあるのかな、とは思う。そして、神の下に生きるキリスト者はそうした罪による捌きを避けうるとは思わないので、それは「回復不能な罪をかぶせる」みたいなパラダイムにも繋がり、言わば「虐待」に近い部分すら感じたりするのだろうか。
 無論、欧米人も聖人君子ではないので、ある程度までそういう形で子供に因業を負わせる機会が無い訳ではない。しかし問題は、中華当局がこれを大っぴらに認めて、「国益のためだからいいじゃん」と、まさに漢民族の鑑のような見事なぶっちゃけをかましてしまった点にもあるのかな、とは思う。悪いことならばひっそりやれ、あと懺悔しろ、的な欧米式モラルにおいて、このような開き直りこそがある種の侮蔑の対象になるように思われる(余談ながら、本朝も折に触れてこの辺りのラインを超えることは、現代でも皆無ではあるまい)。その意味では、この件については、何のかんの言って「やっちまったなぁ」みたいな感覚はある。

 例えば花火CGについては「いや、大人の事情ってもんがあって、あんなのガチでやってパイロットがトチ狂って競技場突っ込んだらどうするよ」みたいな言い含め方は十分に可能だっただろうけど、今回はちょっとなぁ。確かにゴーストシンガーやってた娘の方も普通にテレビとか出て歌を披露してるらしく、決して致命的にダメな容姿でもなく、「変えなくても十分可愛いじゃないか」という声は紹介されてるくらいなんで、まだ救いはある。つか、あれがファールなら劉歓(S.ブライトマンと歌ってたおっさん)なんかどーすんだ、遠目に見て一瞬ホリエモンかと思ったぞ……みたいなのはサテオキ、ただそうは言っても、事実「顔のせいで替えられた」こと、その文脈で自分の写真が全世界にああやって晒されるってのは何時ぞやのハゲのおっさんどころの騒ぎではないスケールの試練な訳だし(その意味では、写真をキャプションしなかった上のFT記事は良心的かと)、逆に美少女の側も「歌唱力がズコー」ってことをバラされるのは辛いものがあるし、こっちは音声データなだけに、真の歌声を披露して申し開く機会すら大きく限定されるって意味ではゴーストシンガー以上に気の毒と言えなくもない。つか、音楽監督のこのコメント、いくら何でも酷すぎだろ。俺が9歳の幼女なら、ここまで言われたらもう開会式の舞台に立てんぞ。
"When they heard [Ms Lin's rendition], people from all sides, particularly leaders from the party politburo, expressed their opinions to us," Mr Chen said. "They said we had to change it, so we changed it."

 とまぁ、そんなこんなで、ある程度お約束的にネタを投下してくれる中華は凄いと思います。外信ネタでオリンピックを掘ると、これ以外にも今度は2002ムンディアルどころの騒ぎではないような、「チケット完売な筈なのにガラガラ」な観客席と町の雰囲気をWPに晒されてたりもして。02韓国とかでもガラガラな試合はあったけど、普通に当日券売ってたじゃねぇかと思うと、やはりある意味奥が深い国というか。
 中華頑張れ、超頑張れ。
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テーマ: 北京オリンピック全般

ジャンル: スポーツ

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英国人士の、「帝国の逆襲」への危機感。 

 結構痺れた Times Online のコラム。

Another battle in the 1,000 year Russia-Georgia grudge match@Simon S.Motefiore氏

 id:Soreda氏が引いておられた同じくTimesの「Georgia: another Sarajevo moment avoided」なんかを読んでても、結構イギリス人がこの戦争を世界大戦の契機となりうるくらいの危機感で見ているってのは見受けられるのだが、実際コーカサスは黒海・カスピ海をまたがる資源のシルクロードというべき存在であり、まぁキツいよなぁ、って感じで。で、このコラム執筆氏は、上のコラムを踏まえてさらに厳しく踏み込んでる感あり。
The troubles in Georgia are not the equivalent of an assassinated archduke in Sarajevo. But historians may well point to this little war, beside the spectacular Olympic launch of resurgent China, as the start of the twilight of America's sole world hegemony. If the new Great Game is for the oil of the Caucasus and Central Asia, the West may be in the process of losing it.

 実際、上の「Another Sarajevo」という指摘に対して※欄でも「サラエヴォじゃない、ズデーテンだ」的な指摘は入っていて、自分もそれに近い感覚を覚えたんだけれど、このシルクロードをロシアの手に渡すことは、ある意味「ヨーロッパ」や、その後見人たるアメリカの大きな敗北に繋がるものだし、なかなかヘグるような対応は出来ないというのがあるのだろう。確かにこの件でサアカシュヴィリを擁護するのは容易ではないものの、かといってここで退くことも出来ない的なジレンマは非常に強い訳で。
 この複雑な事情を有する古くからの緩衝地帯は、スターリンによって巧妙に設計されたものである。曰く
No one understood its ethnic complexity and strategic significance like Stalin, that Georgian romantic turned Russian imperialist, who had been born in Gori, the town that has been overrun by Russian forces and where a marble temple now stands over the hut where he was born. The Ossetians who straddled the border had early sought Russian alliance, earning Georgian disdain. Hence Stalin was accused by his enemies of being an Ossetian: his father was of Ossetian descent, though long since Georgianised. Stalin drew the borders of the Soviet republics to ensure Georgia contained autonomous ethnic entities, South Ossetia, Abkhazia and Adzharia, through which Moscow could keep Georgia in order.

 ジュガシュヴィリさんがグルジア人だってのは有名な話だけど、何とオセチア系だったんだ、というトリビアはサテオキ、彼はグルジア人のオセチア人蔑視を知りつつ、敢えてグルジアにオセチアやアブハジア・アズハリアという異民族を支配させて、民族対立の種を撒き、それによるディヴァイド・アンド・ルールを確立した、というお話。そうした種を回収するかのように、
Russia encouraged southern Ossetia to establish a statelet within Georgia, whose inept, insane first President, Zviad Gamsakhurdia, had inflamed ethnic tensions.

 という感じで、グルジア民族主義に走るガムサフルディア政権に対して南オセチアの反抗を支援した、という感じで現在の例の謎の国が出来上がったりする。その後欧米に顔が利くシェワルナゼのもと、あくまで血の気は抑えて「ヨーロッパ化」に邁進するものの、2003年にはサアカシュヴィリによって政権交代がなされ、「NATO入り」による対露同盟への参加まで至ろうとする。恐らくシェワルナゼはそのリスクを知っていたのだろうけれど、と軽く示唆もされつつ。そうなると、プーチンの元で強国になったロシアも帝国としての手腕を発揮する訳だ、という訳で
The Kremlin has used its clients, Abkhazia and Ossetia, as Trojan Horses to ruin Tbilisi's independence - recently raising the tension by offering Russian passports to all Ossetians and testing Georgian resolve with cross-border skirmishing: the trap of a practised imperial power.

 この辺りの「トロイの木馬」国家をフル稼働させはじめる訳だ。この辺りのニュースは実際結構ここ1,2年くらいのレベルでそこそこキナ臭くなっていた感覚は確かにある。この両地域を紛争地域として抱えること自体がNATO入りの障害となるのである。そういう中で、グルジアは分の悪い賭けをせざるを得なかった、と。一方、ロシアの側も野心は大きく、
The retaking of Ossetia is a minor part of the Russian campaign. More significant is the attack on Georgia proper, which reasserts Russia's hegemony over the Caucasus, assuages the humiliations of the past 20 years, subverts Georgian democracy - and defies and defangs American superpowerdom.

 と見ている。そして、ヴラジカフカースの前線に颯爽と降り立った革ジャンジーンズの伊達な皇帝プーチンに対し、西側は立ち向かわないといけないらしい。曰く
The West must protest with unified resolve; Russia both despises Western hypocrisy and craves Western approval. Georgian democracy and sovereignty matter. So do our oil supplies: the West built a pipeline to bring oil from Azerbaijan and Central Asian across Georgia to Turkey, free of Russian interference.

と。そんな中で、ロシアは平然とスターリンよろしく
“How many divisions has the Pope?”

と言い切れるのが現状なのである。実際、イギリスもアメリカも、一兵の援軍もグルジアに送れていないのだから。この「帝国の逆襲」に、君は生き延びることが出来るか。


--
 で、思うのだけれど、サアカシュヴィリの今回の対応は、果たして「軽挙妄動」と片付けることが出来るのか、みたいな。いや、確かに状況だけ見ると軽挙妄動としか思われない部分もあるんだけれど、詰まるところ、それこそグルジアみたいな国家を「集団安全保障」の枠内に入れてしまうことについては、それをやることによって「小国の戦争」が世界大戦になるというそれこそ1914年の教訓が身に沁みている欧州辺りにとっては戸惑われることだったんではないだろうか。そのような現状を思えば、何らかの形でオセチア・アブハジアを「片付ける」ことはグルジアにとっては結構急を要する課題だったのではないかという気がする。もうちょっと言えば、その結果その土地を失うこととなっても、ある意味黒海からアゼルバイジャンに横たわる国土を維持出来れば当面は国家としての維持という意味では良くて、その上であわよくば戦後処理の中で過剰な報復をロシアが行った上でオセチアを吸収合併するならば、長い目で見て国際社会を味方に付けられる、くらいまで考えていたんではないのかな、なんてことも。
 ただ、グルジアも実際には「民主国家」になってしまっていて、それ故に、地政学的な国益とは離れてロシアに近い政治的勢力もあるだろうし、自信の政権を危機にさらせばそういう勢力の台頭も許してしまうのではないか、みたいなことは案じられる部分ではあったのだが。
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テーマ: 国際ニュース

ジャンル: ニュース

海外雑感  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

ベビーシッター文化を輸入する前に、今ある仕組み使う手もあるよ。 

 海部氏@Tech Mom from Silicon Valleyのベビーシッター話より。

きわめてミクロな少子化対策
よーし、ベビーシッター普及キャンペーンを張るぞ。

 読んでて思ったのだが、使い勝手とかの問題はさておき「本朝にはファミリーサポートがある」ことをどれくらいの人が知っているのだろうか?たぶん海部氏のように海外生活をされている方にとっては耳慣れない制度ではないかなと思うし、はてブでコメントしてる人でも殆ど気づいてないケースが多いように見受けられたので(元記事ぶくまで言及してたのはid:ochame-cool氏とid:inumash氏くらいか)、軽く書いてみる。

 「ファミリーサポートって何ぞや」というのに関してはまずid:ROYGB氏が貼られたリンクを見ればよいし、ぐぐって頂ければ似たような情報(大概は各役所)が山のように出てくるのでここでは省くが、一言で書けば「登録制のベビーシッターみたいなもの」で、要するに一般の家庭で子ども預かってもいいよ、という人が「提供会員」(ないしは、自分も使う側に回ることもある「両方会員」)としてセンターに登録し、簡単な講習を受けた上で、センターで斡旋を受けて客(こちらも「依頼会員」としてセンターに登録する)を引き受けてバイト代を貰うような仕組み、と考えて頂ければよいかと。基本的には、北米におけるバイトのベビーシッターとやることは大して変わらないが、ベビーシッターが「家に来る」のに対し、こちらがサポートさんの「家に預ける」ってのが最大の違いか。
 ある程度事前に斡旋された提供会員さんと会話して雇い主の心得や細かい実費分担などのアンドを取った上で、どういう範囲で預けるみたいなのを予め明確にする必要があるってのはまぁ同じで、それが制度化されてるってくらいかな。あと、これは北米のベビーシッターなんかもそうだと思うけど、業務でやるってよりは小銭稼ぎ的にやるものなので、サポートさんが別の都合がある日には預けられないってのはある。相場については、これもぐぐれば色々ヒットするけど、時間700円~1000円が相場で、アメリカの平均6ドルよりは気持ち高めも、まぁ役所仕事なんで上下の振れ幅は少ない。で、預かる側に関しては大体は20歳以上ってことになってて、中高生の学生バイトみたいなのは存在せず、実際うちの依頼先も普通に40代のおばちゃんだし、まぁポスト子育て世代と見て間違いないかと(上述の「両方会員」な人は現役ママさんですが)。

 恐らく、日本のような風土で普通にベビーシッターをやる場合には、なかなか細かい部分のトラブルとか管理責任をきっちり洗い出しておく負担はあるかと思うのだけれど、ある程度公共でオーサライズされた機関を通して行うことで、ある程度の安心感みたいなものはあるかなという辺りがメリットにはなろうかと思う。つか、ベビーシッター的なボランティア仕事は日本ではこういう形でしかやれないんだろうな、って気も。実際預ける側も世代が高い方が信用しやすいだろうし。一方で、事前にある程度預けるケースを明確にしないといけないので、かっちり予定を立てて計画する文脈の中で依頼をしないといけないってのは、まぁ詮無いことではあるけれど、北米のベビーシッターと比較すると敷居は高い。斡旋といっても「その場で空いてる人を手配する」なんて訳ではなくて、あくまで面接の上で決まった担当のサポートさんにお願いする形なので、スペアが利かないんですな。あと、結構サポートの用途が限られるというか、どうしても送迎のタイミングが合わない場合とかに限定されることも多い、みたいなのはあるかも。実際サポートもある程度定期的に使わないと子どもにとっては慣らしが利かないとか出てくることもあるだろうけど、つい遠慮してしまう、みたいなことはあるし。因みにうちだと、まぁ麻智さんが会社の集まりとかで遅くなるときに、自分が都合つけても残業とかで早帰りできないケースが多いので予め頼んでおく(大体18:30から2時間くらいのスパンで)、みたいな使い方がメインで、まぁ保育園のプラスアルファ的な、つー感じですな。

 ただ、実際こういうサービスはあるし、自治体のサイトとかを掘ってみる限りでは、普通に利用数も順調に伸びてるようではある(例:京都府兵庫県)。そして、不便な部分もあるけど、使う側にしてもあれば有り難く使えるものではあり。また、恐らく実際に子どもがいて育児をしてる人には、利用してるかしてないかはともかく、幅広く知られてるようにも見える。ただ、こういうサービスの存在って、どうしても「実際に子どもがいて」というケースで無いと、その存在自体にアンテナが行かないケースは多いんではないか、と思う。要するに「潜在的顧客としての独身者」がこういうサービスに気がつかないケースは多いのかなぁ、って気はした。で、その上で「日本はベビーシッターの文化がなくて不便だ」と勝手に勘違いするケースも多いのかなぁ、なんて思ったり、そういう誤解から子供を生むことについてのリスクを勝手に高く見積もったりしてると、ちょっと勿体無い気はした。
 で、こういう制度がイマイチ知られてないことは、行政の広報の怠慢か?というと、それはちと違う気がする。つか、ファミリーサポートに関する似たかよったかな説明は、Google先生引けば飽きるくらい出てくる訳で、むしろネット上見る限りでは冗長ですらあるようにも思われる。むしろ、ネットみたいな場で育児にしても介護とかにしても、ある種の福祉ハック的なものの大枠を集約的にまとめたサイトがあって、薄く広い知識を多くの人が共有できればいいのかなぁ、なんてことは思ってて、その上で役所のサービス説明なんかはそこからリンクされる形でローカルルールを紹介するような形態のほうがいいとは思うんだけど、とにかく日頃そんな関心持ってない人にまで福祉の全体像を知らせるのは難しいよな、みたいな話ではあり。

◆以下余談。
 この手の話になると、ことさら隣の芝が青く見える話が多いんだけれど、恐らく彼我の育児環境の差において本朝が優れている点ってのもあって、それは
「(近くにいれば)母方の親を頼れる」
という要素。これは実は一昔前の団塊世代とかにおいてよりも現在の方が、既に親が上京済だったりすることが多い分有利ですらあるかも知れない。うちは残念ながらこの恩恵にあずかれない側の環境なのだけれど、周りを見ると結構「たまには実家に預けてラクする」パターンは頻繁に目にする(下町だからか?)。翻ってアメリカとかだと、自分が親になるような年になって親のスネかじるのはカコワルイ的なカルチャーは強いだろうし、少々孫が可愛くともなかなか祖母が面倒なんて見てくれんのでは?とも。日本でベビーシッターが余り流行らないのって、この辺の事情も手伝ってる可能性はあるかなとも思われ。
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テーマ: 初めての子育て

ジャンル: 育児

国内雑感  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

鉄道オタが非オタの娘(2歳)に鉄道動画世界を軽く紹介するための10本 

 まあ、どのくらいの数の鉄道オタがそういう娘に恵まれるかは別にして、「電車好きではまったくないんだが、しかし父親の鉄道趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らない鉄道動画の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな2歳児の娘に、鉄道動画のことを紹介するために見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。娘に鉄道を布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)

 あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う前面展望は避けたい。できれば車両の映像、長くても10分以内にとどめたい。あと、いくら鉄道的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。鉄道好きが『碓氷峠のアプト式』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。そういう感じ。

 娘の設定は
鉄道知識はいわゆる「実家までの路線」的なものを除けば、プラレール程度は遊んでいる
早熟度も低いが、知恵は結構ついてきた

という条件で。

 まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。
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テーマ: 鉄道

ジャンル: 趣味・実用

趣味  /  tb: 0  /  cm: 3  /  △top

今更ながら、ディアナである。 

 何か今年はあまり季節感のない生活をしてるんだけれど、それにしてもディアナが8月ってのは違和感があり。
 まぁでも、晩熟の馬をじっくり仕上げられるという点では面白い発想なのかも、という趣で19頭の賑やかなメンバーを揃えた、真夏のデュッセル。
8月3日デュッセルドルフ7R 17:10発走 芝2200m
ドイツ牝馬ダービー・第150回ヘンケル・ディアナ賞(G1)
総賞金400000EUR サラ3歳牝 定量(58kg)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
16Peace Royale   GER 牝3 58 ペドロサ  53 216休1 ヴェーラー   Sholokhov
213Rosenreihe    IRE 牝3 58 シュタルケ 61 休3245 シールゲン   Catcher in the Rye
34Lady Marian    GER 牝3 58 ブフ    61 休2561 バルトロマイ  Nayef
49Baila Me     GER 牝3 58 バルジュー 22 ---11 バルトロマイ  SAMUM
514Tres Rapide    IRE 牝3 58 ヴィクトワー52 休3113 パンタルFR   Anabaa Blue
612Themelie Island  IRE 牝3 58 デフリース 62 1休567 A.トリブール  モンジュー
73Umirage      GER 牝3 58 スボリッチ 21 ---13 ブルーメ    MONSUN
82Auentime     GER 牝3 58 ヘリアー  61 1休447 オストマン   Dashing Blade
98Salve Germania  IRE 牝3 58 キネーン  21 ---15 ヒクスト    パントレセレブル
1018Larella      GER 牝3 58 ムンドリー 51 29休76 ラウ      Anabaa
1116Azalee      GER 牝3 58 ケリー   21 ---21 J.ヒルシュバー ランド
127Dawn Dew     GER 牝3 58 ミナリク  41 31休83 シールゲン   モンジュー
1319Bella Amica    GER 牝3 58 ゲリッツ  101 83714 ローテリンクた Black Sam Bellamy
1411Porta Westfalica IRE 牝3 58 ホランド  31 --531 ヒクスト    Noverre
151Ianapourna    GER 牝3 58 ヨハンション21 ---41 J.ヒルシュバー Dai Jin
165Affair      FR 牝3 58 ムンドリー 20 ---22 ラウ      モンジュー
1710BittersweetsymfonyGER 牝3 58 スアーラント31 --661 メーダーたん  Hawk Wing
1817Carolina Directa GER 牝3 58 ハンマーハン31 --981 シュプレンゲル Black Sam Bellamy
1915Perseida     IRE 牝3 58 モンギル  10 ----5 シールゲン   Galileo
 2歳から王道を進んだ感のあるポールポジションの Peace Royale を軸に、その後のトライアルを連覇したバルトロマイ師の両頭 Lady Marian と Baila Me が挑むと言った具合の見立てにはなろうか。で、その Baila Me がトライアルを勝ったのは6月のウニオン・デイだった訳ですが、その日に同じ2200の未勝利戦があり、それを勝ったのが*ウンガロの姪にあたるレットゲンの Umirage。既にハンブルクのトライアルを展望したときに紹介した通り、この時は Umirage と、同じく1戦1勝で重賞に挑んだ Salve Regina の下 Salve Germania に注目したが、両者とも流石に勝つには至らなかったものの、ほぼ予定通りと言っていい感じでこのレースに臨む。前走である程度上のクラスでのレースも覚えたであろうことを思うと、この辺りの巻き返しも注目。一方、Umirage のデビュー走に出た馬がメンバー中あと Azalee と Ianapourna と2頭いて、いずれも勝ち上がってここに来た。Azalee については、*ランド産駒でもあり、ここは穴として気にしておくべきであろう。母父 Lycius ってのがアレだが……。

◆Zarkava とは巡り会わない宿命か。
8月3日ドーヴィル3R 15:15発走 芝1600m
ロトシール賞でアスタルテ賞(G1)
総賞金250000EUR 3歳上牝 定量(3歳54kg、4上57kg)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
17Darjina      FR  牝4 57 スミヨン  115 3休222 d.R-デュプレ  Zamindar
26Sabana Perdida  IRE 牝5 57 ジャルネ  1910 31休11 d.R-デュプレ  Cape Cross
31Barshiba     IRE 牝4 57 T.R.クイン 162 79622 エルズワースGB Barathea
43Nahoodh      IRE 牝3 54 デットーリ 82 105671 ジョンストンGB Clodovil
58Natagora     FR 牝3 54 ルメール  85 1休113 バリー     ディヴァインライト
64Raymi Coya    CAN 牝3 54 パスキエ  63 31休18 ボッティITY   Van Nistelrooy
72Briseida     GB 牝3 54 ドワイヤー 62 23休15 シールゲンGER  Pivotal
85Goldikova     IRE 牝3 54 ペリエ   63 休2231 ヘッド兄    Anabaa
99Spring Touch   USA 牝3 54 ボニーヤ  30 --9105 ヘッド兄    Elusive Quality
 一応注目しておきたい、おフランスのアスタルテ。  9頭立てで7頭が外国産馬というフランスらしいメンバー構成ではあるが、恐らく頂上対決的なマッチレースとして人気をわけるのがそのただ2頭の内国産馬である辺りは、フランス産ヲタは誇ってもいいのであろう。4歳の最強牝馬対3歳の最強牝馬という意味でも十二分に注目に値するが、Natagora の対する相手がアガ・カーン一家の馬であるって辺りにも注目されて然るべきであろう。Zarkava と Natagora のどちらが上か、ってのは今年のフランス人の格好の酒の肴であろうが、これまで一貫して Natagora の方が志の高いローテを目指していた一方で、Zarkava の側も賭け値を一気に上げて凱旋門を目指しだした。それも、同馬主の仏実質ダービー馬を下げることまで示唆して。こうなると、恐らく凱旋門では流石に距離の長すぎる仏偽ダービー3着馬 Natagora としては、恐らく同期のライバルと対戦する機会はないのであろう。ならば、代理戦争となったこのレースは、かなり意味の大きいものになったに違いはなく、まずは頑張れと。どっちかというと今回で見れば Dajina に分がありそうなんだけどね。
 2強片方が崩れるの法則を狙うのは、連勝中の上がり馬 Sabana Perdida や前走ファルマスで穴を開けた Nahoodh もいるが、往々にしてこの手のケースは人気が薄い方に妙味はあると思われ、まぁ独ギニー馬 Briseida も見せ場は作ってね。
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