有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、或いは反逆のドゥ・ロワイユ=デュプレ。
本日の独仏。
 昨夜寝る前にダービーで New Appproach が勝ったと聞き、いやぁ本朝の東京優駿に続いて、こちらもスジ悪気味のマイルからのローテで勝っちゃうのかぁと思いつつ、じゃぁベルモントで Big Brown 止める馬は前走マイルだろと思いつつも北米のマイルなんて滅多にねぇよとセルフツッコしてたところ、果たして勝利したのは唯一前走が1マイル1/16だった Da' Tara とは、今年のマイルハーフはもうすっかりこんな感じのレースばっかりだなぁ。独仏のダービーはまだ残ってるけれど、果たして。

◆そのダービー戦線。
6月8日ミュンヘン6R 16:35発走 芝2000m
バヴァリアン・クラシック(G3)
総賞金50000EUR 3歳 定量(58kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
15Diacaro      GB 牡3 58 ビエトリーニ41 4149休 ブルーメ    Alhaarth
23Idolino      GER 牡3 58 ヨハンション21 −−1休8 J.ヒルシュバー Tertullian
31Il Divo      GER 牡3 58 ペドロサ  21 −−−12 ヴェーラー   Dashing Blade
47Kamsin      GER 牡3 58 シュタルケ 32 −2休11 シールゲン   SAMUM
52Lancetto     FR 牡3 58 ヘルフェンバ30 −5休32 ホファー    Dubai Destination
66Lone Star     GER 牡3 58 ファンデケレ40 235休4 M.トリブール  KALATOS
74Walzertraum    USA 牡3 58 ヘリアー  21 −−−61 J.ヒルシュバー Rahy
 ここは春季賞の勝ち馬 Kamsin を注目すべきレースか。確かにそのレースの2着馬 Lancetto や活躍馬 Walzerkonigin の仔 Walzertraum などもいるし、Lone Star などは未勝利ながら前走は仏ギニー馬の4着だったりして面白いが、ダービー適性的にはこの父と同じ服色の Samum 産駒がどこまでやれるかを見ておきたい所だろう。配合を見ると、ある種衝撃的なのは Sadler's Wells の4×4というクロス。80年代生まれの馬がもう4代目でクロスってのは何か時代の流れを感じるし、その上でまだサドラーズの後継種牡馬はやっとこ*モンジューと Galileo が定着しはじめてるくらい、みたいな現況とのブレも趣があるというか。ただ、それに留まらず Surumu クロスの合わせ技や Derring-Do, Hyperion のサポートなども入っており、父も制したこの舞台で名乗りを上げて欲しいなと。

◆ロワイユ・デュプレ祭かよ。
6月8日シャンティ5R 16:15発走 芝2100m
ディアヌ・エルメス賞(G1)
総賞金800000EUR 3歳牝 定量(57kg)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
19Proviso      GB 牝3 57 パスキエ  52 12休33 ファーブル   Dansili
213Sanjida      IRE 牝3 57 フェード  61 3休332 d.R-デュプレ  Polish Precedent
38Zarkava      IRE 牝3 57 スミヨン  44 11休11 d.R-デュプレ  Zamindar
43Prima Luce    IRE 牝3 57 マニング  52 519休1 ボルガーIRE   Galileo
511Top Toss     IRE 牝3 57 テュリエ  53 11休12 d.ニコレ    Linamix
67Wait and See   FR 牝3 57 ブフ    61 24527 コレ      モンジュー
71Belle et Celebre FR 牝3 57 メンディサバ41 42休21 d.R-デュプレ  パントレセレブル
82Satan's Circus  USA 牝3 57 ルメール  74 21休11 ルージェ    Gone West
910Kitty Matcham   IRE 牝3 57 ヘファナン 72 11休910 オブライエンIR ロックオブジブラルタル
104Leo's Starlet   IRE 牝3 57 デットーリ 33 −1休11 d.R-デュプレ  Galileo
1112Belle Allure   IRE 牝3 57 ボニーヤ  52 149休1 プリチャードゴ Numerous
125Gagnoa      IRE 牝3 57 ムルタ   63 101休12 ファーブル   Sadler's Wells
136Goldikova     IRE 牝3 57 ペリエ   42 11休22 ヘッド兄    Anabaa
 相方のジョッキークラブは牝馬の Natagora も含めて仏産馬のルネッサンス的な構成であったが、向こうに馬が持ってかれすぎたのか一転こちらは生産地だけ見ると完全にアイルランドの出先状態。まぁレース的には抜けた存在の Zarkava を巡って、みたいなモードだけれど、そこに相手になるサンタラリ馬や不敗馬までロワイユ・デュプレ厩舎ってのはある種異彩を放つレース。つか、デットーリは何か妙にフランスでお助けマン的様相を呈しているなぁ。このどっちかとか勝っちゃったら相当にKY的な結末でそれはそれで面白いかも知れないが、Leo's Starlet はX経路にモロ Miswaki が鎮座する牝馬向けな配合であり、まぁ面白そうな馬ではある。Green Tune 経由でもう一本ミスプロが入るのは明らかに余計だと思うんだけどね(苦笑)。ただ、バクチ的にはそういうKYよりは Goldikova の逆襲とかフレンチクールモア(何か「フレンチクルーラー」と似てるw)の Gagnoa の良血、或いはお約束のルージェ上がり馬 Satan の勢いとかに逆転の目を見る方が良いかも知れず、ただどれもちょっとずつ足りないっぽくて2冠に向けての視界は相応かなと。
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