有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、或いは反逆のドゥ・ロワイユ=デュプレ。
2000m路線は両方ともなかなか面白げ。
◆バーデンバーデンでやれ。
5月18日カパネッレ4R 17:00発走 芝2000m
共和国大統領賞(G1)
総賞金275400EUR 4歳上 定量(58kg,牝2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
16Axxos       GER 牡4 58 シュタルケ 93 252休1 シールゲンGER  MONSUN
27Freemusic     IRE 牡4 58 マルチェッリ152 1休342 スケリッロ   Celtic Swing
38Golden Titus   IRE 牡4 58 バルジュー 125 392休2 レンゾーニ   Titus Livius
41Hattan      IRE 牡6 58 サンダース 355 410休12 ブリテンGB   Halling
52Pressing     IRE 牡5 58 カラン   246 7211休 ジャーヴィスGB ソヴィエトスター
65Saddex      GB 牡5 58 テュリエ  146 1611休2 ラウGER     Sadler's Wells
72Selmis      GB 牡4 58 デムーロ  52 12休13 カルーゾ    Selkirk
83Shrek       GER 牡4 58 ボッティ  84 261休4 ヴェーラーGER  Pelder
94Sopran Promo   IRE 牡4 58 アレーナ  134 43休21 グリツェッティ モンジュー
 てな訳で、ドイツの一流馬を3頭引っ張ってきてのプレジデンテ。
 因みに外国馬はイギリスの2頭を合わせて5頭が参戦してて、Hattan がミラノ大賞、Pressing がローマ賞を勝ってるって辺りで、伊ダービー2着の Shrek や前走イタリアでG3を叩いて勝ってる Axxos を含め、ある程度以上水の合ったメンバーを連れてきてる、みたいな顔ぶれではあり。その上で、この独英対決に関していえば、イタリアのG1で勝っているのはイギリス馬の方ではあるけれど、ドイツ側もフランスのG1では実質仏ダービーやガネー賞といった一流どころのレースで Axxos や*サデックスは2着がある訳で、フリーハンデ的な見方をするとドイツの方がやや上に来る、みたいな印象も。ただ、Pressing なんかは最早イタリア馬と言っていいくらいイタリアで走りまくってるので、やはりホームアドヴァンテージ的なものはあったりするのかなぁ。
 とは言え、ここは当方の本命は Axxos かな。能力的には一歩スケール感がある気がするし、取りこぼしの多い馬ではあるけれど前走一叩きできっちり勝って、上積みのある状態で迎えられるとするならば、そろそろブレイクしてもいいのではと思う。あまりブレイクされすぎてもファーブル転厩とかなったりしたら厄介ではあるのだけれど(苦笑。

◆クリスフライアー復活に気付いてなかった俺。

 完全に海外競馬ヲタ失格レベルだなぁ。*テイクオーバーターゲットとか、そこそこのメンバーも出てるし、こちらはこちらで面白そう。日本馬もドイツ馬も出てる訳ではないので出馬は書かないけれども。
 それにしても、開催2年目でエアトゥーレが3着したレースは現地で見たんだけれど、その後 SARS で中止してからフェイドアウトしてしまって、そう言えばそんなレースあったねぇ、でもエアトゥーレ自身がキリギリス2着とかしちゃったから彼女の物語の中でも地味になっちゃったねぇなどと思ってたら、エアトゥーレが繁殖になってG1馬出した頃に復活ってのもある種のシンクロニシティというか感慨みたいなのはあるなぁ。
5月18日クランジ8R 19:50発走 芝2000m
シンガポール航空国際C(G1)
総賞金S$3000000 3歳上定量(3北50kg、3南54.5kg、4上57kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
17Jay Peg      SAF 牡5 57 マーカス  179 休6321 ブラウンSAF   Camden Park
210Balius      IRE 牡5 57 ドゥルーズ 197 8休242 ラフォンパリFR Mujahid
39Cosmo Bulk    JPN 牡7 57 松岡正海  379 51310休4 岡田総帥JPN   ザグレブ
43Mourilyan     IRE 牡4 57 マーウィング84 11128 ブラウンSAF   Desert Prince
54Sir Slick     NZ せ6 57 ハード   7519 11111211 ニコルソンNZ  Volksraad
612Traffic Guard   USA 牡4 57 イーガン  163 54832 チャプルハイGB More Than Ready
711King and King   AUS せ7 57 スー    419 1311休5 コー      Celestial Dancer
813Spin Around    AUS せ7 57 マキオン  439 324133 クーパーNZ   スピニングワールド
92Recast      AUS 牡7 57 カロウ   3710 1休538 ラクソン    サンダーガルチ
106Chevron      IRE せ5 57 サイミー  167 71561 レック     Medicean
118Trigger Express  AUS せ6 57 ルグリ   489 166112 バリッジ    Citidancer
125Itmaybeyou    NZ せ5 57 オリヴァー 267 23812 ディーン    Howbaddouwantit
1316Mr Line      ARG せ5 57 フラッド  409 73415 ショー     Llers Fitz
141World Delight   NZ せ5 57 パウエル  347 13343 バリッジ    Mellifont
1515Musical Way    FR 牝6 555トーマス  378 3休287 ヴァンデプーFR Gold Away
1614Onceuponatime   NZ 牡3 545ビーズリー 125 22122 ヒル      Van Nistelrooy
 相手が免税店の勝ち馬と女皇盃の2着馬、というのは、字面としては相当厳しい部類には入ると思うし、コスモバルクにとっては昨年や一昨年と同じレースではないよなぁ、ってのがまずは思うところではある。とは言え、上の馬番に入った両頭はどっちも該当レースでは相当の人気薄で穴を開けた格好で、そうやって国際的な舞台で大仕事をやってのけた事績をまだ自分の本当の意味での力には出来てない、というか、まだ自分の力を証明するために色々と課題を残している馬でもあるのだろう。とりわけ、Jay Peg なんかは今年ドバイで大勝利を演じたSAF勢のある種の「本当の意味」でのアピールが可能かの試金石みたいな位置づけの馬になるのかも知れない、なんてことも。
 そうした馬たちに、コスモバルクという、これまたある種のパイオニア的な馬であり、一方で実績はまぁ積めるだけ積んで、ある意味競走生活の締めくくりを演じようとする馬が一つのテストを施す役割に回った、みたいなレースであるとも考えられるのかな、とも思われる。正直、コスモバルクのように色んなものを背負わされていた馬が、そういう形のロールが回ってくるまで伸び白が残っていたってのはある意味敬服すべき部分ではあり、何というか、強さとか成し遂げた何か以上に、記憶されるべき名馬なんだなぁと今更ながらに実感を深めるところではある。幸い、そういう立ち回りを演じるにはまだ十分であることの片鱗は日経賞でも見せていると思われるので、いい感じで暴れ回って欲しい。

◆で、明日の本朝のG1。

 ニシノマナムスメとベッラレイアが2,3番人気なんだけれど、この両者がタニノウォッカとは1度だけ対戦してて、その時は前者が2kg貰って3馬身差で軽く千切られてそれ以来の対戦、後者も隣接着順ではあってその時ベラレが主戦をユタカに奪われ今度はタニノが主戦をユタカに奪われる、みたいなちょっとした面白い構図を持ってるレース。ただ、そういう物語性よりは、普通に2回戦ってる*ローブデコルテIIとか一度も対戦してないエイジアンウインズの方が同世代的には面白いのかも知れなかったり。しかし、ブルーメンブラットって重賞勝ってない割には馬券売れちゃうから、扱いに難しいよなぁ。
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