08« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»10

殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

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ランドローヴァーの脚を持つアストンマーチャン。 

 てな訳で、スプリンターズをヌルく回顧。

◆ラップ:12.0-10.3-10.8-11.1-12.0-13.2

 33.1というペースは良馬場クラス。これは、同じ不良馬場を逃げ切った2004年カルストンライトオの33.6と比較しても0.5という字面と比較して結構大きな差であると見る。そもそも、そういったトラックでこれだけのアシを出せるのは、やはり履いているタイヤが違ったとしか言いようが無い。という意味でアストンマーチャンの重適性のすばらしさ、みたいなことが最も評価すべきポイントではあるだろう。ボンドカーのアシってレベルじゃねーぞ、みたいな。ただ、基本は軽快さであり、重巧者といえども重戦車ではない、とは思うのだが、そういう点では思い出すのは*アグネスワールドであろうか。あの馬も小倉で6秒台出したときには、まさか20年に一度の重馬場となったロンシャンのアバイユを勝つなどとは思わなかったなぁ、と。
 その上で、中舘という最もベタといえばベタな選択をして逃げを打ったことに、そして中舘がそれにベタに応えたことがあのペースとその結果としての勝利をもたらしたのだから、それは調教師と騎手にとってもある種の達成感を感じるレースであったには違いなかったであろう。
 それにしても、ハイペースの痛快なレースという点では、以前ほど極端にスロー寄りではなくなった昨今にあっても、なかなかこれだけ見事に「肉を斬らせた」レースのなかったようには思われた。実際、アイルラヴァゲインにしてもサンアディユにしても、さほど乗り違えた印象はない。比較的堅実にポジションを維持して、重馬場での不利を受けない位置からきっちりと仕事をした。強いて言えばキングストレイルが差せてもいいかとは思ったけれども、あれはあれだけの馬場で伸びてきたことをむしろ褒めないとならないのだろう。それでも、ラスト13.2で見た目にもフラつきが見えた勝ち馬を差せなかったのは、結局勝ち馬の作ったペースに対応し切れなかったということなのだろう。その意味では、結果評としては、着差が比較的少なかったにかかわらず「鮮逃切」という字面を用意したくなった。
 ただ、やはりこういうベタなレースで敢えてベタなコメントをするならば、ローエングリンに後藤が乗ってたらどうだったかな、って辺り。無論、騎手として今回クーヴェルチュールに乗ったことは間違いでないに決まってるし、実際ローエンの側も6着に滑り込んだんだ結果は明らかに「巧く乗られた」成果だと思うんだけれど、あのロケットスタートと今回の重馬場でのパフォを思うと、「こいつがレースをぶち壊す姿を見たかったなぁ」みたいなことを少しだけ思ったり。勝ち負けとかでなくて、ある一頭の個性派競走馬の一分として。

◆本日のアニハヤテ。
 もう、これに尽きる。権利関係でBGMが合わなさ過ぎるアレ。

ウテナギク

ウテナギク様、ktkr!!!!!!
 つか、火田クンはもっと本編でもウテナネタをやって下さい。
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レース回顧  /  tb: 0  /  cm: 3  /  △top

*シンコウフォレストを悼む。 

 今週のガッシュはマキバオー級に泣ける(挨拶。
 が、今日悼むのはウマゴンではなく、ということで、*シンコウフォレストに。

 基本的には、やはり非業と言うべき最期ではあるのだろう。
 自らの疾病ではなく、経済的に意味を成さないゆえの死であるのだから。その意味では、苦さは非常にある。

 一方で、この件について我々が*ファーディナンドを思い起こすならば、恐らくアメリカ人は「お前らと一緒にするな」というのは間違いないだろうし、それは不本意ながらもある程度正当ではある。それは、詰まるところ*ファーディナンドの最期が「Slaughterhorse=屠殺」である、という点に帰するだろう。要するに、その辺りの「死に方の問題」みたいな部分の違いは小さいようで大きいものはある。これに関しては、捕鯨のケースなどを考えれば明らかだろう。例えば我々からすれば、西洋人が油だけ取ってあとは全部捨てるような形で鯨肉を扱うのに対して、ヒゲ一本まできっちり使い切る本朝の扱いの方が余程「丁重に」クジラを扱っている、という自負があると思うのだが、こんな話を南半球の野蛮人に言っても通用するものではなく、奴等からすれば「どんな殺し方でも、殺すのは一緒」なのである。その辺りの峻別が本朝では可能であるのに南半球の流刑民の子孫が解せないのは、奴等に「捕鯨の文化がない」からにほかならない。詰まるところ、それと同様に、「殺すならどちらも一緒だ!」と言ってしまった瞬間、我々は己の競馬文化の程度の低さを世界に晒すだけなのである。我々がそういう態度を取るのは、日本の何頭かのG1馬のうち、先んじてこの馬に日本を永遠に離れさせることで海外におけるチャンスを与えた*シンコウフォレストの関係者たちの先見の明にもとるものであるだろうし、そして*シンコウフォレスト本馬に対しても余り浮かばれる行為とは言えないのではないか、とは思う。

 ただ、我々も*ファーディナンドをああいう形で失ったアメリカ人の気持ちに少しは共感できる余地は出来た、とは言えるのだろう。そして、ある意味そのこと自体が、*シンコウフォレストのような素材がなければ我々が気づくことすら出来なかったものではある。例えば、ホオカノの最期について慮ったのは、偏屈爺師を除けばどれほどいたであろうか。しかし、*シンコウフォレストは実際に競馬場でG1を制するなどの成功を収め、産駒の活躍はネット経由ながら縷々伝わっていた。それだけの存在感を示せた馬だからこそ、16ぶくまも行ったのである……てのはサテオキ、少なくともある程度以上の競馬ファンが胸を痛める余地があるものであっただろう。そしてそれは、この馬がある種の時代の流れの中にあった、すなわち日本の競馬レベルが海外と遜色ない程度に上がり、なおかつメディアの進化なども手伝って海外の競馬との距離感がかつてよりも近づいたことによって、実現したものである。その意味では、結局本朝における競馬の進化がいくつかの皮肉な様相を見せる中の、新たな皮肉と言うべきものであろう。

 個人的には、思い入れの強い馬であった。配合は比較的好きな部類であったし、良い厩舎が努力に対して正当な評価を得たことでG1を勝てたという印象を見せていたと思うし、Green Desert という種牡馬の魅力と限界について教えさせられた部分もあり、恐らく自分の中では字面の地力以上に心に残る部分があったかも知れない。そして、種牡馬としても、英2000ギニーに駒を進めるような馬を出した一方で、ドイツで活躍した辺りが自分にとってこの馬をある種のお気に入りの存在にさせていた部分はある。Big Shuffle や Dashing Blade という辺りももう少なからず馴染みの親近感を持ってしまってるのだけれど、そういった手合いに日本で走っていたあの馬が加わったことは、ささやかな感慨をもたらす部分はあった。そして、どうやら*シンコウフォレスト産駒でドイツで重賞を制した Electric Beat に至っては種牡馬入りする予定だそうである。何処までの産駒が残せるか分からないけれど、少なくとも日本で走った馬の仔が特に血統的な元手も無い中で種牡馬入りするってのは並大抵の事実ではないし、これも日本競馬にとって*シンコウフォレストが残した勲章ではあるだろう。そう、種牡馬として後継を残せたのだから、仮にどれほどの非業の死を遂げたと言えども、*シンコウフォレストはまごう事なき勝者であるのだ!それが、ブラッドスポーツとしての競馬というものなのである。ならば、我々はこう言って彼を悼むべきなのだろう。

「死してなお、勝利の栄冠に輝かんことを!」と。

◆それにしても。
 1972@あさ◎氏には、よく調べてくださったと言うほかない。勿論、ネット社会でこういう風にちゃんと情報が開けていて、なおかつ開いた側もきっちり対応するという当たり前のことが出来ているから敷居が下がっている面はあるけれど、こういうことをしっかり出来ることで我々もある程度納得行く形で情報に触れられるわけで、その意味では感謝し足りない面はあります。
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昨日のアレの解説。 

 てな訳で、お約束どおり解説をば。途中からは教科書見ても分かるネタばっかりになるから割愛な。
 一応、昨日の組曲へのリンクはこちら
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タグ: 日本史  神話  天皇 
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組曲「日本古代」 (記紀人代編以降) 

◆組曲「日本建国」


 何となく、これを見たくて作りたくなってしまったので、ここで触れられてない神武天皇以降の人代編の記紀ベースで組曲を作ってみた。どうも後半失速気味なのだけれど、聖徳太子で終わらせようとしたらうまくいかなくて天武まで引っ張ったのでややダイジェスト気味になった感はあり。動画を作るのはまんどくさいので、歌詞だけ取り敢えずどぞー。
 多分、神話とかの予備知識がないと全く分からない部分が多数あると思われるので、明日解説エントリもうpします。
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今年もあっという間にオイロパ開催。 

 自宅DHCP死亡にて、昨日うpするつもりが遅れた……orz。
 微妙にバタバタ感があるので、マイレを飛ばしてメインのみで。
9月23日ケルン8R 17:15発走 芝2400m
オイロパ賞(G1)
総賞金155000EUR 3歳上 定量(3歳55.5kg、4上60kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
14Dickens      GER 牡4 60 スボリッチ 102 6休447 ブルーメ    KALLISTO
27Egerton      GER 牡6 60 ムンドリー 233 52553 ラウ      グルームダンサー
32Poseidon AdventureIRE 牡4 60 デフリース 103 182711 フィッゲ    Sadler's Wells
46Schiaparelli   GER 牡4 60 シュタルケ 117 休8311 シールゲン   MONSUN
58Stellino     GER せ4 60 ボシェルト 153 =出走取消= オストマン   Monashee Mountain
65Ioannina     GB  牝4 58 パスキエ  82 3休132 ヒルシュバーガ Rainbow Quest
73First Stream   GER 牡3 555ヘルフェンバ71 13326 ホファー    LOMITAS
81Hearthstead MaisonIRE 牡3 555ムーア   124 115471 ジョンストンGB パントレセレブル

 で、基本的にはこのメンバーとなってしまうと、Schiaparelli がいかに無事に走るか、という話にはなってしまうのだろう。そこそこ分厚い3歳勢ではあると思うが、ここはほとんど不在でバーデン折り返しの First Stream のみとなってしまった。この馬はバーデンの時もそうで期待はしている馬なんだけれど、まぁもうちょっと時間掛かるかもねぇみたいなあたりをバーデンでは感じさせてしまっただけに、今回も狙い目とは言い難いポジションであるようには見える。そうなるとほぼ純古馬のメンツで、ダービー馬が負けてはいけないレース、といった趣。まぁ Dickens も面白い馬なので頑張っては欲しいけれど、これも現状では着までっぽい。あとは、牝馬 Ioannina 辺りが勝負をかけて的なレース選択なので、これが対抗となるか。
 ともあれ、Schiaparelli には、このレース以上に「来年」を見据えて欲しいものである。結果としてある意味使い分けられてインパクトを残せなかったものの、自力は十分に証明しているし、これを制すれば更にそれは強固なものになるだろう。しかし、Shirocco や Manduro といったフランスに雄飛した先達が5歳で開花したように、この馬もまた老け込むには早いのである。出来れば来年も Prince Flori や Adlerflug などと干戈を交えつつ、西欧にも覇を唱えるような存在であって欲しいと思う。Monsun の産駒の成功に、ファーブルの魔術は必ずしも必須ではないことを示すためにも。

◆結果@腰痛部。

普通に行ったままの競馬~と思ったらそこでくるかデフリース。

◆京都新聞に差し替え杯。

 何となく、ふたつのメジロマックイーンを堪能できたレースであった。メジロマックイーンの汎用性を切れ味という形で表現したドリームジャーニーと、メジロマックイーンの古典的な風味を先行して粘る競馬で実践しようとしたホクトスルタン、みたいな。出来ればスルタンもこのレースで権利は取って欲しかったけれど、ややペースは早いには違いなかったか。というか、早いからこそドリームジャーニーが来た訳で。
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復讐するは誰にあり? 

 標題は単なる語呂で選んでるだけです(挨拶。
 ここんところの死刑談義などを見ていて、何となく「復讐権」みたいなものが気になっていたりします。まぁある意味、穂積陳重的なレベルの議論ってのは現代にあって聊か古典的過ぎるかなぁと思われますが、ある程度この問題に関するスタンスの背景としてこのパラダイムは根本的な部分を握るのではないか、とは思われるだけに。

 基本的に、確かに国家が刑罰を管理するのは「私権としての復讐権を振りかざす人が出てきたら困る」というのが結構大きい部分を占めるのではないか、とは思われます。要するに、復讐はその本質として連鎖性が強いので、世にあるコミュニティとしては復讐権を表向きな自然権として是認しがたい部分はあるのですが、仮に法的に復讐権を拒否したところで、輿論が「自力救済」としての暴力を支持する蓋然性は常に一定以上あると考えられ、その場合のコミュニティの維持は結構大変な作業になるだろう、と。要するに、殺人を罰することによるコミュニティの道徳って中には、「殺してはいけない」という価値観の実現とか、罰則による抑止力とかよりは、「道義的に正当と認められる余地のある犯罪」の予防ってのが結構重要な位置を占めるのだと思われます。
 で、その意味では、「復讐権の復活」というのはぶっちゃけ国家の法治の否定だよね、というお話になる辺りがあって、比較的夜警国家的な側面を重視する保守側でもこの手の議論をする手合いがある辺りは、不思議と言えば不思議な感じはあります。ともあれ、国家による「復讐の代行」は、結局のところ「汚れてもいい手」で刑罰を行うことで、報復合戦の芽を摘む、ということではあるのでしょう。言わば、個人の手を復讐の血に染めるくらいならば、それを共同体に委ねるほうがナンボかマシ、みたいな。

 ここで、復讐そのものを野蛮と言うのは、ある意味韓国人に犬を食うなとかインド人に牛も食えと言うようなものではあるでしょう。個人的には、人類の進歩が「復讐の連鎖を食い止める知恵」を洗練させることはあっても、「復讐したいという人間の感情」そのものを相克するものであるとはあんまり思ってません。まぁ俺が重力に魂を曳かれたオールドタイプだからかも知れませんが。それと、現世が一度きりであとは最後の審判に任されるキリスト/イスラム的な文化においては「この世で裁かれなくてもいずれ神が裁いてくれる」という宗教的な文脈での救済の余地が用意される一方で、死後の世界を想定しない儒教圏や、現世が一度きりでない(=神が罪人を「永遠に地獄に落としてくれない」)仏教圏的な価値観上は、そのような形而上の抑制機構が存在しない訳で、西洋の人間のパラダイムと同様に日本人がやれると考えるのもまた難しくはあるのでしょう(これは、アジアにおける隣国との戦後補償問題みたいな文脈にも現れてくる問題ではあろうかと)。
 その意味では、例えば光市の件とかで、被害者遺族側の感情そのものに対してネガティヴな反応を示した上で議論しても、得られるものは少ないんじゃないかとは思ったりします。むしろ、「知恵」の方をどうやって洗練させるかのテクニカルな文脈として死刑を廃止すべきかどうか、って議論はあるのでしょう、と。その意味では、「国が人を殺していいのか」的な大上段すぎる文脈での死刑廃止論も自分には「復讐権」と同じくらいには感情的な議論に見えたり見えなかったり。その上で、例えば「実際に死刑にしたところで死んだ被害者は帰ってこない以上余り遺族の慰みにはならない」だとか「はじめから死刑廃止、ってことで決めておけば被害者側も諦めが付くもんでしょ」的な議論に関して、現実にどれくらいそういうものなのか(或いは字面の刑罰のウラで実態としてどのような補償や被害者救済が行われているか)とかに関して、そこそこ巧く行ってる事例をケーススタディしてみる、みたいな姿勢がこの手の議論では大事なのかなぁと。
 いずれにしても、復讐権というか復讐心みたいなものを考慮するならば、死刑の廃止ってのは、そういう被害者の救済が可能な方策を第一義に考えたり、或いは人権に関するパラダイムというか文化に関しての変化を浜の真砂を数えるくらいの根気で取り組んでいくものであり、ウワモノだけを先行して変えていっても、自力救済ムードな輿論をいたずらに強めて司法への不信を増大させる結果に終わるリスクは多分にあるものでしょうな。

 因みに、それでも死刑を廃止するとするならば、無期刑の扱いの中に部分的な復讐権というか、擬似的な被害者による自力救済要素を移行措置的に盛り込めばいいのかなぁと思っていたり。要するに、無期刑のような場合には、被害者など一定のステークスホルダーを決めておき(まぁ外患誘致とかの政治事犯だと国そのものがステークスホルダーとなるでしょうから、やや扱いがデリケートになるかも知れませんが……)、そのステークスホルダーが全員一致で認めれば仮釈放とする、みたいな。これならば、例えば連続殺人などでステークスホルダーが増えれば増えるほど、仮釈放の蓋然性は低くなるという話にはなるでしょうし、ある種の生殺与奪件を付与することで、ある意味死刑とは違う意味で「復讐欲」を満足させるものとはなるんではないかな、と。まぁ勿論、罪刑法定主義とは真っ向から対立するものではあったりするんで、なかなか難しい問題ではありますが。

◆ところで。
 こういうことを考えてるのは無論光市の一件(に対するネットの反応とか)がきっかけなのだけれど、あの事件そのものへの関心は限定的。つーか、弁護士が全身全霊をかけて被告の減刑を目指すのは職務としては全く正当なんですが、仮に差し戻し審で新たに弁護側から出されたストーリーが「本当に加害者が経験したもの」ではなく、弁護側ででっち上げたものであれば、それは弁護士を「法匪」と呼んで差し支えないものかと。で、本来は前者であることを大前提に(=弁護士の善意と職業意識を信用して)この手の議論はされるべきではあるのですけれど、事の経緯から見て後者の確率が物凄~く高く見えてしまっている以上、まぁねぇ……みたいな部分はあるか。弁護士批判してる人の根本的な思いは「あんなヤツに弁護の余地などない!」ではなく、「I want the Truth!」に近い気がします。
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テーマ: 死刑

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タグ: 司法  死刑制度  復讐権  日本 
国内雑感  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

八月革命説の文脈に関して。 

 ブログネタの棚卸しというか。
 8月くらいに書こうと思ってお蔵入りになっていたものを、来年まで待つのもナニなので、今のうちに出しておこうという感じで、時期ハズレながらも8月革命説雑感。これに関しては、結局ポツダム宣言をどう読み解くかの問題なので、やはりまずはポツダム宣言に対する当時の両側の解釈という点で重要な、ポツダム宣言への回答に関する応酬辺りを見てみるのが良いのでしょう。Blockquoteした文書のソースはたぶんぐぐれば国立公文書館のサイトとかで出てくる範囲のものなんで、URLはリンクしませんが、どぞということで、こちらが帝国政府側の回答。
帝国政府ハ一九四五年七月二十六日「ポツダム」ニ於テ米、英、支三国政府首脳者ニ依リ発表セラレ爾後「ソ」聯政府ノ参加ヲ見タル共同宣言ニ挙ケラレタル条件ヲ右宣言ハ 天皇ノ国家統治ノ大権ヲ変更スルノ要求ヲ包含シ居ラサルコトノ了解ノ下ニ受諾ス
帝国政府ハ右了解ニシテ誤リナキヲ信シ本件ニ関スル明確ナル意向カ速ニ表示セラレンコトヲ切望ス
 そして、それに対する回答である所謂「バーンズ回答」は以下の通り。
With regard to The Japanese Government's message accepting the terms of The Potsdam Proclamation but containing the statement - with the understanding that the said declaration does not comprise any demand which prejudices the prerogatives of His Majesty as a sovereign ruler - Our position is as follows :
From the moment of surrender the authority of the Emperor and the Japanese Government to rule the state shall be subject to the Supreme Commander of the Allied Powers who will take such steps as he deems proper to effectuate the surrender terms.
The Emperor will be required to authorize and ensure the signature by the Government of Japan and the Japanese Imperial General Headquarters of the surrender terms necessary to carry out the provisions of the Potsdam Declaration and shall issue his commands to all the Japanese military naval and air authorities and to all the forces under their control wherever located to cease active operations and to surrender their arms and to issue such other orders as the Supreme Commander may require to give effect to the surrender terms. Immediately upon the surrender the Japanese Government shall transport prisoners of war and civilian internees to places of safety as directed where they can quickly be placed aboard allied transports.
The ultimate form of Government of Japan shall in accordance with the Potsdam Declaration be established by the freely expressed will of the Japanese people. The armed forces of the Allied Powers will remain in Japan until the purposes set forth in the Potsdam Declaration are achieved.

 いずれも、強調は有芝によります。

 後者は俗に言う連合国総司令官(SCAP)による「Subject to」問題が喧しいところではありますが、実体としては次の段落の方が大事なように思われます。すなわち、そこでは凡そのところ「天皇は降伏にあたって政府を代表すること」がうたわれています。これは、機能としては天皇が内閣の輔弼を受けて主権を実行するのとある意味そう変わりが無いものと見受けられます。ただ、「輔弼」が言わば下からの要請であるのに対し、「Subject to」のもとSCAPが行う占領政策が上からの要請である、という違いだけで。その上で、ではこの段階でSCAPが「主権者」かと言えばそれはややニュアンス的にズレるとは思われます。占領軍はあくまで占領軍として日本の国の外部にあるわけで、仮にSCAPが日本の主権を占領によって行使したとしても、イコール彼らが「日本の主権者」という法的な位置にあるとするのはやや強引な解釈ではないのでしょうか。しかも、ご丁寧に彼らは従来の主権者を占領後も維持して、その機能を利用することを明記しているのですから。
 その意味では、バーンズ回答によって補強されるところのポツダム宣言は結局のところ、即時的な国家の主権者の移動を担保するものではないのでしょう。

 ただ、降伏後の措置としてこの回答は最後の段落にあるように「究極的な日本の政体は、ポ宣言の通り、日本国民の自由意志に合致したものであるべき」と日本への注文をつけています。これは、詰まるところバーンズ、ひいては連合国……てよりはアメリカが「限界説」を否定しているってことなのでしょう。要するに、判断の主体が「国民」である以上、当然これは「国民主権」を念頭においたものなのですから、仮に「限界説」に立つと、これは既に憲法の範囲を逸脱した要求となります。一方で、この要求自体は「主権の移動」をある意味可能とする一方でそれを恒久化することを明示してはいないのですよね。実際、国体維持を巡る終戦の御前会議においては「Subject to」は議論になっても、この「究極的な日本の政体」は議論の対象とはなりませんでした。この辺り、アメリカもやや姿勢として一歩引く部分は見受けられるとは思われます。この辺りはアメリカらしい部分ではあるかな。
 実際のところ、「限界説」を認めた上で「外患による革命」という文脈での革命説を正当化することは、例えばヴィシー・フランスにおいて実際に合法的に採用された「ペタン元帥が主権者である」だけで完結するようなふざけた憲法までもが「革命説」において正統化されるような危険性があるように思われ、その意味では限界説にとっての自縄自縛というか自殺的な面があるような気がしなくもありません。

 一方で、仮に明治憲法が「限界説」に従うとする立場に立ったとしても、明治憲法は詔勅について国務大臣の副署は定めていても憲法の詔勅に対する優位性をうたっていないので、ある意味、限界説の抜け穴が存在しているように見えます。その上で、俗に昭和天皇の「人間宣言」として知られる昭和二十一年一月一日の詔書において、先帝は五箇條の御誓文を根拠として
舊來ノ陋習ヲ去リ、民意ヲ暢達シ、官民拳ゲテ平和主義ニ徹シ、養豐カニ文化ヲ築キ、以テ民生ノ向上ヲ圖リ、新日本ヲ建設スベシ。
と下令しており、言わばこの宣言によって改憲を含む一連の改革をオーサライズしている面はあるようには思われます。少なくとも昭和天皇自身がこの詔書について後に「それが実は、あの詔書の一番の目的であって、神格とかそういうことは二の問題でした。当時はアメリカその他諸外国の勢力が強く、日本が圧倒される心配があったので、民主主義を採用されたのは明治天皇であって、日本の民主主義は決して輸入のものではないということを示す必要があった。」述懐している辺りには、もっと注目されるべきなのでしょう。有芝は無学なので、法理として五箇條の御誓文が明治憲法に対してどのような上下関係にあるかは定かではありませぬが、管見では立憲政体の詔書が明治憲法の要件定義書として存在するので、そこで
朕今誓文ノ意ヲ拡充シ茲ニ元老院ヲ設ケ以テ立法ノ源ヲ広メ、大審院ヲ置キ以テ審制ノ権ヲ鞏クシ、又地方官ヲ召集シ以テ民情ヲ通シ公益ヲ図リ、漸次ニ国家立憲ノ政体ヲ立テ汝衆庶ト倶ニ其慶ニ頼ラント欲ス
とされているのならば、御誓文は実質憲法の母体とは言えるでしょう。また少なくとも昭和天皇は「明治憲法の上位」にこれを掲げることで、改憲を含めた国家の改革について「限界説」的なものに対するフリーハンド=「舊來ノ陋習」に対する無制限的な改変の許可を与えたように思われます。その意味では、明治憲法自体が「無限説」的な基礎の上に「有限説」をおいていたという意味で矛盾を抱えていた、ということなのでしょうし、その矛盾によって逆に日本国憲法の正統性が保証される面はあるのかな、と。
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はてブ道とは、(ある程度)愚民道とみつけてる。 

気楽に書けたらどんなにいいことかと無責任に思う@愛・蔵太氏
 ぼく基準では、「痛いニュース(ノ∀`)」にブックマークして、それにコメントをつける、という行為は、あとで別の情報が出てきたとしても恥を書かないように慎重な姿勢で、というのを多くの人に心がけてもらえるとありがたいところです。若干懐疑的に「続報が待たれる」的なコメントをつけるとか「また「痛いニュース(ノ∀`)」か」とか、ですね。

 基本的には、はてブをつける場合はそれでも痛ニューの類を使うってのは使いやすいんだよなぁ、とも。
 そもそも、こいつらが晒すニュースの元ネタってのが、なかなかパーマネントなリンクではない、みたいな部分がありまして、その点ではまぁ痛ニューの類の場合もこいつらがやめれば消えるって意味では床屋のパーマネント程度のパーマネントでしかない訳ですが、それでもある程度以上の期間は存続してくれる。あと、結局リテラシー以前の問題として「水が低きに流れるように、ユーザは簡単なほうに流れる」みたいな部分はあって、そういう点では結局、まとめサイト→ソースみたいな流れになっても、ソースの側をわざわざ魚拓とってまでぶくま付けるよりは、まとめサイトの側でぶくま付けちゃうってのはユーザビリティ的な必然だし、それに逆らうのがリテラシーだとしたら、リテラシーの道は漱石枕流な世界だなぁとは思われ、まぁそういうカルチャーはネットでは定着しづらいよね、みたいなお話かもとは思ったりもします。

 一方、ぶくま的コミュニケーションにおいては、ある程度ホットなエントリに付けていかないとある種のコミュニティのカーストにあって低い地位に甘んじないといけないよなぁみたいな部分はあって、要するに同じニュースでも低いブックマーク数のネタに対して付けてたりとか、或いは慎重に読み進めてから周回遅れ気味にぶくま付けたりすると、ぶくま的感性が低いと見られてしまいがち。挙句にある程度孤高なアティテュードでぶくまをつけていくと「お前の情報感度は低い!」とコンピューター様に認定されてしまうわけだ。まさにはてブは地獄だぜ~フフハーハー!!!!
 まぁ、そういう面をある程度所与のものとして、要するにブックマーカーは、ある程度コミュニティの特質上、本来の自分よりもお馬鹿に振舞っているみたいな部分、またそういうコミュニティの特質にある程度自分が従うならば自分は本来の自分よりもお馬鹿に見られるいことも理解して軽く割り引いたうえで、ブックマークってのは使われるべきなんかなぁ、みたいなことをちょっと考えてみたり。まぁ、そういう意味ではブックマーカーを上から目線で非難するのも、それはそれで「ネットリテラシーの不足」ってことかも知れませんが、一方でそこそこの質のぶくま※を書く人は大概普通にブログ読んでも面白いことが多いので、まぁある種のブロガーのテスト的には使いでがあるのかなぁ。

◆本日のニコニコ。
 中森明菜三部作。一つは結構古いですが。
 何となく、並べて聴いてると、ガチトリオそれぞれの個性がいい感じで出てるように思う。千早の胸囲では「Tattoo」には足りない、とか(結局それかい。個人的には、これに加えるならば、覚美希で「飾りじゃないのよ涙は」かなぁ。



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今年からは1週遅れての、トライアル。 

 今季の凱旋門トライアルは、3歳最強と目される Authorized、古馬最強と目される Dylan Thomas、牝馬最強と目される Peeping Fawn と、微妙に「主役不在」感はないことはない。とは言え、メンツの分厚さが足りない訳ではなく、その点ではむしろここに上記3頭がいないことによって本番の興趣が演出される面はあるだろうか。とは言え、やはりタニノウォッカやメイショウサムソンがトライアルと言う文脈でこういう手合いとどういう競馬をするかってのは、凱旋門云々とは違う文脈で大いに愉しめたであろう文脈には違いなく、彼らの不在は残念であるほかはないのだが。

◆仏オークスの再戦に喰いこむファーブル。

9月16日ロンシャン4R 15:25発走 芝2400m
ヴェルメイユ賞(G1)
総賞金300000EUR 3歳上牝 定量(3歳54.5kg,4上58kg)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
15Freedonia     GB  牝5 58 ジレ    103 27休116 ハモンド    Selkirk
210Montare      IRE 牝5 58 ルメール  213 休7353 ピース     モンジュー
31Macleya      GER 牝5 58 オージュ  157 41231 ファーブル   Winged Love
411Passage of Time  GB  牝3 545ヒューズ  64 11休18 セシルGB    Dansili
58Vadapolina    FR  牝3 545スミヨン  63 休1181 ファーブル   Trempolino
63Takaniya     IRE 牝3 545ソージョー 21 ---17 ファーブル   Rainbow Quest
77Tashelka     FR  牝3 545パスキエ  43 -3111 ファーブル   Mujahid
89West Wind     GB  牝3 545ヴィクトワー52 32113 パンタル    Machiavellian
92Mrs.Lindsay    USA 牝3 545ムルタ   52 休1126 ロオー     Theatrical
104Diyakalaine    FR  牝3 545テュリエ  71 35332 ボワスナール  Ashkalani
116Legerete     USA 牝3 545ペリエ   72 休4117 ファーブル   Rahy
 West Wind, Miss Lindsay, Diyakalaine とディアヌ上位3頭が元気に顔を揃える一方で、古馬のほうは相変わらず折角開放した割には Mandesha はフォアに向かうし(やはり3.5kg差を嫌気する面はあるか)、残った中で実績上位ではある*フリードニアも今年は不振、といったところでほぼ3歳一色のムードは変わらずか。ただ、単純にディアヌの再戦かというとここでノネットを制した Tashelka が連勝の勢いは持ってきた。あとはアガ・カーンがよく分からない追加登録してる辺りも不気味で、これとディアヌの敗戦からの巻き返しを期する Vadapolina をあわせたファーブル軍団の不気味さが非常に目に付くレースではあり。Tashelka が圧勝するようならばちと本番に向けて不気味かな?まぁ、そうは言っても父 Mujahid ってのはどうも微妙っぽいつーかアガ・カーンらしくないんだけれど。

◆本番前の、仏愛ダービー馬対決。

9月16日ロンシャン5R 16:00発走 芝2400m
ニエル賞(G2)
総賞金130000EUR 3歳牡牝 定量(58kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
12Zambezi Sun    GB  牡3 58 パスキエ  43 -1141 バリー     Dansili
21Sageburg     IRE 牡3 58 スミヨン  33 --111 ファーブル   Johannesburg
33Spirit One    FR  牡3 58 ブフ    113 327142 デメルカステル Anabaa Blue
44Song of Hiawatha GB  牡3 58 マケイブ  41 8休127 オブライエンIR Sadler's Wells
55Soldier of FortuneIRE 牡3 58 ムルタ   74 休1151 オブライエンIR Galileo
66Sagara      USA 牡3 58 ジレ    61 12735 ピース     Sadler's Wells
 勿論、見出しを見て「Lawman?」などと寝言を言う読者諸賢はいないものと信じて(笑)。
#しかし、何か気がついたら引退しちゃったなぁ。 >ジョッケ・クルブ賞馬
てな訳で、こちらも母の全兄に凱旋門賞馬を擁する Sageburg が穴人気を集める構図とはなったが、流石に Johannesburg ごときの産駒に凱旋門が取れるか?みたいな話になるとちょっと……とは言わざるを得ないという意味でやや上に近い思いは無きにしも非ずで、まぁ普通に Zambezi と Soldier のマッチレースっぽくはあり、なおかつ Sageburg 以下の馬がちょっと差が大きいだけに片方コケても突っ込んで来られなさそうではある、と。因みに Johannesburg って、初年度G1馬って Scat Daddy くらいか?何か結構期待値高そうなタイプだっただけに、微妙にコケ感はあるんですが。で、オッズ的にはホームの方が上っぽいけれどもアイリッシュの圧勝を考えると Soldier に張りたい部分ではある。仏遠征経験も既にあるし。

◆バーデン暴走の興奮も冷め遣らぬ。

9月16日ロンシャン6R 16:30発走 芝2400m
フォア賞(G2)
総賞金130000EUR 4歳上牡牝 定量(58kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
12Distant Way    USA 牡6 58 デムーロ  3217 43休11 ブロジITY    Distant View
23Sommertag     GER 牡4 58 ヴィクトワー123 休1899 ヒルシュバーGE タイガーヒル
35Dragon Dancer   GB  牡4 58 ホランド  111 46休101 ラッグGB    Sadler's Wells
44Manduro      GER 牡5 58 パスキエ  179 休1111 ファーブル   MONSUN
51Mandesha     FR  牝4 56 スミヨン  106 1休122 de.R-デュプレ  Desert Style
 つか、Dragon Dancer 勝ったのか。つまらん(笑)。
 で、前走はかなりブイブイと走ってバーデン大賞らしからぬハイペースを現出した Sommertag であるが、中1週で今度は Mauduro の引き馬としてのお仕事。ペースメイカーも楽な稼業ではないものじゃのぉ。あたかも走れど走れど勝てなかった昨年の借りを返すように勝ち続ける Manduro ではあるが、ここまではきっちり勝っておきたいところ。距離適性はこの馬にどうしてもついて回るものであるが、イタリアの古豪 Distant View もこの距離ならばお互い様的な感じなのでこちらに負けることはないか。とするならば、やはり強敵は Mandesha とはなるが、今年はこの距離で Mountain High 辺りに勝ち切れてないことを思うと、まぁ何とかなるのでは、とは思うんだが。
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テーマ: 競馬

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安倍政権回顧 

安倍首相辞任表明に思うこと@green

 id:Mr_Rancelot氏の※に書こうと思ったけれど、長くなりそうな悪寒があったのでトラバ。

 基本的に、安倍の辞任の「不合理性」については、安倍なりには合理的な根拠はあったと思う。要するに、彼は「選挙の敗北」とか「任命責任」のような、ティピカルな理由で職を辞したくはなかったのだろう、というのはあった。要するに、彼自身が政治史において「ティピカルな辞め方をした総理大臣」になりたくはなかったという矜持のようなものがあったのだろう(それは近衛の孫も似たようなもんだったんではと思う)。また政権党の今後の宰相のために「選挙の敗北」や「任命責任」ごときで辞める、という前例を作りたくなかった、みたいな部分はあったかも知れず、それならそれで一定の評価には値する。
 ただ、それならそれで、施政方針演説の直後に辞める必要はなかった訳で、仮に「小沢が対談に応じてくれなかった」のが最後の一突きになったとしても、その後に入院してしまうという文脈も含めてプチ鬱っぽい文脈に見えてしまう部分はどうしてもある。実際、自分から見て安倍が自身の矜持を維持しつつ辞めるとすれば今年の終わりが最も適切であり、少なくとも麻生や与謝野は普通にその合理的な幕引きを全身全霊で演出しようとしてたとは思う。そういった周りの努力を放り投げるのも、鬱的と言えばそうではあるし。その辺りで、朝青龍と被る面はあるのだろう。これについて爛素郎さんは「なんつー奴隷根性だ」と呆れておられるが、実際問題として輿論の多数派においては「いじめ」的な印象を持っていても「いじめられてる」から「かわいそう」という文脈になってないのがやや感覚的に単なる「いじめ」的な取り方の文脈と異なる部分ではとも思う。

 一方、宰相としての安倍への評価ってのは、やや複雑なものになる気はする。というのは、単に「やれるだけのことをやる」という意味では、安倍はもう先の通常国会でそれだけのものをほぼ「やってしまった」ようにも見える部分があって。例えば、教育基本法の改正や国民投票法の成立などもそうであるが、それの是非はともかく、結構大きな、というか長期的な影響を持ちそうな法案を通している、みたいな。で、これらの法律について「安倍はダメな奴だったから、元に戻そうぜ」的な機運はどうも上がっていないようにも思われる面はある。勿論、それは大なり小なり小泉の獲得した議席と小泉のスターシステムが継続した文脈からスタートした優位を浪費したものにすぎないけれども、結構通常国会だけで「本当にダメな政治家」ならば空中分解しそうな辺りを押し切った部分はこの宰相の評価すべき点にはなるのだろう。
 反面、かんべえ氏が参院選の際に触れたように、そういった「長期的」な影響力の改革が「抽象的」なものである一方で、国民が求めているものは「具体的」なものであったには違いなく、ある程度「具体的」の面で国民にアメを与えることができなかったのが、安倍に足りない部分であり、逆に言えばそこで「説明ができる程度のもの」を出せたならば、スキャンダルへの喰い付き自体がもっと低いものになり、自ずと魔女狩り的な構図は免れられたのでは、とも。要するに、メディアの安倍叩きも「それで売れたから」的な面はあったかなと思われる。まぁそれをおいてもそういう状況への対処能力が全然足りなかったことを否定するものではないですが。

 しかし、ここで前段に戻って思うのは、
「政治家がなってはいけない病気は二つある。それは、鬱とボケである」
ってことである。誰が言ったかは知らんが、少なくとも自分はそう思っている。そして、基本的にほとんどの政治家は鬱にならなければボケにもならない。レーガン?あれだけの高齢で引退して何年も経ってからの話であれば、除外してあげてもいいでしょう。そういう意味では、自分の中では、政治家として育てられていたけれども、何処か本質的に総理以前に政治家の器でなかったってことかなぁとは思われます。その意味では、「短命政権が多すぎることを嘆く」ことの正当性を認めつつも、安倍が早く辞めたのはよかったのだろうという点で、爛素郎さんに同意かな。
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テーマ: 安倍総理辞任表明

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台風一過の身辺雑記。 

平均優勝

 QMA4、何故か絶好調。遂に平均優勝が出たよ。

◆台風一過。
 それにつけてもYahooの威力よ@dankogai氏のエントリは過日ぶくま経由で目にしたのですが、10日も経たずにそれが自分に回ってくるとは晴天の霹靂。つーかここ、競馬ブログだぞ。ちなみにこれでFC2のスポーツブログでアクセスランク1位になっちまったのはどういうことだ(苦笑)。まぁ最高で20位以内には入ったことはあった気がするが。

◆たまには麻智さんと。
 ケーキでも食べようと買ってきて、子どもが寝静まるまで待ったのはいいが、寝かしつかせたほうが一緒に寝てしまったので、現在ケーキ待ち状態。

◆本日のドスター。

 ちょっと面白いのは、5拍子をシンクロさせてるのがさほど無理繰りになっていない辺り。基本的に技術の高い動画に仕上がってると思うのだけれど、あまりキャッチーじゃないジャンルの曲なので、こういうのは地味に消費されていくんだろうか、と思うとちと勿体ない感も。何となく、こういうのを見てるとある種フィギュアスケート的なものを感じるというか。
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よしなしごと  /  tb: 0  /  cm: 5  /  △top

アイマスでWink。 



 なんてのが上がってた。
 「淋しい熱帯魚」と言えば「Heart on Wave~チャララッチャラッチャラッ、チャチャチャ」のところのカクカクな振り付けが印象度の7割を占め、なおかつそれをあのゲームの素材だけで料理するのは結構難しい部分があるのだけれど、それにチャレンジして、そこそこ2コラのサビ辺りでの動きを見るといい感じに仕上がってるのは唸らされたわけのですが、それでも一方で「ここまでやっても、決して簡単ではないよなぁ」みたいな部分もあったり。ぴしっと止まってぴしっと動く、みたいな感覚はやはりMADのスピード調節だけでは微妙に作りづらそう、って辺りと、あとはゲームのライヴとの文脈差で、どうしても表情が出てしまう、みたいな辺りはコメントに書かれてる通りで。
 要するに、「3次元がやる無機質」だからこそ、ベタに2次元がそれを追った場合に再現度に一つのカベが出てくる、って部分はあるかも知れない。とりわけ、せいぜい10曲余りから抽出されるパターンの振り付けだけで勝負するシンクロ系になるとなおさらなんだろうな。3次元の無機質を巧みに2次元で再現した例においては「パーフェクトスター」なんかがその最高峰で間違いないのでしょうが、ああいうエフェクト勝負でいかないと、なかなか困難かなぁ。一方で、逆に言えばこの辺りが、花見川氏的な言い方をすれば「次に壊すカベ」なのかも知れない、なんてことを考えた。ある程度振り付けの中の表情を差し替えるようなムーヴで表情を消したりとか逆につけたりとか(現に「踵鳴る」みたいな作品は出てるんだし)、或いは最終的に一瞬かそこらくらいならば、自分で振り付けの動きを作ってしまうとか。
 ただ、そこまでやっちゃったら、もうMADって完全に「プロ」と「アマチュア」のコミュニティの一体感を失っちゃうというか、作り手と受け手の紙一重な距離感が失われちゃうんじゃないだろうか、みたいな部分はある。同人とかならまだ紙に絵を描くレベルならその差異もさほどではないけれども、動画ってこの辺りの差が出てしまいやすい部分はあるし。そうなった時に、MAD動画コミュニティというニコ動によって拡張されたジャンルがどうなるんだろうなぁとか、或いはそういう面で先達と言えるFlash界なんかはそういう局面をどう相克してったのだろうかとか、ちょっと色々考え込んでしまったものである。

◆ところで。
 「ニコニコ動画物語」、なげーよ。
 25分って、マッシュしたり歌ってみたりする人にとっても労力倍以上ってレベルですぜ。それこそ、根性無ければ作れない。やっぱりこの辺りも含めて掛け金は上がってるなぁという印象はあり。
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Wikiscannerの宮内庁Editを淡々と見物するよ。 

 Wikiscanner の話題は一通り出た後に一週遅れで朝日新聞が取り上げた辺りでまたはてブなどでも上がってるけれど、個人的に歴史ヲタとしては宮内庁の職員がどんなEditをしてたのかが興味あるよなぁ、みたいな部分はあったので、遅ればせながらではあるが件のリンクを見てその仕事ぶりを確認してみよう、という企画。因みに、このEdit自体は2006年の4月くらいまでのもので、結構実は前の話っぽい。では、個別の編集を淡々と見ていく方向で。

箸墓古墳
 「300mに迫る規模、全国各地に墳丘の設計図を共有していると考えられる古墳が点在している点、出土遺物に埴輪の祖形である吉備系の土器が認められる点など、それまでの墳墓とは明らかに一線を画している。」なんて辺りはやや思い入れが反映している部分はあるような気がするが、基本的には研究の業績を客観的に紹介している感がある。「学術的な調査は困難」を消しているが、現実に調査や研究は盛んに行われている古墳なので、まぁ、とは思われるし。

都城
 九州王朝説なくだりの削除。まぁ九州王朝がトンデモという前提に立てば正当。

長安
 九州王朝説なくだりの削除。まぁ九州王朝がトンデモという前提に立てば正当。

藤原京
 九州王朝説なくだりの削除。まぁ九州王朝がトンデモという前提に立てば正当。

前方後円墳
 2回目のEditでは、概要説明をやや具体化しているという趣。まぁやや主観っぽくもあるといえばあるけれど、基本的にそういうもんだよね的な内容のEditではあると思われ。築造方位に関してRevertしてるのは、まぁ余りWikipediaにはそぐわない「自分の研究報告」的な側面の強い内容かと思われるし、文体も雑駁なだけに、決して不当とは言えないかなと。1回目のEditは単なる一般的な「古墳」の項目への移動なので、Revertというほどではない。

古墳
 上にも書いたような記述の移動や誤記の修正以外では、これも概要説明をちょっとだけ加えただけ。まぁ普通の編集だよね。

四神相応
 これも大宰府がらみのアレではあるが、基本的には4回目のEditを見る感じだと大宰府の四神相応を否定まではせず(そして、それは恐らく百済辺りの影響であることにことわりを入れた上で)、議論の整理をしている、みたいな感じ。つーか、九州王朝云々の議論よりは、雑駁な記述を整理してるだけかなとも。

土葬
 このEditはよい豆知識。

埴輪
 これに関しては、最初のEditが興味深くはあるか。やや畿内中心史観の影響が見えるEditではあるが、一応ある程度埴輪の成立史を補足した上でのコメントになっているので、さほど無茶な政治性とも思われない。実際「吉備地方の首長がヤマト王権の成立に深く参画したこと」との記述は削除していないし。ただ、この辺りは諸説議論がありそうな気がするので、対論的なものが併記されるような補足を他の人が加えてると良いかな、みたいな感覚も。

大宰府
 最もEdit回数が多い。多分この人の関心分野としての優先順位が高かったのであろう。まぁ後半は微妙に編集合戦っぽくなってる辺りに顔を突っ込んだ感はあったか。ただ、例えばこの辺りのEditにおける条坊制のくだりなんかを見てると、自分の書き込みに対して如何にもWikipediaらしい雑駁なEditを受けながらも、うまいことアカデミックな側面から補足して膨らませている部分もあって、相応の学識は感じられる。まぁ、役所の都合でどうこうって印象でもなく、むしろヲタ臭の方が強いようにも。

大仙陵古墳
 この辺りはまぁ宮内庁らしい関心範囲ではあろうか。名前も何度かリネームされてるようで、なかなかキャッチーなトピックではあったのも事実っぽい。最初のEdit辺りで概ねこの職員の立ち位置は窺えるなぁと思うのですが、ここで言及されているボストン博物館の伝大山陵出土の出土品に関する議論とかは当方ポインタを持ってないので、後で調べるか誰か教えてくれ。あと実際「埴輪や宮内庁職員が採集した須恵器などの特徴から[[5世紀]]中葉に築造されたものと考えられている。」って辺りで採集してるとされてるのがどれくらいパブリックな文脈での調査でどういう論文に発表されてるか……は多分ちゃんと調べれば分かる、のかな。
 で、ここの「大仙陵古墳」になってから2つ目のEditで問題の「宮内庁が調査のための発掘を容認していない現状において、学術上からここが仁徳天皇陵であると確定することは不可能」に対するRevertがあるんですけれど、これをよく見ると、ちゃんと編集の脚注のほうに「日本の古墳には墓誌がなく,例え発掘しても被葬者を確定させることは不可能」って断りは入れてるのですよね。まぁ実際墓誌がないってのは現状の通説というか、百済の武寧王なんかも例外的に墓誌があったケースなハズなんで、きっちり調査したら「墓誌がない」ことを断定も出来ない、とは思うんですが、こういうEditで叩かれてるとしたらちとかわいそう感も。
 因みに、最後のEditでは考古学的に履中陵の方が古いという、皇国史観的な意見に対するオルタナティヴな見解も入れており、この論者がガチガチな皇国史観の持ち主でないことは窺えるであろう。

 ……と、ここまで書いたら長くなったので、残りの項目は後で気が向いたら書く。(追記)つもりだったが、何か凄いのが来たので暫く中断。

◆以下、業務連絡。
 ご指摘深謝。>名無し氏。
 いやぁ、ゴルゴ31の比じゃないっすねぇ。取り敢えずトラバスパムが物凄い勢いで到達したので、この記事の※とトラバ閉じました。その勢いで氏のカキコも削除させて頂いたのでご連絡まで。
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テーマ: ITニュース

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欧州の両名牝、それぞれの挑戦。 

◆王道に向かうための、覇道。

9月8日レパーズタウン5R 15:50発走 芝10F
愛チャンピオンS(G1)
総賞金1000000EUR 3歳上 定量(3歳9st,4上9st7lb、牝3lb減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     配当 父
15Dylan Thomas   IRE 牡4 133ムルタ   168 12212 オブライエン  8/11 デインヒル
22Maraahel     IRE 牡6 133R.ヒルズ  288 11313 Sir.スタウトGB 10/1 Alzao
34Red Rocks     IRE 牡4 133ヒューズ  134 1休914 ミーハンGB    5/1 Galileo
43Duke of Marmalade IRE 牡3 126キネーン  71 休4424 オブライエン   7/1 デインヒル
51Red Rock Canyon  IRE 牡3 126C.オドノヒュ90 221422 オブライエン   100 ロックオブジブラルタル
66Finsceal Beo   IRE 牝3 123マニング  95 休1218 ボルガー     8/1 Mr.Greeley

 人気のつけどころが難しいレースではあるのだろう。確かに前年もこのレースでらしからぬ根性で*ウィジャボードを沈めていることと、前走でいい具合に厄落としが出来ている感がある辺りで、普通に Dylan Thomas が能力どおり走れそうな雰囲気はあるのだが、そこから先が実績のある馬相手なりに走る馬なかなか横並びで、未知数度が高い。Dylan Thomas が取りこぼさないなら Maraahel はいらない、くらいの呼吸はあるとは思われるが、いかに。そんな中で比較的経験浅い状態ながら、勇躍古馬の最高峰に挑む辺りが、なかなかに Finsceal Beo のケレン味と言ったところであろうし、率直に好感は持てる。その挑戦がかなうシーンをちょっとだけ見てみたくもあるが、距離未経験は流石にやや厳しいかなぁ。

◆自国で足場を固めるか。

9月9日ロンシャン6R 16:25発走 芝1600m
ロンシャン風車賞(G1)
総賞金400000EUR 3歳上 定量(3歳56kg、4上58kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
12Linngari     IRE 牡5 58 ムーア   188 5126休 de.R-デュプレ  Indian Ridge
25Ramonti      FR  牡5 58 デットーリ 1610 3休211 サイードUAE   Martino Alonso
37George Washington IRE 牡4 58 ファロン  126 16休43 オブライエンIR デインヒル
44Turtle Bowl    IRE 牡5 58 ペリエ   207 22233 ロオー     Dyhim Diamond
59Astronomer Royal USA 牡3 56 C.オドノヒュ62 休6134 オブライエンIR Danzig
61Archipenko    USA 牡3 56 ヘファナン 72 休11775 オブライエンIR Kingmambo
78Golden Titus   IRE 牡3 56 パスキエ  95 4休113 レンゾーニITY  Titus Livius
86Holocene     USA 牡3 56 ルメール  81 7休322 バリー     Lemon Drop Kid
46Darjina      FR  牝3 54 テュリエ  54 休1131 de.R-デュプレ  Zamindar

 上昇の結果ゴドルフィンにゲットされたベラルーシのウェイトレス……とは全然関係ない Ramonti とイタリアからその影を追う Golden Titus なんて取り合わせに味のある組み合わせ。George Washington もそろそろ現役の感覚を取り戻して来るのではないかと思われるし、Turtle Bowl や Holocene は相手なりに走る、って辺りでなかなか隙のない好メンバーが揃っている。そういった中で今年の「強い牝馬世代」を着実にアピールしたい、という感のある Darjina の出走。アスタルテで古馬初対戦を経験し、ついでにコロネーションで競り負けた Mi Emma へのリベンジも果たした、って辺りで準備万端とは言えるだろう。これも、決して簡単に勝てる相手ではないと思うが、走りっぷりに期待を持ちたい競馬ではある。それにしても、Mi Emma も Soldier Hollow に引導を渡すってのは確かに決して軽い役目ではなかったとは思うのだけれど、この両者にもう一度見えるような挑戦をあと一つして欲しかった感はありますな。
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並べ替えの雑談。 

 本日は学Jなぞ投げてしまい、正直スマンカッタ(挨拶>アセルス氏
#いやぁ、勝ちに行きたかったもんで……。それであの結果か、でしたがorz

でね、でね。@たまには熊
QMA NEWSCLIP -- QuizMaster from Northern Ireland@たかしおの人

 基本的にいけくま氏が凄いなぁと思うのは、並べ替えを「単語」としてではなくて「絵」としてやってる、ってこと。ある意味、右脳ゲームみたいな動きが出来てるんだろうなぁみたいなことを思う。
 恐らく一般的なプレイヤー(と言っても勿論その中にはランカーも含まれるであろう)の場合、自分の脳内で正答を「読み上げながら」並べ替えってのは解答すると思うのですね。たかしおの氏の※欄であるような「右手で一文字目」になるのは、単純に「一文字目から読み上げる」動作としては全くオーソドックスな動きだと思われます。その上で、確かにたかしおの氏がやるように「左端を取り敢えず準備してから一文字目を探す」ってのはちょっとしたライフハック的な手法として興味深くはあるのですが、基本は左脳で読み上げながら答えを作ってくという感じ。ちなみに、この手法だとどうしても右を主に左を従にみたいなムーヴなのかなぁみたいな動きになりがちで、その辺りで左を最初に動かすと違和感が出てミスになるようにも。
 一方で、並べ替えの文字列を左から見ていって、それで右に寄せるような動きってのはある意味「文字を読む」よりは「絵を埋める」ような感じの動作であり、ある程度の訓練は必要と言うか、まぁ並べ替え使いとして予習を頑張らない限りはまず身につかないなぁなんてことを考えたりしました。自分がプレーしてる場合なんかも、ある程度の難度の問題で「まず正解の右辺が先に見切れた状態」(例:ポーランド人を問う問題で「スキー」で終わると予想される、とか。)の場合はそういう「絵的」な並べを行うわけですが、途端に頭がヨチヨチになって、手が一瞬震えたりとかしちゃうんですよねぇ。
 しかし、流石に真ん中でピボット作って人間クイックソートとかやる人はいなさそうではありますな(笑)。

◆ところで。
 言うまでも無く並べ替えは2回戦の1番人気ジャンルな訳ですが(実は最近は結構後回し派が増えてる気はしますが)、確かに正解をでっち上げやすいなど、自分の能力にさほど自信のないプレイヤーにとって敷居が低いのは分かるのですが、冷静に考えれば普通に4人に一人は落ちるんですよね。一方で、ダイヴは確実に不可能で、そういう点で連想のような一発逆転が利きづらい面はあり、結局「手の早い」=「経験のある」プレイヤーに有利な面があるようにも。しかも、接頭・接尾を逆にして落とすというありがちなパターンに嵌ると、結構単独に近い不正解を引きやすい、みたいなのもありますし、実はそれほど「クオリティの低いプレイヤーが落ちにくい」という点で敷居が低いわけではないのかも、みたいなことは考えたりします。むしろ、連想辺りの方が一発見切りやダイヴで逆転可能だったりとか、そういうのは無いのかなぁってのが最近ちょっと思うこと。
 ただ、一方で並べ替えって回収がラクなので記憶しやすい、ってのは事実ですね。似たような点でエフェなんかも回収の手間が掛からない部分があって、苦手ジャンルについては結局並べ替えとエフェが「組しやすい」パターンになりがち、なのかなぁ。
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テーマ: クイズマジックアカデミー

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バーデン大賞である。 

9月2日バーデンバーデン大開催最終日6R 17:00発走 芝2400m
第134回フォルクスワーゲン・バーデン大賞(G1)
総賞金250000EUR 3歳上 定量(3歳55kg,4上60kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
14Egerton      GER 牡6 60 ムンドリー 223 15255 ラウ      グルームダンサー
23Mountain High   IRE 牡5 60 ムーア   83 休5131 Sir.スタウトGB デインヒル
31Prince Flori   GER 牡4 60 デフリース 94 休3137 スミルチェク  ランド
47Quijano      GER せ5 60 シュタルケ 1411 17休101 シールゲン   ACATENANGO
55Sommertag     GER 牡4 60 パリク   113 3休189 ヒルシュバーガ タイガーヒル
66Youmzain     IRE 牡4 60 ヒューズ  145 休3352 チャノンGB   Sinndar
79Adlerflug     GER 牡3 55 ヨハンション53 休1611 ヒルシュバーガ In the Wings
82Axxos       GER 牡3 55 ペドロサ  62 1休212 シールゲン   MONSUN
98First Stream   GER 牡3 55 ルメール  61 21332 ホファー    LOMITAS

 今年のドイツ古馬は久しぶりに比較的揃った役者が無事に稼動を続ける好印象の年であり、とりわけ Prince Flori, Schiaparelli, Saddex がその牽引車となり、あとは Egerton が場を賑わせていた訳だが、やはりこういうメンバーは基本的に今時の競馬においては使い分けされる部分もあるし、国際競馬における目標が必ずしも一致するわけでない所もあって、なかなか揃い踏みとはいかなかったのは惜しまれる。ただ、回避した馬もそれなりの目標は持ってる中で、責めるわけにはいかないだろう。とりわけ、Schiaparelli のようにドイツで息長くトップを張れる Monsun 産駒と言うのはこれまででは稀有だったのだし。そして、皮肉にもここまでサンクルーやアスコットで挑戦を続けてきた Prince Flori が3強中では唯一のバーデン出走となった。しかし、彼とてこのレースで「倒す相手がいない」状況になったのは幸い。それは無論、昨年のオイロパ馬 Youmzain の出走である。賞金が大幅に落ちた中で前走キングジョージ2着の馬を寄越してくれたチャノン師には率直に感謝したい部分ではある。Prince Flori ともども好配合の馬の勝負であり、まずは血統ファンとしてこの再戦は申し分のないショウケースではあるのだし。
 その上で、サドリーフの In the Wings に Mill Reef を加えたダービー馬 Adlerflug はある程度 Youmzain に対応するような容貌の持ち主ではあるのがちょっと興味深い3歳対古馬の構図ではある。一方、Prince Flori と Axxos では Nebos (と、あと勿論 Surumu )が共通点。ただ、今回いずれも古馬初対戦である部分がどうでるか。更に、Adlerflug の側はドイツダービーからで若干間隔があく辺りの微妙さはあり、その点では2週とは言えリアル仏ダービーことパリ大賞から乗り込んだ Axxos にローテおよび相手関係的な分はあるか。ただ、こちらも古馬との対戦経験が無い辺りは気になり、3歳頂上決戦は聊か痛み分けの悪寒もなくはない。そんな中でむしろこの両者を上回りそうなのが First Stream のような気がする。Fontaine≒La Dorada を軸に Donatello の良質な血脈を積み重ねた配合の潜在能力は如何にも高く、あと1回走れば Saddex を逆転するくらいの部分もあったように思われた。その意味では、ここで好勝負しても驚かない素材である。この上位3頭を軸に、Egerton や Quijano 辺りにも相応に注目しておきたいレース。

結果@腰痛部。


 うーむ、ここに狙いを絞って変則的なローテを踏んだシールゲン師の意図と、ここぞという場面でのシュタルケの腕っ節ではあった。ヨハンションも見事に乗ってバーデンで勝つ競馬をすることが出来たとは思ったが。やはりドバイでもステップで好勝負していた辺りは伊達ではなかったと言いつつ、にしても Axxos をあそこまできっちり喰うんだなぁ、とも。
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最近のつれづれ。 

 バーデン開催なのに、なかなかブログ向かう気力が起きず。
 仕事が微妙に精神的にやられ加減なのかも……。

◆ホームラン級の馬鹿。
 これ。ドスター動画でも屈指のインパクトですた。それにしても、この年の有馬はあらためていいメンバーが走ってるなぁというか、ある意味アイマスキャラに擬人化してもキャラ負けしないような馬が多かったというか。祥子さま千早のトウカイテイオーっぷりもなかなかですし、出来ればとかち@チケと美希@レガシーが逆の方が良かった気がするのだが、恐らくうp主としては美希を目立たせたかったのだろうと推測する。
 それにしても、メジロパーマーが真というと、なんか↓こういうものを連想しちゃうよな(苦笑)。

Makoto Palmer

 重賞を勝った馬が障害入りするのは今ほどは当時は多くなかった気がする。もっとも、そんな馬が平地に戻って重賞勝ったときの方が驚いたし、G1勝ったときにはもっと驚いたが。

◆格差話。
 なんか、それが「地方と中央の格差」なのか「過去からずっと少数ながら存在する極貧者の様相の変化やそれに対する社会の寛容度の変化」なのか「派遣労働などによる、ホワイトカラーにおけるプチブルとプロレタリアートの分化」なのか「就職氷河期世代の未就職者の影響」なのかが一言で格差話に収斂してる感じがあるのが非常に違和感、というか。つーか、そういうのをある程度ケースごとに細分化して解析する中でソリューションってのは出てくるもんだとは思うのだけれど、それを「格差」の一言で乱暴に為政者に丸投げしてても、なーんにも出てこないんじゃないですかねぇ、とかは考える。

◆馬フル。
 ある程度ほとぼりが冷めてこないと冷静な評価を下しづらい問題だとは思う一方で、ある程度「強行開催」であることは否めないな、とは思う。ただ、本来はこれってJRAってよりはもうちょっと農水省マターであり、そこで指導がきっちりなされないとなればJRAがある程度「開催する方向」を目指しながら難局を乗り切ろうとするのは自然なことには違いないかなと。その上で、馬を「本当の意味で」守らなければならないのは馬主であり、彼らが調教師と協議しつつ慎重な判断をすることが励行されるべき場面ではあったのだろうなぁとは思ったりしてました。
 あと個人的には、トレセンで競馬開催して馬券は場外のみ、みたいトンデモはありと言えばありだったかなぁと思う。つか、馬フルよりも影響力がデカい状況が今後存在する可能性を思えば、ある程度そういうオルタナティヴでギリギリの運営が出来る可能性を残しておいてもいいのかなぁともちょっと考えた。まぁ自分は外厩解禁派なので、あまりそういうサジェストをする立場にはないんですけれどもね(笑)。

◆「ケータイを甘く見るな」とか。
 これ。ここで書かれてなくて、なおかつ自分が気になるのは、「保護者が子どものケータイのメールとWebのアクセスログを見たい、と言ったらキャリアは対応してくれるのか」って辺り。つーか、個人的には自分の子どもが携帯持つころには、そういうのをキャリアが当たり前のように提供していて欲しいと思う。通話明細は今でも普通に取れるわけで、それが取れないのがむしろどうよ、みたいな。ある意味、コンテンツを規制するより親がちゃんと管理できるようにする方がソリューションとしては上策とは思うし。
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