05« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07

殿下執務室2.0 β1

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有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

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QMA4の形式投票結果を集計してみた。 

 今のカードで青銅賢者になった辺りで、ここまでの形式投票の結果などを晒してみる。ドラゴンに入ってから戦績つけ始めて、156ゲーム、うち1落ちで投票自体が出来なかった8回を除いた148回が母数だから、そんなに大きな母数ではないけれど、一応一通り数十回ずつ引いてるのでそこそこの傾向は出るのかなとも思いつつ。
 以下、Excelからハードコピー。左が実際の投票の結果、中央が自分の選択とその採用に関して、そして右に通過率をつけているのは単に自分の趣味で、余り意味はない。まぁ普通はジャンルほどには相関しないものでしょうし。人気指数とは期待値を100としてそっからの比率なので、単に採用率に2回戦なら300、1回戦なら200を掛けてるだけですが、まぁこっちの方が相対比較としては見やすいので。
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ジャンル: ゲーム

タグ: QMA 
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ダービーである。 

 今年も多雨なハンブルク。
 アイリッシュのほうは、明日気が向いたら。

7月1日ハンブルク・ホルン最終日9R 17:25発走 芝2400m
第138回ドイチェス・ダービー(G1)
総賞金 635000EUR サラ3歳牡牝 定量(58kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢GAG. 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
14Persian Storm   GER 牡3 96 ヘリアー  42 14休61 ヒルシュバーガ MONSUN
218Axxos       GER 牡3 945シュタルケ 52 41休21 シールゲン   MONSUN
35Davidoff     GER 牡3 945ドワイヤー 62 休1142 シールゲン   モンジュー
48Appel Au Maitre  FR  牡3 935T.R.クイン 42 11休42 ノイロトNOR   Starborough
53Conillon     GER 牡3 935ペドロサ  52 1休213 ヴェーラー   ACATENANGO
69Shrek       GER 牡3 935ヴィクトワー53 1休112 ヴェーラー   Pelder
71Sommersturm    GER 牡3 93 ホランド  32 --114 ヒルシュバーガ タイガーヒル
817Anton Chekhov   GB  牡3 93 C.オドノヒュ52 1休5112 オブライエンIR モンジュー
97Global Dream   GER 牡3 925ボッカイ  62 2休286 オストマン   シアトルダンサー
1012Antek       GER 牡3 92 デフリース 31 --125 ブルーメ    KALLISTO
1111First Stream   GER 牡3 915スボリッチ 41 3休213 ホファー    LOMITAS
1215Adlerflug     GER 牡3 91 ヨハンション42 5休161 ヒルシュバーガ In the Wings
1314Lovely Tiger   GER 牡3 90 ボニーヤ  52 15休31 シールゲン   タイガーヒル
146Invincible Hero  GER 牡3 89 ヘルフェンバ52 休1612 ヴェーラー   LOMITAS
1510Prinz       GER 牡3 88 ボッティ  41 1休322 ヴェーラー   ランド
1616Byron       GER 牡3 865シューレポフ51 9休513 ヘフター    MONSUN
1719Waldvogel     IRE 牡3 855ボイコ   52 1休741 ヴェーラー   Polish Precedent
182Monreale     GER 牡3 84 ベスト   50 6休255 ホルヴァルト  SILVANO
1913Eiswind      GER 牡3 785ダーカン  32 --411 シールゲン   MONSUN

 ポールポジションはバヴァリアンの Persian Storm となったが、或いはウニオンは2着のノルウェイ馬に高いレートをつけるのが聊か忌まれた面はあったのかも知れない。そういう匙加減を考慮すれば、GAGほどのアドヴァンテージがこの1号艇にはない印象は、確かに否めないところではあるかとは思う。ともあれ、Monsun 産駒2頭がポールポジションを争う構図という点ではドイツダービーらしい印象はある。その上で、厩舎面でもヴェーラーとシールゲンが5頭にヒルシュバーガーが3頭で、ややホファー分が不足したものの現代ドイツにおけるトップ厩舎が華やかに争うレースとなった。
 Monsun 産駒2頭の比較であれば、配合面ではやや Axxos が上回るかもしれない。勿論、フランスの名牝 Pawneese の血を引く Persian Storm も良血だが、Monsun との配合における整合性で、ややフランス血脈のアクが強すぎる中で本来もっと生きるべき Sadler's Wells の良さが生きづらい配合になっている恐れはある。この手の血脈はやや読みづらい。ハンブルクが相当パワーよりになっていて、全てのレースがワンペース気味になるような馬場ならば逆にありかも知れないが。Axxos の方がそういう点では Blushing Groom の Hyperion の引き出しが利いている印象。ただ、確かにこの父が7月のハンブルクを滅法得意にするとは言え、今年は逆転もありそうなメンバー。ただ、ヴェーラー辺りにとっては現下の馬場の悪さは誤算であり、エース級の Shrek 辺りはこれは苦にしそう。その点では、スタミナ色の強い Conillon が伸びてきそうではあるが、こちらも良馬場のワンペースがベストな感じであり、重いとやや微妙か。そうなると、気紛れな素質馬 Prinz の一発大駆けに期待しないといけないか。*パオリニの全弟ながら、どこか不真面目な印象があり、穴で一考したいタイプではある。勿論これも*パオリニの下では馬場の段階でアウトかもだが。
 その Prinz に前走圧勝した Adlerflug は確かに馬番としては二桁であるが、芝さんが指摘するとおり、やや侮ってはいけない存在なのではないかとも思う。*ラストタイクーンと In the Wings のND×Mill Reef な配合を重ねてドイツ血統を異系的に扱った西欧オリエンテッドな配合で、確かに斬れ重視っぽくもあるが、そういう文脈での潜在能力は高そう。一方で、重馬場を考慮すれば Lomitas 産駒のスタミナはやや重視すべきで、そうなると First Stream が手ごわい存在だろう。母父 Bustino ってのもそういった面でのポイントとなる。3代目に組み合わせクロスが綺麗に入っている配合もなかなか。あとは Monsun 産駒に圧倒的なシンガリGAGの Eiswind がいるが、紛れのある展開になるならば一発は如何にもありそうなタイプで、ちょっと怖い感じはする。こっそり1ユーロだけ単複を抑えておきたいタイプ。
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ダービーの前日に。 

6月30日ハンブルク・ホルン7日5R 16:05発走 芝1600m
阪神牝馬特別(G3)
総賞金 50000EUR 3歳上牝
別定(3歳54.5kg、4上60kg、4上前年7月以降リステッド上未勝利馬1kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
11The Spring Flower GER 牝5 60 フェイたん 164 146休9 レーヴェ    KORNADO
26Directa      GER 牝4 59 デフリース 91 325休1 レーヴェ    ACATENANGO
32Hashbrown     GER 牝3 545カルバーリョ71 3休442 シュプレンゲル Big Shuffle
43Laeya Star    GER 牝3 545ベスト   61 休11124 オストマン   Royal Dragon
54Preia       GER 牝3 545ペドロサ  41 3休185 ヴェーラー   Big Shuffle
67Touch My Soul   GER 牝3 545シュタルケ 31 -1休23 シールゲン   タイガーヒル
75Waky Love     GER 牝3 545ヘルフェンバ31 --215 マイヤーたん  Royal Dragon

6月30日ハンブルク・ホルン7日8R 17:45発走 芝1200m
LOTTOトロフィー(G3)
総賞金 75000EUR 3歳上
別定(3歳54kg、4上58kg、4上前年7月以降G3勝馬1kg、同G2勝馬2kg、同G1勝馬3kg増、
   同12000EUR下1kg減、牝2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
19Lucky Strike   GB  せ9 59 デフリース 3418 2休121 A.トリブール  Petong
24Shinko's Best   IRE せ6 59 リヒター  279 休1331 クラインコレス シンコウフォレスト
35Matrix      GER 牡6 58 ブフ    324 7休1510 バルトロマイ  Big Shuffle
43Mharadono     GER 牡4 58 ボイコ   182 休4428 P.ヒルシュバー Sharp Prod
57Santiago Atitlan GB  せ5 58 ペドロサ  185 3休745 ヴェーラー   Stravinsky
68Steve's Champ   CHI 牡7 58 ラーセン  204 休2314 ハーゲンNOR   Foxhound
71Key to Pleasure  GER 牡6 57 スボリッチ 245 265休1 ホファー    Sharp Prod
86Saldario     GER 牡5 57 カルバーリョ136 111休2 フォフチェンコ AREION
92Slade       GER 牝5 55 シュタルケ 173 534休5 M.トリブール  Big Shuffle
 雨で中止のあったハンブルクは、重賞が一つ順延、という訳で、阪神ポカルはハンブルガー牝馬賞のメンバー。
 Scoubidou は結局回避となったが、Touch My Soul は出れば面白いなぁと思っていた馬がシュタルケならちょっとは注目か。Directa もデフリースを確保してきたのはプラス。当日メインのスプリント戦は Lucky Strike が昨年3連覇をやり損ねたレース。そのとき勝利したのは*シンコウフォレスト産駒の Electric Beat であったが、今年もまずは同じ父の Shinko's Best がリステッドで捲土重来して第一の挑戦者であるとは言えるだろう。昨年このレース2着の Matrix は近走が遠征ながら負けすぎなのはやや不安なところか。あとは Saldario とか Key to Pleasure 辺りがどこまでやるか、というレースか。
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ハンブルクの牝馬戦。 

6月27日ハンブルク・ホルン4日5R 19:00発走 芝1600m
ハンブルガー牝馬賞(G3)
総賞金 50000EUR 3歳上牝
別定(3歳54.5kg、4上60kg、4上前年7月以降リステッド上未勝利馬1kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
11The Spring Flower GER 牝5 60 フェイたん 164 146休9 レーヴェ    KORNADO
26Directa      GER 牝4 59 モンギル  91 325休1 レーヴェ    ACATENANGO
32Hashbrown     GER 牝3 545カルバーリョ71 3休442 シュプレンゲル Big Shuffle
43Laeya Star    GER 牝3 545ベスト   61 休11124 オストマン   Royal Dragon
54Preia       GER 牝3 545ペドロサ  41 3休185 ヴェーラー   Big Shuffle
68Scoubidou     GER 牝3 -- 出走取消  62 1休124 ブルーメ    Johan Cruyff
77Touch My Soul   GER 牝3 -- 出走取消  31 -1休23 シールゲン   タイガーヒル
85Waky Love     GER 牝3 545ヘルフェンバ31 --215 マイヤーたん  Royal Dragon

6月29日ハンブルク・ホルン5日7R 19:25発走 芝2200m
フェールホフ牝馬賞(G3)
総賞金 50000EUR 3歳上牝
別定(3歳53kg、4上60kg、4上前年7月以降リステッド上未勝利馬1kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
12Fair Breeze    GER 牝4 60 スボリッチ 144 11休52 ホファー    SILVANO
27Ioannina     GB  牝4 60 ヘリアー  62 433休1 ヒルシュバーガ Rainbow Quest
33La Dancia     IRE 牝4 60 ムンドリー 74 11休54 ラウ      Mull of Kintyre
61Nordtanzerin   GER 牝4 60 シュタルケ 103 312休4 シールゲン   Danehill Dancer
56Quelle Amore   GER 牝4 59 ペドロサ  102 26休116 ヴェーラー   MONSUN
65Avanti Polonia  GER 牝3 53 ボニーヤ  41 -4213 シールゲン   Polish Precedent
74Carolines Secret GB  牝3 53 リヒター  61 3休517 ホファー    Inchinor
88Neele       IRE 牝3 53 ヘルフェンバ52 1休321 シュタインメツ パントレセレブル
99Zuckerpuppe    GER 牝3 53 カルバーリョ51 休3148 メーダーたん  シアトルダンサー

 どちらもなかなか難しいレース。しかしマイルの古牝馬2頭しかおらんのかい。
 で、出れば人気したであろう Scoubidou が取り消してやや混沌としているマイルの方は、一応3歳 Laeya Star はそこそこ能力ありそうではあるが、個人的には昨年未勝利ながらディアナに打って出たりしてた Directa 辺りの素質開花があるかどうか、くらいの所を見ておこうか、といった辺りで。2200の方は中距離のそこそこのメンバーが揃っているが、Nordtanzerin が休み明け微妙な辺りに負けている辺りをどう読むか。そこで同馬を破った良血 Ionannina 辺りがこちらも開花しても良さそうな雰囲気。あとは Mi Emma に触発されて Silvano 産駒の Fair Breeze か、或いはフランスで Mandesha の4着なんかがある La Dancia の遠征実績を買うか、であるが。ディアナ3着の Avanti Polonia だが、あのレース自体結構千切られてるので、この辺りの古馬相手だと微妙に難しいレースか。むしろ上がり馬 Neele 辺りが勢い的に手強くなりそう?まぁでも、実際狙いどころ絞りづらいっす。
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ギネス級とは、こういうことだよ。 

 例のサラブレッド血統センターの中の人のアレなコラム(いや、藤井さんほどの人がドイツダービーの話を知らんとはちと思えんのだけれど……)に対してSouthendさんとかknoさん辺りがツッコミを入れていて、若干反応遅れてしまったのだけれど、本当の意味でギネスに載せられるべきドイツの父系連続G1制覇について、軽くログを残しておくこととしましょうか。

◆栄光の同国6(7)代ダービー制覇の父系図。

Landgraf 1914
| Hausfreund 1919
| Ferro 1923
| | Abendfrieden 1934
| | Athanasius 1931
| | | (Orator)
| | | | Uomo 1956
| | | Ticino 1939
| | | | Niederländer 1947
| | | | | Sasso(GDR) 1961
| | | | | Baba(GDR) 1962
| | | | | | Versuch(GDR) 1968
| | | | Lustige 1952
| | | | Neckar 1948
| | | | | Wilderer 1955
| | | | | Zank 1961
| | | | | Waidwerk 1962
| | | | Orsini 1954
| | | | | Ilix 1963
| | | | | Elviro 1965
| | | | | Don Giovanni 1966
| | | | | Marduk 1971
#年代は生年なので、ダービー制覇年はそれぞれ+3して換算。
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牝馬の意地が彩りに@宝塚記念。 

◆ラップ:12.1-10.5-10.9-11.9-12.1-12.3-12.7-13.0-12.3-12.2-12.4

 3コーナーに入る辺り、前のラップが落ちかけた局面、再び掛かったタニノウォッカを何とか外に出そうとするところをきっちりカワカミプリンセスが蓋をしているシーンに見ごたえを感じたレースではあった。ハイペースであることは武幸四郎とて承知ではあったろうが、それでもタニノとの勝負の文脈では絶対負けたくない的な矜持を感じさせる瞬間であり、結果としてそれは正しかったのだろう。少なくともカワカミを支持していたものとしては、あのペースで4角で先頭に立ち、最後に追い込み職人タテヤマに差されはしたものの、ギリギリまで粘って見せた競馬は十分に古馬最強牝馬としての戦いぶりとして説得力を感じさせるものではあった。それは、単にハイペースに沈んだわけではなく、古馬の王者たるメイショウサムソンの心胆を一瞬寒からしめたものであったに違いない。ある程度石橋守はこのレース、カワカミが押し切るのではないかという予断で動いていたように見える。ただ、やはり重馬場で58秒台のハイペースで粘ると見立てたとすれば、若干カワカミを恐れすぎた面はあったかも知れない。このペースならば、敵は後ろであった。勿論、石橋守もそれにすぐに気づいて外への切り替えをすばやく開始したのだが、結果としてここでの一瞬の迷いがサムソンの最大の武器である「併せての強さ」を発揮することが出来ない結果となった。もう既に進出の時点で「サムソンに併せずに差す」ことは岩田のイメージの中にはあり、石橋守の右ムチに対して自らも右ムチで避けながら後ろで矯めた脚を繰り出して自らの勝負に持ち込んで勝利したのである。
 基本的にこのペースならば道中の陣形からポップロックのズボ差しが決まる場面ではあるかな、というのは一瞬頭を過ぎったが、流石にそこは母父サンデーの上に*エリシオが微妙な軽さを演出する配合であるだけに、なかなかそうは問屋が卸さなかった、という3着。一方で*オペラハウス産駒のサムソンと祖父に*フォーティナイナーのようなパワーが入るムーンにより馬場は向いていたのであろう。あとは、無論カワカミもゴリゴリの米血であり、これが力馬場を苦にすることはちょっと考えづらい。むしろ、今日の手ごたえで見るならば9Fくらいまでなら速いペースで先行しても持ち堪えられそうなだけに、やはり昨年もちょっと書いたが、北米のダートで見てぇなぁ、なんてことを考えてしまったくらいである。一方で「向かない」方に属していたのはダメジャーやバルク辺りであったか。ただ、やはりダメジャーは安田がかなり究極的な仕上げだっただけに、今回その反動で-16ではレース以前の問題。あと、意外と合わないんだろうなぁと思ってやはりそうだったのはトウカイトリックであったが、これはむしろ追い込み的な脚質に変えたのがパワー馬場をこなすのに不利になった印象も。タニノウォッカがこの手の馬場をどこまで苦にしてたかはいまひとつ読めない。取り敢えず、今回は掛かってたしある程度そこの弱みを衝かれたような競馬でもあったし、潜在的なパワーを問う以前であったには違いないと思う。その辺りをもうちょっと試される展開にならなかったのは惜しかった一方で、「やっぱり瞬発力頼みのスロー競馬向き」的な評価を現段階で下すべきではなく、その辺りは結局フランスに出てみて初めて問われるみたいなことにはなるんでは、などとも思ってみる。一方、フランスに行くといえばメイショウサムソンも、であるが、こちらもスローのパワー勝負的文脈でどの程度斬れるか、みたいな部分に関しては若干前勝負しすぎたおかげで未知数の状態でロンシャンに向かうことになりそうである。ただ、まぁその辺が見えないで行くのも遠征の醍醐味、と考えれば、さほど嘆くこともなしか。
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ダービー・ヴォッヘ開幕。 

 アスコットも後一つデカいのがあるが、まぁいいや。にしても、ラスト1Fでのあの矢のような伸びは何だったんだ、Indian Ink。勝ち方的には Sea Bird の凱旋門みてぇだが、馬場に恵まれたの一言で片付けられるのも、微妙にまた何だか。まぁ嵌ったは嵌っただったのでしょうな。

◆牝馬のギニーは超ハイレベル。さて、牡馬は?

6月23日ハンブルク・ホルン初日6R 16:30発走 芝1600m
ハンブルガー・マイレ(G3)
総賞金 50000EUR 3歳上
別定(3歳54.5kg、4上60kg、本年賞金25000EUR下4上馬1kg減、同12500EUR下2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
14Aspectus     IRE 牡4 59 デフリース 124 5休932 ブルーメ    Spectrum
26Konig Turf    GER 牡5 59 ムンドリー 125 1休324 シュプレンゲル Big Shuffle
31Madresal     GER せ8 58 シュタルケ 398 休5261 シールゲン   LOMITAS
45Sigmum      GER 牡4 58 パリク   104 61休38 グロッデたん  KALATOS
52Aviso       GER 牡3 545スボリッチ 33 --111 ヒルシュバーガ Tertullian
64Molly Max     GER 牡3 545ペドロサ  41 21休22 ハウシュタイン Big Shuffle

 てな訳で、Mi Emma は重戦車 Indian Ink に千切られながらも、仏1000ギニー馬との2Fにわたる叩き合いに競り勝ってやはりマイルにおいてはドイツのレベルを超えていたことを証明してみせたが、このレースは牡馬のギニー1,2着馬の古馬初対戦という図式になった。バーデンで前走は Banknote に敗れた2,4,6着といったメンバーにはなるが、そういう意味ではここでの勝敗はある程度 Soldier Hollow 辺りとの比較にならなくもない雰囲気ではあり、まぁ小頭数ながら楽しみではあるだろう。しかし、牝馬のほうがこれだけメキメキと結果を出してしまうと、なかなか牡馬の方まで高いレベルの駒が残ってるのかな、って疑問もあり、まぁ力試し的な見立てでいいのかなとも思ったりはするが。

◆伝統の一戦、Prince Flori は抜けたが。

6月24日ハンブルク・ホルン2日7R 17:15発走 芝2200m
第111回ハンザ賞(G2)
総賞金 100000EUR 3歳上
別定(3歳51kg、4上58kg、4上前年7月以降G2勝馬1kg、同G1勝馬2kg増、牝2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
14Schiaparelli   GER 牡4 60 シュタルケ 95 61休83 シールゲン   MONSUN
22Egerton      GER 牡6 59 ムンドリー 203 6休152 ラウ      グルームダンサー
37Arcadio      GER 牡4 58 ヘリアー  126 535休6 ヒルシュバーガ MONSUN
41Expensive Dream  GER せ8 58 カルバーリョ237 45休67 フォフチェンコ LOMITAS
55Oriental Tiger  GER 牡4 58 スボリッチ 91 3324休 オストマン   タイガーヒル
63Poseidon AdventureIRE 牡4 58 ヘルフェンバ73 91休18 フィッゲ    Sadler's Wells
76Waleria      GER 牝4 56 シューレポフ106 13休31 H.グレシェル  Artan

 ということで、若干春バーデンの負け残り戦的ではあるが、その辺りのローテの呼吸はまぁ致し方ないところではありますか。復調気配の Schiaparelli はダービー制した舞台に戻ったという見立てならば、ここは相手も58とか59背負う局面であり、負けられない競馬ではあるだろう。とは言っても超安定勢力として相変わらず活躍を続ける Egerton、そしてその予備軍的な Oriental Tiger 辺りは煩いには違いないだろうが。一方で惑星としては別路線の Waleria はやや興味深い。この馬の父 Artan はハンザ賞に2度出走し、それぞれ Protektor と Elle Danzig に敗れた。バイエルンでも Elle Danzig に敗れて女に苦手な所を見せているが、フュルシュテンベルクを制して昨年の秋にプチ盛り上げを演じたこの牝馬が、女嫌いな父の復讐を果たすならばそれはそれで面白いかな、とも。
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古馬5kg差についての覚え書き。 

 という訳で、軽くメモ書き。
 基本的には宝塚記念は馬齢アローワンスベースで、古馬と3歳の斤量差を5kgと設定している。馬齢アローワンスの一覧に関しては、JRAのサイトにも出ているが、長距離(2200m以上)においては3歳1月の段階で10kg差として、そこから月ごとに1kgずつ逓減する、という仕組みになっていることが分かる。因みに中距離ではさらに1kg差が縮められ、短距離では2kgという感じ。先月の目黒記念ではココナットパンチはポップロックに7.5kg貰ったが、要するにそのうちでハンデに属するのが1.5kg、ということになる。
 さて、この斤量差、果たして何処まで妥当なのかな、みたいなことを考える。というのは、やはり欧州に比較して、アローワンスが少ないように感じられるから。夙に言われる凱旋門の3.5kg差は、実はそこまで極端な例ではない。ただ、恐らくロンシャンの2400を走るという条件においては59.5ってのはそう簡単な斤量ではないことが、微妙に3歳に有利に働いている可能性はあるかも知れないが。むしろ、キングジョージの方が「あからさまに有利」という点では目立つ条件ではある。3歳8st9lb、4上9st7lbだから都合12ポンド差を7月の終わりに設定するのは、いかにも斤量として大きい感はあるだろう。しかし、実際のところキングジョージがそこまで極端な例とは思われないのは、仏ダービー廃止前のサンクルー大賞のような例があるからであり、これを*エリシオが3歳で勝ったとき、斤量は54.5であったが、古馬は確か61背負ってたと思われる。このレースは*エルコンドルパサーを記憶してる人ならお馴染みの7月初頭のレースだが、そこで6.5kgならば、キングジョージの12ポンドともさほど違いはなかろう。また、ドイツにおいてもそれに近い雰囲気はある。この国ではバーデン大賞が9月で5kg差……はやや極端だが、昨年のWM変則開催の際にドイチェラント賞を6月25日にやっていて、その時の斤量は3歳52.5kg、4上60kgで、実にこの時期にして7.5kg差であった。この辺りとの比較で行くと、6月5kgは如何にも差が少ないようにも見える。実際ココナットパンチが健闘したのは7.5kg差であり、その上で古馬におけるポップロの方が3歳におけるココナットより格上だったとは言え、片や前年の覇者とは言えドバイからの折り返しで一息入れたところであった一方で、もう片方は除外は見えていたもののそれでも万に一つの可能性でダービーの晴れ舞台を踏むことに備えて万全の仕上げだったことを考えると、地力差はさらに少しあったように思われる。
 そう考えると、宝塚のタニノウォッカ51ってのは、字面ほど軽くないよなぁ、と。ただ、日本の競馬においてG1で59以上背負わせるのはある種の酷使として扱われる側面はあり、滅多に参戦しない3歳馬のために日頃古馬がG1でも59や60を背負わされることがファンから受け入れられるかというと、まぁ難しいのだろうなぁとも思う(古い向きにはテンポイントのトラウマとかもあるだろう)。その意味では、この厳しい馬齢重量を所与のものとして、タニノも今後の参戦者も受け入れなければならんのだろうなぁとは思いつつ。

◆あと。
 これは書くか迷ったが一応。自分の完全な偏見によると、スピードをワンペースに繰り出す短距離よりも、ある程度加速をつける長距離のほうが斤量の重さは堪えるようなイメージがある。特に、加速の際の負担が結構掛かる部分はあるようにも。例えばアバイユの*アグネスワールドは62背負って重馬場のロンシャンを制圧したが、短距離だとそんな感じで「何とかなる」的な雰囲気も。その上で、5kgでも斤量が3歳馬のアドバンテージとなる可能性を見出すとしたら、やはり瞬発力勝負になったとき、ではないかなとも思われる。その上で、このレース、ローエングリンやコスモバルク、インティライミといった元はハイペースでの狂気を秘めていた馬が並ぶわけだけれども、果たして彼らがどの程度「ちゃんと老成されてくれてるか」みたいな部分がタニノウォッカとしては気になるところではあるかな、とも。
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アスコットの、メイン・イヴェント。 

 だが、今年はロイヤル・ハントはパス(笑)。

◆ステイヤー界の貴公子として。

6月21日ロイヤル・アスコット3日3R 15:45発走 芝20F
ゴールドC(G1)
総賞金£225000 4歳上 定量(4歳9st、5上9st2lb、牝3lb減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     予想 父
16Baddam      GB  牡5 128モンガン  215 3726休2 チャノン    20/1 Mujahid
21Bulwark      IRE 牡5 128クロウリー 255 2休833 ペレットたん  50/1 モンジュー
39Cherry Mix    IRE 牡6 128デットーリ 236 631休4 サイードUAE   28/1 Linamix
43Finalmente    GB  せ5 128ムルタ   104 127休34 カラハン     100 Kahyasi
55Geordieland    FR  牡6 128スペンサー 255 18休252 オズボーン   14/1 ヨハンクアッツ
67Le Miracle    GER せ6 128ブフ    226 13休24 バルトロマイGE 33/1 MONSUN
78Lord du Sud    FR  牡6 128ルメール  2010 14休41 ルージェFR   16/1 Linamix
812Sergeant Cecil  GB  せ8 128フォーチュン4610 13休41 ミルマン     5/1 King's Signet
911Tungsten Strike  USA せ6 128ムーア   246 77休15 ペレットたん  33/1 Smart Strike
102Yeats       IRE 牡6 128キネーン  148 27休11 オブライエンIR  4/6 Sadler's Wells
114The Last Drop   IRE 牡4 126マカヴォイ 111 7休23止 B.W.ヒルズ   66/1 Galileo
1214Montare      IRE 牝5 125ペリエ   193 11休73 ピースFR    16/1 モンジュー
1313Allegretto    IRE 牝4 123サンダース 83 33休51 Sir.スタウト  20/1 Galileo
1410Rising Cross   GB  牝4 123ダーカン  245 55休74 ベスト     50/1 Cape Cross

 たとえフレミントンでどれほど楽勝しようとも、やはりアスコット20ハロンとなると話は別なのか、それとも案外やれちゃうものなのか、イングランディーレだけのイメージではなかなか掴みかねるけれども、もう一度ばかり試してもらえんかしらん、みたいなことは思うわけだが。で、実際フレミントンでいくら惨敗しようとも、Yeats の誇りに傷はつくまい。ドーバー海峡の内に引きこもればやはりこの馬はヒーロー、とりわけ英国では3戦負けなしいずれも楽勝なのだから、まずはオッズオンの信頼も然るべきものではあるのだろう。もともと貴公子然とした馬であるが、大衆的なステイヤー路線で今後も民衆に愛される存在となり続けられるかの試金石にはなるか。ここのところの充実度では対抗も Sergeant Cecil でしょうがないのだが、フランスからの遠征馬 Lord du Sud 辺りがちょっとした刺客かも知れない。まぁ個人的には、Le Miracle がどこまでやれるかはちょっとした期待をもって眺めているのだが。

◆4つのギニーの衝突。

6月22日ロイヤル・アスコット4日3R 15:45発走 芝8F
コロネーションS(G1)
総賞金£225000 3歳牝 定量(9st)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     予想 父
111Arch Swing    USA 牝3 126キネーン  53 1休1211 オックスIRE   14/1 Arch
213Cherry Hinton   GB  牝3 126ムルタ   30 --325 オブライエンIR 50/1 Green Desert
37Darjina      FR  牝3 126スミヨン  33 -1休11 de.RデュプレFR  3/1 Zamindar
43Finsceal Beo   IRE 牝3 126マニング  85 1休121 ボルガーIRE    9/4 Mr.Greeley
52Indian Ink    IRE 牝3 126ヒューズ  83 11休25 ハノン     25/1 Indian Ridge
68Majestic Roi   USA 牝3 126スペンサー 42 71休12 チャノン    20/1 Street Cry
71Mi Emma      GER 牝3 126ペドロサ  33 --111 ヴェーラーGER   7/1 SILVANO
85Missvinski    USA 牝3 126ルメール  84 31休12 ルージェFR   20/1 Stravinsky
910Puggy       IRE 牝3 126デットーリ 61 3休1387 クヴィスラ    100 Mark of Esteem
104Rahiyah      USA 牝3 126ダーカン  41 212休3 ノセダ      7/1 Rahy
116Scarlet Runner  GB  牝3 126マカヴォイ 83 58休17 ダンロップ   40/1 Night Shift
1212Silk Blossom   IRE 牝3 126M.ヒルズ  63 611休12 B.W.ヒルズ   40/1 Barathea
139Yaqeen      GB  牝3 126R.ヒルズ  31 -3休16 ジャーヴィス  12/1 Green Desert

 どうせだから、Lokaloka とかも自国のオークスじゃなくてこっち出てくれれば良かったのにね(無茶。
 それにしても、仏ギニーの1~3着馬は勢ぞろいで、英ギニーの2着馬も出ている割に、愛ギニーの上位馬はほとんど回避という辺りを見るにつけ、あらためて Finsceal Beo のタフネスには頭が下がる。ただやはり、それだけに Darjina が今回も自分のターンという形になりそうなきらいもあって、オッズとしては割と適切に割れた印象もあり。そのほかでは、仏ギニー3着の Rahiyah は2歳時は Finscael に完敗、仏ギニーでも上位2頭の叩き合いからはやや離れた入線であったが、この馬のオッズがほぼ Mi Emma と並んでいる辺りは、このミステリアスなドイツのスピードスターの評価としては妥当かもしれない。しかし、ドイツ競馬ファンとしてはあそこで9馬身千切れてるのならばこの馬は Martillo 辺りに匹敵するか上回る馬であり、ならばここで Martillo のなした3着よりも上の結果はあっていいのではとも見ているが、さて。ギニー路線からで変わり身のありそうな馬はセントジェームジズほどには見られない気がするが、むしろオークスから折り返してきた Cherry Hinton は Green Desert ならこっちのが距離は向いてるだけに、やや曲者っぽくも映る。
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ロイヤル開幕。 

 聊か出遅れではあるが。
因みに本日の実質メインは豪州祭りのキングズ・スタンドかも知れないのだが、どうせこいつらは最終日辺りにもう一度顔を見られそうな気がするので、パス。

◆4冠までは目指さなかったものの。

6月19日ロイヤル・アスコット初日3R 15:45発走 芝8F
セント・ジェームジズ・パレスS(G1)
総賞金£250000 3歳牡 定量(9st)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     予想 父
16Astronomer Royal USA 牡3 126オドノヒュー42 21休61 オブライエンIR 12/1 Danzig
23Cockney Rebel   IRE 牡3 126ペリエ   53 23休11 ハファー    11/8 Val Royal
38Creachadoir    IRE 牡3 126マニング  82 14122 ボルガーIRE   12/1 King's Best
47Duke of Marmalade IRE 牡3 126キネーン  51 12休44 オブライエンIR 14/1 デインヒル
54Dutch Art     GB  牡3 126フォーチュン64 11休23 チャプルハイア  9/4 Medicean
61Excellent Art   GB  牡3 126スペンサー 63 331休4 オブライエンIR 11/2 Pivotal
75He's a Decoy   IRE 牡3 126マカヴォイ 82 48休43 ワックマンIRE  25/1 In the Wings
82Jack Junior    USA 牡3 126デットーリ 30 -46休2 ミーハン    66/1 Songandaprayer

 とは言え、きっちりギニー2冠を制した辺りは、Cockney Rebel も悪い馬ではないし、久しぶりの Nijinsky 系の名馬として期待のかかる存在ではないだろうか。ここで春マイル3つ目を制するならば、秋は中距離でも下の出走表の馬たちに挑戦状、みたいな方向性もあろうかとは思われ。配合的にも教科書的ながら優れた馬なので、ここはいっちょ期待してみよう。対抗になっている両 Art よりは、個人的には仏愛ギニー両方とも2着の Creachadoir の勝負根性をもう一度見てみたい場面ではあるか。曾祖母は*ピルサドスキー、*ファインモーションでお馴染みの Cocotte に、Ajdal、Sadler's Wells、King's Best と繋いだ配合で、ミスプロながら地力あるタイプ。同じ配合の牝馬が出れば、本朝に繁殖として入れておきたい感じの血脈ではあり。あと、配当はやたらアレだし、ドバイ帰りではあるが、Jack Junior は負けた相手が Asiatic Boy ならば2着はそうケチがつかないかも知れない。ここでどの程度やれるかで、ここにいない強者の実力がアピールされる結果も考えておいてもいいのかも。

◆一皮剥けそうで、なかなか評価が上がらず。

6月20日ロイヤル・アスコット2日3R 15:45発走 芝10F
プリンス・オブ・ウェールジズS(G1)
賞金£350000 3歳上 定量(4上9st、牝3lb減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     予想 父
11Dylan Thomas   IRE 牡4 126スミヨン  137 4休112 オブライエンIR  5/2 デインヒル
26Kandidate     GB  牡5 126出走取消? 378 休1635 ブリテン    50/1 Kabool
34Manduro      GER 牡5 126パスキエ  157 32休11 ファーブルFR   3/1 MONSUN
47Notnowcato    GB  牡5 126ムルタ   166 18休41 Sir.スタウト   9/2 Inchinor
52Pressing     IRE 牡4 126ペリエ   204 休1112 ジャーヴィス  25/1 ソヴィエトスター
65Red Rocks     IRE 牡4 126デットーリ 124 31休91 ミーハン    10/3 Galileo
73Sir Percy     GB  牡4 126ドワイヤー 95 休7休46 トレゴニング  11/1 Mark of Esteem

 今季は弱敵からまずコツコツと倒しつつ、王道を歩まんとしていた Dylan Thomas であったが、前走はこの路線の安定勢力 Notnowcato にまさかの敗戦で、こういうローテでこういう負け方するとやはりチャンピオンとしては鼎の軽重を問われてしまう……というのがモロにオッズに反映されて、少なくともフランスのジリ王 Manduro にここまで単人気で競られるのは不本意ではなかろうか。ドバイできっちり厄落としした Red Rocks 辺りもそこそこ人気を上げており、何か戦国ムードの大混戦といった趣のオッズにはなっている。まぁ実際、前走は明らかにメンバーに恵まれた Manduro にとっても、ここが今後後輩の凱旋門賞馬とともに厩舎を背負うような馬になれるかどうかの分水嶺にはなってくるのだろう。しかし、こういう所で「勝ち切る」レースを出来る馬的な考え方で行くと、やはりデットーリを得た Red Rocks がアトサキとしては有利に見えるメンバーではあるし、あっさり勝つときは勝つのが Dylan Thomas でもあるのだが。……とか言ってると、Sir Percy 辺りがきちっと復活してきたりしてな(笑)。その方がターフ全体は盛り上がるかも知れないと思ったり思わなかったり。
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G1からG3まで。 

 相変わらず、ドイツ馬にとってイタリアはある種約束の地ではあり。

◆G1なれど、どれが来てもCherry Mixには負けそう雰囲気。

6月17日サン・シーロ4R 17:10発走 芝2400m
ミラノ大賞(G1)
総賞金220320EUR 3歳上 定量(3歳53.5kg、4上60kg)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
17Dickens      GER 牡4 60 スボリッチ 72 1254休 ブルーメGER   KALLISTO
25Donaldson     GER せ5 60 ムンドリー 133 96休44 ラウGER     ランド
32Exhibit One    USA 牝5 585ボッティ  103 34休21 ヴァリアーニ  Silver Hawk
41Hattan      IRE 牡5 60 サンダース 273 310145 ブリテンGB   Halling
54Sopran Promo   IRE 牡3 535バルジュー 62 休1314 グリツェッティ モンジュー
63Sudan       IRE 牡4 60 デットーリ 101 34休65 反逆の(ryFR パントレセレブル
76Vol de Nuit    GB  牡6 60 デムーロ  218 75休12 ブロージ    Linamix

 まぁ、そういう感じの、ということで微妙にどうやっても Cherry Mix 辺りに対しての負け戦っぽいメンツではあるのだが、Donaldson 辺りは頑張ればG1を2つ目のチャンスではないか。Hattan は確かにイタリア馴れしている馬なのだが、今年のドバイ辺りから使いすぎなロー手ではどうもここでってイメージはあまり出てこない。かと言って、地元馬でもちょっと何処から入ればいいかみたいな面もあって、Sopran Promo 辺りはデルビーでもうちょっとやれてれば、だが。まぁ馬としてのフレッシュさでは Sudan 辺りの今後を含めての伸びに期待すべき場面ではあるのだろうな。まぁそれならドイツ馬にくれよ的なレースでもあり。

◆G2に格下げの中、4戦4勝の信頼度をどう見るか。

6月17日サン・シーロ6R 18:25発走 芝2200m
オークス・ディタリア(G2)
総賞金275400EUR 3歳牝 定量(56kg)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
111Biz Bar      GB  牝3 56 ボッティ  51 1休263 ガルニエリ   Tobougg
210Connessa     IRE 牝3 56 コロンビ  31 --512 ヴァリアーニ  Invincible Spirit
33Cosi       GB  牝3 56 デムーロ  31 -1休32 ブロージ    Galileo
49Fashion Statement GB  牝3 56 カラン   51 413休3 ジャーヴィスGB Rainbow Quest
52Lokaloka     GB  牝3 56 バルジュー 105 3休211 グリツェッティ Pursuit of Love
61Miss Annaleo   IRE 牝3 56 モンテリーゾ32 -1休12 ブガッテッラ  Alzao
76Miss Sultin    IRE 牝3 56 ムラス   51 休21036 グリツェッティ Celtic Swing
88Moi Non Plus   GB  牝3 56 デットーリ 31 --212 グリツェッティ シングスピール
912Red Diva     GB  牝3 56 ムンドリー 31 -4休14 ホファーGER   Zinaad
104Scatina      IRE 牝3 56 スボリッチ 32 -1休21 ホファーGER   SAMUM
117Shot Bless    IRE 牝3 56 エスポージト44 11休11 ガルニエリ   Daggers Drawn
125Spectra      IRE 牝3 56 ソージョー 30 -53休2 ルーレッチGER  Spectrum
1313Turfrose     GER 牝3 56 ランディ  52 21133 ジャンノッティ Big Shuffle

 一見するとレジナ・エレナの Lokaloka は10戦かけてのクラシック制覇で、ここにお釣りが残るかどうかを考えなくてはならず、そうなると不敗でトライアルを制した Shot Bless が抜けてるのかなと思うのだけれど、トライアルは頭+3/4馬身などという接戦。で、3着のドイツ血統馬 Turfrose を見ると、Big Shuffle×*シャーディーなんてどう考えても2000の配合じゃない(笑)。まぁ祖母から先のラインは Turfkönig とか出てるし悪くないんだけれど(あと、*シャーディー産駒の大井記念馬とかはいたっけか)。まぁそんな感じで余りここの結果を字面通りとるのもどうか、みたいなオープンさを秘めた部分はあろう。ただ、基本はデットーリにヤネ強化したトライアル2着の Moi Non Plus に、ドイツでディアナのトライアルを勝ってきた Scatina が迫る図式を想定すればいいのかな、とも。Shot Bless もまぁよさげな配合だけど、予想としては▲っぽい。

◆G3に出るべき馬ではないのは確かなれど。

6月17日ドルトムント7R 17:15発走 芝1750m
ヴィルトシャフト大賞(G3)
総賞金50000EUR 3歳上 別定
(3歳52kg、4上58kg、前年7月以降G3勝馬1kg、同G2勝馬2kg、同G1勝馬3kg増、
 前年7月以降12000EUR下未勝利1kg減、牝2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
14Soldier Hollow  GB  牡7 60 シュタルケ 2810 14休43 シールゲン   In the Wings
22Banknote     GB  牡5 59 ノートン  167 25休11 ボールディンGB Zafonic
31Willingly     GER 牡8 58 デフリース 335 75休58 M.トリブール  Second Set
45Forthe MillionkissGER 牡3 52 カルバーリョ61 41休32 オストマン   Dashing Blade
53Oriental Hero   GER 牡3 52 リヒター  32 -5休11 ハウシュタイン シアトルダンサー

 てな訳で、この馬に凱旋されちゃぁ、5頭立ては仕方ないかな、とは思う。前走は確かに勝って欲しいレースで勝ってくれなかった Soldier Hollow ではあるが、1kgしか斤量差がないのならば余程 Banknote の良化が著しくない限りはちょっと負けはしないだろうと思う。むしろ、Banknote がある種のモノサシとして、Oriental Hero みたいな馬がどの程度絡んでくれるのか、みたいな辺りがこのレースの見所となるんだろうか。
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ポーランドに関しての何となくな雑感 

 5+5!簡単だ!(挨拶)。
 結構前にぶくまで上がっていて途中までで読み忘れてたものを拾ってて、何となく。

間違った方法で手に入れた結果に、価値は無いと思うから@コードギアスの海外反響

 に、出ていたポーランド人の感想などを読んでちと思ったあたりを。
 引用長いが、ちょっと切り所がないのでばばっと。
■ (※20話を観て) スザクは私にとっては単なる売国奴ですね、侵略者に手を貸しているわけですから。たった一人の軍人が全帝国を変えることが可能で、日本の再建に寄与できると思っている。故に彼は非常に無邪気であると言えます。ブリタニア軍の立場に立つことで、多くの日本人が苦しみ、毎日死ぬことを考慮に入れていません。

 基本的にスザクには戦う理由がありません。ルルーシュの組織のどのメンバーも、帝国と戦う理由や日本を解放する理由があります。例えば、ルルーシュ ― 母の殺害事件。カレン ― 日本人としての屈辱感。スザクは帝国と戦うことは間違いだと言い続けています。帝国との戦いは無意味であり、時機を待つべきだと考えているからです。しかし、しかるべき時が来るまでどれだけの日本人が死ぬというのでしょう。スザクのは独りよがりな考えですよ。

 みんなの大半はアメリカやイギリスに住んでいて、占領に関してはよく分からないと思う。私はポーランドに住んでいるのですが、この国は幾度となくロシアやドイツに占領されました。占領下のポーランドでは、常に二つの党派が存在しました。第一の党派は、ポーランド人の自由をより獲得することを願って侵略者に協力しました。第二の党派は、侵略者と戦い打倒しポーランドの再建を成し遂げたいと思った。常に正しいのは第二の党派でした。侵略者との協力は無意味であり、彼らは平等の権利でポーランド人を扱いませんでした。ポーランド史のこのあたりに関しては多くの書物があり、ポーランドの歴史についてちょっと目を通して下されば幸いです。

 このアニメを真面目にとらえ過ぎていると自覚していますが、ポーランド分割時の状況は、このアニメの日本の状況と非常に似ているんです。私にとってスザクの行動は理解し難いものですね。 ―ザーナー (ポーランド 男性) ―
 
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ウオッカ宝塚参戦、軽く現状の雑感。 

♪ダスカ ダスカ 夢見る安藤さん
 ウオッカですか 四位ですか わはははは
 ダスカ ダスカ 大事な1番人気
 回避したりしたら大変だ わはははは(挨拶)
#いや、唐突に思いついたので……

 てな訳で、目指せモスクワならず目指せロンシャン……だったタニノウォッカであるが、どうやら宝塚参戦とのことで。個人的にはどうもカワカミ辺りに勝てる気があんまりしなかったりというか、そういう意味で「古馬に騙される」的なリスクはあるけれども、まぁここで騙されておくのは悪くないかみたいなことは思ったりもして、一概に否定できない部分はあるには違いないかなぁとは思わなくは無い。ただ、ちょっと思うのは、凱旋門に関しても今回の出走にしてもちょっと斤量を気にするようなコメントがある辺り。ひょっとして、角居師としては、この馬がある程度斤量に負けるであろうことを予期する部分はあって、余り背負うレースを使いたくないみたいなことはあるんではないかな、って気になる。
 そこを敷衍して考えると、或いはもう「この牝馬を4歳以降で使うつもりは無い」なんて可能性も見えてはくる。国内の春G1は大概3歳開放その他の兼ね合いもあって、斤量は牡馬58で設定されているケースが多く、これを避けるには春にヴィク狸くらいしか国内で使うレースはない。勿論、アメリカの芝辺りに遠征してほげほげ招待ハンデの類を使ってる分には背負っても121くらいなケースも多いので使う手もあるだろうけれど、凱旋門まで行かせる牝馬でやるローテでもないだろう。やはり、宝塚を使うという意思は、イコール「今年で引退させる」というメッセージと受け取ったほうが良いのではないか。
 そう考えるならば、使った反動を宝塚回避論の理由として挙げるのは若干動機として弱くはなるのだろう。無論ネオユニとか古くはナリタタイシンとか夏に古馬相手をやって失敗したパターンを挙げることは可能ではあるが、少なくとも「あと3回使って燃え尽きる」ってことならば、ある程度それを使うのもありかなとも思われるし。
 ただ一方で、この馬を恐らく古馬で見られないであろう判断として、このローテに関しては若干自分としては100%の納得を持って見られないかなぁ、とも思われたりもする。無論、この馬はディープインパクトではないのだから、それほど「王道を歩む」ような走りを想定して見守るべき馬ではないのだが、やはり古馬になっての成長を一つのコンテンツとすることが出来る存在ではないかなぁ、とも思われるだけに。で、凱旋門をエルコンドル程度に勝ち負けしたとして、やはりそこでターフを去られるとエルコンドルにおいて欠けた(と、ある程度以上の一定数のファンに思われたであろう)ピースをこの馬も残すことになるのかなぁ、なんてことを考えたりもすると。
 あとは、宝塚の敗戦が遠征回避を招く可能性はどうしてもある訳で、そういう辺りをどうとるか。最悪なのは宝塚負けて遠征を回避し、なおかつ3歳で引退してしまうことなのだが、その辺りのプロデュースに関しての手腕について、まだこの調教師に全幅の信頼を置けない部分はあって(その意味では池江郎師なんかの方が余程の積み重ねがあり、信頼はおけた)、なかなか悩ましい部分ではあるかなぁとも。ま、例えば今年の秋に遠征が出来ないようなシチュになったら、それこそアメリカ行ってくれるんじゃないかなぁと楽観する面もなきにしも非ずだけど、そうなっちゃうと今度はコンディションをどこまで持ち直せてるのかが計算できないなぁ、みたいな。
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海外の3歳大レース、まとめて。 

◆世界競馬にとっての歴史的な年となるか?

6月9日ベルモント11R 18:38発走 ダ12F
第139回ベルモントS(GI)
総賞金$1000000 3歳 定量(126lb、牝5lb減)
枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     ML 父
1Imawildandcrazyguy牡3 126ギドリー  122 12464 カプラン    20/1 Wild Event
2Tiago       牡3 126スミス   52 31717 シェリフス   10/1 Pleasant Tap
3Curlin      牡3 126アルバラード54 11131 S.アスムッセン  6/5 Smart Strike
4C.P.West     牡3 126プラド   61 6休224 ジトー     12/1 Came Home
5Slew's Tizzy   牡3 126ベハラノ  73 1落711 フォックス   20/1 Tiznow
6Hard Spun     牡3 126ゴメス   85 14123 L.J.ジョーンズ  5/2 Danzig
7Rags to Riches  牝3 121J.ヴェラスケ54 休1111 プレッチャー   3/1 A.P.Indy

 普通に今年は Street Sense, Curlin, Hard Spun の3強で、ならばここはボチボチ Hard Spun の番とかなっちゃうのかなぁとかベタにやる気無い考え方でプリークネス直後は見てたのですが、今年の牝馬は何処も志が高い。牝馬勝てば100年ぶり以上らしいんで、勝てば歴史的でしょう。何なら芝でヴェルメイユから凱旋門を使ってみてはいかがでしょうかと思うが、流石にそこまではやらんか(笑)。
 という訳で、ベルモントはやはりノンミスプロで母父に Turkoman 辺りの入る Hard Spun を上にすればいい気はするかな。通俗的な字面だけならば確かに Tiago の方が心惹かれる面はありますが、こういう血統が本格化するにはベルモントはちょっと時期的に早いかもだし、あと母がスタミナ系であることの方が信頼感を高くするケースは多くて、その意味で母の Bull Lea×Narsullah が利いてる辺りで Hard Spun のがちと魅力的。Slew's Tizzy は Seattle Slew クロスってのが微妙に読みづらい配合だなぁ。一応組み合わせクロスにはなってるが。Rags to Riches は牝系は文句なしも母父 Deputy Minister が今ひとつ綺麗に嵌りきってない印象はある。他の部分の構成は良いし、まぁでもここに Northern Dancer ならば間違ってないかな的なポジションではあるが、10Fより12Fがいいってこともなさげでは。

◆大牧場の競演

6月10日ケルン7R 17:15発走 芝2200m
第172回ウニオン・レネン(G2)
総賞金100000EUR 3歳 定量(58kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
13Antek       GER 牡3 58 デフリース 21 ---12 ブルーメ    KALLISTO
24Appel Au Maitre  FR  牡3 58 ヨハンション32 -11休4 ノイロトNOR   Starborough
31Axxos       GER 牡3 58 シュタルケ 41 341休2 シールゲン   MONSUN
46Conillon     GER 牡3 58 ペドロサ  42 31休21 ヴェーラー   ACATENANGO
55Global Dream   GER 牡3 58 ボシェルト 52 12休28 オストマン   シアトルダンサー
67Kaleo       GER 牡3 58 スボリッチ 42 23休13 ヴェーラー   LOMITAS
72Sommersturm    GER 牡3 58 ヘリアー  22 ---11 ヒルシュバーガ タイガーヒル

 大方は芝さんが指摘しているような図式、ではある。シュレンダーハンが黄金のSラインの Sommersturm を出せば、フェールホフは Conillon を出し、Kaleo や Global Dream などもそれぞれの生産者を代表するような血脈であり、メンバー的に面白い。Sommersturm は*タイガーヒル×Monsun という、今後も頻繁に登場しそうな血統パターン。Danzig は決して好きではないが、この組み合わせはガーヒル牝系に対して St.Paddy の Aureole に Authi を、Birkhahn と Ticino の組み合わせを Literat で供給する辺りで、やはりドイツらしく最低限のフォーマットを保っている。本馬は祖母からも Tudor Melody やら 2組の Birkhahn×Ticino を得ていて、配合的には文句なし。Conillon もドイツ色の薄い血統ながらも、母に入る Sassafras が秀逸で、ここを含めて Acatenango に特徴的な Hyperion×Hurry On やら Nearco×Hurry On といったクロスを伸ばしている、古典的な良配合である。
 人気薄なら面白そうなのはレットゲンの Antek。これも牝系は*アヌスミラビリスなどでお馴染みの Antwerpen 系。一時期西欧に流れているので*ワッスルとか Saumarez とかが入るが、レットゲンの愛する Prince Ippi や Winnica のクロスはある意味 Kallisto 産駒らしさを引き出すし、Authi に対しての Welsh Pageant などその他の部分でも仕掛けは残されている。大牧場の名血が揃った好マッチ。

◆Gone West 祭りは続く。

6月10日シャンティ5R 16:35発走 芝2100m
ディアヌ・エルメス賞(G1)
総賞金800000EUR 3歳牝 定量(57kg)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
17Sweet Lilly    GB  牝3 57 ホランド  104 41休122 チャノンGB   Tobougg
212Cinnamon Bay   GB  牝3 57 パスキエ  53 12休11 ファーブル   Zamindar
310Vadapolina    FR  牝3 57 スミヨン  42 24休11 ファーブル   Trempolino
49West Wind     GB  牝3 57 デットーリ 31 --321 パンタル    Machiavellian
55Marie Rossa    GB  牝3 57 クラステュ 41 322休1 デメルカステル Testa Rossa
611Coquerelle    IRE 牝3 57 ルメール  44 11休11 ルージェ    Zamindar
78Sequoia      SLO 牝3 57 モンギル  32 --141 ロペスSLO    Sebastian
814Fontcia      FR  牝3 57 ブフ    42 1休144 セプルシュル  Enrique
91Mrs.Lindsay    USA 牝3 57 ムルタ   32 -3休11 ロオー     Theatrical
106Diyakalaine    FR  牝3 57 テュリエ  41 2休135 ボワスナール  Ashkalani
112Believe Me    IRE 牝3 57 ペリエ   31 -1休22 ベギーニュ   In the Wings
123Anabaa's Creation IRE 牝3 57 モッセ   42 11休53 de.R-デュプレ  Anabaa
134Beatrix Kiddo   FR  牝3 57 ドゥルーズ 52 5休151 コレ      Victory Note
1413Topka       FR  牝3 57 ジャルネ  61 1休235 ドゥーメン   Kahyasi

 比較的海外からの遠征馬も少なくマターリとしたマッチアップであるが、このスロヴァキアの馬は一体全体なんじゃらほい?別に自国で滅茶苦茶強かった的な成績なのかもよく分からず、多分エスターライヒ1000ギニー相当と思われるレースを勝ってはいるが、そんなに人気してた訳でも大差をつけて勝ってる訳でもなく、うーむ。因みに、この馬のことをちと調べていたら、フロイデナウではQHのレースなんかもやってるんですね。402mとか、わざわざハロンで距離取ってる辺りが律儀w。
 サンタラリの勝ち馬 Coquerelle の地力が試されるメンバーとは言えるだろう。この馬自身はややパワー型の配合であり、字面の成績よりは勝ち負けする場を選ぶタイプと見るが果たして。それほど重賞の勝ち馬が多いわけではないが、ここに来て如何にも調子上げてます的な馬は多く、その中でも Cinnamon Bay 辺りは父がまたも出て来た Zamindar ってことで注目の的であろう。ギニー・アラリ・ディアヌでそれぞれ違う馬で勝つとかしたらある意味ベタ過ぎではあるが、配合的には祖母に Princequillo×Count Fleet のダブルが入っており、2100ではどうかとは思うが長い距離での適性では Coquerelle よりは上か。で、その Zamindar 一号でプールを勝ったアガ・カーン一族はここはラガルデール牝系の Vadapolina を指名してきたが、勿論スミヨンを乗せてこちらも母父に Zafonic を入れており、注目すべきではあろう。Mrs.Lindsay や Sweet Lilly は地力的にはあと一歩っぽい。
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ドイツ競馬  /  tb: 0  /  cm: 4  /  △top

日本にも海賊はいたけれど、何か微妙な件 

【コラム】筆洗:ドイツのハイリゲンダムで始まった主要国首脳会議
痛いニュース(ノ∀`):映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の海賊の中に日本人がいないのは、歴史の反省が足りないから…東京新聞

 そもそも指摘されるとおり、「カリブの海賊」に古今東西の全海賊集結!みたいなことは有り得ん訳でして、まぁ要するにたまたま日本で取り上げるほどの海賊はなかったというだけのお話だとは思うのですが、実際本朝の偉人百選を試みたところで、海賊および海将の類でランク入りしそうな存在は稀有であり、せいぜい近代の東郷平八郎が引っ掛かってくるかくらいのもんではあるでしょう。言わば、我々自体が久しく海に英雄を見ることは無かったのです。海の英雄がいない国から、どうやって映画のネタになるような材料が出てくるんでしょうか?

 で、何故そうなるかを考えると、ちょっと思うのは「日本人が何処まで自分のことを『海に囲われた島国』の住民として理解してたのだろうか?」ってこと。勿論現在は100人いれば100人がそう理解してるでしょう。ただ、通史的にはどうでしょう?われわれの先祖は長い間、本朝のことを「山国」だと思っても「島国」だとは思ってなかったんではなかろうか、と考えてしまいます。勿論、この議論において琉球や対馬などの島嶼は例外的ですし、また本朝の長い歴史の中でも、海を舞台に活躍した人物は多くいて、江戸初期には既に支倉常長のように地球を周回する人物も現れていました。江戸期の上層部はおおよそ地球が球体であり、日本が海に囲われた相対的に面積の小さい国であることを自覚していたことでしょう。しかし、遣唐使が廃止されて以降1000年近くの間、日本はその生活圏を外に求めることは基本的にありませんでした。戦国末期に実現した欧州大航海時代との交流は、東南アジアへの商業の試みや中華大陸への侵攻などを誘引するものとはなりましたが、畢竟それが時代を覆うものとはならなかったのです。その背景を思うに、日本人の多数が究極的にそういった進出の試みを「必須のもの」としなかった、ということでしょう。天下人の意思のみで進められた唐入りが半島すら制圧できずに失敗したのは、ある意味この国におけるそういった「多数の支配」が成立していたことを象徴するようにも。
 それは要するに元来、我々の先祖はその国土と大陸棚の範囲で大方必要なものを得ることが出来ていたから、ではないんでしょうか。石見銀山の話なども言及されていますが、往時の本朝は(その時代において必要な)鉱物資源も大方豊富でしたし、勿論農産物もほぼ賄うことが出来たし、牧畜はさほど発達せずとも肉食の習慣はさほどなく、また沿岸の魚類でそれらは補完可能だった。地震や台風などが住環境を破壊するリスクはあっても、山がちの国土はそれを簡単に再建させる木をふんだんに提供していた。これらの山は大概は瘴癘の密林でも不毛な禿山でもなく、猛獣が住むと言っても人が組することは可能な程度であり、人間は沿岸に張り付いて暮らす必然性もなかった。まぁ、ある程度富裕になるためにはそういう沿岸部にいることがアドヴァンテージであったには違いなくはあろうが。一方、そういった山は河川も多く提供しており(それらの多く架橋不可能なほどの大河ではない)、その上で古墳時代以降何故か無駄に土木技術が長けていた国民は道路や水運などで比較的簡単に物資を国土の隅々まで流通することが可能でもあった。要するに、「遠洋」を必要としてなかった訳です。また多くの場合「山」が人間を活かしている要素が強い。そういう状況にあって、なおかつ地球儀など生活の中で見ることが無ければ、自らの国土を擬似的な「大陸国家」として日本人が見たとしても、そう驚くべきではないでしょう。

 つまり、コラム子の疑問を「我々は海に囲まれた国なのに、何故海賊のようなテーマで世界にアピールできないのだ?」ってところまで落としたとしても、要するに「海に囲まれた国」であることにすら我々の先祖の多くは気がついておらず、そういう意味での「島国の民」としての日本人の歴史はせいぜい明治以降であり、国民全体がそういうパラダイムを持つのは、日本海の対岸から見果ても出来ぬ欧州まで届く国土を誇るロシアのごとき物理的に巨大な国家を脅威と認識する羽目になった辺りなんではないのかな、とも。その上で、現代はそれこそ、石油のように現代に必要な鉱物資源や一億人の工業化・欧米化された人口を支える観点からの農地が不毛だったりすることもあって、「海に生きる」必要を実感しながら我々は生活しているのですけれども、何処かでそういった先祖の「大陸住民」的パラダイムを引きずってる面はあって、その辺りがある種の民族性を規定する部分はあるようにも思われますな。
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テーマ: 社会ニュース

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国内雑感  /  tb: 0  /  cm: 2  /  △top

近況っつーか 

 余り取り上げるニュースも無い中で、ここ数日のトピックでも落穂ひろい。
 ありていに言えばチラ裏なので、読みたい人だけ続きをポチっと。
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よしなしごと  /  tb: 0  /  cm: 3  /  △top

遠征馬の馬場読みの難しさ@安田。 

 んー、ペース読みでハズしちゃ、どうしようもなし。

◆ラップ:12.3-10.7-11.1-11.8-11.6-11.3-11.5-12.0

 第一感としては「時計が遅いなぁ」であった。
 昨日32秒台が出てるのだから、馬場的には31秒後半もおかしくないかなぁというか、それだけのペースになるんじゃないかなぁというのも予想の範囲としてはあり、その中では45秒台前半以上のハイラップは見込んでたのですけれど、普通に*エイブルワンが競りかけてきて「あぁ、やっぱり」と思ったのも束の間、テレビで見る感覚でも全然前がゴリゴリと早くならず、そこそこのペースで競り合った感じ。ただ、この開催の府中の早すぎる馬場に若干キャロウが戸惑って、競り切れなかった面はあったんだろうなぁと思われる。まぁそれでも真横にびっちりつけられる局面のあった*コンゴウリキシオーが残るにはキツい状況であったことは、ラスト1Fがこの馬場状況とペースで12まで行ってしまった辺りで裏付けられる。
 で、レース後のアンカツは、ダイワメジャーとしても抜けるのが遅かった点について「ちょっとヒヤっとした」みたいなコメントをしていたけれども、確かにダメジャー本来のレースとしてはあれは若干仕掛けが遅かった。馬体重の割りに馬体が研がれてるなぁという印象で、結構仕上げとしてはギリだったけれども、それでもレースにおいて若干間が空いたことによって反応が微妙に本来より悪かった面はあっただろうか。この辺りとペースの兼ね合いを思えば、今回はコンゴウが勝っていい場面ではあったようにも思われるが、結局上述のとおり最後に12が出てしまったら、それを差せないダメジャーではなかったのだろう。まぁ負けてたら「脚を余した」的な感覚が残るレースだっただけに、後味としてはこちらが勝てて良かったと言えば良かったのか。コンゴウはコンゴウでディープのデビュー以来からの縁でそこそこ気にかけてる馬なので、こちらとしては惜しい面もあったが。
 香港馬は、結果としてはこのペースで前を捉えられなかったにつきる。先行が*エイブルワンで、あとは全馬差しのメンバーであったが、恐らく残り3人は道中のペースを見て結構「しめしめ」と思っていたのではないか。しかし、今開催の府中においてはやはり馬場はかなり早めであり、日本の騎手ならば有力どころは5週も続けて乗ってるのだからその辺りの機微は分かっている一方で、いきなり来てその流れを簡単に読むセンスのある騎手は、今日のメンバーにはいなかった気がする。香港ではこの手の読みが巧いのはホワイトだと思うが、まぁこういう才能もある種特殊スキル的なもんはあるのかもね。ただ、こういうのを見ると凱旋門の騎手もとか一瞬頭を過ぎるかも知れない場面ではあるが、後述の事情であんまりそこまでは考えず。その上で、*ジョイフルウィナーは勝ち馬より早くスズカフェニックスに匹敵する上がりだったのだから、これはまぁ力分は走ったんではないか。一方で、香港勢では最先着だったものの上がり時計は34.5の*グッドババは、まだ地力がつききってないというか成長途上であり、これは香港の客も買い呼吸がやや早かったのかもな、ってところで。

◆英ダービー。
 いやぁ、ガチガチに凱旋門血統の馬にまずエプソムであれだけの競馬されちゃぁ、何か騎手はどうでもいいというか、まずは回ってこようよみたいな気分にさせられちゃうなぁ。案外、アレに恐れをなして今年も小頭数みたいなことになっちゃうのかも知れないとも。
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テーマ: 競馬

ジャンル: スポーツ

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レース回顧  /  tb: 0  /  cm: 10  /  △top

ある意味、世界屈指の国際マイルG1。 

6月3日3回東京6日11R 15:40発走 芝1600m
第57回安田記念(GI)
総賞金190000000円 3歳上 定量(3歳54kg,4上58kg,牝2kg減)
枠馬 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎   前売 父
11Sakura Mega WonderJPN 牡4 58 鮫島良太  134 913休5 友道康夫  33.5 Grass Wonder
12Daiwa Major    JPN 牡6 58 安藤勝己  227 113休3 上原博之   4.8 Sunday Silence
23Admire Kiss    JPN 牝4 56 川田将雅  124 51休47 松田博資  32.9 End Sweep
24Good Ba Ba    USA せ5 58 サンマルタン198 51115 シュッツHK 11.8 Lear Fan
35Kongo Rikishio  IRE 牡5 58 藤田伸二  196 21休121 山内研二   7.0 Stravinsky
36The Duke     AUS せ8 58 フラッド  5710 21623 ファウンHK 31.4 デインヒル
47Ore Hamatteruze  JPN 牡7 58 後藤浩樹  349 5141653 音無秀孝  25.9 Sunday Silence
48Suzuka Phoenix  JPN 牡5 58 武豊    177 休5131 橋田満    4.8 Sunday Silence
59Joyful Winner   AUS せ7 58 モッセ   2810 67312 ムーアHK  12.5 El Moxie
510Eishin Dover   USA 牡5 58 福永祐一  197 22171 小崎憲   11.9 Victory Gallop
611Meiner Scherzi  JPN 牡4 58 柴田善臣  164 31634 稲葉隆一  26.4 Grass Wonder
612Kiss to Heaven  JPN 牝4 56 内田博幸  133 610754 戸田博文  34.6 ADMIRE VEGA
713Air Shady     JPN 牡6 58 横山典弘  186 212211 伊藤正徳  14.1 Sunday Silence
714Dia de la Novia  JPN 牝5 56 岩田康誠  184 37136 角居勝彦  24.1 Sunday Silence
715Super Hornet   JPN 牡4 58 藤岡佑介  155 休71151 矢作芳人  49.6 Rodrigo de Triano
816Symboli Escape  JPN 牡6 58 蛯名正義  216 85休62 久保田貴士 42.0 SAKURA BAKUSHIN O
817Able One     NZ  せ5 58 キャロウ  115 71451 ムーアHK  20.9 Cape Cross
818Jolly Dance    JPN 牝6 56 秋山真一郎 186 24115 堀宣行   18.9 DANCE IN THE DARK

 安田記念が外国馬に開放されたのは1993年だが、その時に果たしてこのレースが「世界の最強マイラー決定戦」になるかについては、まぁ「ジャパンC程度にはうまくいけばなるけれど、それ以上はどうだろう」程度のものであったと思われる。そして、ある時期を境に実際欧米のトップマイラーの参戦は途切れたが、十有余年にしてこのレースは、おそらく世界最強のマイラーが集まるレースとなった。ただし、アジアのローカルレースとしてであり、アジアのローカルのレベルが欧米のマイルのそれを凌駕している現状がそれを実現したのであり、そしてそのローカルのレベルを支えるのは本朝ではなく香港であった、ということ。これも、競馬の世界におけるある種の変化なのであろう。実際、昨年の欧州最強マイラー George Washington もせっかく現役を続行することになったのならば、その辺りで若干物足りなかった3歳までの現役生活を補完するため、このレースに出るのも一興だったんではと思うが、さすがに春先まで全く調教と無縁な状況から復帰するには時間が足りなかったか。
 ……と、有芝は思ってる面もあるのだが(流石に全面的に本当にそうなのか、は実はよく分かってないw)、そういう意思はオッズには余り現れていないようにも見える。詰まる所、ハンデ戦主体で仕上げ途上でも競馬場に出すオセアニアン・スタイルを取っているのと、層の厚さゆえに抜けた馬が存外でにくい辺り、去勢馬が多く比較的晩熟になりがちな側面が「ベタな強さ」を演出しづらくさせているのだろう。それを考えると*サイレントウィットネスは神懸りであったが。で、単勝では*グッドババ、連では*ジョイフルウィナーが最も人気があるものの、いずれも4番手クラスという状況に。基本的にこのオッズの流れは、単が香港の客、連が日本の客を代表している数字にも見えなくはない、というのはやや穿ちすぎた見方か。やはり昨年のジョイフルの実績がここでの評価につながっているのだろうが、香港のお客さん、どこまでこの馬をそこまで強いと思ってるんだろうな、みたいな。
 一方でよく分からないのは*エイブルワンの低い評価。確かに近5走で勝った2回はスミヨンとキネーンなだけに、キャロウって誰やねん状態のヤネの問題はありそうだが、一応シンガポールでリーディング1位につけてるなら十分評価すべきで、サンマルタンよりは巧いとは推測されるが、まぁ冠軍一哩が結構荒れただけになかなか信用しづらいってことなんでしょう。その冠軍一哩の事前人気を引きずってババが評価されてるとすれば、それはまぁそういう話にはなるかなとも。で、オッズの美味しさに後ろ髪を引かれつつも、まぁここは香港のトップと見るべき馬であり、なおかつかの海坊主師ことアンドレアス・シュッツへの親近感を隠すべき局面ではないだけに、有芝の◎も*グッドババに。一方で、ジャパンCでもよくある話として、遠征1年目より2年目に着順を上げるのは結構難しい。そこまで現役のピークが長く続かないよ、ということではあるのだろう。昨年の*ブリッシュラックはその例外だけれど、チャンピオンと言うべき立場になったのが、一昨年の安田直前の冠軍一哩であっただけに、ある程度フレッシュだったかなと思われる。その点では余り残りの2頭は食指が動かないか。
 相手としては*エイブルワン以外では、今日の10Rが如何にも良いシミュレーションだった武兄のスズカフェニックスが○で。ダメジャーはダンスインザムードを探してしまうことにして(笑)……じゃなくてドバイ帰りで軽視して、穴狙いすべきなのだろう。手広く、でいいのかも知れないけれども、流れが速い中でズドンがあるとすればでサクラメガワンダー辺りをちょっと気にしておきたい場面。資質は結構あると思ってるんだよねぇ。あとは復調っぽいハマッテルゼも入れるべき馬かな。
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本物と贋物のダービー。 

 恒例のアレ。頭数多いのぉ。

◆食事も喉を通らない日々を超えての8頭出し@本物。

6月2日エプソム・ダウンズ5R 16:20発走 芝12F10yd
マルフク・ダービーS(G1)
総賞金£1833206 3歳牡牝 定量(9st、牝3lb減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
15Acapulco     IRE 牡3 126ベリー   21 ---12 オブライエンIR Galileo
215Admiralofthefleet USA 牡3 126ヘファナン 63 31休71 オブライエンIR デインヒル
34Anton Chekhov   GB  牡3 126マクダナー 42 31休51 オブライエンIR モンジュー
42Aqaleem      GB  牡3 126R.ヒルズ  31 -32休1 トレゴニング  Sinndar
51Arabian Gulf   GB  牡3 126ヒューズ  31 -7休12 Sir.スタウト  Sadler's Wells
610Archipenko    USA 牡3 126キネーン  42 1521休1 オブライエンIR Kingmambo
714Authorized    IRE 牡3 126デットーリ 32 -31休1 チャプルハイア モンジュー
88Eagle Mountain  GB  牡3 126ムルタ   72 214休5 オブライエンIR ロックオブジブラルタル
913Eastern Anthem  IRE 牡3 126マカヴォイ 31 -1休32 サイードUAE   シングスピール
1019Kid Mambo     USA 牡3 126ファニング 61 12休23 ミルズ     Lemon Drop Kid
113Leander      GB  牡3 126ガラハー  20 ---42 ジョンソン   Kalanisi
1217Lucarno      USA 牡3 126ドラウン  32 --211 ゴスデン    Dynaformer
136Mahler      GB  牡3 126スマレン  32 --911 オブライエンIR Galileo
1412Petara Bay    IRE 牡3 126オニール  52 110休17 ミルズ     パントレセレブル
157Regime      IRE 牡3 126ドワイヤー 52 127休1 ベル      ゴーラン
1611Salford Mill   IRE 牡3 126ダーカン  42 2休121 エルズワース  パントレセレブル
179Soldier of FortuneIRE 牡3 126ローダン  53 12休11 オブライエンIR Galileo
1818Strategic Prince GB  牡3 126アーン   63 113休8 コール     Dansili
1916Yellowstone    IRE 牡3 126C.オドノヒュ61 3休5112 オブライエンIR ロックオブジブラルタル

 ある意味、下の偽ダービー辺りの方に出してもいい馬は1頭か2頭はいたと思われ(Anton Chekhov とかは前もフランスで勝たせてるんだし)、それを考えるとやはり「昨年の忘れ物を取りに来ているのか」的な思いもそこはかとなく感じさせるオブライエン8頭出しの活劇。ただ、自分的にもうちょっと面白いと思ったのはカタカナ種牡馬の多さ。リース種牡馬とジャパンC出走馬な訳だけれども、比較的リースの敷居が下がってきてるのかなとか、何のかんの言ってジャパンCにはよい馬が来てるんだよねという話で。
 ただ、そんな中で人気はデットーリの Authorized。最近すっかりダービーのトライアルはダンテってことで定着して、それを圧勝した2歳G1馬なのだから、かなりベタに人気が出るのは必定かなとも。配合を見ても、目をそそるようなニックスはないが、母は Green Dancer などを出す比較的スタミナある牝系に母父経由で Welsh Pageant が入るなど、水準を満たしてはいるし。ただ、ベタに言うと父と母父を考えれば凱旋門のほうが全然似合う、ってくらいか(笑)。あと文殊っ子では、全然人気ないけれど Anton Chekhov もなかなか重厚な配合で面白いんでは?あとのオブライエン勢ではどうしても Archipenko が人気するが、ダービーオークス両方マンボは何か悔しいので、Soldier of Fortune 辺りにひとつ。その他ではトライアル勝ちの Aqaleem が人気のようだが、Authorized と近親同士でワンツーは果たしてあるんか?興味深いのは Lucarno。もはやアメリカの*ブライアンズタイムくらいの地位に上り詰めた Dynaformer が、欧州の芝で何処まで通用するか。あとは Kazzia 仔は普通に応援。

◆フェレンチャクたん師って何者?@贋物。

6月3日シャンティ7R 17:35発走 芝2100m
三菱自動車賞偽ダービー(G1)
総賞金1500000EUR 3歳牡牝 定量(58kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
16Raincoat     GB  牡3 58 ヒューズ  32 -1休12 ゴスデンGB   Barathea
214Zambezi Sun    GB  牡3 58 パスキエ  22 ---11 バリー     Dansili
310Visionario    IRE 牡3 58 ソージョー 63 16休38 ファーブル   スピニングワールド
41Shamidinan    FR  牡3 58 スミヨン  31 -2休12 de.R-デュプレ  Dr.Fong
53Castlereagh    UAE 牡3 58 マカヴォイ 32 -1休21 ファーブル   Machiavellian
62Brooklyn Boy   USA 牡3 58 メンディサバ41 12休23 ルージェ    Gone West
716Halicarnassus   IRE 牡3 58 ホランド  63 14休3171 チャノンGB   Cape Cross
811Spirit One    FR  牡3 58 ブフ    93 4休327 デメルカステル Anabaa Blue
917Indian Spring   IRE 牡3 58 ベノワ   21 ---41 スマガ     Indian Danehill
104Loup Breton    IRE 牡3 58 テュリエ  21 ---61 反逆の(ry  Anabaa
113Quest for Honor  GB  牡3 58 ヴィクトワー42 1休341 ファーブル   Highest Honor
1218Medicine Path   GB  牡3 58 マレン   51 523休6 オニールGB   Danehill Dancer
135Lawman      FR  牡3 58 デットーリ 42 1休241 ベギーニュ   Invincible Spirit
1413Chinese Whisper  IRE 牡3 58 ムルタ   61 23休23 オブライエンIR モンジュー
1512Alexander of HalesUSA 牡3 58 ヘファナン 42 33休11 オブライエンIR デインヒル
169Literato     FR  牡3 58 ルメール  76 11休21 ルージェ    Kendor
1720Sagara      USA 牡3 58 ジレ    31 -2休12 ピース     Sadler's Wells
1819Beltanus     GER 牡3 58 ムンドリー 61 9休341 フェレンチャGE Tertullian
1915Sunshine Kid   USA 牡3 58 フォーチュン51 16休23 ゴスデンGB   Lemon Drop Kid
208No Dream     USA 牡3 58 ペリエ   73 6休411 ラフォンパリア Anabaa

 てな訳で、余り講釈意欲が沸かないので、騎手の話でも。去年までのルメールは確かに「適度にブレイクしてない」辺りで使いでのいい騎手であり、それをキングジョージで使えた辺りはハーツクライは恵まれていたとは思う(まぁ実際、彼の経験値の足りなさゆえに勝ちきれなかった面も感じはしたが)。ところが今年はこれがルージェのNo.1ジョッキーになった。この「フランスの川島正行」と言うべき厩舎がある程度数を揃えている状況では、タニノウォッカなどに乗る余裕はとてもないだろう。例えばサンタラリの勝ち馬 Coquerelle 辺りが普通にヴェルメイユに出てきたりもするだろうし。
 基本的にトライアル→本番を目指すならば、外人騎手に乗り換えるとすればなるべくならばトライアルから続けて乗ってくれる騎手にしておきたいところではあるが、そういう意味ではそれを確保しづらいかもしれない。ペリエは巧くいけば凱旋門一発だったらありかも知れないけれど。ボニーヤでもフランスで乗せる分には四位よりも上じゃないかって気がするけれども、日本の成績がアレなんで本朝の目線では誰も納得しないだろう。ベストとしては、ベテランである程度リーディング上位の地元騎手かな、という気はしている。ただ、その辺りが意外と最近抜けてるようにも。リーディングベスト10見てると、メンディサ、スミ、パスキエ、ペリエ、ブロンデル、テュリエ、ブフ、ルメ、ヴィクトワール、ソゴルブということで、なかなか日本にコネクションのありそうなタマが少ないよなぁ。かと言って英愛の騎手に頼むならば、それこそよほど馬場経験の多い名手になってしまいますが、今年のクールモアの充実振りを考えればキネーンとかムルタがそう簡単に開くこともなさそうで……。フランスのブレイク前的な若手を発掘する方がたぶん四位乗せるよりも勝つ可能性は高いとは思ってるのですけれど、まぁ納得いく選択は結構難しいかもね、というお話。
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