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殿下執務室2.0 β1

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有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

トラセン企画受賞御礼 

トラセン突発企画 DEEP IMPACT!! という訳で、トップにノミネートして頂き深謝でございます >トラセン各位
 個人的にも、この「語りづらい」名馬に関して色んな人が言辞を尽くして数々のエントリを起こしているのを眺めるのは愉しいところではあり、改めてこの企画に感謝するところではあります。因みに、標題は別にそのトラバ企画の趣旨を読んでというよりは、何となく自分で考えたテーマの中でそういう方向にしたら面白いかなぁと思ってつけてた次第。
 ところで、有芝は今月に入っても基地らしくディープ引退本などが出れば購入しているわけですが、世の競馬本の出版社は何故に須田鷹雄氏にディープ本の原稿を結構な分量で依頼するのですかね。いや、仕事のクオリティが低いってことは無いのですが、本人が少なからず「ディープを語ることが苦手」であることを認めているのと思われ、それならば、別に「有芝に書かせろ」とは言いませんが、ほかの色んなツテを辿って優秀でなおかつこの馬を語る意思の強いライターにディープを語らせてみるのも面白い試みではあると思われるのになぁ、などとも。とりわけ、ブログなどで色々思い入れをもって語っている人たちを見るにつけ。
 と、この辺りで閑話休題として、受賞挨拶がわりにエギジビション・ガラ的なエントリを一つ。
 お題は「21世紀の『世界的名馬』」。


 ディープ引退後の色々なレスポンスを見ていると、海外でのディープインパクトの評価の高さには今更のごとくに驚かされる部分もあった。その上で、かつて我々が世界の競馬において考えられなかったような現象が起きている、とも言えるだろう。すなわち、
「海外遠征で結果を出せなかった馬が、日本のホーム実績だけで世界最強と認められる」
という現象である。少なくとも日本人は、2007年の今日に至るまで、「極東の僻地において閉鎖競馬を行っている本朝の競走馬が、その能力に対して妥当な評価を国外において獲得するには、競馬の本場である欧米において相応の結果を出すことは最低限の必須条件である」と思い込んでいたのではないか。例えば*グラスワンダーやスペシャルウィークといった*エルコンドルパサー世代の優駿たちについて、我々がどれだけ言葉を尽くしてその強さを説いたところで、恐らくは欧米のホースマンは歯牙にもかけないのだろうという諦観に近いものはディープ以前にはあったと思う。その常識が、今や覆ってしまっているようにも。
 その背景には、勿論、ディープ以外の日本馬の国外での成功がある。例えば、シーザリオが北米の芝において牝馬としては最高クラスのパフォーマンスを示したが、対戦はしてないものの同じコースで明らかにそれよりも数枚上のパフォーマンスをしている馬としてディープは扱われたであろうし、フレミントンで地元馬を置き去りにしてデルタブルースに迫ったポップロックは、有馬で永久にディープに追いつけそうになかった。これらの馬の活躍によって、日本馬の横比較が容易なものとなっており、それ故にディープの水際立った強さがひとり相手関係に恵まれてのものではないことは理解されやすかったであろう。また、外国に出る馬が増えれば、ガイジンも競馬新聞にその馬のフォームを書かないといけない訳で、おのずと日本のレース体系に触れる機会も増え、かつてのような「訳の分からん国」的偏見が取り去られていた部分もあったとは思う。

 ただ、ディープの国外の人気を支えるのは、そういう理屈的な部分よりは「この目でディープを見た」人たちのインプレッションだったようにも見える。「35年競馬を見てきて、ディープが一番強いと思う」などというコメントは、ある意味凄いことではないか。競馬史においてサラブレッドの黄金期というべき1970年代=Decade of Champions の名馬を少なからずリアルタイムで目にしてきたであろう論者が、それよりも強いというのならば、話半分でも相当な評価であると思う。そこまで言い切るのは、やはりディープの破天荒なレースぶりを目で見た印象が如何に強烈であったかに尽きるのだろう。一方で思うのは、ディープの映像がそれだけ多くの人に見られる程度に、ある程度以上世界に広く流通していた、という事実である。
 現に、ドイツに住んでいる芝さんなども(Wettburoで?)ディープの映像を見ていたという話を時折エントリされていたが、このような話題に触れると、世界において競馬の映像を流通するネットワークがある程度整備されているのだろうなぁ、ということを実感する。過去の10年において国際招待レースの増加やレーシングシリーズの取り組みなどがあり、それらは全て成功裏であった訳ではないものの、少なくとも競馬の世界における国際的なリンクが確実に構築される結果を得た、と言えようか。そういうある意味フラット化された競馬の世界において、ローカルな実績のみでグローバルに知られて国際的な評価を得たという点では、ディープインパクトは「21世紀最初の世界的名馬」というべきキャラクターを備えているのだろう。閉鎖競馬を謗られていた日本から、そういう「ネットワークの上に乗った」名馬が現れたことは、皮肉であるようにも見えるが、逆に象徴的でもあるようにも思う。新しい時代のヒーローは、そういうブラックボックスから突然現れてくる方が、衝撃的なものなのだから。
 本朝においても、今やある程度以上の大レースは日曜日の昼に競馬場でターフビジョンで流れて来るし、雑誌の付録DVDでドイツダービーの映像を愉しめるなどというのは有芝がドイツ競馬に関心を持ち出したころを思うに隔世の感がある。一方で、ある意味日本が第1回ジャパンCのような「黒船襲来」を早く経験しすぎたことなどによって、現代の本朝の競馬ファンは、ガイジンが日本のレースから得るインパクトほどは多くのものを海外競馬の映像からは受けないのではないかな、とも思ったりはすることもあり。その辺りの温度差が、今後どのように変わって行くか、そしてその中でディープインパクトの歴史的評価がどのように定まって行くのかは、興味深いところではあるかな。
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3歳馬配合メモ……アストンマーチャン、シャドウストライプ 

 本日は、○父の快速馬を2題。

アストンマーチャン
アドマイヤコジーン×ラスリングカプス(Woodman)×*フィールディ(Northfields)×Gramy[F2-n]
 アドマイヤコジーンを種牡馬として見てると、何となく*テスコボーイ的なイメージに通じる部分を感じたりもする。要するに、基本は Nasrullah のスピードを綺麗に表現する馬であるが、そこのサポートとして*ノーザンテーストによって齎された Hyperion が利く、というシンプルな見立てが可能である。現に母方を見ると*トライバルチーフ経由で Princely Gift が入っている訳で。こういう Princely Gift 的な軽快さは21世紀の現代でも決して無効ではないというのは、コスモバルクが我々に教えてくれた。配合の分厚さでは*スターオブコジーンに劣るが、このスピードの活用でアストンマーチャン級を出せるのだから軽快さに絞った資質の高さは窺える。
 すなわち、本馬においては Woodman を入れることでの Nasrullah の増幅が配合としてはキーとなる。Mr.Prospector も成功パターンは多種であるが、最もシンプルな形態としてはこの「良質な Nasrullah による分かりやすく遺伝しやすいスピード」があり、Woodman は恐らく Miswaki と並んでその代表選手だ。その上で Miswaki は Princequillo の地力を持つことで Woodman に大きく差を付けるが、たまたま本馬の配合ならば Swaps で Hyperion を補完する方が都合が良かったのだろう。祖母は Pharos の5×5で曾祖母と並び Pharos 色は非常に強い。が、経路がマイナーなフランス血脈で、一本気な脚の補完とはなるが、距離適性や底力への寄与は微妙で、まぁマイルがギリギリだろうなぁと。

シャドウストライプ
サクラバクシンオー×*ムーディーサンダー(Gulch)×Line of Thunder(Storm Bird)×Shoot a Line[F11-d]
 という訳で、こっちは本家*テスコボーイのサクラバクシンオー産駒で台頭するダートの新星。大体能力的にはフリオーゾと同格くらいの勝ち方には見えた。しかし、○父の割には母が*サンダーガルチの全妹で、やたら輸入されてる名牝 Line of Thunder の娘ってのはちと面白いパターンではあるか。配合から近似クロスを見出すならば、*ノーザンテースト≒Storm Bird のウィンドフィールズ血脈ではあるが、それはまぁ有り触れているパターン。一方で、母の、すなわち*サンダーガルチの血統としてみるべき部分として挙がるのは、Bull Page、Miss Dogwood、Seven Corners の3頭によって共有される Bull Dog(=Sir Gallahad)×Blue Larksupur×Broomstick という、アメリカの3世代にわたるA級血脈の組み合わせクロス。とりわけ、Roman などが増幅されればパワーは満点である。
 一方、バクシンオーでその受け口になるのはこちらはアンバーシャダイの全妹サクラハゴロモに入る*クリアアンバーの米血。こちらは Bull Lea の3×3であるが、それを呼ぶ祖母2頭は Bull Lea, Sun Briar に Broomstick/Sweep を共有している。Sun Briar は Blue Larkspur の受けとしては微妙だが、米血化した Sundridge を内包するという意味では Blue Larkspur に通じる。言わば、類似した方向性でちょっと違った解釈のラインブリードを得た2頭が邂逅する配合であり、荒削りながらポテンシャルとしては面白い配合であろう。UAEダービーが1400だったら、ゴドルフィンのトップホース相手にやれそうだが。
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イグJRA賞2006:最優秀敗戦 

 例のイグ・ノーベル賞話をどうやらリアルで始められた、ということで。
 一応色々とPingを飛ばして頂いてるので、ヌル目ではありますが、一席。

◆イグJRA賞・最優秀敗戦:ダンスインザムード(マイルCS)
 ダイワメジャーとダンスインザムードは、色々と共通点を持つ馬である。名前が「ダ」で始まるサンデーサイレンスの良血馬であり、ともに関東馬であり、クラシックの1冠目を制し、その後それぞれノド鳴りとイレ込みという大きな弱点により蹉跌を経験し、5歳においてキャリアの頂点を極め、マイルから2000を等しく適性の高い距離としていた。
 一方で、クラシックを制した文脈の違い、そして厩舎や血統におけるアドヴァンテージは、牝馬ダンスインザムードにおいてより華やかさが上回る印象を与えていたと思う。デビュー4連勝での桜花賞制覇。一方のダイワメジャーは、「コスモバルクのための」皐月賞を1勝馬の分際で制する、ある種のアンチヒーローではあった。もし、ダイワメジャーのほうがより華やかな存在で、なおかつ史実のようにダンスインザムードに勝ち続けていたら、ある意味この牝馬のほうがそれこそスカーレットブーケ的に扱われていたのであろう。ダンスインザムードとダイワメジャーの関係は、そうではなく、負けるダンムーにより華やかさがあったからこそ、完成度の高いライバル関係として認められるものだと思う。そして、ノド鳴りで調子を最も落とした3歳の秋天の後、ダメジャーがダンムーに一度も負けていないことは、意外と気付かれずに、両者は5歳の春を過ごしていった。
 2006年の秋、両者はこの年の競馬シーンを彩るショウダウンを演じた。
 この文脈でも、ダンスインザムードがやや華やかさに上回る状態で開始している。つまり、ダイワメジャーが5歳春にややだらしないレースで安田記念を落とし、湿った淀でディープインパクトに完敗しての休み明けだったのに対し、ダンスインザムードは安田記念こそダメジャーに先着されていたものの、新設なったヴィクトリアマイルで桜花賞以来の勝利の美酒を味わい、更にアメリカにおいてはゲイムリー……じゃなくてキャッシュコール・マイルを楽勝して、大いに存在感を示した。果たして、毎日王冠では、安田記念との比較で+22kgという馬体重にもかかわらず、ダンムーがダメジャーを人気で上回る。しかし、このレースを素晴らしい押し切りで制したのはダイワメジャーであった。しかし、ダンスインザムードの追い上げも見るべきものはあり、しかも次走の天皇賞は過去同馬が人気薄で2度馬券に絡んだ相性の良いレースである。両者の人気は7.0倍と7.1倍という僅差。しかし、やはり前走+22で2着は如何にも2走ボケのパターンではあり、ダンスインザムードは良いところなく6着のレースで、ダイワメジャーが2年ぶりのG1勝利を手にする。

 そして迎えたマイルCS。
 気がついたら、両者の対戦は8度目を数えていた。ここまでダメジャーの6勝1敗。
 流石に、このレースにおいては人気はダイワメジャーであった。しかし、ダンスインザムードとしても社台の定年を考えれば実質このレースが国内ではラスト。譲れないレースで万全の仕上げで臨んでいた。ある時期陣営を苦しめたであろうイレ込みもかなり影を潜め、先行力を完成していたダイワメジャー相手にぶつかる準備は出来ていたと思う。レースは、ステキシンスケクンが飛ばしてテンの4Fは46.0とまずまずG1らしい締まったペース。3強を分け合った*コートマスターピースは出遅れでどうにもレースがしづらい流れ。そして直線、シンスケクンをかわしてダイワメジャーが先頭に躍り出る。しかし、ペースを作ったダイワメジャーにとっても決してラクではない。最後やや手応えが怪しい中、後ろから猛然と追い上げるダンスインザムード。残り100を切って、両者の手応えはどうやらゴール前でギリギリ替るか替らないか……と思われたが。

 ダンスインザムードは、止まったのである。

 恐らくダイワメジャーも二の足を使ったのだろうけれど、ダンスインザムードが止まった趣であり(実際、ラスト1Fは12.4も掛かっている)、しかも手応え的には、ちょっと急にガクっと止まった、ようにも見えた。それは、過去の6度の敗戦をなぞるように、あたかもダンムーが勝利を拒んだようにすら見えた。勿論、それは勝ったダイワメジャーを貶すものでは全くない。競馬においては、時にこういうある種の「パワー」で先行馬が伸びてくる馬を止めてしまうような瞬間があるように思う。そして、それが出来る馬は、文句なしにA級の先行馬なのであろう。3冠レースで3連勝というと Affirmed と Alydar であるが、あの両者の攻防ともちょっと違う「格の差」を感じたし、一方でダンスインザムードの「女心」のように映ったのも確かではある。あたかも、ダンスインザムードが心を奪われたかのように、ターフビジョンにはその瞬間は映った。
 そしてユタカも、恐らくはこのレースでは、そのようなことが頭に過ったかも知れない。このレースを敗れたときの彼のコメントは「ダイワメジャーが出ないレースがいいよ」であったが、一方で香港で負けたときには「敗因?よくわからないですね。ダイワメジャーを探していたのかな」などと言って見せた辺り、この牝馬がかなりダメジャーを意識するという気持ちを感じてたのではないか。
 ともあれ、王道路線において「ディープの1強で、つまらない」と言われた一方で、この路線において充実したライバル関係を見事に演じ切った両者はもっと賞賛されてもいいと思う。そして、ダンスインザムードの価値はダイワメジャーとともにあり、逆もまた然りであろう。そして、ダンスインザムードの最後の「敗れっぷり」はその終幕のとても印象深いシーンとして、2006年を代表するものであったのではないか。
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QMA4はじめました 

 さらば、青龍@時々蝙蝠(挨拶)

◆ロミタス@修練10~7級%FUNFUN秋葉原店
1(U-08):学4M(6)[1]→Nタ(5)[1]→S4T(4)[5]                (11)
2(U-08):学○(5)[5]→A並(6)[3]→N4M(6)[3]→雑4M/学4M/学4M/A4M(3332)[2](15)
 基本的に途中からQMA3に関してモチベが弱かったのは、まぁ当然ながら人の親としてゲーセンなんぞに寄らず真っ直ぐ帰らないとってのが一番大きかった訳ですが、一方でゲームシステム的にも、実質的に勝ち点であるスクールポイントが結構水物すぎたってのと、昇格が遅すぎて鍛錬しても暖簾に腕押しみたいな部分があった……という辺りで、今回の「負かした相手で1ポイント。格上負かせば2ポイント」という単純明快すぎるルールはまぁそれなりに分かりやすくて良いと思う一方で、賢者になったあとの出世速度が前作並だと、結局賢者になったらやはりポイントが伸びるのをそんなに愉しむことが出来ないのかなぁって不安もちとあり。今回の組み分けがどの程度階級ごとに混ざり合うものなのかもちと興味ありますねぇ。センモニ見てると、スタートダッシュ組は既にドラゴン組とか入ってるし。
 今作は、CN替えようと思ってたのですが引継ぎでのCN変更不可だったので諦め。カード買いなおすのもアレだしなぁってことで、ロミタスの名前でお会いしたらご愛顧くださいと言う所ではあります。勿論、有芝も人の親なのでそう毎晩帰りにゲーセン寄ることはやりづらいのですが、休みの日とか昼休みなどに少しずつ修練する感じになりますか。ともあれ、お会いしたらよしなにです。
 本日はそんな感じで開店祝いにさくっと2ゲーム。つーか、稼動開始でいきなり100/100とはどういう羽振りの良さだFUNFUN。何かFUNFUNにしては気持ちパネルの挙動も良かった気がするし(笑)。で、最初のゲームはいきなり連続区間賞→3回戦に華麗におさらば。4択ボロミスという感じでしたが、久しぶりにしてはタイプがついていけて良かったかな……と思ったら、今回区間賞が何もメリット無いのですな。ならば慎重に拾いに行く方がスタイルとしては正解なのか?それはそれで面白味が欠ける感はあるなぁと思いつつ、それでも2ゲーム目の3回戦などは易問続出で序盤に長考してしまったらなかなかスリリングな展開に。この辺りはこのゲーム、捨てたもんじゃないわと思う(笑)。初決勝は結局アニゲで落として2着だったものの、まぁ取れててもタイプ負けな展開。つーか、予選で普通に難しめの問題出るのに、決勝易問杉だ。
 因みに3回戦のジャンル選択では1勝1敗。負けたほうは2ゲーム目、4対4の頭ハネで○×ではなく四文字になったものの、結局この負けたほうで3回戦通過するんだから、まぁこんなもんか的な感じ。そして、意外とペットがいなくなってしまったことは寂しいのであった。

◆ノモケンのアレ。
 相変わらず古記事になるまで Permalink が出来ないのはどうにかして欲しいのだと思ったのですが、ひとまず「単純回帰がそれほど求められるんであれば、覇王テイエムオペラオー様は相当に競馬人気を回復させてたと思うぞ」と思ったってのが一つ。あと、馬券に関しては、あれ完全に「兵力の逐次投入」になっちゃったんですよね。特に、ワイドとかに回り道した辺りで若干JRAのやる気を問われるような形になったのは今から思えば失策っぽかったかなぁと。
 個人的には、3連単よりも全レース発売の方が資金の全体的な回転を悪くしてるような気がしています。レース結果が出て払い戻しとかするゆとりが、特にG1の日なんかはなかなか持ちづらいのではとも思われ。あとは、PATだと資金を転がしづらくなる印象もあるかもですが、この辺りは何とも。
よしなしごと  /  tb: 0  /  cm: 2  /  △top

3歳馬配合メモ……ドリームジャーニー、モチ 

ドリームジャーニー
ステイゴールド×オリエンタルアート(メジロマックイーン)×エレクトロアート(*ノーザンテースト)×*グランマスティーヴンス[F8-c]
 血統表で目に付くのは勿論*ノーザンテーストのクロスではあるのですが、一方で面白いのは曾祖母の父の Lt.Stevens。Rough Shod の直仔としては珍しく牡馬に出た馬で、地味に血統表で効くタイプ。Rough Shod と言えば以前のエントリでもちょっとカイタノだが、Dalmary≒Blenheim の配合パターンでブレイク。Blandford の血脈を独自に発展させた存在でもあります。それに対してステゴの母父*ディクタスが Blenheim のトリプルクロスとなるのが本馬の配合的な見所となる。一方で、祖母と父母の間に入るメジロマックイーンにおいても Blandford は7*7*8*9×6*7*7*8と最多の血量を誇る存在であり、まぁ血量だけが配合の全てとは言わないものの重要な存在には違いないだろう。この Blandford→Blenheim, Dalmary の流れが一貫しているのが本馬の配合のよさと見るが、一方で*ノーザンテーストのクロスはそれ自体がある程度テースト自身のスピードを表現しがちとなる一方で、更にサンデーを加えた文脈においては Almahmoud のラインクロスを現出する。Almahmoud はこれまた Blenheim を内包する訳だが、この血脈によってスピード的な要素が Blenheim の流れを代表するような配合となったことで、ドリームジャーニーは短距離をこなせたのではないか。上がりの時計はやたら速いが、全体的には長くいい脚で差すタイプと思われる。軽く飛ぶ、は言いえて妙か。

モチ
*スターオブコジーン×イートンカラー(*サーペンフロ)×リマンドタイコウ(*リマンド)×エルミタージュ[F2-n]
 まさか、この馬の配合解説を書くことになるとは(笑)。
 *スターオブコジーンと言うと、Nasrullah×Princequillo のクロスを継続させてコツコツ当てるバッティングが定番であるが、本馬においては Sir Gaylord が変則的に存在する程度。一方で、スタコジには隠し味的に BlenheimとWar Admiral, Sir Gallahad の組み合わせをクロスする Indian Nurse≒Blue Canoe という擬似クロスが存在している。モチの配合(ダメだ、書いてるだけで笑ってしまうw)は Sir Ivor の母 Attica が曽祖父レベルで Blenheim, Sir Gallahad, Phalaris, Man o'War であり、上記の隠し味とは好相性。しかも Sir Gaylord クロスとこれが一体化して、Wildwook≒Sir Ivor という擬似クロスが生まれ、味付けを分厚くしている。基本的には Man o'War とかが出てくる辺りアメリカンだが、Sir Ivor がワンペース的な馬なので、モチは粘っこさの方が強くなった。更に、祖母父の*リマンドは名牝 Aurora を内包しているが、この牝馬の Hyperion×Swynford はスタコジの母方に入る Olympia とキレイに4分の3同血となっていて、味わい深さを増した。基本的には地力のある牝系ながら、祖母も母もアウトブリードの繁殖でなかなか色を出すのが難しい所だったが、配合におけるクロスの妙によってモチの素質はふくらんだのだろう。名前だけ見て配合ちゃんと見てなかったんだけど、3歳オープン一つ勝てたのは、普通に正当な報酬だったのかも。
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レースから見るWTRR 

 毎年クラシフィケーションが発表されるたびに、個別のレースのレートが今ひとつ分からなくて苦労するのですけれど、JRAサイトなどで保存してくれている過去のシーズン途中ランキングのほか、こないだの Racing Post の特集でも豪華 PDF 版の方では(北半球馬だけですが)110以上のレートが全部掲載されていたので、ある程度以上のビッグレースの個別のレーティングなどを拾い集めてみました。表にするとたったこれだけだけど、結構色々ファイルをめくって作るので、労多くして実少ない作業ではありますな。
 条件としては、芝限定で、レーティング123以上を得た牡馬と120以上を得た牝馬合計11頭が勝ったG1レース、くらいの条件でフィルタしてみました。こうして見ると、今年のトップホースが辿った道のり、みたいなものが見えてくるかなぁとは思いつつ、またレースとしてどのようなレースが今季高いパフォーマンスを見たか、ということの基準にもなるのでしょう。という訳で、ご笑覧あれ。
レース|国  距離|   1着馬       2着馬       3着馬       4着馬   | RR 
=====================================================================================================
シーC|UAE 2400|123*Heart's Cry   116*Collier Hill  114 Falstaff    104*Ouija Board(f)|114.25
免税店|UAE 1777|123 David Junior  116*The Tin Man   113 Seihali     110 Host     |115.50
天皇春|JPN 3200|123*Deep Impact   117 Lincoln     112 Strata Gem   111*Eye Popper  |115.75
2000G|GB  8f  |124*George Washin. 117*Sir Percy    114*Olympian Odys. 112*Araafa    |116.75
コロネ|GB  12f+|125 Shirocco    118*Ouija Board(f) 120 Enforcer    115 Ace      |119.50
プリW|GB  10f |120*Ouija Board(f) 121*Electrocution. 119 Manduro     117*David Junior |119.25
宝塚記|JPN 2200|125*Deep Impact   115 Narita Century 114*Balance of Ga. 111*Daiwa Major  |116.25
サンク|FR  2400|119*Pride(f)    121*Hurricane Run  118 Laverock    115 Policy Maker |118.25
愛ダー|IRE 12f |126 Dylan Thomas  117 Gentlewave   115 Best Alibi   113*Dragon Dancer |117.75
エクリ|GB  10f |123 David Junior  118*Notnowcato   117 Blue Monday(g) 117 Aussie Rules |118.75
パリ大|FR  2400|119*Rail Link    115*Red Rocks    114 Sudan      114 Grand Couturi.|115.50
Kジョ|GB  12f |126 Hurricane Run  125 Electrocution. 124 Heart's Cry   120 Enforcer   |123.75
ナッソ|GB  10f+|120*Ouija Board(f) 119 Al. Goldrun(f) 115 Nannina(f)   110*Chelsea Ro.(f)|116.00
愛チャ|IRE 10f |126 Dylan Thomas  122 Ouija Board(f) 117*Al. Goldrun(f) 117 Mustameet   |120.50
凱旋門|FR  2400|127 Rail Link    123 Pride(f)    121*Hurricane Run  117 Best Name   |122.00
エリS|GB  8f  |127 George Washin. 122 Araafa     118*Court Masterp. 115 Killybegs   |120.50
英チャ|GB  10f |123 Pride(f)    119 Rob Roy     119*Hurricane Run  116 Olympian Odys.|119.25
BC牝芝|USA 11f |122 Ouija Board(f) 116 Film Maker(f)  115*Honey Ryder(f) 112*Wait a Whi.(f)|116.25
ジャC|JPN 2400|126*Deep Impact   121 Dream Passport 116*Ouija Board(f) 117 Cosmo Bulk  |120.00
香港C|HK  2000|118*Pride(f)    121 Admire Moon   118*Vengeance of.  115 Viva Pataca  |118.00
有馬記|JPN 2500|127 Deep Impact   119 Pop Rock    118*Daiwa Major   118*Dream Passport|120.50
 ざざっと見ていて思うのは、中距離不毛と思われつつも、意外と中距離のレースが上っていること。ただ、それに貢献しているのは牝馬の*ウィジャボードや Pride、或いは愛ダービー馬の Dylan Thomas で、いずれもクラシックディスタンスでも十二分の実績を示している(現実にこの3頭ともI,L両方でのランクインとなる)、そういう意味では中距離が独自のアイデンティティを保っていなかったというのが正確なところなのかなぁとは思われます。それにしても、この中に7回入っている*ウィジャボードの頑張りは目に付く所であり、ある程度凡走しても着に入ればクラシフィケーション・レートを上げるので、そういう意味では各国の主催者にとってこれほど有難い馬もいなかったのではないかと。
 結構大きなレースで今回このリストに入らなかったのは、英仏ダービー、インターナショナルS、マロワやムーランといった仏マイル戦線、そしてBCターフとマイルといったところ。英ダービーは今年はちょっとレベルを上げる存在がいなかった、というかやはり欧州においては叩き合いのレースは比較的全体レベルとして低く出るケースが多いのですが、今年も何というかその罠に嵌った印象。仏ダービーは、パリ大賞の結果を見るに、完全に距離短縮が裏目っているようにしか思われない。結局パリの方は、当初のレートで118と114しか貰えなかった1,2着馬が凱旋門とBCターフという世界最高峰のレースを制した訳で、この段階でレートを稼ぐようなメンバーにならなかったのはフランス競馬の興行としても不運だったのではないかなぁと見えるだけに。マイル路線は、Librettist が今ひとつ華のない存在であったのが惜しまれる所か。弱いとは思わなかったんだけど、結果としては George Washington 一色みたいになって、Araafa も引き立て役という印象。まぁでも*コートマスターピースも日本で見る限り印象としては微妙で、致し方ないか。BCは今年は芝に関しては何とも……であったが、やはり芝路線のこの辺りはかなりレッドオーシャンなのだと思う。マイルとてQE2と競合するし、ターフに関してはカナディアン国際と英チャンピオンが真っ向勝負を仕掛ける一方で、日本も天皇賞とJCを擁しており、遠征馬を送る気配がない訳で、必ずしもBCだけが左団扇という感じではないんだろうなと。
 あとは、やはり有馬記念は全体で見てもかなりハイレートなレースとして評価されているな、ということであろうか。基本的に2着馬はメルボルンCに出ていて、3着馬はキャッシュコールマイルを圧勝した馬との比較があり、4着馬はJCでの*ウィジャボードの比較がある訳で、その意味ではやはり海外遠征の効果がレートを引き上げたという印象で、その意味でもディープの得た数字は「ディープのレート」である以上に、「日本競馬が得たレート」だなぁ、と。

◆ところで。
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草刈場の悲しさ。 

 合田ぁ~、ドイツ!ドイツ~!(挨拶)

 という訳で、有芝が以前にものした通り、独セントレジャーはG3である、ってのはともあれ、ぱさぱさで話題になってたイターリャのクラシック降格のお話。元々、グレードや賞金ってのは偏屈爺師が指摘していた通りある種の為替レート的な性質があって、例えばG1を名乗っていれば格は維持されるもののその国がその力に見合う能力を持っていなければ草刈場になるし、逆にグレードや賞金が低くなることで遠征の対象にされづらくなる、みたいなメリットも出てくる、なんて話もあります。例えばドイツにおけるギニーなどはその典型で、ここに態々遠征してくる英仏馬は決して多くありません。逆にもしG1であれば、結構タイトル狙いで遠征のターゲットにはなるかも知れませんが。そして、グレードが抑えられ遠征馬が限定されていることによって、例えば独2000ギニーなどはマイル・中距離馬の登竜門としてそこそこ機能している面もあったりします。Martillo と Soldier Hollow を擁する「栄光の2003世代」みたいなのもあったりで。

 一方ドイツの場合は、そういう戦略よりは単純に貧乏だったから、みたいな事情はあったでしょう。現実に統一後のホッペガルテンは分裂前の黄金時代を取り戻すべく賞金を大幅に上げて大レースを作ろうと目論んだものの、結果として売上が芳しくなく、その賞金どころか自身の存在すら危うくしてしまったわけで。一方で、イターリャの場合は、幸か不幸か、賞金を上げる余裕はあった。2000年以降くらいのスパンでジャパン・ブラッドストック辺りでこの国のG1レースの賞金を眺めると、かなり高めの賞金を強気に設定していた様子が窺えるし、今でもドイツよりは結構高いです。そして、その強気な賞金設定で列強の草刈場となってはいたものの、レートをこれまで維持できていた面はあるのでしょう。ただ、それが最近は結構退潮気味にはなっているようにも見え、実際昨年のレーポスのレポートでも英国馬のイターリャ遠征減少は指摘されていた。例えばパリオリ(伊2000ギニー)などを見てても、過去は大体3年やれば1回は英愛馬が勝ってたのに、去年は3年連続で地元馬の勝利。それが地元馬が強くなったからなら良いのですが、実際これらの馬が古馬と対戦したり国外に遠征して勝利していないのでレートがあがらず、結局グレードが下がる結果になっています。また、遠征馬もドイツの馬だと、基本的にドイツ馬の持ちレートがそれほど高くないので、この辺りに好勝負されるとレートが上がらない、ってのも。
 ところで、イギリスからのイターリャ遠征が減少して、一方でドイツ馬がアルプス越えるか、或いはピサ辺りに外厩構えてイターリャに留まってたりするのは増えてるように見える訳ですが(実際、重賞の出走とか確認してても「またマイラントか」と思うことは多い。マイラントは、ミラノのドイツ語表記な)。この辺りは、単純に国内の競馬市場の羽振りのよさと反比例しているというか、要するにイギリスの馬券が売れてるってのも大きいようにも思われます。イギリスの馬券が売れて賞金が上がることによって、いちいち国外まで小銭を稼ぎに行くよりは、国内のステークスで勝てずとも入着賞金を稼ぎ、あわよくば体調を整えて相応のグレードのレースを地元で取る、みたいなのが増えてるのかなとも。ほかには、フランスのレベルの問題か。フランスは基本的に生産をアイルランドとアメリカとドイツにアウトソースしてるような部分があるので、強い馬はメタクソに強いけど層は字面ほど厚くないようにも見え、その傾向は年々強まっているようにも。結果として、2歳とかスプリントなど「空白」が生じやすいカテゴリで軒並み英愛馬にぶっこ抜かれる、なんてパターンも出てきたりして、要するに「草刈場」としてもイターリャに比べて手近な存在が現れている、ってことではあるでしょう。

 このような感じで、イターリャのグレードダウンに関しては、ある程度「外的要因」による所は大きいと思われますが、元を正せば「外需」に依存しすぎた結果でもあるのでしょう。逆に、ドイツなどでグレードが落ちる場合は大概「賞金を払いきれずにレースが維持できない」とか「国内の有力馬が高い賞金のレースを求めて年中国外遠征して、地元が空洞化した結果」という「内的要因」が強く、そういった意味では対照的というか。
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本日は雑談モード 

◆競馬英語の表現。
 昨日の追記にしていい程度のネタなれど。

 例の Racing Post の一連の記事、確かにモノによっては「お前は一体何人だ?」と思ってしまうようなディープマニア的な視点での投稿もあったりする訳ですが(そういう人が競馬ライターレベルで出てくるのは、恐らく海外でも日本のレースを中継する機会が増えてるし、ネットなどでの情報化も進んでいて、要するに時代としてよりボーダレスになってるってことなんだろうね)、勿論天下の大英帝国の専門紙だけに、ちゃんとレーティングの仕組みについてフォローするのも忘れてはいません。で、そんな記事からちょっと目に付いた記述。
Invasor showed that he does not have Discreet Cat's pace, Deep Impact's cruising speed, George Washington's acceleration or Bernardini's brilliance. The WTRR panel know all that, but none of it should matter to them, and clearly none of it does.
 とまぁ、分かりやすく言えばそういうこと、なんだけど、内容以前に「英語でそう書くんだぁ」と思った、みたいなのがあり。恐らくはこの文章は「Invasor には Discreet Cat の先行力もなければディープインパクトの末脚もなく、George Washington の瞬発力もなければ Bernardini のスピードもなかった。それはWTRRの審査員も承知の上なのだ。ただ、それはレートの文脈で問われるべきものではないし、実際彼らは問わなかったのである」と訳出すべきだと思う。この訳文にある「先行」と「末脚」、「瞬発力」と「スピード」という二対の言葉は、競馬ファンならば当然のごとく頻繁に利用するけど、さっと英語で言ってみてと言われてなかなかこの表現は出てこないよなぁ、みたいなことも。単純に Cruising speed を「巡航速度」と訳しちゃうと、ディープインパクトの道中なんてとことこついてくだけだからむしろレベルが低くなっちゃう訳で(笑)。Brilliance などは血統をやってるとアメリカ式ドザージュとかでこの言葉が出てくるんで、「あぁ、スピードか」みたいな話にはなりますが、それと対になる斬れ・瞬発力ですっと Accelaration は出てこない、というか「加速度」だとディープやブライアン辺りがドカっとギア上げる瞬間みたいな感じで、上がりの速さ的な斬れとも微妙に違う気がしちゃうんですよねぇ。

◆Special Achievement Award
 随分前だけど、ろぜさまの所より。
最後に筆者は「今年のヒーローはBarbaroだ」と書いています。えぇとどなたがどこで書いていたか忘れましたが、ベイヤー氏だったかの「活躍って意味で言えばInvasorなんだろうけど人気は断然Barbaroだよね。それで年度代表馬ってのもどうなんだろうね」的なコメントを訳されていたと思うのですが、正にそんな感じだと思います。その点日本は「特別賞」とかいう奥の手があることですしねぇ。
 年度代表話のときにちょっと書き忘れたけど、特別賞って往々にして巷間においては「残念年度代表馬」的な余りポジティブでないイメージを持たれがちな所はありますが、実際のところなかなかセンス良い賞なのではないかなぁとも思われます。結局、カテゴリとかそういう文脈から離れて「ちょっと変わった名馬」に対して、その馬が特にその年の競馬界に一定以上の貢献をした場合に、それを表現するのってそれこそ「Special Achievement」というくらいしか無いのではとも。その上で、複数の受賞馬がいてもいいし、場合によっては年度代表馬が特別賞も同時に受賞するなんてのもありかと。香港の「最受公衆人気馬匹(Most Popular Horse、だっけ?)」なんかも面白いは面白いんだけど、それだと単純に人気とは違う功績を表現しきれない気がしますし。
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Racing Postだけはガチ。 

 笑っちゃうけど、こりゃ凄いや。
 ディープインパクトにまつわる衝撃としては、ある意味春天の勝利を目の当たりにした時に匹敵する。この記事のキャッシュはディープ基地ならば家宝として保管してもいいだろう。

Racing Post on 2007 WTRR

 Adamant と言う表現は「強硬」ととるのが穏当ではあるが、「石頭」と非難しているようにも見える。そういう意味では、かなりこの専門誌のハンデキャッパーがディープインパクトに期する部分があったのではないかなとも推測されるというか、まぁ自分たちの与えたレートに対する矜持に似たものは感じられる。ともあれ、記事全体として「ディープインパクトが世界一にならなかったことがニュース」という文脈ではあり、そういう馬を本朝が持てたことには感慨を禁じ得ない。勿論、現実問題としては以前のエントリのスタンスを有芝もかえるところではなく、要するに「ディープをトップにするには、ポップロックに下見て122くらいつけないといけないじゃん。それは過去にその数字超えてきた日本の名馬に対してどうかってのが日本人としての率直な感想だよな」というお話となるし、記事中の英国のハンデキャッパーの言にもあるように「もっと海外遠征しないのが悪い」ってのも事実には違いなかろう(それはそれでディープという馬のおかれた立場を正確に理解してない、とかいう話はともあれ)。
 その上で、芝でトップになったのならば、あとは芝とダートの今年におけるレベル比較の話だし、元々芝の方がダートよりレートが高めに取られている感覚はあっただけに、少々 Invasor や Discreet Cat をリードしていても自分的にはトップという意味では感覚は変わらなかったと思う。そして、芝で世界トップとなったことは本当に素晴らしい事績として喜びたいし、数字的には負けてはいるけどこれで*エルコンドルパサー辺りに国際的な文脈で並び立つものは取れたかな、つー気はしなくもない(別にエル基地にそれを認めてもらう積もりは毛頭ないが)。一方で、ディープインパクトが今年のパフォーマンスで「世界一」とならなかったとすれば、ある意味責任があるのは、日本の名馬のレートをやや低く抑えてきた過去の本朝のハンデキャッパーであり、やはり、1999年のスペシャルウィーク辺りで126、或いは2003年の*タップダンスシチーや*シンボリクリスエス辺りの圧勝に125を大きく超える数字をくれておけば(例えば合同フリーハンデなんかは2003年の両馬にかなりのレートを与えている)、ってのが精々の繰言となる程度であろうか。これも別に強く主張する気はしないけどね。
 ところで、今年は基本的に欧州のトップが127つーくらいで、そうレベルの高くない印象が見られるが、反面この記事でのハンデキャッパーのコメントとして「ランク入りした馬が前年より32頭も増え、125以上を得た馬も増え続けていて、粒揃いであった」という評価があったことか。この辺りはレートのメカニズム的なものとして、相対的にレベルが上がる場合には層が厚くなることで偏差が減る傾向があって、それゆえに高いレートを得るのが難しくなる、みたいな状況があるのかも知れない。あと気になったのは凱旋門のディープインパクトがノーカウントとして扱われるみたいな記述があって、まぁそりゃ降着じゃなくて失格なんだから当然その方が妥当だと思うのだけど、あのレースのレートで基準馬が明らかにディープだったことを考えると、レートの見直しをある程度丹念にやらないといけない気がしていて、その辺りがどう扱われたのかなぁ、と。結局レートが据え置かれた結果にはなったが。

 因みにこのWTRR絡みの記事が色々レーポスに出ていたのだけれど、個人的には英ダービーが121という低水準となった件について「Dragon Dancer は118で、Egerton の117を抜いた」とか微妙に笑える部分も。しかしあのレベルでドリパと同じレートが貰えるんだからダービーはやっぱすげーレースだなぁとか(笑)。一方で、ディープの有馬はやっぱレベル高いよみたいな記事でハーツクライに関する言及があったのだけど、あのキングジョージをもうちょっと高くすべきだって意見がなかったのは意外と言えば意外。むしろ、昨年はあのレースを低く見積もりすぎたことが全体の低レート化を招いた気がするんで。つーか、Shirocco の方が上って言ってるくらいで。
 因みに、"Ranking rights and wrongs" で箇条書きにされてたWTRR評をちょちょっと訳すと、こんな感じ。
【悪い点】
・ディープインパクトがトップでなかった。
・Invasor は Discreet Cat より下だろ。
・Shirocco の方が Hurricane Run より上にならんか?
・スプリンターとステイヤー低すぎ。Sixties Icon と Iffraaj とか。
・George Washinton はもっと Dylan Thomas より強いと思われ。
・Barbaro はケンタッキー・ダービーが正当に評価されてないのでは?
・ハーツクライは相手関係が変わっただけで、実力が上がった訳じゃないだろ。
・Enforcer のコロネーションとキングジョージの数値の扱いは変。
・Distinction は一昨年より良かったように見えたが、レートが下がった。
・Spinning Queen は重馬場での圧勝でレートを取りすぎている。
・2歳中距離では、Authorized や Eagle Mountain よりも Mount Nelson が上なのか?
【良い点】
・Pride が牝馬トップとなった(←そりゃそーだろ:有芝)
・*テイクオーバーターゲットが北半球最強のスプリンターに選ばれた(←そりゃそー(ry
・Sir Percy がレベルの低いダービー馬と評価された(←そりゃ(ry
・Yeats の評価は Kayf Tara 以来の高い数字となった。
・ディープインパクトが最強ステイヤーと評価された。
・Hurricane Run は去年より4ポンド評価を下げた。
・George Washington がトップマイラーと評価sれた。
・Rail Link が中距離の3歳馬トップと評価された(←そ(ry
・Araafa がイギリス調教馬でトップの3歳馬と評価された。
・Alexandrova と Mandesha が同じレートと評価された。
・Marchant d'Or が欧州の3歳スプリンターでトップとなった。
・Nannina は1000ギニー馬としては高い評価となった。
・Fisceal Beo が2歳牝馬で千切った。
・Dutch Art が2歳スプリントでトップと評価された。
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今更ながら、昨年の2歳戦について。 

 「サンデーレス元年」の中央競馬は、結果としてはさほどサンデー不在を嘆くようなレベルには終始せずに終わったように思われる。少なくとも、字面・見てくれ的なレースの印象として、過去の2歳戦を下回るようなレベルにも見えなかったというのはあるし、またサンデー最終世代となる3歳においても、サンデー産駒の活躍が低調な中でも古馬重賞で良好な成績を挙げており、凡そレベルは維持できるような印象も与えた。中でも、特筆すべきだったのは、2歳重賞における○父勢の大活躍である。過去4年において○父馬の2歳重賞勝ちは12鞍のうち5,1,3,3と推移してきたが、今年はいきなりこれが9つに跳ね上がった。阪神・朝日の両G1でも○父ワンツースリーとなり、クラシックへの直結度が最も高いラジオNIKKEIでも○父のフサイチホウオーが勝利しており、質的にも申し分ない。
 一方で、サンデーはある時期からクラシックへの意識度が高くなった分、2歳での使いすぎを手控えられるようになった。それでも3年で5勝してるから凄いのだが、ともあれ、サンデーがいなくなることによって空く席はせいぜい年にして2鞍程度、でもあったはず。それが、殆ど、オセロを引っ繰り返したように6頭も勝ち星を加えたのも面白い部分ではあろう。そうやって見ると、サンデー産駒種牡馬が2勝で、過去4年の3,0,2,1という数字に比べてほとんど「議席」を伸ばしていないのも注目すべきだろう。新たに勝ち鞍を得たのは、軒並み非サンデー系の新種牡馬たちであった。タニノギムレットがゴールドアグリとタニノウォッカ、ジャングルポケットがフサイチホウオー、アドマイヤコジーンがアストンマーチャンで〆て6勝。この○父新種牡馬の獲得議席が、そのまま○父の伸びに繋がっている。
 こうして見ると、今後のサンデー産駒種牡馬の動向と、これらの21世紀に競馬場を駆けた非サンデー○父の勝負がどのように推移するかが、クラシックの構図ではあるのだろう。サンデーの孫たちがある程度サンデー産駒的な仕上げ曲線をもって鍛えられているとすれば、ここからの逆転はあるかも知れない。そこをジャンポケやギムレットの仔たちがどう超えていこうとするか、と考えると、タニノやホウオーのような俊英はまだ「挑戦者」であるとも言えるだろう。もとより、2歳の重賞勝ち馬で3歳も重賞を勝つのは、世代辺り3頭もいれば上々であるだけに。
 しかし、ある意味この世代の2歳活躍馬が凄いと思うのは、「ミスプロに1つも中央の重賞をくれてやらなかったこと」であろう。勿論、2歳戦がこのような結果になったのはデビュー年のサンデーが9鞍のうち4つ持っていった94年以来初めてである(1頭、という年は意外とあるが)。というより、パート1国(この段階ではまだだが)で、特にドイツのような内国産重視の生産ポリシーも行き渡っているわけでもない中で、よりによってこのご時世に2歳でミスプロが12鞍もあるうちの1つも重賞を勝てなかったのはある意味異常かも。確かに現在の円安傾向は、○外の輸入を減少させているが、それでもトレーニングセールや1歳セールでこの血脈をある程度以上購入していて、そのセール自体のクオリティが下がっている訳でもない。輸入種牡馬の質に関しては、確かに*ウォーエンブレムの1件もあって、目玉不在で推移しているものの、早熟種牡馬の1頭2頭は普通にニッチを縫えそうなものでもあろう。しかも日本の馬場との相性で苦労している Storm Cat や*デインヒル辺りと違って、ミスプロ系は既に相応の実績を日本で残しているのだ。それを完封したという「早熟面」でのこの世代の活躍馬の父たちの能力はなかなか侮りがたいものがあると思われる。
 果たして、12鞍のうち11鞍を Nasrullah と Royal Charger の系統で占めることとなってしまった。しかもそれは、予測されていたような「サンデー系の飽和」の結果ではない。無論、キングカメハメハの産駒が来年にはターフに現れることを考えればミスプロ系がそう黙っているとは思われないが、或いはこの世代辺りからディープインパクトや*シンボリクリスエス辺りまで含めて、Nasrullah と Turn-To が独自の血統を構成する血統プールを作る時代となるように思われる。それを何処まで維持して、純化した「日本血統」のベースとすることが出来るかが、長い将来で見た場合の注目点ではあるのだろう。つまり、この血統プールが現在欧米で繁栄する Mr.Prospector, Sadler's Wells, Seattle Slew, Storm Cat, Danzig の諸系統を止揚し、高いレベルのサラブレッドを産出する存在になるのならば、「父系」のレベルでサンデー系が絶えようとも、本朝の生産は世界血統史における意義として不滅の歴史を刻むこととなるだろう。2001年以降のターフを彩った種牡馬たちの任務はそれだけ重いが、その点では上々なスタートを切ったことを、まずは喜ぶべきかなと思う。ディープインパクトと*ロックオブジブラルタルの産駒が相争う時代までに、どの程度の基盤を作れるか、今後も注目には違いない。

◆資料ってほどでもないけど。
 参考程度に、過去5年の芝2歳重賞勝ち馬一覧。
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3歳馬配合メモ……アドマイヤオーラ、サンツェッペリン 

 去年は余り配合の話が出来なかった恨みがあったので、今年は一応配合メモなども出来る限り、ということで三日坊主的に重賞勝ち馬からちょっとずつ見て行こうかなというお話。丁度ここ2日くらい競馬から外れてたので、そういう意味でも、と。しかし、たまたま今回は解析意欲を持たせるような馬が両方とも取ったからいいけど、そうでもない馬がバンバン勝つと微妙に分析が短くなりそうな悪寒(笑)。

アドマイヤオーラ
アグネスタキオン×ビワハイジ(Caerleon)×*アグサン(Lord Gayle)×Santa Luciana[F16-c]
 基本的に、ビワハイジの場合は同じドイツSラインの牝系で比較されがちな*サトルチェンジ辺りに対して、Ribot ではなく Caerleon を持ってきている辺りである程度日本の馬場に向いた軽快さと早熟さを得ることとなっている。とは言え、*アグサンの血統はそう軽いものではなく、とりわけ Lord Gayle の隠れ Hyperion×Son-in-Law 的なしぶとさをドイツの名馬 Luciano で伸ばしており、とりわけ Fair Trial→Court Martial というラインの色合いが強い。ビワワールドが今ひとつ噛みあわない馬となったのは*ブライアンズタイムが Nijinsky を得るとパワー過剰になりがちな性質に加えて、この祖母側のキーホースが向かなかった面があると思うが、サンデーは比較的この手の馬は得意分野で、ディープインパクトも Fair Trial の影響を母方に見るし、本馬の父アグネスタキオンも祖母に Fair Trial-Lady Juror のラインを強調したアグネスレディーを持つ。このレディーの血脈によって潜在能力としては兄アジャパを超えるものを持つと思うが、一方で*ロイヤルスキー由来の Flaring Top 6×5 という遠いクロスが Domino の爆発力を付加しており、この馬の能力をやや両義的なものとしている。長い距離での制動はなかなか難しい馬ではあるだろう。完成すれば強化型ダイワメジャーみたいな馬にもなれるかも知れないが。

サンツェッペリン
*テンビー×プラントオジジアン(*オジジアン)×キクカローバート(Roberto)×Old Grenada[F22-b]
 5代母辺りから牝系を辿ってみると、やれ Lianga だの Reraise だの Danehill Dancer だの Mr.Greeley だのとスプリンターばっかり出てきて笑っちゃうのだが、本馬はスプリントで全く2戦ダメだった後、距離伸ばして成功した。上で*ブライアンズタイムと Nijinsky ではパワー過剰と書いたが、Roberto と Nijinsky 自体は組み合わせとしては良好であり、この両者による Raralea と Bull Page の組み合わせはチーム4分の3的には基本である。とりわけ、日本人ならライスシャワーを忘れることは出来まい。本馬も、そのように祖母父に Roberto が入ることによって、この馬もスタミナ寄りな強化がなされたと考えてもいいと思う。加えて*オジジアンなどの Princequillo の補充も Caerleon 的にはポイント高い。ただ、それだけで*テンビー走らすのもそう簡単ではない訳で、そこで利いているのは La Troienne か。*オジジアンの母父 Francis S. は隠れ La Troienne 的な血脈として知られるが、これが*テンビーの Caerleon, Mill Reef に入る La Troienne を彩る形となっている。加えて、曾祖母の母にこっそり入るアルゼンチン血脈の Pronto と母父に入る My Babu は Tourbillon を活用した組み合わせクロスで、この血脈が Mill Reef に向いている辺りも良さであろう。いずれにせよ、かなりスタミナ寄りな馬で、重厚な馬を選ぶ今の中山が向いているには違いない。
タグ: 競馬  血統  配合  アグネスタキオン  テンビー 
配合解説  /  tb: 0  /  cm: 3  /  △top

長嶋茂雄が青少年に悪影響を与えていた件 

 おもちゃ屋のアンティーク・コーナーにて。

長嶋襟ユニ

王「青少年に悪影響を(ry」
張「喝だ、喝!」
セゲヲ「……(´・ω・`)ショボーン」

というセリフを入れたくなった、冬の昼下がり。
何となく、挟み撃ちにされたセゲヲの肩身が狭そうに映ってるし(笑)。

 つーかまぁ、普通に襟つけてる写真はどっかこれ以外でも見た記憶があったよなぁ、という気はするのでこの話題が上ってた頃にこの手の映像はどっかで流通してたかもですが、まぁともあれセゲヲからしてみれば「新庄君、君の通っているのは僕がV9時代に踏み固めた場所だよ」というところではあるのでしょうか。
 しかし、この写真に映る長嶋茂雄が青少年に与えた悪影響について世界のホームラン王に何処かの機会で御講釈頂きたいなぁとは思わずにはいられませんな。まぁ実際、あの当時の方が犯罪とかは多かったっぽいし、その後のON世代と被る団塊世代のアレとか言い出すと、そういうのは多かれ少なかれあったのかもとは思わr(ry。
 でもまぁ、逆に考えればプロ野球選手のサービス精神って意外と長い目で見て大して変わってねぇのかなぁとも思いつつ、ある意味日ハム時代のSHINJOが初芝ばりのフランチャイズ・プレイヤーとして君臨していたチームが勝ちまくってたと考えると、確かにこの時代の讀賣ファンは幸せだったには違いないだろうなぁ、みたいなことも。その上で、麒麟も老いては駑馬にも……みたいな話もあって、まぁ我々もある程度年が行ったときにヘンなカタチで昔の選手を有難がりすぎるのは考えものだなぁという意味での反面教師として考えてもセゲヲやばい、超頑張れみたいなことも心を過るのであった(多分違。
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フィギュア基礎点計算。 

 2ちゃんのスケ板で作られてたのにインスパイアされて、何となく作ってみた。以前にちょっと作ったQMAのExcelみたいなもんだと思いねぇ。

なんちゃってTES基礎点計算 v0.03

 一応あちらでは対応されていなかった+SEQ、+COMBO、あとはおまけでスピンとステップも加えてみたりと言う辺りで、でもCSSはFireFoxで確認してなかったので普通にほげほげな状態という程度のクオリティではありますので、まぁ暫くはIEユーザの方にご愛顧願いますということで。
 日頃あんまりJavaScriptを真面目に使っていないので、案外しんどいなぁといったところ。さらっと御笑覧あれば。個人的にはこういうガワを作った上で、年度を選んだらその年の採点基準を適用するとか、或いは過去の選手の名演技などのデータをCSVっぽい感じで作っておいて、それをロードして年度ごとの得点を比較できるとかすれば面白いと思うけど、流石にそこまで作りこむ気力は今のところはなし。

◆ちょこちょこと。
 ショボいバグを直して再うp。
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レーポス様の有難い要約。 

 レーポスで各国競馬の年間レポートが出ていたので、ぼちぼち要約して紹介しておこうか。結構こういうのをさらっとまとめるのって、労多くして余り評価されづらい所だけど、なかなか分かりやすいものを書いてて、いい仕事してるなぁと思う。さしあたり、欧州と日本から。当然ながらこれは英国において書かれた海外競馬の記事なので、英愛はありません。あと残ってるのはアメリカ・香港・南アフリカ・UAEだが、何故にオージーが無い?


◆ドイツ
 主要な統計資料が物語るのは、ドイツの競馬が危機的であることだ。10年前と比べてレース数・賞金額・馬券売上ともに数割の下落に見舞われており、立て直しのためにE.ハルムが今年就任する。
 逆にドイツ競走馬は生産馬・調教馬ともにレベルを維持し、仏伊での成功は同国の名声を過去になく高めている。Shirocco の活躍などで Monsun は自国で4度目のリーディングに加えイタリアでもリーディングに輝き、フランスでは2位。調教師ではシールゲンがA.シュッツの衣鉢を継ぎ、障害や国外でも活躍する。若手ではヒクスト、スミルチェク両師が台頭し、前者はディアナ、後者はバーデンとG1を制した。外国馬の遠征もあって厳しい中、反転攻勢に出たバルトルマイ師は仏で29勝を獲得。騎手ではスボリッチが日本での怪我から復活してリーディングを得た。
 今年はアウエンクエレに生産者リーディングを奪われたウルマン男爵がヒルシュバーガーを使うためにシールゲン陣営は大変だが、依然多くの有力馬を抱えている。ウルマン男爵の主戦はヘリアーとなり、スボリッチはホファー、シュタルケがシールゲンの主戦に。

◆フランス
 2頭の新星と1頭の古豪、前者は Rail Link と Mandesha、後者は Hurricane Run が2006年を彩った。うち2頭と Shirocco を凱旋門で擁したファーブルは20年連続でリーディングの安泰振りである。続いて思いがけずもG1を8つも制したドゥ・ロワイユ・デュプレが続く。うち6つが Pride と Mandesha で、Darsi と Shamdala が続く。一方で地方調教師がベストテンのうち4人なのは興味深い。また Rail Link と Mandesha が春G1を勝っていない晩成ぶりも特筆すべきだろう。しかしその Rail Link の活躍でアブデュラ殿下と Dansili がリーディングを得た。騎手では今年もスミヨンがメンディサバルを下してトップ、ワールドカップ見てる最中にガラスで手を切って2ヶ月の夏休みを満喫したパスキエは惜しくも3位。
 一方、2歳はG1,G2を全部英愛馬に持っていかれる体たらくで、スプリンターも相変わらずの不調が続き、ようやっとステイヤーで安定株の Montare がロイヤルオークを制して面目を保った。一方遠征馬ではゴドルフィンが Librettist で稼ぎ、サー・プレスコット師は Confidential Lady のディアヌで初のクラシック制覇。
 障害では、マカール師が英国のパイプ師の欧州記録を塗り替える258勝。パリ大障害は小柄な牝馬 Princess d'Anjou が制した。Mid Dancer はチェルトナムでは負けたものの国内で12戦不敗。

◆イターリャ
 スター不在の中でトップを張ったのはディ・カプアを制した Ramonti。一昨年はマロワに遠征して惨敗したが、去年は先行力を活かして香港狸で僅差の3着と頑張り、ゴドルフィンがお買い上げ。地元種牡馬 Martino Alonso の産駒であるのがポイント高い。同馬を擁したボッティ師のディオスクリ厩舎は勝ち数でフランスのルージェ師と欧州トップを争った。英国からの遠征は減少し、昨年は40戦して5勝のみ。逆にドイツは相変わらずの大攻勢で、フランスも数を伸ばしてきて、Gentlewave, Shamdala, Laverock がG1を制した。ドイツでは Floriot がリディア・テシオを取っている。
 リモータ氏は同国初の200万ユーロを稼いだ馬主となってリーディング、一方で騎手はバルジューが183勝で首位で、前年首位のブランカを破った。リスポリやコンヴェルティーノといった若手の伸びが目覚しい。一方経営は今ひとつで、今年は賞金が1割ダウンで、内国産手当てが半減の見通し。

◆日本
 2006年はディープインパクトの年であり、少なくとも国内では彼は全く期待を裏切らず無敵であった。しかし欧州では凱旋門の敗北で記憶されることはファンとしては切歯扼腕する所であろう。ただ、ディープとハーツクライがその目標を達成しなくとも、去年は日本にとって海外で最も成功した年となった。特筆すべきは何といってもメルボルンCのワンツーである。
 その他の活躍馬はメイショウサムソン、ダイワメジャー、カワカミプリンセスである。サムソンは15頭目のギニー&ダービー2冠を達成し、ダイワメジャーはG1の6連敗から見事に立ち直って連勝した。カワカミは49年振りの不敗オークス馬であり、その連勝を止めたのは裁決委員であった。
 人の方はいつも通りに武と藤澤で、前者は97年以降欧州を拠点とした2001を除いて全て騎手大賞、後者は11度目のリーディング。今年もこの両者は揺ぎ無いが、一つ大きな変動が予想される。サンデーサイレンスの最後の産駒が4歳となり、リーディングを保てるか。
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予定調和でもない、年度代表投票。 

 ひとまずは、ディープインパクトのベストレース投票、ご協力頂き有難うございました。
 天皇賞が圧倒的にトップなのはある程度予想通りでしたが、2位で06有馬というのは意外な感じで、ここはダービーか若駒だと思っていた所ですが、やはりある種の「完成の域」的な趣を演出できた辺りでの評価、というのがコメントからも窺えるところで、最後のレースできっちりとそういう回答を出せた辺りは、この馬の鞍上が一貫してユタカであったことの幸運な要素であったと思われます。一方で、若駒のほうは逆に「ディープインパクトの原点」ってことなのでしょうな。自分はあのレースを最初映像で見たときに、一瞬ワープしたのかと思うような動きだと思いました。菊花賞は意外と少なかったなぁと思いましたが、こういう「困難を乗り越える」レースよりも、とにかく圧倒的に勝つほうがディープらしい、という思いの人も多い気はしますね。ジャパンCが少ないのもそれと通じるのかも。
 では、世間的に注目を集める方の投票を。

◆年度代表馬投票
 1票フェチ的には過分な結果ではありました。
 ネタ的にも実に美味しいところを仕込んできた、という感じ。最優秀ダートホースのフィフティーワナーとか選んだ人は結構センスがいいなぁと思うし、バラゲで1票投じた人も結果自分だけとして「勝った!」と思ったに違いありません。何に勝ったかは知らん。一方で、メイショウバトラーは古牝馬よりは○父の方で1票にして欲しかったか。ある意味充実の○父というべき年にあって、ケーキのアタマに乗せるチョコとなる素材ではあり(何。しかし詰まる所は、例えば1987年の最優秀4歳にタマモクロスを入れるのが妥当か、みたいな話にはなっちゃいますかねぇ。アンバージャックは一応どこまで伸びるか注目ではあるかと思います。しかし、その発想だったら何故にアロンダイトに入れなかったのかも不思議といえば不思議ではあり。あと、3歳牝馬のパンドラも別に1票でいいと思うが、こっちに関しては余計なことしやがって、とは思うw。1票といえばむしろ注目がくるのはダメジャーかも知れませんが、彼はあれくらいは出来る子です。だって、関東馬なんだもん。と思うに、もしハーツクライが関東馬だったら、去年の年度代表馬投票の票数はどうなってたかなどとも思われ。その辺りはこの記者クラブ制度のお約束ではあるので、まぁ、という所ではあるのでしょう。個人的には、最優秀栗東調教馬/美浦調教馬とかは作ってもいいとは思います。
 ただ、実は有芝としては別の馬に年度代表馬&4上牡馬の1票を取って欲しくて、それはデルタブルース。メルボルンCを勝ったことの意義を考えれば、この馬に投票するというのもありではあったかと。ディープが海外G1を勝てなかったことを考えれば、そこでリードを得ている馬ではあったのだし、また過去の年度代表投票がある程度海外の実績をありがたがる傾向があったことに対する敬意を表することとなったでしょう。そう思うと、最優秀○父ももうちょっとカワカミとデルタで票が割れるかなぁとは思っていたのですが、そういう点では結構ワンサイドになっちゃったな、の感。まぁでも、今年に関しては一番気の毒なのはドリームパスポートか。ちょっと前の最優秀○父のレベルならばこの馬が結構有力でも全然問題なかったくらいの実績はあったのに、現在のハイレベルぶりではこちらで1桁、なおかつ3歳牡馬でも1桁ってのは何だか実績を反映してない風味。まぁ特別賞には実績として足りなさ過ぎるし、難しいところだなぁ。まぁJRAの新しいCM(織田裕二の出てないやつ)は、何かドリパ応援モードみたいな作りになってるから、そこで救済、ってことか(多分違。
 単純に「結果としておかしい」意味では、ダートのアロンダイト。恐らく、レート的にも年間のインパクトとしてもブルーコンコルドを上回ることはないと思うし、実力的に春だけのカネヒキリと比べても秋だけのアロンダイトがどの程度上回っているのかとは思うけど、このカテゴリが「JCダートの勝ち馬が自動受賞」という2歳牡馬・牝馬と同様になるものとするのは、あまりにもダート路線に対して敬意を欠いているというか、そういう意味では選考のスタンスとしてあるまじき態度ではないかと。この馬にむしろ相応しいのは、現状そんなカテゴリはないけれど「最優秀上がり馬」でしょう。このカテゴリでは恐らく同じ父親のソングオブウインドと並んでなかなか近年としては良い勝負となったのではないか。あとはポップロックもこのカテゴリで優秀でありましたし。「最優秀繁殖牝馬」と並んで、現在のアウォーズに是非加えていただきたいジャンルではあります。ちなみに今年の最優秀繁殖牝馬はスカーレットブーケ。多分一昨年には受賞してなかったと思うので、ちょうど今年が順番巡って来る頃でしょう。兄弟G1出走に敬意を表してレディの方でもいいのだけど、やはりダメジャーの今年の上昇が出色であっただけに。

◆ハヤテのごとく!
 マリア2位は結構意外というか、ハヤテ票の無駄な分散とか以前の問題として、あれだけナギと西沢さんに差をつけたあたりは作者的にも新鮮だったのではと思う。やはりあそこに投票する向きは「んでもって」とか読んでる人が多いのか?というか、西沢さんが案外だったのかも。個人的にはこの子とヒナギクの票差が大体トリプルスコアくらいと踏んでいたので、大雑把に今回の票数ならば1000票くらいはいって、ナギと争うくらいを見てたのだけれど、この数字だと今後ハム好きさんには辛い展開かなと案じてみたりも。ヒナギクとかこの子の場合はメインヒロインという格付けが存在しない以上、ある程度こういう場所でどれだけ稼げるかが作者の扱いを左右する部分はあると思われるので。一方で、投票全体を見る限りでは、この作品の方向性をさほど大きく変える結果にはならなかったのかな、という思いもあり。もともとヒナなどは投票である程度得ても逆に読者に適度な飢餓感を抱かせるくらいでちょうど良いキャラでもあると思われますし、そもそもツンデレのある種の宿命として「動かしづらい」ってのもあるので、これを機に動きが増えるってものでも無いのではと。
 でも全体としては「この人が意外に高い」よりは「この人が意外と低い」の方が目に付いたのかな。例えば美希がヒムロ以下ってどーゆーことよ?とか。でも、あんまり捻った組織票が上位を占めすぎなかった辺りはバランスが取れてたかと。久米田師匠とかがベスト10とか入っちゃったら、オチとして使えないというか微妙に引いちゃう面はあるからねぇ。

◆ちと追記。
 しかし、バックステージ読む限りでは、火田クンってやはりアンケート結果で自分の描いてるストーリーラインにそぐわない結果が出たときには、アンケートの方に合わせてライン変えるよりは、何とかそのキャラが人気出るようにプッシュする方向を選ぶタイプなのではないかな、と思った。そういう意味では西沢さんは微妙にキャラを変えつつプッシュされる面はあるかも知れないし、ホワイトデー以降のヒナギクとの友情なんかのあり方に関しての料理の付け方は興味深い所はあるかも。ただ、春の段階でのゴール地点をある程度決めてるだけに、なかなか簡単ではない手順とはなりそうですが。
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有馬記念はJRA, Racing Postともに高レート 

 という訳で、久しぶりにレートのお話など。
 ディープインパクトの有馬記念、レーポスでもJRAでもキャリアハイを記録したわけですが、今までのレートの履歴はこんな感じ。
レース 着|ORT 着差 ORT(差) 1/2着馬  CLS(該当R)  RR  CR |Racing  1/2着馬
================================================================================
弥生賞 1|109 0.25 108(+1)Aジャパン 113(菊花賞) 107.00 112.00|---(--) ---(--)
皐月賞 1|118 2.50 112(+6)シックスセ 113(香港瓶) 112.00 114.50|119(+1) 115(+3)
東優駿 1|124 5.00 114(10)インティラ 114(---) 114.25 115.00|125(+1) 116(+2)
神戸新 1|116 2.50 110(+6)シックスセ 113(香港瓶) 108.75 111.50|---(--) ---(--)
菊花賞 1|118 2.00 113(+5)Aジャパン 113(---) 112.00 114.75|121(+3) 118(+5)
有馬記 2|121 0.50 122(-1)ハーツクラ 122(ジャC) 119.75 120.50|125(+4) 125(+3)
---------------------------------------------------------------|---------------
阪神大 1|118 3.50 108(10)トウカイト 108(---) 108.00 113.50|127(+9) 114(+4)
天皇春 1|123 3.50 117(+6)リンカーン 119(05JC) 115.75 116.75|127(+4) 122(+5)
宝塚記 1|125 4.00 115(10)ナリタセン 115(04JC) 116.25 119.00|128(+3) 121(+6)
凱旋門 3|125 0.75 127(-2)Rail Link 127(---) ---.-- ---.--|128(+1) 129(+2)
ジャC 1|125 2.00 120(+5)ドリームパ 120(---) 119.25 121.00|127(+2) 124(+4)
有馬記 1|126 3.00 119(+7)ポップロッ 119(---) 120.25 121.50|133(+7) 125(+6)
================================================================================
 基本的には、今まででも2馬身半の着差でプラス6ポンドとかをくれてるケースがあるので、今回はやや餞別的に3馬身で+7にした、というところでしょうか。その上で、有馬のレース単体での各馬のレートを見る限りでは、自己ベストと全く同じレートになった馬が14頭中1頭もいない辺りで、相当にハンデキャッパー的には悩ましいレースだったなぁと分かるのですが、それが大体下の表の通り。
 馬 名    着差 ORT 持ちレート  RPR 持ちレート 
==================================================
ディープイン ---- 126 125(宝塚記) 133 128(宝塚記)
ポップロック 3.00 119 113(メルボ) 125 116(メルボ)
ダイワメジャ 0.75 118 121(狸CS) 124 124(狸CS)
ドリームパス3 0.00 118 120(ジャC) 126 124(ジャC)
メイショウサ3 1.25 116 117(東優駿) 124 124(東優駿)
デルタブルー 0.25 116 120(メルボ) 122 122(メルボ)
トウショウナ 0.75 115 111(アル共) 120 118(05春天)
アドマイヤフ 0.25 115 108(日経新) 120 120(05寒竹)
アドマイヤメ3 0.00 115 116(東優駿) 122 122(東優駿)
スイープトウf 0.25 110 117(05宝塚) 120 119(05エリ)
コスモバルク 2.00 111 117(SQ国) 117 121(SQ国)
スウィフトカ 0.25 111 119(天皇秋) 116 121(天皇秋)
ウィンジェネ 1.75 108 110(日経賞) 113 115(04JC)
トーセンシャ3 2.50 104 105(セン記) 112 112(ジャC)
 基本的にはレーシングポストにおいては
The form is solid throughout and a good level is set by Daiwa Major (124), who is adjudged to have run to the same figure he achieved in the Mile Championship last time out.

Japan Cup runner-up Dream Passport (126), dual-Classic winner Meisho Samson (124) and Melbourne Cup winner Delta Blues (122) ―fourth, fifth and sixth respectively― add plenty of substance to the overall level.
と、ダメジャーを基準にしたことを認めていますが、もしJRAでこれを適用するとレートがそれぞれ3ずつ上がり、ディープが一気に129まで押しあがるほか、下の方の着順まで含めてかなり整合性に欠けるレートになってしまうため、なかなか巧くいかんところはあっただろうなぁと思われます。結局JRAとしては、ポップロックのレートがメルボルンのデルタブルース、或いはJCのドリームパスポート辺りを上回らない範囲が落とし所であると看做して、そこから全体を算出したようにも見えますし、まぁこのレース単体を見る感じでは普通にレーポスよりはかなり穏当と言えるかなとも。ともあれ、決して2着以下で着差が大きく出たレースではない割に、比較的持ちレートを上回ってしまう馬が少なかった辺りは、全体の層の厚さではある。まぁ海外G1馬とか凱旋門3着馬とかが普通に出てればこういうレートになるっつーことか。
 しかし、ちょっとディープのキャリア全体で見ていると気になるのは、天皇賞がもうちょっと高くても良かったかなぁって辺りか。レーポスのレーティングはリンカーンの05JCと有馬を基準にして、そこから着差に余計な色をつけない形で127を出していますが、このレースもディープに125を与えて、ストラタジェム以下を着差の広さから考えて111くらいに設定した方がすっきり感はあったようにも思われます。つーか、ステイヤーのレースで着差ほどにレート差をつけない方針は、時計がやたら出る日本の馬場においては余り適合しないようにも思われ、改善点かなぁとも。
 一方で、やはりレーポスの133はこのレースだけ突出しているか。基本的にJRAのレートと比較して、レーポスの場合は少なからず下を押し上げてディープと2着馬のレート差が生じないようなレースが目に付くのだけれど、阪神大賞典と今回の有馬はその範疇には入らず、ポップロックに対して8ポンドもの差を付けている。その意味では、見た目に生じた着差以上の強さをハンデキャッパーの感じたレースとしてこの両レースがある、ってことだろうか。或いは、天皇賞で4角先行するレースとかではあれだけ差がついて当たり前だけど、有馬みたいな展開で差してくるのはちょっと有り得ない的に映る部分はあったのでしょうかね、などとも。まぁ勿論、現段階ではレーポスの数字も確定レートではないのだけど、こういう評価が国際会議にも影響を与える面があるとするならば、ディープを巡るレートは或いはもう1ポンドくらい上がるのかなぁなどとも思うし、上がったら実は Rail Link などと並んで国際サラブレッド・ランキングでも1位タイなのかぁと考えると、それはそれで有難いことなのかなとも。
 と、ここまで書いて、合同フリーハンデとも比較した方がいいか、などとも考えたが、ちょっと面倒なのでやんぴ。

◆それにしても。
 アドマイヤフジの寒竹賞RPRの120ってのは何だよ(笑)。
 いや、確かにシーザリオ相手に健闘してるんだから、この世代のレースとしては結構レベルが高い方に属するかも知れないんだけどねぇ……。
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年賀。 

 本年も、寝正月。

スライム
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