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殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

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バーデン中盤戦。 

8月29日バーデンバーデン大開催3日6R 17:00発走 芝1600m
第72回エッティンゲン・レネン(G2)
総賞金90000EUR 3歳上 別定
(3歳54kg、4上57.5kg、前年8月以降G2勝1.5kg,同G1勝3kg増、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
13Azarole      牡5 575イーガン  204 13836 ムーアGB    Alzao
26Notability    牡4 575ロビンソン 112 961932 ジャーヴィスGB King's Best
37Starpix      牡4 575スボリッチ 153 転757休 ロウザーFR   Linamix
44Willingly     牡7 ---デフリース 295 =出走取消= M.トリブール  Second Set
37Starpix      牡4 575スボリッチ 153 転757休 ロウザーFR   Linamix
51Lateral      牡3 57 モンギル  64 休3311 シールゲン   シングスピール
65Imperial Ice   牝4 555ヴィクトワー61 421休11 ロウザーFR   Western Winter
72Raptor      牡3 54 シュタルケ 33 -111休 ホファー    AUENADLER
 G2ということでか外国馬が多いが、この程度のメンバーならば Lateral にとっては斤量差を考慮してもそう敵になるとは思われず、逆に今後もうちょっと大きいレース出るならそろそろ強い相手とやっときたいよなぁという感じでもある。シュタルケの上がり馬は Electric Beat とかにも先着しているので対抗には推せると思うが、間隔あいてることを考えると Lateral を倒す所まではちょっと……という気がする。

8月30日バーデンバーデン大開催4日5R 16:25発走 芝2000m
第110回フュルシュテンベルク・レネン(G3)
総賞金65500EUR 3歳 別定
(56kg、G3勝1kg,同G2勝2kg,同G1勝3kg増、12000EUR下1kg減、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
11Aspectus     牡3 58 デフリース 84 121316 ブルーメ    Spectrum
24Arpino      牡3 56 モンギル  61 休2215 シールゲン   PROTEKTOR
39Dark Dancer    牡3 56 ベスト   51 1休625 ケルケル    KALLISTO
47Senor Dali    牡3 56 マカヴォイ 72 431111 ダンロップGB  パントレセレブル
58Dwilano      牡3 55 ヘルフェンバ51 41325 P.レンマート  SILVANO
63Inter Mondo    牡3 55 シュタルケ 31 --312 ラウ      Hondo Mondo
76Pompeus      牡3 55 ペドロサ  91 36321 ホルヴァルト  ACAMBARO
85Sexy Lady     牝3 55 ムンドリー 74 11112 ラウ      Danehill Dancer
92Waleria      牝3 54 スボリッチ 64 21111 H.グレシェル  Artan
 ドイツダービー組では Aspectus と Dark Dancer。今年は比較的 Sternkonig 親子が好調っぽく、そう考えると2kg差で Dark Dancer を推したくなる場面ではあるか。牝馬の2頭は好調をキープして乗り込むが、余り今年は牝馬のレベルに関しては信頼高くないかもと。
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バーデンバーデン開幕。 

 後でコメント追記かも。がんがれシンコウフォレスト産駒。

8月26日バーデンバーデン大開催初日6R 17:00発走 芝2000m
第51回シュプレッティ・レネン(G3)
総賞金60000EUR 4歳上 別定
(56kg、前年8月以降G3勝1kg,同G2勝2kg,同G1勝3kg増、同12000EUR下1kg減、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
12Fight Club    牡5 58 デフリース 145 1休134 A.トリブール  LAVIRCO
21Genios      牡5 56 ボシェルト 204 8休157 ボルテ博士   OXALAGU
35Mohandas     牡5 56 スボリッチ 233 54553 ヘフター    LOMITAS
43Rocamadour    牡4 56 キャトリン 112 64934 チャノンGB   Celtic Swing
57Simonas      せ7 56 ペドロサ  269 5休544 ヴェーラー   STERNKONIG
64Bailamos     せ6 55 シュタルケ 274 休2676 ヘッセ     LOMITAS
76Brisant      せ4 55 ヘルフェンバ63 11333 M.トリブール  Goofalik
88White Lightning  牡4 55 ユラチェク 213 41252 シュテヒ    STERNKONIG
99Spatzolita    牝7 53 カルバーリョ407 9休856 リチャードソン Goofalik

8月27日バーデンバーデン大開催2日6R 17:00発走 芝1200m
第136回金の鞭(G2)
総賞金90000EUR 3歳上 定量(3歳56kg,4上58kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
12Donatello     牡5 58 ヴィクトワー273 42593 バルトロマイ  AUENADLER
26Linngari     牡4 58 スボリッチ 116 1113休6 アトキンソンFR Indian Ridge
37Matrix      牡4 58 ボシェルト 263 425102 バルトロマイ  Big Shuffle
44Omasheriff    牡4 58 ヘリアー  172 57465 B.ヘリアー   シンコウフォレスト
53Soave       牡7 58 デフリース 3411 休3121 A.トリブール  Dashing Blade
68Biniou      牡3 56 オージュ  132 344113 コレFR     Mozart
75Electric Beat   牡3 56 ヘルフェンバ73 4休311 レーヴェ    シンコウフォレスト
81Zita       牝4 56 ウェラン  111 132342 ブラディク   TANNENKONIG


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本日はPersonal Ensign Hだが。 

 特にレースとは関係なく Ensign について。
 Personal Ensign という馬名においてもエンサインかエンスンかという議論は喧しいが、どっちなんだろうと思いつつGoo辞書で引いてみると、一応メインの発音として[ensain]があって、英陸軍の旗手としての歴史的意味合いのみで[ensn]が採用されているので、これだけ見ると、どうもエンサインが正解っぽいよなぁ、と思いつつ、実際に Ensign として世界的に最も有名である大英帝国海軍旗、White Ensign についての記述を日本語で見てると、大体は「エンスン」と振ってあって、そっちの方がやはり一般的なのか、或いは伝統的にはエンスンと呼ばれててそれが定着したけど、今時はそういう言い方をしないということなのか。

 因みに、Ensign とはどういう旗かというと、艦船の船尾に掲げて、フネのナショナリティを示す旗、ということになろうか。逆に、艦船の船首に掲げるのはジャックで、前は進行方向だから勿論後ろの旗よりも小さくはなります。で、イギリスの国旗はユニオン・ジャックと呼ばれてますが、これは大英帝国がフネによって世界を睥睨し、その船首にあったからという伝統でジャックと呼ばれる部分はあろうかと思われるのだが、正式には勿論陸上でも普通に使われる旗なので、普通に「ユニオン・フラッグ」が正解。しかし、個人的によう分からんのは、スコットランドの聖アンドリュー十字旗ってかなり空色っぽい青なのだけど、何故にユニオン・フラッグにおいては濃紺として扱われたのか。逆に聖アンドリュー十字旗の色が後で変わったとしたら何か理由あるの?という辺りだけど、取り敢えず調べは保留。

 海軍旗なり商船旗なりというのは結構国旗と独立して各国にあるものではありますが、ジャックとエンスンでは前者がより小さくなったり、或いは艦首に掲げるのは主に儀礼的なケースが多い、という辺りで、やはり通常つけている船尾のエンスンのほうがより目立つ部分はあるのでしょうか。例えば米国海軍旗などはジャックでして、儀礼的な場面でしか使わないらしいので、そんなに知名度もある訳ではない。そんなエンスンの中でも恐らく最も名高いのはイギリスの White Ensign と我が国の旭日旗、となるでしょうか。イギリスの聖ジョージ十字旗の要に国旗の縮刷という形式は英国文化圏においては海軍旗としてあちこちで真似されており、典型的な辺りとしてインド、やや捻った所では聖ジョージが緑になっちゃった南アフリカとかがありますな。基本的にこういう形で要の部分に国旗を集約するのは、海上とかで旗が波打つ時に右側が見えにくくなるかな、と思われる部分があって、例えば旭日旗などでも旗の重心は左によっている訳です。その旭日旗はというと、海上自衛隊においては未だバリバリに現役のエンスンなのですが(とは言え、元々陸海軍ともに使ってた軍旗)、何故かアメリカのサザンクロス旗のような扱いを受けてしまっているのも何だかなぁ、とは思いますねぇ。サッカー代表の特定アジア相手の応援に持ち込むなとかお達しが出ちゃう始末で。しかし、放射状の旗ってのはある程度戦意高揚みたいな作用はあるんだろうか?イギリスもユニオン・ジャックを元に海軍力を鳴らしたわけで。因みに、世界のほかの国で放射状とか聖アンドリュー風の意匠の海軍旗というと、ベルギー、あとはジャックだけどオランダロシア辺りがあります。ロシア人はイギリスのパクリとかからかわれなかったんだろうか。まぁそれ言ったら欧州の旗なんて結構パターンに嵌っちゃってる訳だが。

 で、旭日旗の応援という話が出たついでに思い出しつつ書くのだけど、個人的に2006で面白かったのは、イタリア人で旧王国旗を振ってる人がスタンドにいた、ということ。あれは日本人が旭日旗を振る的なサザンクロス旗的メンタリティではあるのだろうか?旧枢軸国の子孫としては微妙に親近感を覚えた。まぁお前らとはもう組みたくねぇけどな(お約束)。ドイツは流石に第3帝国関連は法律的にアウトだけれど、たまに紋章つき国旗とかを使ってる人は居て、まぁこれも広く言えば軍旗なんだよなぁと。個人的にはプロイセン時代の帝国軍旗(Kaiserliche Kriegsflagge)とかはカッコいいので使ってもいいとは思うけど、流石にナチス・ヴァイマールを挟んで3世代も前となると、使う方も思い入れようが無い、ってのはあってきっと普及しないと思われ。
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甲子園の負荷を笑え。 

 甲子園の球児酷使(阪神のエースとは関係なし)、というのが話題になっている訳だが。

 連投の問題について思うのは、それで恰も全ての高校球児が潰れるみたいな表現を一部ではされてる気がするのだけれど、実際のところ甲子園というのはノックアウト・トーナメントである以上、出場校の半分は1試合、4分の3は2試合で姿を消す訳で、連投が問題になるのはせいぜいベスト4クラスのみ、要するにたかだか年間4人、センバツを合わせても延べ8人程度のピッチャーの問題であろう、という辺り(まぁ、最もレベルの高い方の、ではあるのですが)。その上で、「たまたま」今回は決勝進出した両校がエース依存型の投手陣を擁してた学校であったものの、今時の出場校においてはかなりがリリーフを用意できるチームであると思われるし、昨今の筋肉馬鹿(©H5師匠)打高投低の高校野球だと往々にして好投手を擁するチームが早期敗退しちゃうケースも多いように見える、ってのもあって、ぶっちゃけた話
「そこまで騒ぐほどの問題かね?」
という疑問はもーちょっと呈されても良いのではないか、という気がする。

 一方で、負担軽減のために投手分業をプロ並に確立しちゃうとどうなるかというと、例えばアテネなりWBCなりの日本代表のメンバー表を見れば、概ね半分がピッチャー、という状況である。これを高校野球に適用すると、プレイヤー18人中9人がピッチャーだと、控え野手はキャッチャーだけになってしまうんで、ベンチ入り選手は更に増えざるを得ないだろうと思う。それは詰まるところ、高校野球の運営に「よりカネが掛かる」ってことであり(連投防止のために試合日程の間隔を開けるってのも、大会期間が長くなるという意味で当然出費に繋がる)、結果として名門校・金満校への戦力集中がより進むことが予想されるだろうな、と。それは興行としての甲子園をよりつまらなくさせる(例えば今大会の名脇役として鳴らした鹿児島工や八重山商工のようなチームの出現可能性は低下するだろう)ばかりでなく、ユース段階でより選抜のハードルが高くなることに繋がるのではないか、という部分も気になる。要するに、高校段階で選抜に引っ掛からずに野球を諦める晩成選手を増やす結果になるのではとも。あと、ただでさえ日本のジュニアユースレベルでの野球育成では投手偏重っぽい(=要するにガキ同士で巧い選手はみんなピッチャーになって、高校辺りで野手転向するケースが多く、子供の頃から野手やってるエリート選手は比較的少ない)と言われるのに、更に投手増やしてどーすんのかと、みたいな話も出てくるだろうし。

 その上で、日本の野球において「投手の育成が甲子園によって阻害されている」という現実があるのか、という辺りに議論を移すと、果たして本当にそうなのかな?と首をかしげる部分もある。現実に、日本の野球におけるストロングポイントは投手力である、というのは国際的な評価として共有されているであろうと思われるだけに。そりゃ確かに、投手力の高さってのは日本人の繊細さとか手先の器用さといった文化的要因が手伝ってる面もあるかも知れんですが、それでもねぇ。一方で、大学・社会人の育成だけが日本の投手のレベルを支えているかというとそれも妥当とは思われず、要するにプロで投手として成功する選手ってのは大卒・社会人であっても普通は高校球児としてある程度甲子園を目指せるような環境にいた選手でしょう。で、そういう高校球児ってのは、若干の例外はあるものの、多くの場合は365日野球漬けの異常な高校生活を送っていると思われ、恐らく甲子園の決勝で4連投してるような選手に比しても過酷さという点では大差ない「地獄の特訓」を乗り越えてきてるケースが多いと想定される訳で。

 で、ぶっちゃけ、もし高校野球において逸材とされる選手が「潰れてる」としたら、要するに個別の大会ルールの問題、というよりは、そういう年間を通じたトレーニングの帰結として潰れてるケースの方が多いんでは、とも思われる。要するにアレです、競馬で故障するのが競馬場の堅い馬場のせいだけではなく、トレセンにおけるイントレーニングの中での疲労の蓄積も要因として無視できないかも知れないとか、そういう議論に近いんでは?個人的には、球児の負担を云々みたいなところから出てくる議論ってのは、興行という面でも、球界におけるユース育成システムの改善という面でも、果ては球児の故障防止という面でも、それほど大きく現下の状況を改善するものになるのか、というのは今ひとつよう分からんです。百歩譲って球児の故障防止には貢献する可能性を認めるとしても、それによって惹起されるユース育成の歪みというのは、高校球児を含めた野球人たちにとって望ましいものとなるのか?基本的にスポーツってのはやってる側が好きでやってるものなんで、やってる彼らにとって望ましい形、野球という文化の繁栄に資するような形に対する視点が欠けるような議論というのはどーもなぁ、ってのはあり。
 まぁ、甲子園という過剰にキャッチーなタイトルを目指す中での現下の高校球児の育成ってのが「教育」としてかなーりイビツなものとなっているという側面は否定しませんが、それはまた別問題だし、それを議論するなら高校野球廃止も視野に入れた上での完全にスクラップアンドビルドによる野球におけるユース育成像ってのを考察しねーといけないんじゃないかと。それは議論すべきものかとは思うけど、恐らくそんな話題でブクマ100もいかないんだろうなぁ、と予測するに、まぁみんなその程度の関心ってことになるのかな、という話になりそうではあります(苦笑)。

◆と、煽ってはおいたが。
 その上で思うんだけど、高校生ってあんだけ野球漬けで練習やってる割には、マジ下手糞なんですよねぇ。
 恐らくプロの野球選手は練習時間にすれば高校球児の半分超えてれば相当な練習の虫に属するんではと思われますが、プレーの質という面では天と地ほどの差が出てしまう。勿論、それを支えてるのが高校時代の猛特訓であるかも知れませんが、その上でこのスポーツって相当に晩熟性の高いスポーツではあるのだろう、と痛感させられる所。松坂くらい高校の時点で圧倒的だった選手ですら「あの時点で完成されていた」訳ではないのですし。そういう意味では、ユース育成としての現在の高校野球ってのは、恐らくオーバートレーニング的な面は否めない所ではある、というか、あそこまでしなくても恐らく最終的に到達する技術的・肉体的レベルはそう変わらないんじゃないかな、という思いはあります。
 そのオーバートレーニングを支えてるのは、そんな下手糞をわざわざ見たがる客の問題、ではあるのですが、恐らく甲子園という空間は、そういう下手糞にこそある種の真実が存在するというパラドックスに支えられているのかなぁ、とも思われます。下手糞な方がギャンブル性が高くてト(ryの駒としては旨味があるしな。あと、アメリカのベースボールにおいてある種の美学とされる「野球というのは陽の光の下でプレーするものだ」とか「試合は勝負が付くまでやるものだ」というコンセプトにおいて、プロ野球よりも忠実である、ってのも大きいとは思いますが。
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あのフォントは、ダメだ。 

 オシム就任で代表が入れ替わったことによる影響。

オシムパニック…グッズ業界対応しきれず:社会:スポーツ報知

 要するに、これ、アディダスのデザインの問題じゃねぇか、と。02のユニとか、あとプレミアシップの統一フォントなんかがそうなんですけど、サッカーのユニフォームの場合、今までは基本的に
「ネームの文字サイズは固定」
だったのですよね(いやまぁ、フェネホール・オフ・ヘッセリンクくらいになったらある程度狭くしてるとは思いますが)。これと違う典型が一昔前の野球のユニでして、例えば3文字か4文字の名前の選手はやたらとフォントがデカくなる一方で、6文字~7文字だと中くらい、8文字以上だとやや幅を詰めたフォントになる、という感じの球団が多かったんではと。最近になってこれも大分固定サイズに変更されてきて、恐らく今そういうのを使ってるのは阪神くらいですが、昔は逆に大リーグとかでネームの文字サイズが大きめで固定されてるとCONCEPCIONとかちょっと長めの名前で背中の外に名前がハミ出してたりするのが大味だなぁ、と思っていたものでした。
 で、今年のアディダスの新ユニ見たときに、「何か昔っぽいなぁ」という印象があったのですが、それはこのユニのフォント使いもあったかな、と思う次第。で、こういうユニだと、要するに文字の使い回しが出来ないのでしょうな。つーか、サイズ固定ならば、A~Zまでアディダスの白フォントをある程度文字の出現頻度考慮しつつ揃えておけば、それで複数の代表チームやクラブチーム(例えば04~05くらいまでのACミランなら、白のアディダス標準フォントだったかと)まである程度サポートできるから、その場ですぐにアイロンプリントして作れそうなもんだけど、フォントが選手の名前の文字数によって違ってくると、結構それを複数揃えてどの程度の需要が出るかの読みが厄介なのかもとは思われ、その辺りで発注が大変になってるという話なのかな?とは思ったのですが。
 ただそれにしても、フォントのサイズって上見て4種類くらいだろうから、もうちょっと手際よくても良いのではないかとも思うのですが、結局イングランド人のように好き勝手なネームを入れる文化が無いから用意が今ひとつ宜しくないってことになるのか、それともショップで並んでる段階でネーム・ナンバーが付いてて欲しいってことなのか、今ひとつ良く分からん部分もありますな。例えば田中闘とかだったら、「"L"なんて日本の選手にはいらないと思ってたから用意してなかった」で通じるは通じるんですけども。でも、結局あんなダサいフォント用意するからダメなんだよ、とアディダスには言っておきたかったので、取り敢えずエントリ立てた(笑)。
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総裁選劇場 

ふと思った。
今回の総裁選って、

・安倍晋三=ゲド戦記

・麻生太郎=時をかける少女

・谷垣禎一=ブレイブ・ストーリー

という感じで、今年の夏アニメに喩えることが出来るのかも。
人気先行だけど、今ひとつ出来映えに不安を残す安倍ゲド。集客力は低いものの、ネット界隈の評価では群を抜くローゼン時かけ。その間で、今ひとつアピールポイントが薄味な印象の谷垣ブレイブ。
いや、だからどうってことないけど……。
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本日の海外。 

◆バーデン前の箸休め的にはなりがちか。
8月20日ブレーメン6R 16:40発走 芝2200m
ヴァルター・J・ヤコブス牝馬賞(G3)
総賞金50000EUR 3歳上牝 定量(3歳54.5kg、4上59.5kg)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
12Intrigued     牝4 595ミナリク  51 14休33 Sir.プレスコGB Darshaan
25Smart Move    牝4 595ジェルー  123 7休146 ブルーメ    MONSUN
33Wurfscheibe    牝4 595ムンドリー 93 1休551 ラウ      タイガーヒル
47Fair Breeze    牝3 545ムショヴァ 61 休2413 フォフチェンコ SILVANO
54Ioannia      牝3 545スボリッチ 21 ---15 シールゲン   Rainbow Quest
61Nordtanzerin   牝3 545ミナリク  62 1休233 シールゲン   Danehill Dancer
76Quelle Amore   牝3 545ペドロサ  62 休4148 ヴェーラー   MONSUN
 一応は3歳馬4頭で、上位クラスの Nordtanzerin や Quelle Amore あたりも顔を出して、というメンバーではあるけれど、どうも古馬の1,3番辺りが怖いメンバーでもあり、そう一筋縄にはいかない風味でもある、というところでしょうか。まぁでも5kgあれば互角ならば3歳勢かな、みたいなのもあるけど、この距離での安定性では微妙という感じで、まぁイギリスの元素質馬にやられるよりは Wurfscheibe の重賞連覇に期待すべき場面ではあるかな、とも。

◆西王者決定戦、には微妙な……。
8月20日デル・マー8R 16:45発走 ダ10F
第16回パシフィック・クラシック(GI)
総賞金$1000000 3歳上 定量(3歳117lb、4上124lb、牝3lb減)
枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     ML 父
1Top This and That せ4 124ヴァルディJr205 64421 ヘンドリクス  20/1 Old Topper
2Lava Man     せ5 124ナカタニ  3212 11111 オニール    8/5 Slew City Slew
3Preachinatthebar 牡5 124エスピノーザ268 11842 バファート   12/1 Silver Charm
4Giacomo      牡4 124スミス   133 休35休1 シェリフス   3/1 Holy Bull
5Magnum      牡5 124ソリス   185 12214 ヴィエナ    5/1 El Compinche
6Perfect Drift   せ7 124ギドリー  3911 休21022 ジョンソン   6/1 Dynaformer
7Super Frolic   牡6 124コート   3611 88休23 セリン     8/1 Pine Bluff
8Good Reward    牡5 124ゴメス   225 休4374 マゴーイーIII 10/1 Storm Cat
 日本で何かを掴んでしまった*ラヴァマンの無敵っぷりが何ともな西海岸ではありますが、同年のビッグC・ハリ金・パックラの3大ミリオンレース全取りした馬ってのもそう記憶がないよなぁとは思いつつ、勿論自分的には Giacomo 応援な訳ですけれども明らかに3/1は見込まれすぎではないのかと思うのであります……。Magnum の方が人気しそうなもんだけどなぁ。一発あるとすれば案外 Super Frolic 辺りなんじゃねぇかとも思いつつ、何時の間にヤネがコートに変わってたんだろうと訝しくも思ったり。
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日中対立の新たな火種。 

 ちょっと遅れたけど、今週は新惑星問題で動きがあって、色々ブログとかでも語られてますな。因みに、有芝は何となく学研の図鑑などで惑星のページなどを立ち読みしてた所、普通に「エッジワース・カイパー・ベルト」とか「オールトの雲」が出て来てて、うへぇと思った。これ普通に親は知らんだろうから、恐らく今時の天体マニアな幼稚園児や小学生の親は「えー、オールトの雲も知らないんだぁ」と子供にニヤニヤされていることなのでしょう。まことにもって恐るべしは天文学。地理も「自分の学校時代の知識が通用しなくなる」分野ではありますが、こちらは結構日進月歩なのだなぁ、とも。

 で、まぁ我々素人にとって最も気になるところは「和名」や「2003UB313の新名称」辺りになるところでしょうか。しかし、この「和名」というか漢字名称は結構クセモノだなぁ、と思うところでもあり。というのは、この漢字名称は恐らく「日本語」よりも広い範囲に影響を及ぼす訳で。例えば冥王星は我が国の野尻抱影氏が命名したものですが、この名前は中華でも使われてますし、韓国語でもミョンワンスンとなっています。要するに、漢字文化圏では誰かがつけた名前がそのまま通用してしまう、ということ。その上で、天王星・海王星に関しては、まだ中華帝国が存命であった時期なので、中国の方でも発見が伝わっていて華人の付けた名前を日本も使っていた、というのはあります。まぁ既に冥王星辺りはベトナムにおいて閻王星とついてるので、ある程度分裂は始まり気味な空気なのですが、少なくとも、これが「国際問題」である可能性は否定できないところ。ということで、これって恐らく、漢字名称定義において、特定アジアでまた不毛な大喧嘩が始まるってことにならないかしらん。とりわけ冥王星が命名された時期が日支の動乱期にかぶってるってことで、中華側から
「日本は元々命名の資格が無い!」
とか
「そもそも冥王星も日本人が不等に付けたもので、修正する必要がある!」
みたいな話にまでエスカレートしてしまいそうな悪寒。その上で、天文学という点に関してはともかく、奴等は有人ロケットまで打ち上げちゃったりしてる辺り、宇宙に関しては無駄にプライドが高そうなので、こいつは厄介だなぁ、という感じで、余り暢気に名前を考えようとかいう空気でもないかもなぁ、とちょっとゲンナリしてしまう次第。木走さんなどは「でっかく「宇宙市民」的発想」と書かれてて、それはまぁそうなんですけど、結構この問題は微妙に容易ならざるものになりそうな気がしています……。

 因みに、新惑星についてはandy22さんの所でも書かれてたように、やたらとメジャーな国の神話上の人物とか有名人が小惑星に使い尽くされている、という現状があります。Wikipedia ではマイケル・ブラウン氏が、これまではイヌイットやアメリカ原住民の神話から引いてきたりしてた、みたいなことを書いてますが、実際なかなか(特に宇宙のこととかを考えるヒマのある先進国の人間に)親しみやすい名前ってのを付けるのは困難が予想されるところには違いないのでしょうな。……と思いながら、何となく小惑星リストを眺めているとふと
「檀君」って無いよな……
ということに気がついた。というか、朝鮮系の人名・神名ほとんど使われてないじゃねーか。恐らくそれほど天文学が流行ってなかったってことなのかなぁとは思ったのですが(ただ、小惑星リスト見る限り、明らかに日本人のマニア度が異常、というくらい日本名が多過ぎるだけかも)、韓国のナショナリストが気付けば、「うちはまだメジャーな名称が残ってるニダ!」みたいな感じでロビイング出来る余地はあるんじゃないかなぁ、ってことは思った。ということで、マイケル・ブラウン氏に500万通のメールを送れば2003UB313の名称に「タングン」を使ってくれるかも、というデマを流さないように注意されたし(笑)。

◆以下追記。
 コメントでも「正式名称じゃないからそれぞれが勝手につけても全然OK」という話ではありましたが、漢字名称に関しては、恐らく各国がそれぞれの命名、というのが理想なのかなぁ、ってのも思うところではあります。もし和名をつけるならば、冥王星のように漢籍に基づいて中華文明圏にも受け入れられる、というのを余り意識せずに付けるってのもそれはそれで良いとも思われるので(現実に1930年代はともかく、現代の天文学者で漢籍に強い方もそれ程には多く無さそうではありますし)。で、出来ればカタカナ名称だけになるのは寂しい気がして、何か付けてくれた方が親しみは持てるよなぁ、ってのはあるのですが。
ちゃぶろ  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

ソクーロフ「太陽」 

 朝の最初の会でサクっと見に行きました。ハネた後の次の回はもう列がびっしり。みんな天皇陛下が大好きなのですねぇ。とは言いつつ、自分よりも年下という世代は殆どいなかった辺りは何か微妙に世代の分断がここにあるのかなぁという複雑な感慨を抱かせたものではありましたが……。

 個人的には微妙にスカされたなぁという部分が全体としてはあった、というか、要するに恐らく自分がこの映画を観ようとしたモチヴェーションとしては「外人が描くことによって昭和天皇の像というのに自分の知っているそれとはもうちょっと別の絵が出てくるのかなぁ」という辺りだったのですが、そういう点では、描かれた昭和天皇は完全に戦後生まれの我々がブラウン管を通じて知る昭和天皇よりも踏み込まれたような描かれ方をしていなかった、というのが印象としてはあり。要するに、浮世離れした変な爺さん、というのをそのまま若くしただけではあったなぁと。勿論、昭和生まれとしてそういうのを愉しむ余地は自分の中にはあるので、そこかしこに散らばる昭和天皇のウィットみたいな所の描き込みに関しては素直に笑えたのではありますが。ただ、昭和天皇をそれだけで説明しちゃうと、どうも、昭和天皇は素でただのヘンな人みたいな部分が出てきて、今ひとつ彼の背負ったカルマというのがある程度彼自身の人格と渾然化してるみたいな印象が少なくなり、やや悲劇が上滑りしてしまう感も。あと、平たく言って、そういう昭和天皇だったら自分でも想像出来るよ、みたいな意外性の無さというのはどうしても出てしまうものなんですよね。

 ただ、恐らくそれは、我々日本人にとってはそうなんだけれども、恐らく天皇と言うのを全然知らずに、というとアレなので、「歴史上の人物としてしか昭和天皇を知らなかった」人、ぶっちゃけガイジンにおいて、ブラウン管で戦後活躍された昭和天皇の姿ってのはある種の意外性をもって見られる部分があるには違いないだろう、ということ。そしてその上で味があるのは、天皇が中庭で写真撮影する場面でのお茶目っぷり。これを見て写真撮影のヤンキーGIどもが「チャップリンだ」「チャーリー、チャーリー」と囃し立てるというなかなかに敗戦の悲哀を枢軸国臣民の子孫に想起させるシーンではあったのだけど、恐らく史実においてマッカーサーの隣で直立不動で写真に収まるヒロヒト天皇の姿ってのは、現代人的感覚で言えば昭和天皇が花壇の前でおどけてるくらいのインパクトで持って見られる場面であったのだろうなぁ、と思われるし、教科書で見ただけの人が円遊会や一般参賀での独特のリズムに感じる部分とも通じるのかも、とも。それにしても可笑しくもやがて悲しかったのは、ナマズを熱く語り出すところでマッカーサーが引いて退席しちゃう辺り。kagamiさんが書いてるけど、これはまさに日本のヲタクの縮図であるし、天皇のある種「ヲタク的弱さ」(これはまぁ事実あったんでしょう)を描いているというのも同意できるかと。

 ただ、天皇ってのは、これは人間宣言云々拘わらず、そして恐らく今の陛下や或いは皇太子殿下辺りにもまだその残照は残ると思うのだけれど、「儀礼的」場面で最もその「儀礼」を徹底している存在、ではあり、その上でプライバシーと言うのをギリギリまで削って生きている部分ってのは感じる所でもあり、その意味ではもっと切り詰められた中でああいう天真爛漫さが垣間見られる、くらいの描き込みを自分は期待しすぎてたのかな、というのも思ったりする。で、そういう前提で見るとアラと感じられるシーンや演出(とりわけ、マ元帥との絡み)、或いは衣装の選択の不自然さはあったのかと。あと衣装と言えば、御前会議のシーンの軍服がちょっとアレだった。鈴木貫太郎はともかく、阿南はもうちょっと軍服らしい格好をして欲しかったものだが。余談だけど、マ元帥は確かにネット評価とかでも言われるようにややミスキャストっぽいけど、先に挙げたシーンなども踏まえると「常識人代表」みたいなスタンスでの描かれ方であったゆえに、史実よりもアクの少ないキャラを求めてたって部分はあるんではと思います。

 その上で、なおかつラストシーンは味わい深い映画ではあった。このシーンだけで桃井かおりがメインロール扱いになるのはそこそこ正当だし(一方でメインロール扱いと言えば、侍従役の佐野史郎がそうだったんだけど、ヘッポコ執事振りではむしろもう1人の老侍従役だったつじしんめいの方が面白かったかと)、スジとしても史実における田中義一事件なんかが咀嚼されているような部分があって、一本通っていた、という部分はある。天皇は自らサーベルを振るわずして人を殺すことが出来る存在である、そしてそこから逃げることが出来ないという重さ。そして、昨日もちょっと天皇退位の可能性をカイタノだけど、やはりあそこで吉田茂によって退位が許されなかったのは、恐らく吉田としても将来の天皇制や爾後の安寧のために必要と思っての措置だと思うんだけど、結構しんどかったろうなぁ、というのも改めて考えたり。

◆以下余談。
 昨日買った中央公論で、麻生氏がテポドン交渉についての手記を書いてて面白かったんだけど、微妙に「う~ん」と思ったのは、「すげー愉しかったぜ」みたいなまとめをしてた辺り。そういうのを愉しむってのはそれはそれで政治家としては頼もしいかも知れないけど、一方で「こんなの二度と御免だ」くらいの感覚を持ってるほうが共感しやすいかなぁ、とも(全体的にこのヒトは良い政治家とは思いますけどね)。で、恐らく吉田茂なんかは孫同様、難局を「楽しめる」人物で、昭和天皇は逆かなぁ、というイメージはあったりもします。

◆そのほか。
・なんでみんなあんなヘタな英語を喋るのか。ハーフのGHQ通訳とかもーちょっと英語巧くてもいいと思うが……と思ったら、その喋りを佐野史郎がやってたらしい。因みに史実における昭和天皇は多分もうちょっと流暢な英語を喋れたと確信する。
・あと、個人的ベストキャストはマイナーだけど六平直政の阿南惟幾。史実のキャラに一番似てるという点ではイッセー天皇を凌ぐし、何かあの無意味に汗かいて焦燥している雰囲気というのが、クーデター一歩手前(阿南本人もある程度は関与していたかも知れない)の陸軍の史実の雰囲気を表現しつつ、劇作に通じるコミカルにも寄与していたという辺りで。
・史実といえば、当時の史実において侍従長って海軍大将の藤田尚徳だったのね、というお話。まぁでも、あの戯画化された侍従コンビも好演だったのでは。
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玉音放送の日。 

 と、言うべきなのか、8月15日。
 玉音放送、というか降伏について夙に言われるのは「もうちょっと早く出来なかったのか」という部分ではありますが、思うにポ宣言が出されていた昭和20年7月下旬当時、和戦両派というのは基本的に拮抗しており、その上で「拮抗している場合、ルール的に軍部有利」という状況で軍部が継戦に固執していたという事実を鑑みるに、結局ややルール違反的に聖断を仰ぐ必要があり、その上で昭和天皇の性格上、そのような横紙破りは「余程のこと」が必要であった訳で、結局どの余程のことは原爆とかソ同盟の参戦とかそれくらいのことだったのだろう。その意味では、昭和天皇の強い Integrity がむしろ悪い方向に出たというのは、この時点で比較的判断力がかなりマシな方であったのが昭和天皇であったろうことを考慮に入れて皮肉すぎる部分はあるかなぁという所でも。因みに、そのルール自体は統帥権一件で陸軍が徐々に政治の権能を略取していたというのが背景にあるとは言え、一方で陸軍の指導者が降伏と言う「政治判断」に躊躇した、つまり「政治の権能を持ちながら、政治を壟断できない」というケツの穴の小ささが政治を無軌道たらしめたのはやはり最も痛恨、となるのでしょうか。
 まぁでも満洲とか千島は恐らくヤルタ会談の時点で命運決まってたので、ぶっちゃけ仮に6月に降伏してても同じ悲劇だったか。一方で、6月、つまり沖縄戦よりも前に降伏していた場合、ある程度政治の側が「ヘタレた」印象を持たれたと言うか、そういう部分でクーデターなどの不安定要因が膨らんで、最終的にはドイツのごとく「降伏する主体そのものの不在」という情勢の結末としての、東西陣営による国家の分断というリスクもあっただろうなぁと思われ、なかなか簡単にはいかないなと。

 ところで、玉音放送と言うのを改めて読み返してみると、昭和天皇にとって、自らがこれから向かわねばならない新たな戦いに対しての並々ならぬ決意、みたいな部分を感じる所ではあるなぁ、という印象がある。恐らく左翼的な言説においてそれは「天皇の権力欲と無反省」の象徴とも映る部分ではあるかも知れないが、一方で「形を変えた戦い」こそが当時の情勢において最も重要であるという昭和天皇のカンの冴え、みたいな部分も感じたりする。例えばこの詔勅において、恐らく降伏に決定的な最後の一撃を降したソ同盟への言及はないが、この辺りはそういう「新たな戦い」における基本戦略として、国体と国家の統合維持に最も脅威である「隣国」たる所のソ同盟を対手としない、みたいな部分も感じられたり(ただ、対支に関する言及が無いのは、隣国というよりは単に負けた気になってない、という部分もあったかも知れんがw)。
 そして、その意思がある程度通じたかのように日本がスムーズに武装解除出来てしまったって意味では、やはり玉音放送というのは昭和天皇にとって、大日本帝国80年を背負っての大芝居だったのかなぁ、と思う。今日買った中央公論で、「戦後民主主義への抵抗がロクになく、すんなりと武装解除しすぎたのが日本の屈辱であり、戦争責任を自分たちで問う機会を展開できなかった背景にある」みたいなことを松本健一氏が語っていたが、個人的にはむしろ昭和天皇が80年間日本が蓄え続けた「作られたカリスマ」をここで全張りしたことで、民主主義をやや宗教的な文脈に置き換えちゃったフシも感じられなくはなし。これもまた、この天皇のある意味罪作りな部分にも思われつつ、或いは昭和天皇がサンフランシスコ条約批准後、具体的には昭和27年5月で退位してたら、みたいなIFも思う。その場合、昭和40年代辺りから退位してる気楽さでもうちょっと色々自由に喋れるものは喋れてたりして、色々と彼が御陵に持っていった言葉や思いが世に出てたかもなぁ、とか。そしたら多分、今の靖国みたいな問題は発生してなかった気がする一方で、まぁ色々デメリットも出てたかとも考えつつ。
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本日のNスペ。 

 日中戦争話でしたが、意外と面白かった。
 つーか、結構台湾中心に取材したと言うか、まぁ蒋介石を基本的にクローズアップしていた面もあったのでさほど共産党的ノリが無かったという部分もあったのだろう、というのはあったかも知れないけど。前半をある程度のリテラシーがある人が虚心でみれば、盧溝橋の事後の展開と言うのはある程度蒋介石の意図が反映されていると言うか、少なくとも「戦争を望んでいたのは日本軍だけではなく、蒋介石が如何に(恐らく日本以上に)戦争を待望していたか」という部分は見えていたと思われる。ただ、実際に盧溝橋における日本側のレスポンスの微妙さみたいなのをもうちょっと取り上げられれば良かったかも知れないが。
 その上で上海攻防戦辺りで蒋介石がブリュッセルで思いっきりスルーされてた辺りの微笑ましさもあったが、どうもイカンなぁというのはその後の南京事件の描き方……じゃなくて、トラウトマン工作を思いっきりスルーしてた、という辺り。何か陸軍イケイケに政府なす術なし状態で近衛が「国民政府相手にせず」発言をしたかに見えるのだけど、何で日本人と言うのは今なおもってこのお公家さんが大好きなのかというのは、ちょっと思った。つーか、恐らく日本においてメディアとかに属する人と言うのはやはり戦後処理に関してドイツに憧れてる面はあるのかも知れんなぁというのはあって、そうなると「軍部が悪い」を強調するあまり近衛のポピュリズムに対して自然と甘くなる、というのはあるのかも知れないし、近衛がトラウトマン工作に至って強硬に転じた背景に、国民の輿論が強硬化してくる所で民国側のテロみたいなのも書かざるを得ないとかそういう諸事情もあるのかな、とも。いずれにせよ、ある意味これだけ国を誤った判断を実際にしながら、死して60年もその評価を守る勢力が存在すると言う意味では近衛文麿と言う政治家は超絶なというか、歴史的なポピュリストではないか、と思われます。対抗できるのはエバ・"エビータ"・ペロンくらいかもな(笑)。
 で、実際のところ、この番組が取り上げてなくて、その上で結構現在にも通じる教訓として日本人がある程度認識していない部分としての、往時のわが国民、つーか俺たちのご先祖の輿論、みたいなのはもうちょっと考察されてもしかるべきであるかも知れない(今回の番組でそこまでやるには聊か紙幅も足りなかったと思われるので、それ自体は大きく批判しないけど)。盧溝橋辺りの経緯ってのは、ベタですけどやはり今般のヒズボラ対イスラエルに通じる部分ってのはあるんじゃないかと思う。その上で、現下のごとく中国に対しての不信感というのはある訳だけど、そういう輿論をいかに「いなす」ことが出来るか、という辺りで政治が果たす役割みたいな部分ってのは割と1937年の我が国の蹉跌を反面教師として見ていくべき部分だろうし、「謝罪の方法」とかを考える余りに歴史を正視しないとか、逆に個別の事件についてのやった・やらないを論じるよりも余程価値があるとは思うけど。
 んー、何かまとまりが無くなったが、やはり子供と遊びながら観てたので考えをちゃんと整理できずに見てたのは微妙に後悔(笑)。
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ドイツ最強馬はどい(ryだ? 

◆もう「憧れのレース」の座からは降りた感があるが。
8月12日アーリントン9R 16:35発走 芝10F
第24回アーリントン・ミリオン(GI)
総賞金$1000000 3歳上
定量(北3歳120lb、同4上126lb、南3歳115lb、同4歳122lb、同5上126lb、
   北牝3lb減、南牝4下4lb減、同5上3lb減)
枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     ML 父
1Major Rhythm   せ7 126ファイアーズ4610 33331 ビーム     30/1 リズム
2The Tin Man    せ8 126エスピノーザ2510 112休1 マンデラ    10/1 Affirmed
3Ace        牡5 126ゴメス   163 休2472 オブライエンIR 5/1 デインヒル
4Touch of Land   牡5 126ルメール  3210 休18休1 パンタルFR   15/1 ランド
5Soldier Hollow  牡6 126ダグラス  239 1休522 シールゲンGER 15/1 In the Wings
6Phoenix Reach   牡6 126ドワイヤー 145 15210休 ボールディンGB 5/1 Alhaarth
7Cosmonaut     牡4 126レパルー  154 14491 ビアンコーヌ  20/1 Lemon Drop Kid
8Better Talk Now  せ7 126ドミンゲス 3412 712休15 モーション   6/1 Talkin' Man
9Go Deputy     牡6 -- J.ヴェラスケ155 =出走取消= プレッチャー  15/1 Deputy Minister
10Cacique      牡5 126プラド   156 休4212 フランケル   4/1 デインヒル
11English Channel  牡4 126J.ヴェラスケ138 休1141 プレッチャー  3/1 Smart Strike
 自分が競馬歴が浅い頃には、メジロマックイーンがここを勝った*ゴールデンフェザントにやられてたりしたとかのイメージがあって、「夏の北米芝王者」を決めるという往年の札幌記念にも近い感じのレースではあったですが、ハーツクライとかゼンノロブロイが普通に欧州のトップレベルのレースで好走する現況では、恐らくこのレースも最早「挑戦する」レースではなくなってるのかな、と思うと感慨あり。
 一方で、ここに出てくる欧州の馬たちにとって(恐らく、ドイツ最強馬としてこのレースに臨む Soldier Hollow 辺りにとってすら)も恐らくこのレースは「挑戦」という文脈ではなく、「適鞍」という部分はあるのだろう。そういう意味では、日本の馬ももーちょっと出てみてもいいと思うが。
 で、DRFの予想で Soldier Hollow を推してる人もいたけど、確かに欧州馬の中ではやや人気の盲点になってるかもとも思う。Cacique とか普通に Martillo に負けてるような馬だし、そうレベル変わらん気がするというか、人気引いた地元馬が両方外枠なのが微妙に波乱の予感を感じさせるというか。*フェニックスリーチを1年ぶりの休み明けでそこまで人気にさせるならねぇ、と。あとはまぁ Ace が持ち直す可能性は結構あるかもとは思います。つーか、普通にこれ The Tin Man じゃないのか、というのはまぁいっか。

◆新王者への道、にしては3歳馬いないし。
8月13日ケルン5R 16:05発走 芝2400m
ケルン・ボン貯蓄銀行ラインラント杯(G1)
総賞金155000EUR 3歳上 定量(3歳54.5kg、4上60kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
19Academy Reward  せ6 60 シュタルケ 346 46422 ホファー    パントレセレブル
27All Spirit    牡4 60 ペドロサ  102 10休178 ザウアー    プラティニ
35Cherry Mix    牡5 60 マカヴォイ 184 9休766 サイードUAE   Linamix
41Collier Hill   せ8 60 マキオン  4012 休6272 スインバンクIR ドクターデヴィアス
58Donaldson     牡4 60 ムンドリー 83 1休116 ラウ      ランド
63Egerton      牡5 60 ヘリアー  122 4休1111 ラウ      グルームダンサー
76El Tango     牡4 60 モンギル  124 休4742 シールゲン   ACATENANGO
82Fracas      牡4 60 フォーチュン53 1147休 ヴァックマンIR In the Wings
94Song Writer    牡6 60 ボッカイ夫 197 4休232 ボッカイ妻SWI MONSUN
 Donaldson、ここで勝ち呼吸になってくれればいいな、というのはまずありますが、逆に Egerton は前回勝っちゃった辺りで微妙に負け呼吸に突入。もうイギリスに Dragon Dancer という立派な後継者が出来ちまったしな(ぇ。Cherry Mix はキングジョージではペースメイカーとして結構軽快な動きを見せていたけど、地力的にやはり凱旋門でそこそこやれてた馬、みたいな印象はすっかり影を潜めてしまった気がして、このメンバーなら、ともちょっと思いづらいところはあり、まぁ外国馬にやられるとしたら*ドクターデヴィアスの子辺りでしょうか。婦唱夫随のボッカイ一家にもかなーりチャンスのあるメンバー、とは言えそうな辺りの微妙さではあるけど、ともあれ何とかドイツ最強馬の後継争いに首を突っ込んでくれい >ドナ。
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今週のハヤテ。 

 着替えててもスパッツ脱ぐことは無いから、要するに気分次第でぱんつとスパッツを穿き分けてるということだと思うが、じゃぁ要するにスパッツの日は下に穿いてない訳だな?(挨拶)
#いや、スパッツの下にはちゃんと穿くべきだろうと思いますが……。

と、これが書きたかっただけ、ではナニですので、PEH01404さまにトラバ。

[ハヤテのごとく!]第91話感想 ヒナギク、心のむこうに
 女の子にとって、特に共学で普通に男の子にもチヤホヤされるような子にとって、男の子との関係をどういうように取りたいものなのか、ってのはなかなか男の側から考えるに難しい問題ではないかと思うし、まして漫画家やそれを読むダメな大人の視点からは難しいよなぁ……と思うわけですが、普通に男の子をやっつけられちゃうヒナギクがどういう形で「好きになった男の子」との関係を築きたいのか、みたいな感じのところで、一足飛びに惚れる気持ちに任せて、というのが難しいのではないか、というのはそれほどハズレな推測ではないのかも知れませんね。因みに「共学で普通に男の子にもチヤホヤされるような子にとって、男の子との関係をどういうように取りたいものなのか」というテーマだけ取れば、それってスクランにおいて小林尽センセイが八雲を通じて考えようとしてたテーマとまるで同じと言うのはどういう符合と考えればよいのか。まぁスクランはちょっとそのテーマを持て余しちゃってた部分もあるし、少年誌でテーマにするってのは簡単ではないなぁとは思いますが。ただ、ヒナギクというのが畢竟「メインヒロイン」では無い以上、恐らく恋愛の本筋とややズレるようなテーマを持たせざるを得ないのかな、ということはあるかなとも。
 因みに、今週のを一読してふと思ったのは、「案外ヒナ借金事情に関するヒナ視点での設定ってのは今回のヒナ祭りで出し尽くすんじゃねぇか」ってことだったんですが、別にバックステージ読む限りでは、そういう印象でも無いようですな。逆にその辺りはサクサク進めてって、あんまりデータの小出しみたいな形で作品のリズムを緩めてもどうかと思ったので、やや惜しいかなっつー部分ではあるかも知れません。
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人生の蹉跌に思う、「十五にして学に志す」の意義。 

日刊スレッドガイド 中学時代は秀才だったが、後に負け組に

 如何にもはてなユーザが喰い付きそうな話題ではあるなぁと思いつつ、余裕で100ブクマ超えてる件について。……はサテオキ、実際に人生何処かで挫折する人の方が多い訳で、小学校や中学校で成績の良かった人でも、このスレッドのような体験をする人の方が多いのだろうとは思う。一方で、挫折したなりに世の中は開けないことは無いんじゃないか……という楽観論も何処かで持ってしまうのは、自分がある程度かなり隘路を通りつつ運良く人生の伴侶を見つけたり何とか就職先を見つけたり、うまいこと就職しても東京を離れずに済んでたり、低い確率でしか生まれない子供を授かったりとか、微妙な悪運の強さを持ってるからだろうなぁと思いつつ、現実には自分も同じ大学の卒業生の中で考えれば客観的に負け組と看做される半分であろうだけに、まぁそれなりに共感しつつも読んだ。

 ただ、ちょっと思ったのは、高校で挫折するってパターンの場合、結構近年のゆとり教育ってやつも関係してくるのかな、と言う辺り。基本的にそう偏差が少ない状態で優越を確保したとしても、進学校ってのは相変わらず大学の予備校的側面が強いであろう訳で、そこで一気にペースが速まることに対してついていけない子供ってのは恐らく自分の世代の時よりはかなり増えていて、そういう人たちがあのスレで「お前は俺か」してる人の多数を占めている、という可能性は考えている。
 個人的には、中1の時に一度模試でいい成績取った勢いで河合塾の一番上の特選クラス入ったら、そこは当時私が後に通う高校の中等部の実質的に専門クラスで、まぁ要するに私立の進度に合わせて授業やってるから丸っきりついてけなかったんだな。ただ、幸いにしてそこに放り込まれることで微妙にヘコむ部分はあったものの、井の中の蛙として大海を経験する機会になったことで、「あれくらいやれなきゃダメなんだなぁ」という意識を持てたと言うのはあり、やはりある程度「周りのレベルの中で自分が実際どの程度なのか」ってことに対してゴールを高く持ててるかどうか、って部分も差としては出てくる要素なのかも、みたいなことも思ったりはした。因みに自分が受けた次の年から公立向けと私立向けに特選コースが分かれてたりして、この辺りでも1年遅く生まれなかったのは自分の悪運の強さ(笑)。

 という自分語りはまた置いといて、全体を読んでて思ったのだけど、ちょっとツッコみたくなったのは
「じゃぁお前らは、優等生だった時代、『何になりたかった』んだ?」
という所に関して、今ひとつ答えが見えてこない、という空気がスレ全体にあった、ということ。要するに、落ちこぼれたタイミングとか文脈ってのは、「お前は俺か」的な空気に比してかなり多様であろう、というのは想像つくのですが、その一方で、そんな彼らに共通してるのは、「その優秀だった時代」に描いていた、『自分がどういう分野でなにをする大人になってるか』の具体的なイメージの欠如、というのがあって。まぁ自分もそーなんだけどさ(結局自分語りw)、なかなか中学生の頃に
「自分が一生を捧げるべきものとは何か」
を見つけることってのは出来ないことが多くて、一方でその時代にそれを見つけられないと、結局ダラダラと進学校の中で何を自分が目指すべきかのビジョンを見失いつつ勉強で落伍するか残っても大学に入った後に何をするかわからなくなる部分ってのが出てくるのではと。逆に、それさえ判ってれば、少々勉強についてけなくてもそれに憂う必要は無いかも知れないし、必要な学力が身につかないならば食い縛ってもなんとかしようとするんじゃないかな、という気がする。孔子は「十五にして学に志す」と言ったけど、この閾値と言うのはあながち3000年を経た日出づる国においてもそう変わってないのかも、みたいなことは考えたりもした。
 大学では、結構その時期に「何か」を見つけた人ってのがいたりして、そういう人と再会すると、まぁ確かに彼らも苦労してるだろうし、学歴に見合った収入を必ずしも得てない人も多いんだけど、やっぱり、隣の芝生は青い理論はある程度考慮するにしても、自分に無い部分というかある種の眩しさみたいなものは感じたりもするところである。中学生ってのは、勉強とかスクールカーストよりは、本当はもうちょっと世の中をみて、使命感に燃えなければダメ、ってのがこのスレッドに対してのメッセージとすべき所なのかも……なんてことは考えた。

 ……と書いちゃうと、「結局手遅れじゃん」というやや見もフタも無い結論になったりする部分はあるが、まぁ人生、中学生で使命を見つけなくても何処かで拾える部分はあるだろうし、負け組な人生の中でも「自由であること」に貪欲であれば、それによって幸せな通り道を探し出せる可能性もあるんじゃないのかなとも。
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週末の海外。 

◆とか言って今日なんだが。
 グローリアス終幕につき。
8月5日グロリアス・グッドウッド最終日3R 14:30発走 芝9F192yd
ナッソーS(G1)
1着賞金£113560 3歳上牝 定量(3歳8st10lb、4上9st5lb)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎    配当 父
15Alexander Goldrun 牝5 131マニング  2710 8休521 ボルガーIRE   7/2 Gold Away
21Chelsea Rose   牝4 131シャナハン 135 3休422 コリンズIRE  10/1 Desert King
33Echelon      牝4 131ダーレイ  125 1休112 Sir.スタウト 12/1 デインヒル
47Ouija Board    牝5 131デットーリ 188 43215 ダンロップ  11/8 Cape Cross
54Nannina      牝3 122フォーチュン84 1休1212 ゴスデン    7/2 Medicean
66Nasheej      牝3 122ムーア   104 131435 ハノン    33/1 Swain
72Race for the Stars牝3 122キネーン  72 1休844 オブライエンIR12/1 Fusaichi Pegasus
 なかなか微妙な人気の割れかた。しかし*ウィジャボードもある程度ムラがあるというよりは、使われすぎて、使われすぎるなりの調子の浮き沈みみたいなのはあったりするんかも。実際にこのレースも、普通に考えたら Hurricane Run に千切られる Alexander と、Electrocutionist に先着するウィジャなら、両者が互角である限り後者が普通に勝ちそうなものではあるけど。3歳勢も比較的多く出ては来てるものの、マイルがどうも落ち着かない様相を呈している中で、となると、ちょっとここで更に一枚上げて、というのは難しいメンツではあるか。

◆ドイツのマイルらしい雰囲気、というか。
 ポスト Eagle Rise, Martillo 的な時代の大黒柱候補の争い。
8月6日ケルン7R 17:00発走 芝1600m
オッペンハイム・プラメリカ・マイレ(G3)
総賞金 50000EUR 3歳上
別定(3歳54kg、4上58kg、前年7月以降G3勝1kg,同G2勝2kg,同G1勝3kg増、
   同12000EUR下1kg減、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
14Common World   せ7 59 ヘリアー  328 171574 ホーガンIRE   スピニングワールド
23Willingly     牡7 58 デフリース 285 42352 M.トリブール  Second Set
32Lateral      牡3 57 モンギル  53 1休331 シールゲン   シングスピール
45Santiago     牡4 57 ボシェルト 54 1113休 オストマン   Highest Honor
56Shapira      牝5 56 ベルトリーニ91 246休9 レーヴェ    KORNADO
61Silex       牡3 54 シュタルケ 62 休7719 シールゲン   Zilzal
 今週のG誌で「2歳から短距離で活躍するドイツ馬なんていなかった」みたいなことをイギリス人が書いてて、思わず有芝の脳内では
っ【Lateral】っ【B型六号戦車】
などというのが浮かんだのですが(まぁKonigstigerは短距離ではないけど)、ともあれ最近のドイツ馬は2歳でもよう海外でるなぁという感じで、Lateral も4頭立てのグランデ・クリテリウムを勝ったG1ホース。ここは57を背負う格好ではあるけど、一つ上のエース格 Santiago との対戦、そしてメンツなりに走れる Shapira という存在もあり、なかなか興趣のあるレースにはなっている。例によって頭数少なすぎるのはアレですが。個人的にはここはひとまず Santiago かな。
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幸運への無自覚の国より。 

 ちょっと前に話題になってた幸運度の世界比較(World Happiness League Table)の元ネタをちょこっと齧ってみた。一応ここの論文では簡単な考察もついていて、曰く
"Further analysis showed that a nation's level of happiness was most closely associated with health levels (correlation of .62), followed by wealth (.52), and then provision of education (.51)."
"The three predictor variables of health, wealth and education were also very closely associated with each other, illustrating the interdependence of these factors."
 ということで、まぁ平均余命が一番相関高かったよ、でもまぁここの3つの要素の独立性は低かったね、ということで、あんまりいい調査にはなってない悪寒もある訳ですが(笑)。んで、日本のランクが90位となかなかに低いことが話題になってたかと、という部分ですが、当たり前のことですが日本は長寿で、ここの平均余命では普通にトップなのが皮肉と言うか。で、他をみてみると、一人当たりGDPでは14位(赤道ギニアSUGEEEEE!)、教育の充実度では17位という辺りで、まぁ要するにある種の贅沢病が蔓延している、というのが国外的な視点から見たところの感想となるのであろう。
 因みに、平均余命が低くても幸福度が高いのはブータン(8位:余命127位)、ガイアナ(36位:余命124位)で、GDPが低くても以下同文はやっぱりブータン(8位:GDP152位)、ヴァヌアツ(23位:GDP121位)、オンデュラス(37位:GDP122位)で、教育が低くても以下同文はヴァヌアツ(23位:教育98位)、スリナム(32位:教育86位)、コスタ・リカ(13位:教育85位)、というところ。さぁ、この記事を見て「日本の政治がダメだから日本人は幸せになれないんだ!」とか思った皆様、頑張ってブータンやヴァヌアツで如何に素晴らしい政治体制が敷かれているか、学びに逝ってこよう!

 ……などというヨタは差し置いて、個人的には「何故幸福と思うか」「何故幸福と思われないか」という部分に関してもうちょっと突っ込んだ質問があってもよかったのではないかとも思いつつ、まぁこれだけワールドワイドな調査でそれほど細かいことも訊けないか、みたいなことは思ったり。結局のところ、他の指標を見る限りは恵まれているとしか思われない日本なのだけれど、そういう部分に関して無自覚なのはどういう部分から来るのか、或いはブータンのように明らかに最貧国に等しい中で相応の幸せを感じられるのはどのような背景があるのか、みたいなことを窺うことに本質的な調査の意義があると思われるだけに。
 ただ一方で、格差社会の話なんかを読んでても思うことなんだけど、結果として高い階級に属することというのがどの程度幸せを保証するものなのだろうか、みたいなことについては考え込んでしまう。例えば、天皇などが典型的なのだけれど、高い階級は概ね自由が制限される所の階級でもある、という気がしなくも無い。カネを多く稼ぐ人、についても、似た部分はあるのだろう。そういう意味で、幸せというのは経済力に対して割と等価交換の法則のようなかたちで補完されてしまう部分ってのはあるんではないだろうか。神の見えざる手というか世知の辛さというべきか。そういう所からあらためて冒頭の相関係数を見ると、長く生きられることの幸せってのが経済を上回る側面はある、という話になるのだろうけど、それも何だかな部分もあって、結局幸福ってのは「何をすれば自分が幸せになるか」というツボを把握出来ること、そしてそれをある程度出来る自由、という辺りに関わってくるのかも知れない。個人的にはブータンやヴァヌアツにそういう辺りの知恵を探してみたい部分はあるが。
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