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殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

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ドバイ総評など。 

 にしても、今グリチャンでやってる20年前の重賞だだ流しが妙に面白い。カブトヤマ記念で「キッポウシ地元馬、エクスプレスの子が制しました!」って、まず「地元馬」って表現が激しく死語。要するにご当地馬主の馬ってことなんだろうけど、今時こんな表現絶対目にしないと言うか、そもそも今ってブックとかで在地馬主とか書かれてても誰も見ないよなぁ、と思うし、あとエクスプレスって誰やんと思って思わず血統を確認したら、何のことは無いアローエクスプレス。いやぁ、アローと略すんだと思ってたけどなぁ、みたいな。この年はサクラユタカオーがやはり強いですな。毎日王冠は負けそうな手応えから見事な立て直しでした。

 ……と、標題と関係ない話はサテオキ。
 今回の内容、つまり大挙した日本馬は最も恵まれたメンバーの2重賞を制する一方で、アメリカは最低限シャヒーンで例年のごとく格の違いを見せて、欧州は David Junior が前年の中距離路線のグタグタからようやく光明となる存在を見出し始めたということ、そしてゴドルフィンは狙い撃った2頭を両方とも勝たせることが出来た、というのは、この4者の間では実にバランスの取れた結果、と言えるだろう。それぞれの勢力が相応に満足してシーズンを開始する、という雰囲気も見えた感じでもある。その一方で、デ・コック勢はシーマクラシックで何とか存在感を見せたもののハーツクライには遠く、南アメリカ馬は凡そ粉砕というべき結果に終わり、香港勢は最も期する所であったろうデューティフリーで枠順と馬場に泣かされたという印象で、北半球が南半球を圧倒した、という聊かコンサーバティヴな結果になった、とも見ることが出来るだろう。勿論、芝のスプリントのようなカテゴリがあれば香港やオセアニアの馬が元気な所を見せられたかも知れないが、どうも Ipi Tombe が魔法を見せた頃を思うと、なかなかこの南北関係も引っくり返すのは容易ではない、という所にはなろうか。今回の賞金大幅引き上げは、今後も北半球の一線級をある程度誘導する傾向を暫くは導くだろうことを考えると、これからが正念場、とも言えるのだろうか。

 日本勢に関しては、勝利もさりながら、それ以上に進境といえるのは、全体的な内容である。デューティフリーの2頭は香港からの再戦と言う点ではシーズンが変わったこともあって見せ場を作れずに終わったものの、それ以外の7頭は、大方全て現時点での内容として最良に近い競馬が出来ていたのではないか。強いて言えばスターキングマンは全く見せ場は無かったが、そのほかの6頭は大体自分の競馬をやりきってそこそこ見るべきレースが出来たか、予期される着順よりは上位の着順を拾えたように見える。本当にこれは大したことで、恐らくこのレースが始まった頃に日本から一挙に9頭遠征をかけたとしても、その域に達することが出来たのは上を見て2頭か3頭であっただろう。それくらい、海外遠征の敷居と言うのは高かった、と思う。それを思うと、これだけの体制を組めて「全体としての結果」が比較的良好であったことは歴史的といっても良いだろう。近いうちにこのようなキャラバンを凱旋門賞開催やブリーダーズカップにおいて組めるような日が来れば、それは素晴らしいことだと思う(勿論、開催シーズンの絡みもあるし、これらのレースでそこまで遠征馬を集めるのは難しいには違いないが)。その上で、勿論今回最も輝かしかったのは橋口師であるが、一方で明らかに勝負圏内からは遠いと思われる所に敢えて挑戦しつつ、存分な競馬をさせていた森師の独特な存在感みたいな部分はもっと敬意を払われていい。やはり海外遠征のパイオニアとして、一味違うものを持っているなぁ、と。
 それにしても、実際今回出走した複数の陣営間でどの程度ノウハウを共有して遠征の事務を行っていたのかはよく分からないけど、今後、例えばキングジョージではハーツクライとディープインパクトは不倶戴天の相手として再戦に臨むことになるとしても、一方でともに遠征を行うと言う文脈の中で「戦友」的に助け合える部分はお互いサポートしながら、双方が本来の能力を敵地で発揮できるようにする部分がみられると良いなぁとも期待したいところではある。
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ちゃぶろ  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

ワールドカップ感想戦。 

 テレビとPCを往復しつつ、書いていこうか。

◆ゴド狸。
 いやぁ、凄いのはあのルートコ馬。
 一段の馬群とは言え、先手を取れず終始10番手。4角のしごき方と先行有利な傾向の強い馬場、調教国のイメージからすれば、普通はこのままドンジリで終了しておかしくはないようにも見える中で、最後は一番いい脚を使ってグイグイ伸びてきたのは驚いた。流石に名馬 Grand Ekinoks やドイツの強豪 Senex 辺りと渡り合っているだけのことはある。なかなかいいものを見せて貰った。
 ユートピアはスタートで5分に出てくれて、コーナーの辺りで完全に主導権を保った状態で先頭。比較的見た目よりはプレッシャーの少ない状態だったのではないか。結果としてはやはりメンバーの中で格が違うと言うような雰囲気でもあり、格という意味ではピークほど遠い Island Fashion を除けば Count Masterpiece くらいだったけど、こちらが凡走していれば相手はほぼ無かった、ということか。ただ、芝ダート双方に適性がある馬という点でのユートピアの強さが出たのかな、というのはあると思う。

◆南の菊。
 ぱっと見た印象ではガブリン直線で微妙にフラムドの足を引っ張ったと言うか詰まらせたかなぁとも見えなくはありませんでしたが、パトロールの上空ビデオ流した雰囲気ではそこまで致命傷ではなかったかなとも思われ。しかし、気がついたらインをするするとあそこまで上っていった辺り、キャリアは浅いけどなかなか見るべきものはあるというか、クロフネらしからぬ根性みたいなのを感じるレースで、これは先々がいろんな意味で楽しみになったには違いない手応えではあったのかなと。ガブリンの方は、時計見て無いけどまずまずいいペースで引っ張ったのかなぁと言う印象。実際、自身も言うほどバテている感じでも無かったし、自分の競馬が出来てたんではと。
 勝ち馬は母が Buckpasser のクロスで、Ribot のクロスもあるから、ダービー路線では負けてもその後粘り強くダートを使っていって欲しいようなタイプではあるかな。ただ、Forestry の配合ではどっちかというと Dr.Fager の血に In Reality 入れたことがアドバンテージになってスピード演出してるだけの可能性もあったりなかったりという感じにも見えますが。南半球勢はちょっと不発で、これが微妙にレースを大味にしてしまった要因かも。実績ある馬たちだっただけに、ちと残念。

◆社賓。
 字面の着順としてはマイネルセクレトやブロードアピールを上回ることは出来なかったけど、アメリカ馬以外のほぼ全馬に先着した(まだ写真判定の結果分からず)のだし、結構ずっと喰らいついていけたということを考えると、この実績の馬としてはアグネスジェダイは相当に良い競馬をしたと言っても間違いないのかな。馬群は割れるかと思ったら真ん中で、逆にここで一団の競馬が出来たことでそこそこペースを掴むことが出来た、というのはあるんだろうなという印象。結局後から来た馬には1頭しか差されて無いし、その意味でも良いポイントに入ったことが健闘の要因とも見える。
 勝った馬はマリブから、というのはちょっと確かに風変わりではあるけど、逆に言えばマリブ勝てるくらいの力がある馬なら少々距離短かろうとそこそこ勝負になる、ということかな。父の Proud Irish は*プラウドデボネアとかの兄弟なのか。しかし Irish River の孫というのが「へぇ、珍しいなぁ」みたいな感覚になってるのも何か不思議だ。

◆島倉。
 いやぁ、それは後をかわいすぎでねーの、みたいな感じで残り1000~800の標識を見てたのですが(実際4角回りきる場面では完全に一回相手を並ばせているし)、結果としてそこで一団の馬群になったことでむしろ損したのは Ouija Board だったんではないかなどと思うと、ルメールの仕掛けの冴えを見せて頂いた、というところではあり。あの馬が不発だったら、まぁ負ける相手はいなかった、つーことなのでしょう。馬場が少々悪くても何とかなるとすれば、この馬キングジョージに出てこられたら普通にディープインパクトも簡単に勝てる相手じゃねーわ、とすら思わせる部分はあり。というか、逃げて勝てたのが嬉しいと言うルメールのコメントは、多分に「ディープインパクトとの再戦」を意識したものだったんだろうな、とも思ったり。もっともその割には最初外外だったのはハナ切るの嫌がるみたいなところもあったのかなぁとも思いつつ。

◆免税店。
 んー、この条件だったらむしろバランスオブゲームで勝負が正解だったのかも知れない(笑)。ちょっと時計が掛かる展開っぽかったですねぇ。アサクサデンエンは4角の急カーブでちょっと脚を取られ気味になってそこからズルズルなので、ちょっと精神的に置いてかれた瞬間にやられたか、軽いは行になっちまってたか。The Tin Man はまずあれくらいはやるだろうという感じだったのですが、馬場状態とか展開もある程度味方になったとは言え、David Junior はあれくらい軽く振り切れるならばまずは本格化していると見てもいいのかな。逆にここで勝ちすぎてシーズン持たない可能性もあるけど、ロイヤルやグッドウッド辺りまでは10F路線を背負える可能性は感じたり。日本にタイキブリザード周辺でやたら持ってかれてる*ツリーオブノレッジにもなかなか色んな鉱脈が残ってるもんだわいという印象。血統的にはもうちょっと良化が先になる馬かなぁとは思っていたものですが。

◆割賦。
 んー、展開理想的になったかなぁとは思ったし、スタートで本当にハナを切る積もりだったとしたらデットーリは「やられた!」と思ったんじゃないかとは考えるけど、結果としてあの位置から追い込んだ Electrocutionist が差し切ってることを考えたら、気持ち早かったのかなぁという部分もありますが、まぁ前で競馬したことは悪くは無かったんではないかなとも。その上で、やはり日本のダートだけではナドアルシバ向けのスピードと言う文脈では難しくて、ダ芝両方で何とかならないと、ってことなのかもね(逆に言えば、フラムドパシオンなんかは今後芝でも相応な成績を残せるかも知れないし、次の海外を考えればどっかで芝の強い相手と渡り合っておきたいとは思う。秋天とかはいかがか?)。
 Magna Graduate は「こっちの方がアメリカ人の評価は高い」という話ではあったが、やはりちょっと展開を作るのがヘタな馬で、その辺りに現状限界があるのかなぁとも思わせる感じ。プレッチャーにしてもDWL流ってのは結局レースの作戦よりは仕上げで圧倒する的な雰囲気はあるんだろうか。
ちゃぶろ  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

どどーんと、ワールドカップ(その2) 

 基本的に、ドバイワールドカップとWBCというのは、似たような場所にあるレースだろう。ともに、ある種プレシーズン的な場所で行われ、それを制したものが即座に「チャンピオン」或いは「最強」の座には立たないものの、一つのギミックとしての「世界一」を称することをある程度満たす権利くらいは取れる、という辺りのバランスの上に存在するタイトルなんだろうな、と思う。カネヒキリは何か知らんけど意外と人気になっちゃったけど、いかに。
3月25日ナドアルシバ7R 21:20発走 ダ2000m
ドバイ・ワールド・ホースレース・クラシック(G1)
総賞金US$6000000 北半球4歳上・南半球3歳上 定量(南3歳53kg,4上57kg,牝2kg減)
枠馬 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     配当 父
17Brass Hat     せ5 57 マルティネス136 17111 ブラッドリーUS 5/1 Prized
25Chiquitin     牡6 57 キネーン  135 42142 ジョリーKSA   66/1 Fitzcarraldo
34Choctaw Nation  せ6 57 エスピノーザ157 36休71 マリンズUSA   14/1 Louis Quatorze
41Electrocutionist 牡5 57 デットーリ 97 113休1 サイード   11/10 Red Ransom
53Kane Hekili    牡4 57 武豊    128 121休1 角居勝彦JPN   9/2 フジキセキ
68Magna Graduate  牡4 57 J.ヴェラスケ166 111休4 プレッチャーUS 14/1 Honor Grades
76Maraahel     牡5 57 R.ヒルズ  153 3333休 Sir.スタウトGB 8/1 Alzao
82Shakis      牡6 57 サプル   194 休3581 ワトソン    50/1 Machiavellian
910Star Kingmambo  牡7 57 ペリエ   377 4331013 森秀行JPN    33/1 Kingmambo
1011Super Floric   牡6 57 ナカタニ  3311 514休8 セリンUSA    14/1 Pine Bluff
119Wilko       牡4 57 ゴメス   203 休31133 ドラーズUSA   33/1 Awesome Again
 単純に、Brass Hat のここ最近の実績で何故に1番人気にならないか、というのもちょっと不思議だったりする。勿論、ホームとなるゴドルフィンの Electrocutionist の前走の勝ち方は鮮やかだったものの、そのとき千切られた2着馬は実際ここでは66/1という不人気ぶりなわけで。まぁそれを言うと、Brass Hat が倒してきた Pies Prospect や Dixie Meister がどんなもんだったか、というのはあるけど、結局見立てとしては Moon Ballad が勝った2年前のパターンと比べる向きが強いのかなぁという所ではあるのでしょうか。ただあの年は戦争とかゴタゴタはあったし(その意味ではこの年にカネヒキリのモノサシとなる日本馬が出走して無いのは展望を難しくさせる)、前年クラシックでフル稼働していた Harlan's Holiday と比較すると、ここで上がり目があるという点で Brass Hat に軍配が上がる番ではないか、という気はしなくもない。まぁこの辺りの要素は結構輸送とかで変わってきそうではありますが。一方で、面白いのはゼンノロブロイが出走したインターナショナルで上位2頭とほとんど差の無い(内容的にはちょっとあるかなとは思うが)競馬をした Maraahel が出てくる、という辺り。もし Electrocutionist とカネヒキリとこの馬が全て自分の能力を出し切る競馬が出来たなら、日本におけるダートと芝馬のレベルみたいなものに関してちょっとした資料を提供するようなレースとなる、のかも知れないとは思う。その上で、今の所はそうなった場合にカネヒキリはあの3頭のレースから1,2馬身後にはなってしまうか、みたいな辺りの評価とはなるだろう。あとは同じく後からの競馬になりそうな Choctaw Nation(合田センセイボイスで脳内発音すべし)との比較でもちょっと向こうに分があるかな、と言う辺り。いずれにせよ、ともかく日本馬には「出遅れないで欲しい」というのがまず最初にあるだろう。ここはデ・コック馬も南米馬も影が薄く、そういう意味では比較的シンプルに例年の米欧対決を愉しむレース、となるの公算は強いが、スタートで五分が取れればある程度日本馬の影も愉しめるであろうだけに。

◆えーと、アグネスジェダイは……。
 まぁ頑張れ。
ちゃぶろ  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

どどーんと、ワールドカップ。(その1) 

 明日以降どうなるかという状況なので今書くが、もうヘトヘトです。出走馬大杉……。
 で、ドバイ・ワールド・ホースレーシング・クラシックはまだ枠順未確定か……。これは後ほどで。

◆何処か交流重賞的な雰囲気の。
3月25日ナドアルシバ2R 17:40発走 ダ1600m
ゴドルフィン・マイル(G2)
総賞金US$1000000 北半球4歳上・南半球3歳上 定量(南3歳54.5kg,4上57kg,牝2kg減)
枠馬 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     配当 父
110Blatant      せ7 57 マカヴォイ 203 34休12 モハメド    9/2 Machiavellian
23Count Masterpiece 牡6 57 ファロン  256 3315休 ダンロップGB  5/1 Polish Precedent
32Holiday Camp   牡4 57 W.スミス  112 76休33 アル・ムハイリ 33/1 Chester House
48Jack Sullivan   せ5 57 アーン   235 2812休1 バトラーGB   9/4 Belong to Me
57Lundy's Liability 牡5 57 マーウィング146 7休366 デ・コックSAF 14/1 Candy Stripes
66Marbush      牡6 57 ムルタ   185 73611 セルヴァラトナ 5/1 Linamix
75Shamoan      せ4 57 J.ヴェラスケ152 28休46 ハーティーUSA 25/1 Monashee Mountain
81Utopia      牡6 57 武豊    307 12853 橋口弘次郎JPN 6/1 フォーティナイナー
94Win River Win   牡7 57 カラタス  4724 43112 ゴクデミールTU 25/1 Virginia Rapids
109Island Fashion  牝6 55 ペドロサ  276 293103 カナーニUSA   14/1 Petionville
 Lundy's Liability にしても Island Fashion にしても微妙に「昔の名前」感が漂うのですが、それを言ったらユートピアも全然ベテランだよな、と思いつつ。Jack Sullivan がそこまで強いとも思われない一方で、地元馬がちょっと足りないっぽいだけにユートピアもチャンスはありそう。気になるのはルートコ馬でボアジチ、TJK杯と着に入っている Win River Win がどの程度のものか、という辺りでしょうか。普通に Count Masterpiece に押し切られたらやや萎え。そのほかでは、地の利という点では Marbush の上昇は手強いか。

◆3歳秋の大一番。
3月25日ナドアルシバ3R 18:15発走 ダ1800m
UAE菊花賞(G2)
総賞金US$2000000 3歳 定量(南3歳59kg,北3歳55kg,牝2kg減)
枠馬 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     配当 父
15Dominguin     牡4 59 J.ヴェラスケ55 1111休 ザネッティUSA 33/1 Domingo
23Gaburin      牡4 59 ペリエ   83 111811休 森秀行JPN    20/1 Fusaichi Pegasus
34Gold for Sale   牡4 59 キネーン  66 111休1 ジョリーKSA   9/2 Not for Sale
42Invasor      牡4 59 R.ヒルズ  55 1111休 マクローリンUS 25/1 Candy Stripes
513Jackson      牡4 59 アウメイダ 122 3休524 C-ペレイラBRA 50/1 Clackson
66My Royal Captain せ4 59 アーン   53 -1173 ラクソンSIN   33/1 Zabeel
712Simpatico Bribon 牡4 59 ムルタ   97 1休111 ジョリーKSA   7/4 Election Day
89Discreet Cat   牡3 55 デットーリ 22 --1休1 サイード    7/4 Forestry
91Flamme de Passion 牡3 55 武豊    53 休9311 角居勝彦JPN   14/1 クロフネ
107Testimony     牡3 55 ゴメス   61 311028 サイード    50/1 Yes It's True
118Unification    牡3 55 マカヴォイ 52 11休73 モハメド    50/1 Dixie Union
1211Well Armed    牡3 55 ムーア   102 411116 ブリテンGB   20/1 Tiznow
1310Where's That Tiger牡3 55 マーウィング51 4休422 デ・コックSAF 14/1 Storm Cat
 南半球統一王座戦の感があって、そういう意味での興趣を増したという意味では、ワールドカップ戦の中でも独特の意義を持つレースであろう。惜しむらくは、南米の馬がほとんど転出した状態で戦うことになるわけだが。ということで、やたらと連勝馬、不敗馬を集め、北の3歳勢でも Discreet Cat とフラムドパシオンはダート不敗。そういう意味では非常に愉しみなレースとして眺められるが、ここはUAE2000ギニー馬 Gold for Sale が一歩リードと見る。配合的にも父・母ともに相応の底力があり、ヤネがキネーンならば粘りあるレースが期待できよう。あとは Clackson×Baynoun でブラジル所属を続ける Jackson が萌え枠。Gold と同厩の Simpatico Bribon 辺りもなかなか強そう。フラムドは逃げて何処までか。

◆この賞金は流石に美味しすぎる。
3月25日ナドアルシバ5R 19:50発走 芝2400m
人生いろいろシーマクラシック(G1)
総賞金US$5000000 4歳上 定量(56kg,牝2kg減)
枠馬 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     配当 父
112Alayan      牡4 56 キネーン  104 15休82 オックスIRE   16/1 Sri Pekan
23Collier Hill   せ8 56 マキオン  3712 121休6 スウィンバンIR 20/1 ドクターデヴィアス
32Falstaff     牡4 56 ムルタ   113 17休313 デ・コックSAF 20/1 Montjeu
49Greys Inn     牡6 56 マーウィング166 41017休2 デ・コックSAF 7/1 Zabeel
513Heart's Cry    牡5 56 ルメール  164 2休621 橋口弘次郎JPN 4/1 サンデーサイレンス
61Layman      牡4 56 マカヴォイ 83 169休8 モハメド    40/1 サンデーサイレンス
75Mustanfar     牡5 56 R.ヒルズ  195 369休4 マクローリンUS 33/1 Unbridled
810Norse Dancer   牡6 56 イーガン  304 581111休 エルズワースGB 20/1 Halling
94Oracle West    せ5 56 シェイ   187 4休111 デ・コックSAF 10/1 Western Winter
106Punch Punch    牡5 56 アウメイダ 93 2休1211 モルガドBRA   33/1 Aksar
1114Relaxed Gesture  牡5 56 ナカタニ  124 2231休 クレメントUSA 6/1 Indian Ridge
1211Shanty Star    せ6 56 アヴランシュ164 27156 ブルスリーKUW 66/1 ヘクタープロテクター
137Alexander Goldrun 牝4 54 マニング  249 3388休 ボルガーIRE   8/1 Gold Away
148Ouija Board    牝4 54 ファロン  137 1251休 ダンロップGB  2/1 Cape Cross
 生涯POでハーツクライ持ってたら、さぞかし燃えるであろうレース。Ouija Board には一応JCで土をつけているが、こちらが初遠征というのがどう出るかという課題はあるだろう。Norse Dancer が休みを得て調子を上げれば、というのはあるが、これもさして怖くない。Oracle West も別にそう強くは無いだろう。むしろアメリカの Relaxed Gesture 辺りが案外手強い相手となりそうな予感もある。ともあれ、ハーツクライとしてはまずは単純に能力を出し切れるかだろう。大穴ならばモンジュー産駒 Falstaff 辺りが挙がるか。余りそうはなりそうに無いが、スタミナの展開になればあとはブラジルの Punch Punch かな。しかしあれだ、クウェートのヘクター産駒って、何なんだろう……。

◆香港の再現なるか。
3月25日ナドアルシバ6R 20:30発走 芝1777m
ドバイ免税店(G1)
総賞金US$5000000 北半球4歳上・南半球3歳上 定量(南3歳53.5kg,4上57kg,牝2kg減)
枠馬 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     配当 父
19Asakusa Den'en  牡7 57 武豊    268 1休46休 河野通文JPN   10/1 Singspiel
215Bullish Luck   せ7 57 スミヨン  399 62482 A.クルーズHK  10/1 ロイヤルアカデミー
31David Junior   牡4 57 スペンサー 95 7211休 ミーハンGB   11/2 Pleasant Tap
43Fields of Omagh  せ9 57 キング   4012 38休31 ヘイズAUS    16/1 Rubiton
513Hat Trick     牡5 57 ペリエ   138 711休11 角居勝彦JPN   6/1 サンデーサイレンス
67Host       牡6 57 J.ヴェラスケ178 休1798 プレッチャーUS 20/1 Hussonet
74Lingari      牡4 57 シェイ   96 11休11 ブラウンSAF   10/1 Indian Ridge
816Russian Pearl   せ6 57 コーツィー 228 3休418 A.クルーズHK  14/1 ソヴィエトスター
95Seihali      牡7 57 ムルタ   167 10休231 セルヴァラトナ 25/1 Alzao
102The Tin Man    せ8 57 エスピノーザ239 休4休11 マンデラUSA   14/1 Affirmed
1110Touch of Land   牡5 57 ルメール  309 1135休1 パンタルFR   6/1 LANDO
1214Tyson       せ6 57 キネーン  209 11休115 デ・コックSAF 20/1 Silvino
1312Valixir      牡5 57 デットーリ 178 3510休7 サイード    7/1 Trempolino
1411Whilly      牡5 57 マルティネス208 1082D休3 オニールUSA   20/1 Sri Pekan
156Irridescence   牝5 55 マーウィング127 115休1 デ・コックSAF 10/1 Caesour
168Perfect Promise  牝7 55 マカヴォイ 278 休6休14 フリードマンAU 33/1 Caesour
 という訳で、香港マイルの再戦ムードも強いが、さてどうなるか、というレース。今回は特に日本馬にとって休み明けというのも一つのファクターにはなってきそうなだけに、そう楽なレースとはならないかも知れない。日本・香港・豪州が各2頭、、南アフリカ・アメリカ3頭に、欧州・地元が各2頭というのはなかなかのバランス。そんな中で手強いかな、と思うのは意外にもアメリカ。前年の2着馬 Whilly はコース適性が強みとなるし、The Tin Man は Kitten's Joy に勝つなど調子を上げていて、大舞台に強いマンデラだけに何があるか、というような所があり、香港勢との未対戦もあって不気味さを漂わせる。欧州では David は今ひとつ強さが分からんし、Touch of Land は微妙に力負けがあるのかも。南アフリカは……まぁこのレベルでどう出るかのお手並み拝見という感じか。Fields of Omagh もこの辺りのメンバーだとちょっと厳しいかなというところで。

 それにしても思うのは、この一連のアンダーカードにおける、ゴドルフィンの影の薄さ。
 国際レースというのは、ある程度「馬場を貸す」感じにならないと馬が集まらない、というのは日本や香港においてある程度証明されているところではありますが、ここまでとことんやるのも、しかも賞金を大幅に引き上げた上で、という辺りも含めてゴドルフィンやるなぁ、という感じ。ある意味、地元の客を考えなくてもいいってのは凄いアドヴァンテージだよなぁとは思う。
ちゃぶろ  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

阪神大賞典、または「こんな縦長の馬群では、どうしようもないよ」 

13.1-11.9-11.8-11.8-12.3-12.3-12.8-13.0-13.1-13.1-13.3-12.8-11.9-12.0-13.6

 ある意味、「最近の春天」的なレースとしてトウカイトリックが勝利すべきレースで、その3馬身半前にもう1頭いた、という趣のレースだったとは言えるのだろう。一言言っておきたいのは、哲三。ゴールに対して向かい風が吹いてる状況で、アゲンストの直線でトリックを追い掛けて、そっから1~2コーナーで差が広がるってのはどういうことだ?緩める場所が完全に逆で、これでは力を出せないのも致し方なかっただろう。その辺り、まぁ1周4角で頑張りとおした芹沢を称えるべきかも知れんが。
 そして、ディープインパクトとしては、競馬場の雰囲気を久しぶりに愉しめたという以外には、特に得られるものは多くないレースだったとは思う。5Fからの仕掛けはほぼ馬なりだとは思うが、概ねそこからの上がり5Fが1分フラット。最後が自分のラップで13.6も掛かってるのでその前4Fで46.4くらいの脚を使った、というだけのレースだったのかなとも。パトロール見てると相変わらず結構外を回してるので、向かい風や馬場条件、あと最後遊ばせてたとかタイムトライアルにならない条件は揃ってるけど、恐らくスタミナという文脈ではそう菊花賞の段階から大きくは上回っていない、という印象ではあったし。そんな中で、恐らくレース前からある程度馬群が縦長になる小頭数のレース、というのがかなり見えていたレースと考えると、そういうレースの想定の中では一番強い勝ち方を、一番ラクな方法でこなした、ということではあるだろう。面白いのは、若駒Sのドンジリ強襲にしても今回の4角先頭のレースにしても、やり方は違えどその時と馬場において「一番ラクな方法」を選択した結果、ということ。基本的にそうレースセンスのいい馬ではないけど、天然的に嵌るような部分はあるのかなぁとは思われますな。

 一方で、ディープインパクトにとって「馬込みに入れる」ようなレースが今回も出来なかった、というのはある。が、多分、この馬が日本で走ってる中でそもそも「馬込みに入れさせて貰える」ようなレースが存在するのだろうか、という問題もあるのだろう。当たり前だけど、「一定期間、馬込みに入れられるようなレース」は昨今の長距離路線の趨勢では元々小頭数のレースが多い。しかも、ディープインパクトが出走すること自体がレースの頭数を少なくする方向に働くので、「多頭数のどスローで馬込みに入っても我慢しないといけない程度に外が伸びない馬場」という条件をシミュレートするような場面というのは、今後も相当なレアケースとならざるを得ないのだろう。勿論、この表現において言及しているのは、凱旋門賞である。強いて言えば、これが一番実現し易いのは宝塚記念だろう。ある程度ファン投票というモチベーションがある程度手伝って、そこそこの古馬ならば出てきたくなるレースとしてどんな条件でも一定の頭数を集められるレースだけに。ただ、ディープインパクトが天皇賞と宝塚の両方を使う可能性はどうやら低そう。蹄の兼ね合いもあってと思うが、使い詰めが利かない馬と陣営が見なしてるフシがある以上、イントレーニングの状態で海外持ってく途上で余計なレース使いづらくなってるという状況はあると見えるので。結局、天皇賞も結果はともかく展開としては同じように縦長馬群を捌くレースとなって、そのままイギリス行く公算が強いのではないだろうか。逆に言えば、4走目でアスコットでは能力以前に脚の問題が気になる、というか。

 そういう意味では、ディープインパクトは結局「あのキャラのまま」なのだろう。
 勿論、ハーツクライに対する敗戦である程度「やるべきこと」は見えたとは思うが、そのための「実戦演習」みたいな場を求めることは難しく、ある程度までは「ぶっつけ」でこなさざるを得ないということかも知れない(その意味では、有馬敗戦時のエントリは聊か楽観に傾いていたってことか)。或いは、シーズン初めから海外に出て、それこそ島倉でも女皇盃でも使って雰囲気を掴む、というのはあったかも知れない。しかし、恐らくそれをやるという「準備」を踏むのであれば、まずは「チャンピオンとしての体裁」を整えた上で、まずは当たってみるのがより現実的なのだろう。ドバイや香港で巧くやれても結局そこでの反動で「ヨーロッパに辿りつけない」なら、それが一番の敗北でもあるのだから。
 また、その上で、目的が明確であるならば、そこから逆算して色々やることは可能だと思うし、エルコンドルパサーの陣営はそういう点ではある程度凱旋門賞を明確な「ゴール」として追求してたとは思う。ただ、ディープインパクトの今年の目標は、「3冠」という一本道な文脈ではない、ということがある。「古馬のチャンピオンを目指す」場合、その道のり、或いは何処がシーズンのゴールになるかも実は明確ではないのだ。凱旋門賞とて、メンバーが揃わなければレート126とかになることもある。逆に、キングジョージで Hurricane Run と今年の英仏愛のダービー馬が揃ってなおかつそれらを完封して勝利してしまったら、もう凱旋門なんて目もくれずに帰国しようが、それはそれで文句なしのチャンピオンであり、何の言われる筋合いは無い(絶対に何か言うファンはいるだろうけど)。そうでない状況(普通はそうだ)でこのレースを幸運にも勝ち負けすれば、今度は「出てなかった馬」と何処かでまみえる必要も出てくるのだろうし、敗れたら路線を変えるかどう再チャレンジするかを考える必要もある。その上で、時間と脚元が許せばJCや有馬などのレースも選択肢になるかもしれないし、夢破れてそれらのレースを使うのかもしれない。そういった意味では結局「どのレースに出るため」ではなく、結局「どのレースにも対応できるような」状況というのが理想ではあろう。ある程度、それは競走馬の「センス」に頼る部分も否めないのではなかろうか。
 そんな中で、ひとまず1つ「チャンピオンとして」のレースを使って、その上で次のレースについてはローテも含めて他馬の路線も見ながらゼロからスタートする、という以外はないのかなぁ、とは思う。昨年付けられたレートなんかを思うと、もはや外国人からみても「半端なレースを使うことが許されない」状況になっちゃってる以上。そういう中で、まず最初のレースを、気象条件以上の負荷を背負わずに勝てたのは良いニュースではあったか。「理想的ではなく、その時々でベストである」というのが、ディープインパクトの今年のテーマになるのかな、ということを思った、阪神大賞典であった。

◆WBCのアレ。
 「ルールがおかしい」とスン様が言う気持ちは分かるんだけど、世界的にこの手の国際大会で最も伝統があり普及度も高いFIFAワールドカップにおいてすら、大陸予選で2連勝して、なおかつグループリーグで勝ったチーム相手に準決勝で敗退する、というのは理屈的には正当なルールとして起こりえるのだから(まぁヨーロッパの国以外では普通起こらんが)、その意味では「別にそうおかしくはない」んですよねぇ。スイス大会の西ドイツみたいに「グループリーグで敢えて惨敗して油断させる作戦」とか実際にやってるところもあったりで。
 ただ、正直決勝まで進んで8試合中5試合も同大陸のチームとやってるのでは、全然「ワールド」な気分にはならんには違いないので、今度は一次リーグで大陸シャッフルしちゃって欲しいなぁとは思います。
Pot1:主催者様、メヒコ、カナダ、プエルト・リコ
Pot2:ドミニカーナ、クーバ、ベネズエラ、パナマ
Pot3:日本、韓国、中華台北、中国
Pot4:オージー、イタリア、オランダ、南アフリカ
で、各ポット1チームずつ拾ってグループ作る、みたいな。


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国旗のデザイン論 

 ちょっと前の話題ではありますが、イタリアの赤いビルの件にまつわり、andy22@綾川亭日乗さまが「日本国旗のデザイン」に関して疑問を呈していらっしゃる件にトラバしてみる。曰く
この配色から、日本というものを連想できないことがある。とりわけ日本の美を、太古の昔からある様々な美術品工芸品…それこそ縄文の昔から現代までの逸品のいずれをも連想できないというところにある。

私は国旗にも日常性を求めたいのである。ハレの日だけではなく、普段使いもできる食器のように。今の国旗はきわめて非日常的で、何か普段の自分の暮らしから浮き上がっているように思えてならない。
 そもそも、国旗というのが日常・非日常のどちらに属するのかなぁということを考えたら、どちらかというと「非日常」の側に属するんじゃないんだろうか、という気はする訳です。例えば、昔の神社とかでよく「祝日には国旗を掲げましょう」とかいうのが標語として掲げられたたりした記憶があるのですけど、要するに神社本庁としては国旗というのは「ハレ・ケ」における前者、というのが完全に無意識のうちか意識してか常識としてとらえられている、ということではないかと。
 では、何故、国旗は「ハレ」の符牒として使われているのか。
 これは結構簡単な話で、「旗」は、少なくとも我々にとっては、元来「戦場で掲げるもの」であるから、というのがあるでしょう。そういう意味では、基本的にここ数百年スパンで見れば、そう「戦争に明け暮れる時期」の多くなかった我が国において、国旗が「非日常的」なデザインになったのは致し方ないのかも知れません。一方でアメリカなんかは何処でもしょっちゅう国旗が掛かってる訳ですが、個人的には学校の朝礼で毎朝「私は国旗に忠誠を誓います」みたいに言わせてるアメリカって国は微妙に「常在戦場」的な意識を国民に押し付けてるフシはあるんじゃないかな、とは思われます。

 一方で、もし「本当に日常に近い」、言わば「ケ」に属するような意匠の国旗が存在したら、どうなるでしょうか。その場合、国旗はある程度日常的な風景に埋没する結果、「全然目立たない」ものになるのかな、と思われます。それはそれで、微妙に国旗に対する距離感としてどうかなぁ、というのはあったりしますし、荒川選手のように栄光を得た選手がウィニングランでそれを掲げたりしてても、「何か貧相だなぁ」と思われるのがオチなのではないのかな、というのはあったりします。
 で、実際、国旗の意匠と国家のアイデンティティって世界的にどの程度重なってるんだろう、みたいなのはちょっと気になったりするのは、イタリアなんかのスポーツ選手を見てたりすると思ったり。彼らの国旗である緑・白・赤は、確かに我々から見るといかにも「バジルとトマトソース」をイメージして如何にもイタリアなのですが(だからパスタ屋とかは過剰にイタリア国旗を掲げたがるのだろう)、彼らはその国旗のデザインよりも、地中海をイメージするアッズーリによりアイデンティティを感じている、だからサッカーのみならずどんなスポーツでも(あ、F1は例外か)、明るい青色のユニフォームを代表選手に着せているんじゃないのか、とか。

 あと、ちょっと国旗のデザインについて思ったことで、コメント欄より
UKの旗は素晴らしいなと思います。事実上、イングランドがUKの筆頭であるにもかかわらず、連合王国という大義名分を、平らげられた他の3国は今も主張して引きません。
 ご指摘の通り、世界中の国旗の多くは「国家のいくつかのアイデンティティを統合した」デザインになっています。フランスのトリコロールは市民と国王のアイデンティティを統合したものですし、ブラジルのやアメリカの国旗においては、一定のアイデンティティを保つ諸州を星として表現します。
 さて、翻って、我が国は何と何と何を統合して成立してるんでしょうか?
 その辺りの境界線が非常に曖昧模糊としているのが我が国の特徴のように思われます。ある程度差異はあるけど、それが分断する線が比較的曖昧な状態で疎結合を果たしている状態というか。要するに、何色かに分析するのが非常に大変なシロモノというように思われまして。そういうシステムってのは所謂「傘連判」や「ワーワーサカー」辺りに近いのですが、そういうものは概ね「円形に集まったオブジェクト」として表現されるものであり、そういう点では我が国の国旗に関して言えば、そのカラーはともかくとして、真円を中央に描くデザインであるのは、ある種の妥当性を感じる所ではありますが、いかに。

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ヤマトタケルと、名乗りの力。 

 さぼりモードながら、たまには生存証明的に書いておこうということで、歴史雑談。
 QMAの四文字でも登場する、日本の神話時代を代表するヒーローのお話。

 大雑把に古事記を要約すると、こんな感じ。
 大王の子にして双子の兄弟の弟であり、オウス(小碓)王ともヤマトのヲグナ(意味的には「ガキンチョ」)とも呼ばれていたが、ある日ヘマをした兄を呼びつけるよう父である大王に頼まれたところ、勢い余って兄をぬっ殺してしまい、父に恐れられるようになる。そして父はこの皇子を側に置かないために、皇子に日本各地への遠征を命じる。筑紫では女装して酒宴に入りだまし討ちで頭領の兄弟を殺し、その頭領からヤマトタケルのミコト(書紀では「日本武尊」とされるが、勿論当時は日本という号はないので、古事記の「倭建命」というのが妥当であろう)という美称を受けた。そしてその後も出雲の頭領と友人になったフリをして最後はだまし討ちで倒し、凱旋する。あっさり帰ってきてしまった息子を、大王は今度は東国に派遣する。流石に疎まれてることに気付いたタケルは叔母に「大王は俺が死ねばいいと思ってるんです」と泣きついたので、気の毒に思った叔母は剣とひみつのアイテムを与えて励ます。果たして、東国の焼津で今度は向こうの頭領に騙されて炎に囲まれた時にアイテムの包みを広げると、火打石が。この火打石で迎え火を作って剣で風を煽り形成を逆転した。この剣は後に草薙剣と呼ばれて伝えられる。その後、海で時化に遭うが、これは同行していた妻が海に身を投げると収まり、事なきを得る。そして遠征に成功して帰途に着くのだが、途中の尾張辺りで美人を見つけて、そこで安穏と生活をはじめてしまう。英雄色を好むとは言うが、そりゃねぇだろ。そんな時に伊吹山の邪神を封じるように頼まれて、遠征の成功で自信過剰になってたタケルは剣も持たずに打って出るが、相手を見失ううちに瘴気にやられて病におち、彷徨いながら伊勢にたどり着き、そこで望郷と忘れた剣を歌いつつ絶命。その遺体は白鳥となって国に帰り、天に昇ったという。

 こうして見ると、だまし討ちとかばっかりで、メチャクチャに強い人にはあまり思われないのだが(笑)、ある意味日本のヒーローに関して言えば、「強さ」とか「実績」よりも、ある種の悲劇性が重視される、というのはあるのかも知れない。ユタカにディープインパクトを「英雄」と言われても、ファンである自分すら今ひとつ違和感を覚えるのはこの辺にあるかも知れんね。……ってのはサテオキ、因みにこの皇子の悲劇性のストーリーというのは、「古事記」においてのみ描かれて「日本書紀」はその色を潜めている。というのは、この悲劇のスタートに立つのが、父である12代景行天皇(歴史的に表現すれば、オシロワケ大王、となるか)であるゆえ、その帝紀を貶めないために細工された、というのがあるのだろう。父と息子における悲劇性、というのは兄と弟における義経の悲劇性とも通じる部分ってのはあるんだろうと思う。天下取りに際して実際に前線で戦いつつも認められなかったという点、あとは日本を縦断的に行軍したという辺りも、義経はヤマトタケルの忠実なフォロワー的な存在であった。ヤマトタケル自体は伝説上の人物でありその実在性が疑わしい一方で、ある程度リアルな歴史時代に至って同じような存在が出現する、というのはなかなかに面白い偶然というか、ある種の「伝説の力」みたいなものを感じさせるとは言えるだろう。五条大橋で牛若丸が女に扮するなんてのも、その辺りの符合の面白さから作られた挿話なのかも。
 一方で、ヤマトタケルの「強さ」というのは、何処にあるのだろうか。そりゃ、素手で人間の手足を引きちぎったり、剣で風を起こしたりとかいう物理的な強さもあるだろうけど、それだけだとただの怪力漢であり、野見宿禰辺りと大差ない。彼の真の強さは、筑紫の頭領クマソタケル兄弟を倒した時のエピソードに現れる。まず兄の方を一撃で即死させた後、逃げ惑う弟をオウスは部屋の角に追い詰める。ここで普通は「貴様、はかったな!」くらいは言うものであろうが、この弟タケルはまずオウスに名前を問うた。それに対する、オウスの名乗りである。
「吾は纒向の日代宮に坐しまして、大八嶋国知ろしめす、大帯日子淤斯呂和気天皇の御子、名は倭男具那王にます。意礼、熊襲建二人、伏はず礼無しと聞こしめして、意礼を取殺れと詔りたまひて遣わせり」
 脳内に適宜な声優をあてて読むと、やたらとカッコイイではないか。言葉の意味よりフロウ。
「声に出して読みたい日本語」というのはこういうものを言うのだろう。
……と言っても漢字が難しいので、再度読み仮名をふって記しておこう。
「吾(あ)は纒向日代宮(マキムクのヒシロのみや)に坐(いま)しまして、大八島国(おおやしまくに)知ろしめす、大帯日子淤斯呂和気天皇(オオタラシヒコ・オシロワケのおおきみ)の御子、名(みな)は倭男具那王(ヤマトのヲグナ)にます。意礼(おれ)、熊襲建(クマソタケル)二人、伏(まつろ)はず礼(いれ)無しと聞こしめして、意礼を取殺(と)れと詔(みことの)りたまひて遣わせり」
 果たして、これによって熊襲の弟タケルは敗北を悟り、自らの「タケル」の名を奉って、「ヲグナ」たるオウスは成人としてヤマトタケルを称することになるのである。

 この「名乗り」が実際にカッコイイと思うのは、私の主観に過ぎぬであろう。しかし、これがカッコイイという認識がある程度共感されるものだと思うのは、この手の「名乗り」による強さの表現というのが、現代のアニメや特撮においてまで脈々と1000年をゆうに超える時を越えて我らが大八嶋国たる日本に伝えられ続けているという事実にもよる。或いは、名乗りの文脈としてもうちょっと近似する、水戸黄門の印籠でもよい。勿論、中途には中世武家の「やあやあ、我こそは」というのが入ると思うのだが、それも恐らくは八幡信仰(八幡神をなすのは、15代応神天皇とその両親だが、父方はヤマトタケルの子である)などを経由して古事記の伝承が流通していたことによるところもあろう。畢竟、日本的伝統におけるヒーローというのは「名乗った瞬間」に勝ちなのである。水戸黄門にしてもセーラームーンにしても、その後の戦闘は勝利が確定した後の余禄であろう。「名前」或いは「言葉」そのものが「力」であるという、言霊的な強さというか。この辺りは、文化の連綿性として、悠久なるものがあるなぁと思う。

 ところで、タケルの父オシロワケ大王こと景行天皇には80人もの子がいたと言われるが、その中でもヤマトタケル兄弟の継承順位は上位であった、という。この「80人」の子という記述は神話的文脈に従えば「不特定多数」という意味に近く(実際記紀ともに一部の子女の名前しか記録しない)、この時期膨張を開始していた大和の勢力が、連合を結んだ各地の王を義理の血縁関係にて封じていたという王権像を示すものだろう。5世紀後半とされる関東出土の稲荷山鉄剣に刻まれた銘文にて所有者の8世代前の「上祖」として記述されるオオビコが、書紀では8代孝元天皇の子として、10代崇神天皇の将軍となり活躍したと書かれている例がある。ヤマトタケルの時代としてはこの鉄剣の時代から6世代差し引いて(8代-崇神と景行の間の2代)ざっと120~150年前、4世紀前半から半ばの、考古学的には銅鐸文化圏の滅亡辺りと対応するような時代と思っておけばよいのではないかと。
 ヤマトタケル自身はやや人格的に矛盾があったり、ギリシャ神話の影響を感じる挿話があったり、書紀において既に景行の代に女刺客を送って熊襲を倒したというエピソードが重複する辺りで、複数人格のエピソードその他もろもろを一人の人格に統一したヒーローと見なされることが多いが、時期的にはオオビコなど崇神時代の将軍の時代についで、第二次のヤマトの膨張という段階が存在したのだろうとは思われる。そんな中で、悲劇的に戦死した景行の貴腹の皇子がいて、そこに様々な物語が仮託された可能性はあるかも知れない。
 因みに、古代のお産の時には、父が安産を願うために重い碓を持って回るといいという迷信があって、オシロワケ大王はそれに従ってたが、一人生まれたと思って安心したところが実は双子で2倍回らされ続けたから大碓・小碓という名になった、という伝承もあるようで。いやー、双子だったら大変だったろうなぁと。

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国歌を日本語カバーしてみる@フランス。 

 37w突入しました(挨拶)。
 ということで、暫くこのブログはサボりモードに入ります。時間があれば阪神大賞典については何か書くかもしれませんが。あとQMAもサボり気味になると思われ……。という感じで暫しの間更新が留まると思われますが、RSSリーダーには残しておいていただければと。
 で、サボりモード前に連載企画の続きってことで。

◆La Marseillaise ( Chant de guerre de l'Armée du Rhin )
 ということで、世界で最もDQNな国家のひとつ、おフランスのラ・マルセイエーズ、正式タイトルは「ライン軍戦歌」でござる。全体的な文語調の訳詞はこの辺りで。基本的には、mugir が訳せないので、適当に「足音」とかにして迫り来る感じで表現してみました。
 そして、号令部分。直訳すると、「武器を取れ市民よ。隊列を組め」なのですが、「オ・ザーム!」という単純明快な響きを表現するには「武器を取れ」では冗長すぎるので、ここはきっぱりと「立てよ国民!」というジオン風表現に。まぁ大体そんな感じでしょ。武器は後に持ってく。sang impur は「不浄な血」で、この場合は敵の血、とすればよかろう。因みにこの「不浄な血を我らの土に還せ」という表現なのですが、要するにどういう場面で使うかっていうと、ギロチンの公開処刑のときのお約束の言葉、なのですよね。まぁ革命の時代なので、ということですが、なかなかに血塗られた表現ではあり。
♪Allons enfants de la Patrie,      行け愛国の子らよ
 Le jour de gloire est arrivé!     栄光の日へと
 Contre nous de la tyrannie,      暴君が向かいて
 L'étendard sanglant est levé,     血の旗を揚げる
 L'étendard sanglant est levé!     血の旗を揚げる
 Entendez-vous dans les campagnes    耳を澄ませ敵の
 Mugir ces féroces soldats ?      迫り来る音に
 Ils viennent jusque dans vos bras   攻め来たり 我が地を
 Égorger nos fils et vos compagnes!   冒さんとする足音

|:Aux armes, citoyens,          *立てよ国民!
 Formez vos bataillons,          武器を取りて!
 Marchons, marchons !           進め、進め!
 Qu'un sang impur             敵の血で
 Abreuve nos sillons! :|         国を染めよ!
 で、楽譜つけとこう。



◆ところで、今更。
 スクランOVAを鑑賞。八雲分、久しぶりに補完したなぁ。
ところで、一条弟と幽霊のCVが佐藤利奈と気付いた時に、俺の脳内で

一条弟「やったぁ(笑)」幽霊「1位だよ(笑)」

という絵が浮かんだことは言うまでもない。ショタと幽霊ってまんまやん……。まぁ、蔦子さんの中の人でもあるんですけどね!(←実際そっちの方が多分本来のキャラとは離れるのだろうが

伊勢が余りにも地味すぎる件について 

 たまには歴史モノも書くか、という訳で、伊勢である。
 地名ではなく、百人一首に出てるほうの伊勢。収録歌はこれ。
難波潟 みじかき葦の ふしのまも あはでこの世を すぐしてよとや
 というか、「百人一首に出てる」と言っても、「そういえばいたっけ」レヴェルの記憶のされ方しかしてないのではなかろうか。確かに、百人一首というのはどんなヘボい歌詠みでも一首しか出してないので、その一首や読み札の風貌に相応のインパクトがあれば覚えられたり、というのもある。風貌では蝉丸が最右翼であろうが(恐らく全国民にアンケートを取っても、百人一首中知名度ではダントツであろう)、歌の印象では例えば人麻呂の「あしびきの山鳥の尾の……」などは、語感として子供にも覚え易いので、すぐ頭に入ったりするところはあった(まぁこれは実際の人麻呂の歌ではないっぽいのだが)。これに比べると、例えば在中将や貫之などは微妙に地味な歌で地味な風貌で載っているから、余り意識はしない。しかし、彼らの事績に関しては、高校生にもなって古文をかじれば嫌というほど目にせざるを得ないので「ああ、こいつらそんな凄かったんだなぁ」などとも思ったりはする。あとは、「鎌倉右大臣」が源実朝であることに気付いて「へぇ」と思う、とか。
 一方で、伊勢はその実績に比べてかなりその名前が現代において取り上げられていない存在のように思われる。古今集入集22首は小野小町の18首を上回り、女性歌人では最多であり、後撰集の入集首数でも女性最多を誇る。小野小町以降、和泉式部以前ではほぼ間違いなく最高の女性歌人として位置づけられる存在だろう。「女・紀貫之」的な格を誇ると言ってよい。その割には、文学史でわざわざ伊勢について大書されることはない。そして、子供に百人一首のかるたなどをやらせても、伊勢というのはなかなか注意される存在ではないだろう。

 まず、名前が激しく地味過ぎる。役職も何もつかず、単に「伊勢」、というのは余りにも無骨だし大雑把な印象を与えてしまうというか。ぐぐっても簡単に引っ掛けられないだろうが(笑)。小野小町や紫式部の方が、絶対に名前としてはアピールするところではあろう。そして読み札も、少なくとも田村将軍堂辺りが出してるやつでは、特に特徴がなく目立たない。小野小町などは現在の小倉百人一首インダストリーにおいても明らかに優遇されて、数少ない桜色の十二単を着ているので、明らかに目立つ。紫式部の文字通り紫の衣裳も個性的だ。ところで、この辺が明らかにアピールするのに対して、同じ姫札でも緑や水色を着てる組は微妙に冷遇されている印象が拭えない。皇嘉門院別當とか誰も覚えてねぇし、右大将道綱母なんかも、蜻蛉日記で取り上げられても百人一首に入集してることを思い出せない人が多いんじゃないかとすら思う。まぁそれ言ったら、うちの祖母の家にあった古~いかるたでは、天皇や親王・内親王は全て御簾で隠れてる、なんて絵札だったのだが。
 はサテオキ、また歴史的に見ても、伊勢の時代というのがどうしても地味である。小野小町の属する六歌仙時代というのは、古今集序文で貫之が序文で謙遜気味なエピソードを書き添えているためにある程度取り上げやすい。そしてもうちょっと後発の10世紀末の方は、紫式部・清少納言・和泉式部という大物が、それぞれ両雄並び立たずとばかりに個性を発揮すること、政治的にも摂関政治の爛熟期ということで、嫌が応にも華やかさを備えた時代である、と言えるだろう。確かに紫式部の深遠、清少納言の理知、和泉式部の情熱というのは、競馬で言う所の3強世代的なキャラクターを備えて、素晴らしいとは思う。一方で、彼女達の地平を切り開いたのは、古今集編纂期、宇多朝から醍醐朝にあって、私家集である「伊勢集」において女流の歌日記の世界を提示したこの地味で巨大な歌人に負うところが大きいのではないか。言うなれば、競馬の血統史において Phalaris や Pharos に対する Polymelus 的な役割を果たしている、といえるだろう。この3頭で Polymelus の実績は全く勝るとも劣らないものだが、今ひとつ華やかな時期の活躍でないために地味な部分がある、というところが通じる部分である。

 一方で、伊勢は恐らくは明らかな佳人でもあったと思われる。宇多天皇や藤原仲平、時平などという、当時の政権の頂点に立つ人物らの寵愛を次々と受け、浮名を流した実績は伊達ではないと思う。このクラスの人物との浮名は、和泉式部ですら流していないのだし(まぁ親王と結婚しているという辺りで伊勢と和泉式部はやや近いが)。単なる文学的才能に長けた頭の良い女房ではこのようなことはなかったであろう。勿論、この時代はそう女性の顔など見る機会もなかったのだから、知性で名を挙げればそこそこ公達の評判にもなるであろうが、これだけ複数の人物が寵愛するのはやはり佳人であったからと推測するほかない。「実際見たら」という評判も多かったのかと思う。
 一方で、伊勢は美でもって小野小町のように伝説化することはなかった。それは、彼女が「衣通姫(学エフェ)の流」と呼ばしめる評者に恵まれなかったという一方で、恐らくは女房という身にありつつ、余りに身分の高すぎる人に寵愛されたから、という面はあるだろう。言わば、彼女は明らかな「勝ち組」に属する――本人がそう思わずとも、周囲がそう扱うであろう――女であった。そのような「勝ち組」というのは、得てして伝説という文脈に入る対象からは外されてしまうものである。逆に、小町などは宮女として入内した立場ながら、むしろ源氏における桐壺の更衣のようにやや幸薄い人と伝えられていたのではなかろうか。それこそ、書紀世界屈指の猛女たる忍坂大中姫の存在に苦しめられた衣通姫のごとく。
 「歴史は勝者が作る」という格言は、半ば正しく、半ば誤れるものであろう。
 語られる歴史において、「語りたがる」のは敗者の方だし、それが「肥大化」して「伝説化」するのも大方敗者の側の方が多いのだから(勝者はいちいち肥大化させて喧しく語らずとも、既に十分恵まれているのだ)。そんな訳で、千早ぶるヤマトタケルや聖徳太子の昔から、源義経を経て幕末の新撰組や西郷隆盛に至るまで、歴史的カリスマは敗者のうちに現れるのである。そして、落魄したと伝えられる小町と違って、伊勢は恐らくはそういう側に属する存在とは扱われていなかったのだろう。

 という訳で、おまいらはもっと伊勢の凄さを知るべきだと思います。
 伊勢頑張れ、超頑張れ。

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