有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、或いは反逆のドゥ・ロワイユ=デュプレ。
ディープインパクトについて、もう少しばかり。
 個人的には、レース後の感想のエントリとしてはarukuiさまの議論が、なかなか興味深いかなと思った。先の回顧で取り上げそびれたが、今回のレースに関しては、ダービーのゲートに入るまでの陣営のガバナンスの完璧さも光った部分であったと思う。逆に言えば、ディープインパクト本馬が、その完璧さに抗うかのようにゲートに入るまで入れ込み続けていた辺りのユーモアさに惹かれている部分もあった訳ですが(ただ、スタートは今後もうちょっと良くした方がいいよな、とも思う)。で、その上で釣り師のようなコメントを残してきた訳だが、実際のところ、ディープインパクトに「ハマれる」か否かという部分を分けるものって、多分に
「生理的な要素」
なのではないだろうか、と思う。そして、ディープインパクトが「生理的に
」ダメな人にとって、今回の池江郎師陣営が引いてきた完璧なガバナンスってのは、相当にハナに付くと言うか生理的に相当来ちゃう部分だったのかなぁ、とも思われ、その辺りで感性が麻痺するような部分もあるのではと推測してみたり。生理的、というのは、すなわち「ギミック」に対する共感、と置き換えてもいいものなのかも知れない。まぁ勿論、サンデーサイレンスの仔であるという段階で、相当なアンチギミックを背負っている、というのもあるのですが、そういう人にとっては陣営にあそこまで粛々とやられたことに関して「予定調和」的な白けを齎した部分はあっただろうな、と。99年のダービーの時だったか、某むらっちじゃない優駿エッセイ賞佳作ライター氏がアドマイヤベガにとっての「約束されたもの」が達成されたことと、それがなかったナリタトップロードの切なさ、みたいなことを言ってたのですが、まぁそういう感覚というか。
 あと、ディープインパクトのライバルと言う言及からふと思ったことなのですが、ナリタブライアンのライバルってのは何だったろうと考えると、まぁ誰でもすぐに思い出せるのですけど「自分の兄貴」という素晴らしい潜在的ライバルにして古馬チャンピオンの存在に、彼は恵まれていたわけですな。翻って、現況の古馬におけるライバルと考えると、確かにタップダンスシチーは凄い馬だけど、あの馬も一風も二風も変わり過ぎたギミックを持つ馬であって、年も離れてることもありライバルと言うには微妙に接点が足りない(でも、もし宝塚でこの2頭が対戦すると言うことになれば相当興奮するが)、ゼンノロブロイは半期しか稼動して無いという辺りでいかんせんチャンピオンシーが弱い、という訳で
「古馬が潜在的なライバルになってない」
という状況もあるようにも思われます。まぁ天皇賞が締まらなかったというのもある訳ですが、そういうところでチャンピオンシーという文脈でもスイングする相手がいないというのがある種の唯我独尊性というか、バランスの取りづらさには繋がっているのかな、とも。

◆3冠か、海外か。
 ダービー取れた今となっては、この馬を海外のG1で見てみたい、という欲望は勿論あります。つーか、今でもキングジョージ使えばいいじゃん、くらいのことは思ってたりして。で、レース使わなくてもいいから暫くそのまま欧州で夏過ごさせて、菊の時期に戻ってくる、みたいな。勿論、あそこまで至れり尽くせりのJRA様ですから着地検疫とかに関しても当然便宜は色々払ってくれるでしょうしね、と(笑)。ただ、結局のところ「白いレコード」作っちゃってる辺りでそれが難しくなってると言うのは確かでしょう。ある意味、そういう馬にとっては「どう負けるか」というのは結構重要でして、「積極的に負けに行く」ことは意外と難しい、みたいな部分もあります。あくまで「明らかに勝つ気で」負けることこそがチャンピオンとしての美しさでもある、というのはあって。その意味では、海外に行くにあたって、やはりこの馬は「3冠」という印をつけておくべきということなのだろうな、とも考えています。いやそりゃ、本当に見たいってのはあるのよ、3歳の秋にベストの状態で欧米のG1臨む日本馬ってのも。つーか、今年だけJCのメンツが少々薄くなってもいいからBCの時期2週くらい後ろにずらしてくれよ、そしたら菊から行けないことも無いから、とか無茶なことも思ったりして(苦笑)。

◆QMA2:ロミタス@白金6〜5級
 遂に、貢献度4桁に到達。
1)雑学2(4)[6]→スポ4(5)[5]→雑学5(6)[5]    (5/9)
2)雑学1(4)[9]→学問3(4)[6]→芸能5(5)[4]→2(11)(4/10)蝙
3)ノン2(5)[3]→雑学4(6)[3]→ノン5(5)[2]→2(9)(4/11)
4)芸能1(6)[2]→スポ4(4)[4]→芸能5(5)[2]→3(12)(5/13)
 1ゲーム目は前半微妙に昨日の不調を引きずるものの、雑5は自分的には引っ掛かりそうな所で巧く留まれた良いゲームで、まぁタイプ負けならば仕方ない。2ゲーム目は1問目で「1メガの10進数」の並び替え、10242を暗算しようとして時間切れで悔しい思いをするが、6問目で「1辺/半径/直径1cmの」の順当てをきっちりパネルの上で絵を描きながら4人正解。考えて取れると嬉しいよね。決勝は全員不正解以外を全部とって惜敗。3ゲーム目は、微妙に区間賞を逃し続ける展開。で、決勝でもこれタイプ負けかなぁとか思ってたら9問で2着拾えるラッキー。4ゲーム目はメッキ氏が同席で、ちょっと頑張ってみるも、スポ4が荒れ場で取り切れず。メッキ氏も落ちちゃうし。芸能は5問終わって全員正解4問・不正解1問の団子レースが、最後で綺麗に4対4で決着。あの状況でクラシックが来たヒキがナイスだった。決勝は4人で不正解が僅か1という易問ラッシュで、余裕のタイプ負け。
 賢者からのトータルは、38-52-53-48#136-106-56で、貢献度は+555。
ディープインパクトに勝つ方法分かったよ。
 みんなで取り囲んじゃえばいいんだよ、こんな感じで。



  ○○
 ○  ○   ワー
○ ● ○    ワー
 ○  ○
  ○○
━━━━━━━━



 というのをふと思い出した、東京優駿の翌日。しかし、これで思い出して久しぶりに3年前のワーワースレ読み返してたら、まじオモロイわ。泣きそうなくらいに懐かしい。


◆QMA2:ロミタス@白金6級抜けれず。
 今日ナトルーンでやってたら決勝の1問目で「ナトルーンアヤシ」とか打ってくれた大検(中の人は白金?)マラリヤ氏、ここ読んでたらこそっとコメントスレあたりでCN晒しキボンヌ。そのゲームは、成田空港正式名の○×で一人正解になったり、その次の4択一人落とししたり、なかなか荒っぽいゲームではありましたな。
1)芸能2(4)[8]→アニ4(4)[11]            (4/9)
2)芸能1(4)[10]→ノン3(3)[11]            (8/13)
3)雑学2(5)[6]→ノン4(4)[6]→芸能5(3)[6]    (4/9)
4)雑学1(3)[11]→芸能4(4)[9]            (6/10)
5)雑学1(4)[7]→アニ3(3)[9]            (4/8)
6)ノン1(4)[7]→学問4(5)[4]→ノン5(3)[8]    (9/13)
7)ノン1(5)[7]→雑学4(5)[5]→ノン5(5)[1]→3(9)(6/10)
 久しぶりの炎上モード。
 原因ははっきりしてて、4択が本当に全然ダメだった。多分3問中2問以上は落としてるくらいのペースで落としまくってるような感じで、見事に入れる選択肢どれも×貰ってしまう。にしても、予選17レグやって全問正解ゼロ、4位以内が2回しかないってのはちょっと酷いなぁ。新問投入後暫く後って時期は大体ある時期他の人に先に回収されるタイミングでスランプに陥りやすいけど、こういう時だからこそミス減らして我慢が必要なんだろうなと。それでも最後で借金を返せたのは運が良かった。最後の3回戦で眼鏡っ子連想を見切れたからなんだけど、今日は何故かノンジャンルでアニゲに助けられる皮肉な展開も多かった希ガス。
 賢者からのトータルは、38-50-52-48#135-106-56で、貢献度は+545。
簡単に振り返ろうか。
1994:12.7-10.8-12.4-12.0-12.1-12.1-12.5-12.2-12.5-12.6-11.2-12.6
2005:12.5-10.9-12.1-12.1-12.3-12.3-12.3-12.1-12.2-11.9-11.0-11.6

 何か、ユタカは仕掛けてからは完全に南井の真似モードに入っていたわけですが、その94年ナリタブライアンとのラップの比較。ともにラスト2F目が一気にギアが上がってるってのは共通してるところだな、と思う。その上で、馬場の違いがあるから時計こそ今年の方が速いけど、ペースとしては他の馬のバテどころから想像するに、94年はハイペース、今年は平均ペースと見れば良いのだろう。平均ペースとしては理想的な競馬をインティライミがやったことからもその見立ては補強されるし(しかしこの馬がこういう競馬をやって本当に他の16頭をここまできっちり倒せるとは思わなかった。恐らく、平均的なダービー馬程度の実力は秘めているのではないかと思う)。
 その上で、ナリタブライアンはこのHペースを「平均ペース」とみなして走っていたように思われるし、今年のディープインパクトはこの平均ペースを「スローペース」とみなせていた、ということなのだろう。上がり5Fで57秒台ならば明らかに「馬にとってはこの道中はスロー」のレベルだったと考えられる。要するに、ペースの感覚が他の馬とは1ランク違う、というような動き方をしていた、という感じ。このペースに「合わせて」勝ちに行く、というのは、他の馬にはちょっと困難だったということだろう。
 しかも、他の17頭にとっては不幸なことに、この開催日の馬場状態は比較的トラックバイアスの少ない「フェアな」状態であった。穴馬にとっての奇策としては、「アンフェアな」条件を見出して、そのディスアドバンテージに相手をはめ、アドバンテージを自分に適用する必要があるが、フェアな馬場はそのような奇策すら封じ込めていたように思われる。よくアンフェアな状況に対して安易に「欠陥馬場」とか言う人がいるが、アンフェアな状況こそが駆け引きという興趣を生むことがあることを忘れてはいけない。ところで、菊花賞の場合、京都の3000というコース自体に「1周目の下り坂」というトラップが隠されているので、恐らくはこの辺りに「奇策」の余地は垣間見えるだろうし、そこで成功も失敗も経験している(スペシャルの菊なんかはそこで失敗したパターンだと思う)ユタカも細心の注意を払う場所だろう。まぁ自分としては、菊花賞に出るならば「逃げるディープインパクト」を見たいなぁ、と思うけど。巧くいけば(あくまで、巧くいけば、ね。)10馬身以上千切れる可能性はあるとも思うし。
 一方で、今日の武豊の凄みは、スタートしてから1,2コーナー辺りまでにあった。この辺りで、敢えてローゼンクロイツの内の馬群でディープインパクトが掛かるようなポジションを選んでいたように思われるのである。弥生賞までは小頭数に恵まれ、皐月賞では1頭外目をずっと通り続けたディープインパクトに対して、東京優駿という場で「馬ごみでの競馬を覚えさせる」ような動きを試したというのはちょっと凄い傲慢さで(しかも発走前にはこの馬はかなり入れ込んでたのだから……)、馬の Arrogant さよりも、むしろこの鞍上の Arrogant さを見た思いがする。直前に99勝できっちり打ち止めてたことも含めて。

◆ちと追記。
 血統の森さまの書かれてる、キングカメハメハとの比較話。
キングカメハメハとディープインパクトを単純に比べてはいけないと思いつつも、あえて比較してみる。ここで一つあえて言うならば、前者がサラブレッドの枠を超えかけた化け物、後者は気性的な欠陥を抱えつつも能力を出し切るサラブレッドの枠の中の怪物ということになるのだろうか。どうして私はキングカメハメハに魅かれ、ディープインパクトに魅かれることがないのか。そのあたりを探ってみるのも面白いのかもしれない。
 個人的にはちょっと逆の印象に近いものを持っていたりします。というのは、上に書いた「ペースが一段違うところで走っている」というのは、ある意味「別世界での走り」である一方で、キングカメハメハの演じたレースと言うのは、「同じ世界」で完膚なきまでに相手を叩きのめす、というようなレースだったように思われるところで。自分にとってはナリタブライアンというのはやはりちょっとした特別さを持ってる馬なのですが、そういう意味ではキングカメハメハをナリタブライアンと比較するってところまでは余り考えなかった、ってのはあり。ただ、キングカメハメハの競馬場でのパフォーマンスから類推すると、この馬がディープインパクトのような「別次元」での走りをする馬と相対したときに、その別次元に喰らい付くような競馬はきっとしただろうし、そのレベルまで自分を高める余地もあったのではないかな、とも思います。
東京優駿である。
 何か知らんけど、ディープインパクトについては気がついたら大変なことになっちゃったな、という気持ちである。勿論、主催者自らがスターホースを祭り上げたりするとか、マスコミがスターを作りたがるとかそういうのは当たり前のことだけど、正直何処かで「勝って当たり前」みたいな雰囲気をここまで作られると、実際に勝つために細心で砕身しているところの陣営の努力に対するリスペクトが欠けてしまうような部分が出てくるのではないのかなぁとも余計な心配をしてみたり。とりあえず、皐月賞から6週間が経ち、どうやらディープインパクトはダービーのゲートが開く瞬間をその場で迎えることが出来そうである、という現在の状況に関しては、池江郎師を初めとする陣営に、心から感謝したい。
 今日の日刊競馬なんかを読んでいると、山野長老が「実際のところ今年の3歳のレベルどうよ」みたいな話をされていたが、実際のところ1頭抜けた馬がいるときなんてのはそういうもので、トウカイテイオーの世代にしてもイブキマイカグラやレオダーバンの強さはどこか限定的かあるいは素質が開花しない感じはあったし、ナリタブライアンの世代のエアダブリンやヤシマソブリンにしても、他の世代にいればクラシック取れてたみたいなのとはちょっと違っていたと思う。その意味では、ディープインパクトがライバルに恵まれていない現状をもって「恵まれた」と言うのはやや筋違いな気がして、まずはその実力はポジティブに評価されるべきであろう。ただ、原良馬氏が朝青龍に喩えていたのはこの人としては秀逸な言説であり、どちらかというとこの馬自身がサンデーサイレンス産駒っつーのも手伝ってか、ややヒール的な部分を持っている、という所は過去の先達、すなわち○父だったテイオー、地味血の叩き上げなブルボン、兄が当代屈指のベビーだったブライアンとの若干の違いとなるだろう。まぁ、近年の競馬ではテイエムオペラオーの超絶ヒール振りが余りに印象強いので、それと比べるとまだおぼこいよな、つーのは感じるわけですが。
 反面、その「レベルが低い」とされるライバルたちを見ると、皐月賞で勝負付けられてるという印象がやはり前面に出ているような気がして、アドマイヤジャパン辺りの人気の落ち方なんかは若干不当なものを感じたりもして。ただ、やはりまず比較と言う点では、先にトライアル組の評価を考慮してから、その比較の中で皐月賞組を扱う、という二次的なポジションにした方が良いのは確かか。
 トライアルはダンツキッチョウとインティライミ、そしてエイシンニーザン。ダンツキッチョウの配合は、単純に見ればスペシャルウィークからマルゼンスキーを抜いたような感じ、とも言える。その上で、パーソロンのブサック血脈は意外とサンデーとの絡め所が少なく、例えば Zariba 系のマジックキスなんかも牝系の良さをストレートに生かせないようなうらみはあったかと思う。一方で、この馬の場合は祖母父セダンの持つ Prince Rose や Ortello 経由の Teddy なんかが、サンデー的なものとこのフランス血脈の接着剤となりうる希望を残している配合。もし無事であればディープの最大のライバルとなったであろうストーミーカフェと札幌2歳で高質な競馬を演じて、今年入って2連勝と言うのは、ダービーで中心として扱われるに十分な実績でもある。一方で、今年のダービーの展開がどうなるかということを考えると、スローの見立ては薄いのではないだろうか。勝機がむしろ先行により多く見出されると言う考えが支配的となり、一方でコスモオース・ティンのように逃げ宣言する陣営も現れている中で、ちょっとタイトなペースは予想される、というところ。天皇賞のレベルについて考察したときも触れたが、やはり強い馬がいる方が前はその脅威ゆえに早くなることは多い、と思うのである(強い馬同士が牽制するような場合はこの限りではないということもあるが)。その中で、比較的鞍上が乗れていて自信を持っているダンツキッチョウは、志の高い競馬をしようとするのではないか、とも考える。それが、今回の展開の中でマイナスに働くという可能性はあるかも知れない。この馬の資質としてはそれを克服する余地があるが、今年の2走でそういう能力を磨けなかったのはマイナスではないだろうか。青葉賞組では、むしろ流れ込んできたニシノドコマデモとブレーヴハートにより入る余地を感じるところ。近2走でほぼ同等のパフォーマンスで走っているこの両頭、キャリアの浅いブレーヴか2歳から稼動してるドコマデモかという辺りに選択の基準はおかれるが、一旦落とした調子を上げてきてる印象のドコマデモにより好感が持てる。Lyphard のクロスって言うのも距離が伸びてなかなかに不気味だし。
 インティライミは週中のエントリにも書いたように、好配合。シーザリオ同様、これがサンデーだったらというよりも、スペシャルだからこそという配合なのが良い。もしディープインパクトがいなければ、この馬が本命だったかも知れないと思うが、一方でディープインパクトがいる展開で2着を争うことの方が、展開的にはディープインパクトのいないレースで1着を争うよりも容易だっただろう、という所(要するに、馬券外したんだろうなぁ、と)。この京都新聞杯のラップは、緩みが薄い割に上がりで12.0辺りに入るタイミングは比較的早くて、ダービーに対しては青葉賞よりも良いシミュレーションになっていると思う。本命不在で緩いラップになるような展開ならばこのラップで追い込んだ馬は消しやすい訳ですが、そうではない以上この馬の2番人気と言う評価は正当だろう。その意味では、コメディアデラルテは残念だった。アドマイヤフジはこの展開で2馬身以上千切られているならば、恐らく本番でもいらない、という見切りは出来るだろう。一方で、プリンシパルはラップと位置取りと結果を見る限りでは、5回やったら5回勝ち馬が変わるんじゃないか的な部分はあり、マルカジークというさほど高くないレベルでの物差し馬に0.4というエイシンニーザンの結果は、やはりどうしても食指が動かない。結果を正当としても、まずはペールギュントやローゼンクロイツ辺りとさして差がない辺り、と見るべきであろう。そのペールギュントは流れ込みタイプで確かにここは向いてるかも知れないのだけど、若干距離を克服する要素がないってこともあってこのレースには向かなさそう。ローゼンクロイツはかなり格の違いを見せられる敗戦となったので、今回はちょっと足りないだろう。それならば……というところ。
 一方で、皐月賞組。
 これも週初めに、アドマイヤジャパンがむしろ乗り替ったことによる不気味さ、というのを挙げた。恐らく、ノリは「何とか勝つ」ことのみを意識していたフシというのはこの馬の弥生賞と皐月賞を見ていて感じていた部分ではある。そして、それは少なからず大きな壁に跳ね返されていた。その跳ね返されぶりが、この馬にある種の限界ムードを抱かせていると思う。反面、乗り替った幸は、もう少し薄い思い入れで(と言っても仮にもダービーでそこそこの人気馬に乗るという意識は出るとは思うが)、ある意味よりタブラ・ラサになったような状況で周りを見る余裕はあるのではないかと思う。やや意外なこの乗り替りはそういう点では悪くはない。むしろ、マイネルレコルトなどはその呪縛から離れられない的な手詰まり感を残してしまったのではないだろうか。それも含めてアジャパにもここ2戦先着されてることを思えば、この馬が馬券の対象となる可能性はかなり下がっているだろう。一方で、シックスセンスは前走と同じ感覚で乗れば、普通に前走を再現できるし、四位はノリほどは前回も今回も色気は持ってない気はするし、そういうフィーリングはデインヒルという、ある種の淡白さを特色とする名種牡馬が入るこの馬には合っているという所はあり、馬券の対象としては今回も評価は下げられない。あとはトライアル組との比較と言うモノサシ馬的な役割を演じるのかな、ということだろう。ダンスインザモアは Nijinsky のクロスだからパワーベースであり、芝では基本的にズブいタイプになると思われる。皐月賞も流れ込みだったが、今回も恐らくそうなるはずで、ディープインパクトが2着馬を千切れば千切るほど、この馬の相対的な順位が上がる、という見立てで見ておけば良いだろう。今回、ちょっとした綾で大きく差が開く可能性もあると思うので、一応は押さえる感じで。

 ディープインパクトは、基本的に心肺能力とバランスの馬、というのが巷間に伝わる陣営側の見立てである。要するに、ウワモノ的な馬体ではない所に良さが秘められている、ということ。このウワモノ的な部分を作るのは、むしろアメリカンな血脈という感はあるが、一方でそうではない部分がディープインパクトには表現されている、ということだろう(逆にブラックタイドなんかはウワモノ的な部分をより多く得た、ということだろうか)。その非ウワモノ的な部分を、結局は Fair Trial 辺りが支える、ということなのかな、などと思う。母のウィンドインハーヘアは Fair Trial の息子である Court Martial の4×5という配合。Fair Trial の父は欧州のスピード路線を席巻した Fairway であり、Court Martial もむしろスピードの側に実績を残した。欧州のこの手合いのマイラーは、Tudor Minstrel なんかもそういうところがあるけど、日本においては中距離での伸びやかさを担保するところがあるのではないかな、と思う。その血脈に対するバランスを含めて、比較的古い欧州的の名馬的な無駄のなさが結果に繋がった、というところだろうか。その点では、本来この馬は若駒Sのようなハチャメチャなレースをするタイプともちょっと違うのかな、と言う気もする。一方で、展開が他の馬群を崩し、見た目的にインパクトを起こすような状況は、このレースでも有り得るかも知れないし、今後も起こるかもしれない。ただ、究極的に着差がこの馬の強さを表現するものではないのだろうな、という気持ちもあり。では何がこの馬の強さを表現するかと言えば、恐らく他の馬とは全然違う展開を走る、みたいな Arrogant さ、というものになるのかな、という気がしている。その Arrogant さを明日の競馬、東京優駿という最高の舞台でも見せてくれれば。
◎ディープインパクト
○インティライミ
▲シックスセンス
△アドマイヤジャパン
△ニシノドコマデモ
△ダンスインザモア

◆QMA2:ロミタス@白金6級
1)ノン2(6)[1]→アニ3(2)[11]            (3/10)
2)ノン2(5)[3]→学問3(6)[2]→雑学5(4)[5]    (6/12)
3)アニ2(4)[5]→ノン3(5)[1]→芸能5(4)[1]→1(8)(ICE)
4)スポ2(6)[6]→芸能4(6)[7]→ノン5(3)[8]    (8/15)
 1ゲーム目はまぁ3回戦もアニゲということで、ちょっとモチベが低い状態になってしまってたし、ちょっとしょうがないか、というところ。それでももう1問取れば通ってたのでちと悔しいが、ほとんどスポ2なノン2で恵まれたし。2ゲーム目は1問ミスしたけど、他の人もミスってただけに、ヒラでやってもちょっと決勝が難しい的なゲーム。そんな微妙な状況で3ゲーム目はマテウスと来て、あぁ15人か、と思ったら全員COM。ジャンル引きは悪かったがショボい相手に恵まれて、軽く8ポイントを稼ぐ。結局今日のプラスはこれだけで、4ゲーム目は骨っぽいメンツが相手で、2回戦の芸4全問ナチオで取ってガードするのがやっと。今日はカロメ問題はありませんでした。
 賢者からのトータルは、38-50-51-48#133-102-56で、貢献度は+545。1000ポイントまではカウントダウンか。
バーデン最終日。
 しかし、相手に恵まれてたって部分はあると思うけど、仮にも重賞で15馬身はすげーな、Arcadio。今年もやっぱり Monsun ってことになるのかなぁ。ところで、Galopponline見てたら、スボリクス復帰の模様ですね。日本では申し訳ないことをしてしまいましたが、ダービーでどの馬に乗るのかな、とか色々楽しみにしておこうかと。
 で、最終日。頭数少ない……。
5月29日バーデンバーデン春開催最終日5R 16:25発走 芝2200m
第34回メルセデス・ベンツ大賞(G2)
総賞金120000EUR 4歳上
別定(56kg、2003年5月1日以降G2勝馬1.5kg増、同G1勝馬3kg増、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
14Rotteck      牡5 575パリク   155 137休5 シュテグヴァイ Law Society
25Simonas      せ6 575ペドロサ  178 4210休2 ヴェーラー   STERNKONIG
32Corriolanus    牡5 56 モンギル  244 21256 ミッチェルGB  Zamindar
46Gentle Tiger   牡3 56 ヘリアー  62 356休1 シールゲン   Tiger Hill
53Near Honor    牡7 56 ボイコ   313 67休62 フォフチェンコ Highest Honor
61Sweet Wake    せ4 56 シュタルケ 93 1746休2 ホファー    Waky Nao
 ゲルリンクを勝ったのは遠征馬 Collier Hill だった訳ですが、ナドアルシバでその Collier の2着してきた馬が今回の遠征馬ってことで、ゲルリンクで2着した Simonas 辺りとはなかなか優劣の付け所が微妙。いっそ今年のガーヒル旋風の余勢をかって、休み明け勝って来た Gentle Tiger 辺りに期待したくもなるような面子。まぁ、またアスターブリューテか、という感じにはなってしまうのでつが。Rotteck は昨年の勝ち馬だけに、一応持ち直しに期待して3番手評価くらいには。6頭にしては色んなところから背理どころがあるメンツではありますね。

◆代表。
 何となく見てた。内容的には前半はさほど悪くなくて、小野のロナウジーニョみたいなシュート見たときには、この試合はゼニ取れるかな、くらいに思っていたのですけど、どうしても陣形が間延びしてるってのはあったので、後半は危なっかしいなと思ったら……というところでしょうか。これより悪い内容の試合は今までいくらでもあったのですけど、今日は何か微妙に目的が見えないっぽい試合にはなっちゃってたかな。あんまりシミュレーションというのを意識するとダメね、みたいな。戦術が自己目的化してるというか、戦術のための戦術、みたいなゲームになってる感じがしました。

◆QMA2:ロミタス@白金6級
 何か、やはり新問配分されたということも手伝ってか、スポ2の斬れ味が強化された感じ。まぁ金剛さんが旧問の並び替え落としてたりする辺り、巡り合せの良さもあるのでしょうけれど。
1)スポ1(4)[10]→学問3(5)[4]→学問5(5)[4]→1(11)(5/14)
2)スポ1(6)[6]→アニ3(3)[12]            (9/13)
3)アニ1(5)[4]→芸能4(6)[1]→アニ5(5)[3]→2(10)(4/7)ロザミー
 1ゲーム目はいきなりスポ1で2問落として「これやばいか?」とかビクビクしたけど、何とかタイプ勝ちして通過。楽ジャンルだっただけにこれ落ちてたらアツかった。決勝はこの予選だからって感じで学が1つスポが3つという並びで、サカー問題で2問単独正解を叩き出して1問差で優勝。2ゲーム目は1回戦での金剛陣の地力見て、とても2回戦のアニゲ越えられそうにはないなぁと思ったら案の定。ところが、3ゲーム目は引き最悪も、何か冴えてた。順当てのそこそこキラーな問題をギリギリ見切って区間賞とか、アニゲの初見キューブで、何故か答えが見えて通過、とか。決勝の賢王ロザミー杯も、サカーの順当ての単独正解分を3Qまで維持する熱い展開だったけど、最後にアニタイ出されてあっさり死亡。これだけ決勝が好調でも、やっぱりランカー杯は難しいなぁ……。
 賢者からのトータルは、37-50-51-48#131-101-56で、貢献度は+537。
一本調子でいこう。
5月28日バーデンバーデン春開催5日5R 16:25発走 芝1200m
第34回ベナツェト・レネン(G3)
総賞金60000EUR 3歳上 定量(3歳55kg,4上60kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
16Austrian     牡4 60 ペドロサ  121 3162休4 ソヴァ     Second Set
27Bischoff's Boy  牡4 60 シルヴェリオ92 541休12 ザウアー    ALKALDE
313Diable      牡6 60 ムンドリー 285 6426休 ヘッセ     Big Shuffle
410Key to Pleasure  牡5 60 カルバーリョ154 2223休 ホファー    Sharp Prod
58Liandero     せ10 60 ユラチェク 4110 18休52 ブラスチクたん Night Shift
62Lucky Strike   せ7 60 デフリース 2212 6313休1 A.トリブール  Petong
79Marabout Directa 牡4 60 シュタルケ 91 休1休22 レーヴェ    Big Shuffle
83Matrix      牡4 60 ファーガソン122 743休1 バルトロマイ  Big Shuffle
95Peppershot    牡6 60 ヘリアー  284 16336 ヘフター    Big Shuffle
104Raffelberger   せ4 60 モンギル  144 19休27 ホファー    AUENADLER
111Sacho       せ7 60 ボイコ   327 184休2 クヤート    Dashing Blade
1212At Once      牝4 58 ヘルフェンバ113 115休2 メーダーたん  Kendor
1414Felicity     牝4 58 ボシェルト 104 3145休 ラウ      Inchinor
 結構、昨年のゴルデネ・パイチェだとかシュプリントCを使っている馬が多いような気がしますが、そのパイチェの勝ち馬 Raffelberger は今年に入ってちょっと不振気味。春が余り良くないのか、とは言えもうちょっと頑張って欲しいところではある。一方で、この馬がまともに実力発揮したら普通は、という Lucky Strike の方は、まず今年ケルンで1つ勝って準備は万端というところ。これの2着だった牝馬の At Once も調子を上げてると見てよいか。Key to Pleasure は休み明けなのがちと判断に迷うところで、それならばシャンティを勝ってきた Matrix 辺りの好調さに期待するところかな。あとはシュタルケを得た Marabout Directa 辺りはちと不気味。シュプリント兄弟として名高い Peppershot は使われ方がイマイチだけど、一発はある。

◆QMA2:ロミタス@白金6級
 の前に、ちょっと久しぶりに通過率でも晒そう、というところで、白金昇格から100ゲーム分(スパって黄金に落ちてた2ゲームは含めず)の通過率と予選の正答率でも。この間の成績は6-10-9-10#33-22-6(6-8-11)で、貢献度は+105、1回戦〜決勝の正答率は順に 81.33%, 78.01%, 73.61%, 78.81% という感じで、全体的に煮詰まりモードで正答率は上がったけど、3回戦の不調っぷりが響いて貢献度はさほど大幅にアガラズ岬、というところ。



 学問を出来れば85%くらいまで持ってこられたらいいなぁと思うのですが、どうもここ最近不調でダダ落ち状態というか、83.33割ると調子悪いなぁと思う。アニゲの正答率は相当マシにはなってきてますが、これでも通過率50%だから相変わらず厳しい状況には変わりはない。あと、個人的に雑2が100%になってないのは悔しいです(苦笑)。雑と学の3回戦をもうちょっと集中して頑張らないとな、というところではあるけど、ラン5なんて強化のしようがないし、難しい。
 では、今日の戦績。何かメンツ運が良かった。
1)芸能2(4)[10]→スポ4(5)[3]→学問5(6)[1]→1(10)(2/8)ロマ
2)ノン2(6)[3]→ノン3(6)[2]→雑学5(5)[3]→2(9)(2/7)
3)アニ1(2)[16]                    (5/10)
4)雑学1(5)[3]→ノン3(5)[8]→スポ5(5)[3]→2(8)(4/11)
 1ゲーム目は学5で久しぶりに嬉しい区間賞。決勝は10問目で金剛クララ氏との一騎打ちになって、タイプ負け濃厚な同問だったけど、ラスで向こうが「ハッセル」を長考。これで意表をついて逆転で、めでたくロマメダル追加。2ゲーム目は2回戦で5問終わった時点で自分以外の人間が全員1問落としてたので、最後の連想をナチオで取りに行ってさて区間賞、と思ったら1位に出てきたのは「マリー」……。お前しんでいいよ。決勝は金剛シャロン氏の武器に苦しめられて追い上げ及ばず。3ゲーム目はまたアニ1大叩き。何か相当やばいことになってる気がする。4ゲーム目は人間1人正解と1人落としの両方をやって区間を逃すも、2回戦は易問で薄氷の通過。3回戦がスポだけにこれはデカい。決勝は前半が不調で、トップの金剛アロエ氏に2Qで3問千切られるが、後半2Qでそのアロエがドツボで、4問捲って2着確保。
 賢者からのトータルは、36-49-51-48#131-100-56で、貢献度は+528。
バーデンの合間にひっそりと
 という感じの、ミュンヘン開催。
5月26日ミュンヘン7R 17:15発走 芝2000m
バヴァリアン・クラシック(G3)
総賞金60000EUR 3歳 定量(58kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
13Arcadio      牡3 58 ヘリアー  21 −−−21 シールゲン   MONSUN
26Early Wings    牡3 58 ペドロサ  40 423休5 ヴェーラー   Winged Love
37Imola       牡3 58 メンディサバ51 32休14 ホファー    Dashing Blade
42Le Medaaly    牡3 58 ホイグル  81 12休33 ホファー    Medaaly
58Lucky Directa   牡3 58 ヘルフェンバ10 −−−−2 レーヴェ    LAVIRCO
61Orange Blue    牡3 58 パリク   70 6休543 P.レンマート  LAROCHE
74Semper Idem    せ3 58 ジョンソン 11 −−−−1 ルレッチ    Secret'n Classy
89Shooter      牡3 58 モンギル  10 −−−−2 ウッドバーン  LOMITAS
95Value at Risk   牡3 58 ケレケシュ 10 −−−−7 グランツ    ACAMBARO
 しかし、G3に落ちたからと言って、ダービーに向けては適度に間隔もあるし、2000ということで少々距離不安があっても使いやすいレースだとは思うのですが、一気にメンバーの質が落ち気味になってるなぁ……という印象のこのレース。春季賞の3〜5着馬がメインとなると、新馬勝ちしてるだけとは言えシュレンダーハンの Arcadio が普通にチャンスという場面なのだろうか。春季賞組ではメンディサバルを配してきた Imola がやる気十分だが、Literat=Liberty のクロスを持つ Orange Blue 辺りにクラシックに向けての気勢を上げて頂きたいものだと思う。

◆QMA2:ロミタス@白金6級
1)芸能1(5)[9]→芸能4(4)[9]            (8/14)
2)学問2(5)[2]→スポ4(5)[3]→アニ5(2)[6]    (3/9)
3)アニ1(2)[16]                    (7/11)
4)学問2(4)[7]→スポ4(4)[5]→アニ5(4)[4]→4(9)(3/7)
5)スポ1(5)[7]→アニ3(4)[9]            (6/11)
6)アニ2(5)[8]→雑学3(5)[7]→学問5(5)[4]→1(10)(6/12)
7)アニ1(2)[16]                    (5/8)
8)アニ1(4)[10]→ノン3(5)[4]→雑学5(4)[6]    (5/11)
9)スポ2(6)[1]→学問4(6)[3]→雑学5(6)[2]→1(9)(2/7)
 よりによって新問投下のタイミングでアニゲ縛りを喰らうという最悪の展開。2落ちしてる1回戦も3回戦がアニゲだったから、8ゲーム続けてアニゲが出た格好で、死亡5回というのもあんまりと言えばあんまり。気分的には、マロン寮に監禁されてる感じですた。因みに9ゲームやってるのですが、7ゲーム目は一休み入れて次は違うカードで……と思ったら入れるカード間違えた次第。それでアニゲ1落ち(次2つがスポだっただけに激アツ)、次はやっとこさアニ1を越えたのに、3回戦で4問取った後4文字タイプミス2連発という最悪のゲームでキレそうになったけど、次はやっとアニゲから解放されたというタイミングでメンツ引きに恵まれ、慎重に取って決勝に進むと、サッカーダメデスな人たちから2問1人正解をゲットして優勝。やはり、素頭勝負の度合いが増えると、得意ジャンルの効果は結構キラーになりやすいし、苦手ジャンルの即死度も上がるのかな。ともあれ、この内容で7ポイント積めたのは我ながら見事な帳尻というか。
 賢者からのトータルは、35-47-51-48#131-100-55で、貢献度は+515。2回戦落ちが遂に3桁に……。

ドイツ名馬1932……Prunus産駒と、個性派のライバル達
 前年はグラディッツの Dark Ronald 産駒 Herold(20) が種牡馬としてダービー馬とディアナ馬を輩出する年であったが、1932年のクラシックをリードしたのはシュレンダーハンの Dark Ronald 産駒である Prunus(18) の仔であった。就中、シュレンダーハンの生産馬であったヴィダーハール Widerhall はヘンケル・ユビロイムスを連覇し、不敗でダービーに望み、単勝1倍台の圧倒的な人気を背負ってレースに挑む。更にシュレンダーハンには、ウニオンを制したアヴァンタン Aventin がいて、まさに万全の構え。しかし、そんな中で Widerhall は人気を裏切って馬群から抜け出せず、僚馬 Aventin にも先着されての4着。そんなレースで Laland 産駒の個性派ミオダレッツォ Mio d'Arrezo を押さえて優勝したのが、レットゲンの Prunus 産駒パラストパーゲ Palastpage であった。現在もドイツに存在感を保つ後の名門牧場ではあるが、この馬が初めてのクラシックホースとなった。ダービーまでに6戦5勝、唯一負けたウニオンが Widerhall よりも格下の Aventin だっただけに評判を落としていた部分はあったが、その後ドレスデンで捲土重来し、ハンザとこのレースを連勝した。ハンザでは前年のオーストリア賞を制した快速馬ロードネルソン Lord Nelson に勝利している。しかし、この馬はダービー後はレースを使えずに、長い休養に入った。その後調子を戻した Widerhall はケルンを経てフュルシュテンベルクで軽量の Ostermädel と Lord Nelson の3着に入って、バーデン大賞に臨む。この年のバーデン大賞では、パリ大賞で4着に入りジャック・ル・マロワを制した距離不問のエナン Hénin という一流馬を含む3頭のフランス勢が遠征して、なかなか分厚いメンバーではあった。先行した Lord Nelson を楽にかわした Hénin であるが、Widerhall がこれに挑みかける展開で、叩き合いの末にアタマ差で金星を挙げたのは、地元馬の方であった。恐らく Hénin は第1次大戦後のバーデン遠征馬の中では最強に近い実績を持つと思われるが、一方で Oleander や Alba ほどの楽勝をしている訳ではない、というのが Widerhall の評価となるだろう。ここで主役がある程度抜けたセントレジャーは、晩成ステイヤー的な Mio d'Arezzo が楽勝する。
 Widerhall と Palastpage はともに母父が William the Third の系統であり、全体としては似通った配合をしている。一方で、シュレンダーハンの Widerhall の父が内国産の Majestic(13) であり、血統表にも Dark Ronald の母 Darkie のクロスが入って Prunus の Cremorne=Mabille という特徴あるクロスを援用するような形を取るのに対し、レットゲンのダービー馬の方は母が輸入牝馬で、イギリスで影響力の強い Hermit のクロスを持っているという辺りで、この時期のレットゲンがまだ後発で繁殖を育てている段階という様子が窺えるだろう。
 この Prunus 産駒の両雄は種牡馬としてはさほど成功せず、むしろ第2グループの馬たちが繁殖では活躍した。Aventin は牝系こそこの時期のドイツで屈指の実績を持つ Orsova の系統だが、父がフランスの大種牡馬 Teddy であり、Bay Ronald の3×3というインブリード。これは当時のドイツにおける Hampton の重要性を思えば順当だが、一方で強烈なのは Ormonde≒Doremi≒Bona Vista という Bend Or×Macaroni ニックスのトリプルクロス。St.Simon の父系としての衰退が進んだ間隙を縫って威勢を高め始めた Bend Or の定番の血脈である。この血脈といえば3冠馬 Galtee More の父 Kendal がいて、その血を引く Fervor と Aventin はよくニックし、セントレジャー馬 Aikern (祖母父が Fervor)などを出す一方、ポーランドで生まれた娘の Solina は、Fervor の孫 Skarb との間に当地のダービー馬とオークス馬を輩出した。種牡馬としては晩成気味だっただけに、終戦後にアメリカ軍に接収されたのが惜しい。
 一方、引退後早くにアメリカに輸出された Mio d'Arezzo は、当地で種牡馬として結構な実績を収めている。代表産駒の Mioland はプリークネスで2着し、4歳では最優秀ハンデホース(ほぼ「最優秀古馬」と読み替えてもいいだろう)に輝いた。かの地での Highflyer 父系最後の煌きである。この Laland 産駒は母がイタリアからの輸入馬であり、母父はかの有名なダービー牝馬 Signorinetta の半兄 Signorino で、祖父の父は Teddy の父 Flying Fox。この母の配合は Ormonde と St.Simon=Angelica という2本の名血をインブリードし、Laland の配合では Kendal と絡んで Bend Or×Macaroni を継続する。Mioland の配合は Hampton や Bona Vista を母から豊富に導入しており、なかなかに美しい。Dark Ronald の栄光が熟する一方で、 Fervor や Orchidee 以降漸次浸潤してきた Bend Or が徐々に表舞台に立つフェーズがこの年には垣間見られたということだろう。

◆QMA2:ロミタス@白金7〜6級
 新問きた。何だかんだ言ってコンマイは頑張ってるのではと思う。公式サイトは1のときの方が良かったので、もうちょっと頑張って欲しいが。カロメ問題では、取り敢えず「分枝鎖アミノ酸の略称」を確認。Bunshi Chain、ね(違、つーかBranchだ)。
1)雑学1(6)[5]→ノン3(4)[8]→雑学5(5)[4]→2(10)(6/7)
2)芸能2(3)[13]                    (7/11)
3)スポ1(6)[3]→芸能3(5)[5]→アニ5(2)[8]    (6/9)
4)雑学1(4)[9]→学問3(6)[3]→アニ5(4)[7]    (8/13)
5)雑学1(5)[7]→ノン3(4)[7]→スポ5(3)[8]    (9/11)
 1ゲーム目は2回戦でキューブの読み間違えとかやってヤバゲも、何とか決勝に。結構取ったり取られたりの面白いゲームで、最後並んで4Qに入ってダイブ気味に詰めてくも、易問で差し切れず。セリオスのワンツーって何気に久しぶりかも。2ゲーム目は、4問取った段階で3つ取れてて何とかなるかと思ったけど、そっからが。3ゲームはきんメッキ氏と配分。1ゲーム目で挨拶していただき恐縮。結局3回戦のアニゲで2人して落ちたけどな。4ゲーム目は夕方で、人数多い割にそこそこのゲームが出来たけど、やっぱりアニゲは力尽き状態。5ゲーム目は強メンツ相手に頑張って3回戦に行ったけど、何と○×を3問も落とすという情けない展開。
 賢者からのトータルは、33-47-51-47#128-98-53で、貢献度は+508。区間取れないとダメね。
レーポスのトップ絵
 出脚鋭、鮮逃切、というところでしょうか。割といいね。ニューマーケットなのかな。勝負服にも女王陛下、モハメド、ハムダン、アガ・カーン各殿下などと華やかなメンツですが、その鋭い出足の黄・黒肩章の勝負服が2頭出しで、恐らく青い帽子の馬の方が第2帽色で、こいつはペースメイカーなんじゃないかと思われますが、それが思いっきり出遅れてるのが微妙に笑えますな。

 ところで、ろぜさまの所で以前触れられてたように、このスプラッシュ自体は画面的に余計な手間というところで議論があるかも知れないけど面白いな、くらいの印象な訳ですが、個人的にレーポスのサイトはログインをいちいち毎回やり直さないといけないのがうざったかったり。

 で、レーポスを見てると、Dubawi がダービー参戦、かよ。個人的にはどうも親父がダメなら子供はもっと難しいだろ、くらいにしか思われない訳ですが、実際のところ今年のゴドルフィンはやはり Shamardal とこの馬が抜けてるってことなのかな。その Shamardal はジョッキークラブのようですが、まぁギャロとしてはギニー勝った馬に好勝負して貰う、ってのが一番意図していたところでしょうから、地元馬ではないとは言え大歓迎、ってところなんでしょうかね。個人的には、フランス競馬って今後はドイツ血統をいかに2000にカスタマイズしてくかみたいな所で注目すべきなのかなとは思いますが。何か、昨日のバーデンのマイレで唯一の父内国産がフランスから遠征してきた Acatenango 産駒で、それがレースを勝っちゃうってのはなかなかシュールな光景だなぁと思った。一方で、フランス馬と言うと、Bago が負けた訳ですが、個人的には Daylami 好きとしては Grey Swallow の復活ってのは嬉しいニュースではあり。この馬もあと1つくらい10Fの大きなところを取れれば、一応後継候補ってことにはなるのかな。何かあんまり種牡馬としての引き合いが強くなさそうっぽい馬のような気もするのだけど。

◆で、今週の海外は。
 丁度日本ダービーに合わせたかのように、丁度今週がエアポケットという感じで、まずはバーデンを気にしつつも府中の方を楽しみに出来る、という感じか。Galoppを立ち読みしてたら藤田手記の達筆さにちょっと感動した。あれ本当に本人が書いた字なのか?アンカツとかが騎手試験のときにずっと字を書いてなかったみたいな話をしてて、騎手っつーのはそんなもんなのかと思ってたのですが、藤田だけは趣味で日ペンのミコちゃんとかやってたとか想像すると、結構笑えたものです。ダンツキッチョウは一応対抗格としては現状評価しているつもり。一方で、皐月組ではアジャパが乗り替りになったが逆に却って不気味かな。ノリとしてはもう手立てはこれ以上無いか、という印象が皐月ではあったんだけど、乗り替ったら違うアイデアが出てくる可能性もある、というところで。デイリーの笠氏コラムでは(この人、基本的にディープインパクトはそんな好きな血統じゃないと思うんだよな。サンデー×Lyphard 嫌ってるし)インティライミの評価が高くて、ブックでも高い評価になってましたが、確かにこの馬は4代母の Lady Chatter がスペに入る*セントクレスピンと組み合わせると面白くて、Hyperion−Nearco−Donatello というラインで母父*ノーザンテーストの Hyperion と絡むってのは重厚さがあるし、その上 Nijinsky×Red God だから、確かにマニア受けする配合だと思う。一方でディープインパクトの配合なんかは、近くの工夫というよりも、全体の背景的な部分での Hyperion−Son-in-Law−Fair Trial−Lady Josephine というラインの重層ってことなのかなぁというのが現状の考えな訳ですが、この辺りはまた機会を改めて語ることが出来たらいいなと。
 しかし、今日のエントリは何かダラダラしてて、典型的なチラシの裏だなw

◆QMA2:ロミタス@白金7級
 そろそろ7級を回し終わる、くらいの感じで。ところでカロリーメイト杯って言うから、賢神に1年分くらいカロメを押し付けるってことなのでしょうか?などと思ってしまったが如何に。つーか、さっさと新問くれ。
1)アニ2(5)[5]→芸能4(5)[6]→学問5(4)[3]→1(11)(5/9)ロマ
2)スポ1(3)[12]→アニ4(5)[4]→ノン5(5)[6]    (6/9)
3)ノン1(5)[12]→学問3(4)[9]            (7/16)
4)雑学1(6)[2]→雑学4(6)[3]→ノン5(5)[2]→4(6)(4/8)
 どうもスポや学問で叩いたりしてるので、貢献度の割にはあんまり調子が良かった感じがしないのは気のせいだろうか?それでも1ゲーム目は結構熱くて、3回戦は2問落として大ピンチのところを最後に○×で2人正解のキラーを取って逆転、決勝では1〜3Qで1人ずつリードを奪うと、4Qの順当てで1人正解を出す冴えっぷりで、元寮長相手に寮メダルゲットだから、気分は良かった。3人金剛撃墜も久しぶりだったし。3ゲーム目の学3はまた4択の落としでやられた感じで、何か最近学問の4択がマジ命取りになるケースが多いっす。2ゲーム目のノン5でも、冠位十二階順当てでミスるし(余談だけど、この問題、「競輪の枠順の大きい順」と覚えれば即取りですね)、学問の不調が長引いてるなぁと。
 賢者からのトータルは、33-46-51-47#126-98-52で、貢献度は+506。
当日のレースだがorz
 一応ドイツのレースは紹介なので。
5月20日バーデンバーデン春開催2日5R 16:25発走 芝1600m
第27回バーデナー・マイレ(G3)
総賞金60000EUR 3歳上 別定
(3歳52kg,4上58.5kg、前年G3勝1kg,同G2勝2kg,同G1勝3kg増、同12000EUR上未勝利1kg減、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
112Eagle Rise    牡5 605ヘリアー  167 119休4 A.シュッツ   デインヒル
25Areias      牡7 595シュタルケ 366 1014休5 A.シュッツ   Second Set
31Horeion Directa  牡6 595ビエトリーニ214 551休1 レーヴェ    Big Shuffle
413Tiberius Caesar  牡5 595出走取消  114 1121休2 シールゲン   Zieten
52Apeiron      牡4 585カルバーリョ114 65休15 ホファー    Devil River Peek
69Babodana     牡5 585カラン   172 32休73 トンプキンズGB Bahamian Bounty
74Glad Lion     牡4 585ファーガソン64 129休1 オストマン   Dashing Blade
810Moon Over Miami  牡4 585ヘルフェンバ82 276休4 メーダーたん  Dashing Blade
911Near Dock     牡4 585モンギル  63 141休2 シールゲン   Docksider
107Pentecost     せ6 585ケニリー  164 8休163 ボールディンGB Tagula
113Tiganello     牡4 585ボニーヤ  114 25休39 F.ヘッドFR   ACATENANGO
126Gold Type     牡6 575クルホーンた367 13310休2 ウッドバーン  Goldmark
138Willingly     牡6 575ムンドリー 185 181休3 M.トリブール  Second Set
 そこそこいいメンバーが揃った感じ。素質馬 Glad Lion に Near Dock という辺りが国内マイルでは実力上位も、今年の緒戦を落としてきた Eagle Rise を喰えるか、という部分ではあるだろう。Apeiron あたりもそこそこいい勝負してきそうで、上位は拮抗していると思う。遠征馬では、一応ボールディング師辺りは遠征巧者っぽいので抑えておくべきか。

◆オークス。
 なかなか上位人気馬にとっては簡単じゃないレースになったっぽいけど、それにしてはきっちり結果を出してきたという辺りで、今年の桜花賞の上位馬は全体的に高いレベルにいるのかな、というところ。それに食い込んだデラデラもいい競馬だったとは思うのですが、丁度同厩舎のデルタブルースが去年の秋に有馬無理に使って今年の春を棒に振ったような図が秋にはある恐れも……というところでしょうか。何か偽アメリカン・オークスなんて話もあったようですが、ここで使い倒すという覚悟じゃないのならばザリオ1頭でも……ということになるけど、使い倒すという選択肢もありなのかなぁということもちょっと思ったりもします。逆に言えば、むしろザリオの方が、ヒラの条件でラインクラフトと雌雄決するところが見たいからアメリカ行かなくてもいい、って部分はあるのかな。勿論行ったら行ったで応援はしますが。

◆QMA2:ロミタス@白金7級
 本日はくまけっと(あんなに人が多いとは正直全く予測してなかった)に出向いた後、鍍金スレオフなどに参集してみる。こっちも人が多かったが、全体的にレジャランは混雑してたなぁという一日。ともあれ、どちらの企画されてた方もお疲れ様でした。
 鍍金オフは、途中から店内対戦からトナメのスタンド祭りになって、4ゲームばかり。
1)芸能1(6)[9]→スポ3(6)[4]→スポ5(6)[1]→4(11)(10/15)
2)アニ2(4)[13]                    (10/16)
3)雑学2(6)[1]→スポ3(4)[7]→アニ5(4)[6]    (5/9)
4)学問2(3)[6]→雑学3(6)[1]→芸能5(6)[1]→1(12)(3/8)
 という訳で、やはりスタンドしてもらって1問拾えたりすると、6問取って区間貰える、みたいな部分は結構あり。六平直政とか、絶対に自分では嫁ねー、みたいなのも取らせて頂いたし。1ゲーム目の決勝は4文字打ち間違えて、11問4人並びでのシンガリ。2・3ゲーム目はスタンドしてた人もそうアニゲ得意ではなかったようで、沈没。最後のゲームはスポ2が3回も出る展開が功を奏した感じ。全体的に参集してた人には結構実力的に近い人もちらほら居たという感じでしたが、そういう人とかでもタイプ系のダイヴ屋みたいな人とか、特定ジャンル依存タイプとか、色々クセがあって、むしろクセがあるから面白い的な部分は感じたり。最後にスタンドしてたゲームは賢王杯でしたが、全問取っての4Qでイエローカードとイエローフラッグを押し間違えて差されたのが何か鍍金クオリティ的で面白かったです。
 賢者からのトータルは、32-46-51-46#125-97-52で、貢献度は+500。
#どっかで計算ミスが発生して、10ポイントずれてたのを修正。
クラシック2題。
◆ジトーは懲りない。
5月21日ピムリコ12R 18:09発走 芝9.5F
第130回プリークネスS(G1)
総賞金$1000000 3歳 定量(126lb、牝5lb減)
枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     ML 父
1Malibu Sunshine  牡3 126ハミルトン 106 11411 レザーベリー  20/1 Malibu Moon
2High Fly     牡3 126ベイリー  75 131110 ジトー     9/2 Atticus
3Noble Causeway  牡3 126スティーヴン72 211214 ジトー     10/1 Giant's Causeway
4Greeley's Galaxy 牡3 126フローレス 53 511111 スルート    15/1 Mr.Greeley
5Scrappy T.    牡3 126ドミンゲス 93 21331 ベイルズ    20/1 Fit to Fight
6Hal's Image    牡3 126サントス  162 87421 ローズ     50/1 Halo's Image
7Closing Argument 牡3 126C.ヴェラスケ83 22132 マクローリン  5/1 Successful Appeal
8Galopping Grocer 牡3 126ブラヴォ  83 24243 スケッティーノ 30/1 エーピージェット
9Wilko       牡3 126ナカタニ  153 転3436 ドラーズ    10/1 Awesome Again
10Sun King     牡3 126ベハラノ  83 休11415 ジトー     15/1 カリスマティック
11High Limit    牡3 126プラド   53 1転1220 フランケル   12/1 Maria's Mon
12Afleet Alex    牡3 126ローズ   106 休1263 リッチー    5/2 Northern Afleet
13Giacomo      牡3 126スミス   82 23241 シェリフス   6/1 Holy Bull
14Going Wild    牡3 126アルバラード103 127518 ルーカス    30/1 Golden Missile
 にしても、5頭出しして2ケタ着順のうち4頭(つーか故障しなかったベラミ以外全部)を連れてくるってのは、なかなか太いことで。一応それに敬意を表して、High Fly をもう一度狙ってみたいな、というところかなと。基本的に前走ケンタを使った馬がやはり格が上なので、どうも別路線組は見劣るように見えざるを得ないという部分はありますね。そんなこんなで、前走、いやぁ Holy Bull は当然好きな種牡馬だけど、まさかこいつがこの成績では来るわけ無いだろうと見切ってしまって正直スマンカッタな Giacomo な訳ですが、今回またも人気を譲ってる一方で、この手の勢いで来る馬は勢いでプリークネスも取れることが多いと考えると、明らかに美味しいモーニングラインだなぁとは思うのですが、対抗までとしておこう。そこそこ見所あった Wilko も不気味で、穴候補。Afleet Alex は一応押さえとくべきかなくらいの感じで。

◆水入らずの祭典。
5月22日カパネッレ6R 17:30発走 芝2400m
第122回デルビー・イタリアーノ(G1)
総賞金792000EUR 3歳 定量(58kg、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
112Ale Bisao     牡3 58 ヴァルジュ 32 −1休21 グアルニエリ  Hernando
211Alzaowood     牡3 58 ロッシ   54 休1112 ディオスクリ  Alzao
35De Sica      牡3 58 モンテリオゾ72 休2451 ボロメオ    Sri Pekan
41Franco Macaron  牡3 58 メッツァテス81 1休494 ディ・ペライノ Ashkalani
513Jane's Park    牡3 58 マルチェッリ83 休3311 ディ・ディオ  Central Park
62Kerlis      牡3 58 デムーロ  83 休5631 グリツェッティ Singspiel
77Le Giare     牡3 58 エスポージト95 1休232 ブロジ     Monashee Mountain
814Mac Leader    牡3 58 ポッリ   32 −1休31 ミリアーニ   Sagamix
98Montalegre    牡3 58 アグース  92 3休213 ディオスクリ  Montjeu
1015Peppone      牡3 58 フィオッキ 81 21393 メニケッティ  Earl of Barking
113Ramonti      牡3 58 ボッティ  33 −−111 ディオスクリ  Martino Alonso
129Sandro Chia    牡3 58 ブランカ  52 15271 ロマーノ    Rudimentary
134Shanold      牡3 58 サンナ   61 8休241 アイエッロ   Shantou
1410Tedo       牡3 58 ムラス   83 2休274 グリツェッティ STERNKÖNIG
156Urgente      牡3 58 パスクアーレ83 3休213 ブロジ     Halling
 欧州のG1で、10頭以上出して遠征馬がいないってのもこの賞金を考えれば相当珍しい部類には入るんじゃなかろうか。つーかバリードイルとかゴドルフィンは暇な馬とかいなかったのかみたいな部分もありますが、たまにはイタリア人も地元馬だけで楽しめるダービーってのは肩が凝らなくて良いのではないでしょうか。3戦3勝のパリオリ馬 Ramonti は勿論距離が一気に伸びることを考えるとここで本命に推すのは難しいのですが、謎の種牡馬 Martino Alonso を父とする配合は*トライマイベスト=El Gran Senor の4×2で、そこに The Minstrel も絡むのだからかなりのパワースピード配合として面白い馬ではないかなとも思います。同馬を管理するディオスクリ厩舎は3頭出しで、恐らく本命級の Alzaowood も出してるのだから景気がいい。この馬の負けた前走で1着の Jane's Park に3着の Urgente 辺りが中心になろうかというレースですが、Sagamix 産駒とかも走ってきたら面白いな、というところ。

◆QMA2:ロミタス@白金8〜7級
金曜4ゲーム、土曜6+2ゲーム。
1)スポ2(5)[4]→学問4(5)[2]→スポ5(6)[1]→3(9)(4/5)ひいくん
2)アニ1(5)[4]→雑学4(4)[7]→スポ5(4)[5]    (2/6)
3)スポ2(5)[2]→ノン4(6)[1]→ノン5(3)[6]    (5/15)
4)ノン1(4)[6]→ノン3(6)[2]→雑学5(3)[6]    (5/9)
1)ノン2(6)[3]→学問4(5)[3]→雑学5(4)[4]→2(10)(3/7)
2)アニ1(5)[4]→ノン3(6)[4]→雑学5(5)[2]→2(9)(0/5)
3)スポ1(4)[9]→ノン4(5)[3]→芸能5(3)[8]    (1/8)
4)学問1(5)[3]→ノン3(4)[8]→芸能5(5)[1]→3(9)(4/9)
5)ノン2(5)[1]→スポ4(3)[3]→アニ5(6)[3]→4(8)(2/9)
6)ノン1(6)[4]→ノン3(4)[8]→ノン5(5)[2]→3(7)(4/9)
7)雑学1(5)[1]→雑学4(6)[1]→芸能5(4)[4]→1(10)(ICE)
8)ノン1(5)[5]→芸能4(5)[4]→スポ5(5)[2]→4(6)(4/11)ラウニィー
 相変わらずどうも3回戦がいかんなぁ、というのが多くて、この12ゲームとっても73%とかだからスランプ継続という感じなのですが、まぁ土曜分に関しては朝プレイ+賢竜杯効果なのか、結構5問取れれば通るみたいな流れになってたので、久しぶりに稼げた感じ。金曜の1ゲーム目は恵まれジャンルで、3回戦できっちり6問取れて区間賞も、決勝は1問目でいきなり「矢顕野子」とかやっちまって、見せ場を作れず。2ゲーム目のスポ5は「清川正二」が出てこなかった段階で勝負あり。4問になったのは最後に連想ダイブした所為。3ゲーム目はミスで1回戦の区間を逃がすものの、2回戦は荒れ場に恵まれて取り返し。4回戦の雑学は難しかった。「ケツァルコアトル」なんて絶対とれねぇ。
 土曜日は、同ロケの金剛氏(賢竜杯のウォームアップっぽい)と決勝進出。この人には勝てたもののタイプ速な白銀氏に同問でやられる。次も大体そんな感じで、朝だからかタイプがおぼつかないラウンドが多かった。3回戦は特に何とも。この辺りでBGMの音程が下がる、パネルが応答しないなどサテの手応えが怪しくなるのでカテナチオ気味にやりだすも、幸い4ゲーム目は全部荒れ場になって、3回戦に区間ゲット。決勝はまた学問の4択落として金剛2人に1問差。5ゲーム目は更に荒れて2回戦に至っては4問正解1人。どっこい次のアニゲが易問多く、優出。これはツイてた。決勝もいい勝負だったのにパネルが更に怪しくなった状態でTypo。これがなければ2位は取れてたのになぁ。サテ替えてもう1回はノンジャンル祭り。決勝は自分以外がアニゲ祭りで萎びる。午後3時くらいにもう2ゲーム……も1ゲーム目はジークと配分。芸能がちょっと怪しかった。微妙に惰性で次に入るも、ジャンル運も手伝って優出。しかし惰性で決勝それも賢王杯は難しいようで、1Qの芸連でくだらん問題を1人落としすると、全く乗れずに大叩き。
 賢者からのトータルは、31-46-51-45#124-97-51で、貢献度は+479。
バーデンバーデン開幕。
5月20日バーデンバーデン春開催初日5R 16:25発走 芝3200m
第34回オレアンダー・レネン(G3)
総賞金60000EUR 4歳上 別定
(56kg、前年G3勝1kg,同G2勝2kg,同G1勝3kg増、同12000EUR上未勝利1kg減、牝2kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
15Darasim      牡7 58 ファニング 277 156休6 ジョンストンGB Kahyasi
23Darsalam     牡4 58 シュタルケ 126 631休2 シャヴエフCZE Desert King
310Bailamos     牡5 56 ミナリク  174 53休43 シールゲン   LOMITAS
41Holy Orders    せ8 56 オコナー  142 74休74 マリンスIRE   Unblest
57King George    牡4 56 サンチェス 101 5休234 ヴァイスSWI   MONDRIAN
62Liquido      牡5 56 ヘルフェンバ288 13休32 シュタインメツ LOMITAS
79One Little David せ5 56 ムンドリー 145 139休2 フォフチェンコ Camp David
88Soterio      牡5 56 ファーガソン156 118休7 バルトロマイ  LAVIRCO
96Kasus       せ7 55 ミナリク  296 413休2 フォフチェンコ Second Set
104Aviane      牝4 54 ボシェルト 72 311休11 ヒクスト    Winged Love
 ちと疲れ気味にて、展望は明日にでも。
 Darsalam もいい馬だけど、毎回負けたくはない、ってのもあるなぁ。

◆QMA2:ロミタス@白金8級
 ゲージだけがむなしく回る、という感じで。
1)スポ2(6)[1]→ノン3(5)[6]→学問5(5)[3]→4(8)(9/11)蝙
2)芸能2(5)[8]→スポ3(6)[3]→ノン5(5)[5]    (8/9)
3)スポ2(5)[5]→雑学3(5)[7]→アニ5(5)[5]    (5/14)
4)雑学2(4)[13]                    (3/11)
5)雑学1(5)[8]→芸能4(4)[6]→芸能5(3)[8]    (11/15)
 全体的に新問が遅れてるだけに煮詰まり気味になってるということなのか、5問でも結構3回戦はほとんど落ちるし1・2回戦でも危ないってことが多くなってる雰囲気。3ゲーム目のアニ5は最後の○×落として4人に捲られたという嫌なパターン。こういう時って大体次がダメなもので、雑2の最初の問題ミスった時には、まぁCOM5人だし何とかなるだろと思ったけど、パネルの反応が悪くていらついてた所で連想ダイブし、COMに落とされる始末。パネルの反応が悪いときほど、逆に無理に狙わずに慎重にプレーしないと駄目だよなぁ、というところで。
 賢者からのトータルは、30-44-48-43#120-97-51で、貢献度は+448。
 ところで、賢竜廃当日は金剛少ないからチャンスかなぁと思ったら、きっちり土曜出勤が入ってしまうという辺り、いかにも間が悪すぎるorz
ドイツ名馬1931……成熟期に入った Dark Ronald
 久しぶりだから、ややリハビリ気味。と言っても、この年含めてあと6年なのですが。

 1931年の牡馬で筆頭というべき活躍を見せていたのは前年の Alba(30) に続いて Wallenstein 産駒のヴォルケンフルーク Wolkenflug であった。やや晩熟気味ながらこの年12戦10勝という活躍を見せた同馬はバーデンのフュルシュテンベルクを制すると、セントレジャーを制して世代のトップに躍り出ており、翌年にはベルリン大賞も勝利した。しかし、敗れた2戦はいずれも牝馬相手のもので、まずはバーデン大賞でディアナ馬ジッヘル Sichel に、そして共和国大統領賞で Sisyphus 産駒のファシア Fathia に敗北しており、全体としてこの年は Sichel の年であったといってよいだろう。春から夏にかけての Sichel は特に強く、ヘンケル・キサソニーの両ギニーを連覇し、ディアナ・ハンザと連覇して当然ダービーに出ても人気だったであろうが、同じグラディッツのディオニス Dionys が充実しており、ダービーは使い分けられた。結果として Dionys がこの年のダービーを快勝しており、当時のこの高位牧場の充実振りが窺える。そして、Sichel のベストレースはその次のベルリン大賞で、このレースでは古馬の大将格となっていた Gregor(30) に、フランスからの遠征馬 Leonidas (リンカーンシャー)と Guernanville (ミラノ大賞)という遠征馬を相手に5馬身差で勝利する。これと比較するとバーデン大賞では遠征馬 Bara が落馬しており、やや恵まれた。全体としては、古馬勢で Graf Isolani(29) や Ladro(30) が不振に陥っておりやや層の薄い状態で推移していたというのはあるだろう。
 この年の上位馬のうち、Fathia を除いては全て Dark Ronald 系であり、徐々にその支配権が確立し始めている、と言えるだろう。それぞれの配合をみると、Sichel と Wolkenflug に牝馬クロスがあるのが目に付く。この牝馬クロスの展開が Dark Ronald 系に敷衍しだした辺りでこの系統の成熟が始まったと見るべきでもあるだろう。Sichel の場合、母は輸入馬であるが、母父の Symington は Ayrshire 産駒で Galopin の3×3を持ち、その母は St.Florian の全兄であった。ここで、Herold の母 Hornisse には Ayrshire と St.Florian が入るので、この両頭は擬似クロスの関係にある。血統の全体で Galopin と Hampton が表現されている、定番的な成功例。一方で、この血統パターンだけで単調になりがちな部分を補完する要素として、Bend Or×Macaroni というもう一つの典型的ニックスの存在を挙げられるだろう。Sichel の場合には祖母父の Laveno にその血統が入る。このパターンは Wolkenflug にも敷衍されているものであり、同馬の場合は名牝 Danubia の3×2という強クロスが発生しているのだが、母父の Nuage を通じて Flying Fox が入る。Flying Fox も当然 Galopin の強いクロスの持ち主だが、その祖父は最強の英3冠馬 Ormonde であり、この馬が Bend Or×Macaroni を提供した。勿論、Danubia はと言うと母に Ayrshire を持つから配合の軸は Galopin×Hampton であることは言うまでもない。ダービー馬 Dionys は父が Sichel と同じ Herold で母父が Wolkenflug と同じ Nuage という馬だが、祖母 Delilah には Hampton しか入らない辺りで、その主張は先の2頭に比べると地味になる。一方で、この祖母は Rosicrucian の5×4を持っており、Ard Patrick 辺りとは相性が良い配合でもあった。もう1頭の牝馬 Fathia は、Fervor 経由で Galtee Moreの血を引き、母は Ormonde=Martagon の5×3というクロスで、4本の Bend Or=Macaroni と4本の St.Simon=Angelica が絡むというなかなか意欲的な配合で、この手の配合というと La Troienne を彷彿とさせる。しかし、Dark Ronald が全盛期を迎えていたドイツの中ではやや時宜を得なかった配合だったのか、成績的にもその後の牝系の伸びとしても地味だった辺りは惜しまれるところ。

◆QMA2:ロミタス@白金8級
 本日は廃プレイなどしてますた。
1)スポ1(6)[4]→学問3(6)[2]→ノン5(5)[5]    (8/12)
2)雑学2(5)[5]→学問3(6)[1]→学問5(4)[5]    (3/6)
3)スポ1(5)[4]→アニ4(5)[7]→芸能5(5)[5]    (5/8)
4)アニ2(5)[2]→スポ4(6)[1]→アニ5(3)[7]    (1/5)
5)ノン1(4)[5]→雑学4(5)[4]→スポ5(4)[3]→1(9)(4/9)
6)学問2(4)[9]→スポ3(6)[2]→アニ5(5)[7]    (6/10)
7)雑学2(4)[5]→学問3(4)[7]→雑学5(3)[7]    (4/7)
8)芸能1(5)[10]→アニ3(4)[12]            (7/15)
9)芸能2(4)[9]→スポ4(4)[6]→芸能5(4)[6]    (6/10)
10)学問1(4)[7]→芸能3(4)[8]→雑学5(4)[6]    (6/10)
11)ノン2(6)[4]→アニ4(4)[10]            (7/14)
12)雑学1(5)[7]→アニ3(6)[5]→学問5(6)[3]→4(10)(4/11)
13)アニ2(5)[8]→芸能3(5)[3]→ノン5(5)[4]→3(10)(5/12)
 完全に3回戦が鬼門。とは言え、叩いたっつーと7ゲーム目の雑学5くらいで(アニ5は2回くらいパネル反応にやられた)、正解率はそこそこだったけど、ミスと詰め甘が重なったという感じで、落ちたうちの3回くらいはもうちょいで決勝行けたのに……みたいな感じ。3回通ってれば+15だからまずは水準なんだけどなぁ。とは言え、やはり廃プレイだとどうしても正答率は落ちるもので、7〜10ゲーム目くらいまでの、得意ジャンルで2問落とす、って辺りは結構辛いものがあったなり。そこから何とか持ち直せたのはよかったけど。優勝した回はあからさまにスポ2が地雷って人が2人にスポ2使いが2人という、やや恵まれモードでした。まぁ他のジャンルで1問リード出来たのが勝負を分けたのですが。
 賢者からのトータルは、30-44-48-42#117-97-50で、貢献度は+447。

ピムリコの危機、ねぇ。
 つー訳で、本日は負け馬さまのエントリに興味をそそられる。
 ……が、正直、この状況についてのコメントが出来るほどアメリカ競馬に精通してるわけではないのだけど、確かにメリーランドというのは隣のペンシルヴェニアで去年大物が出て、その前にはニューヨークで大物が出るというような東海岸のルネサンスの中で、ちと置いてかれ気味な部分ってのはあるようなイメージではあり。で、ふとそんなことを考えてて思い出したのは、アメリカにおける州産馬優遇という話。A.F.師辺りにアメリカでの持ち馬の話をして頂くと定番的に出てくる話題ではあるのですが、例えばニュージャージー産の条件馬なんかの場合、モンマスとかで内州馬限定戦で使うのがメインで、それである程度勝てちゃうと、今度はオープンのアローワンスよりも内州産のステークスの方が温いくらいの場合がある、みたいなことは教えて頂いたことがあり。そういう状況ってのは、馬産に関しては細い小州メリーランドにとって不利であり、要するに、近隣のヴァージニアなりペンシルヴァニアなりニュージャージー辺りの馬主が自州内の内州産限定のレースに積極的に出すと、それだけメリーランドに回す馬は減る、ということで。逆にモンマスなんかは大州ニューヨークのニッチを取り込んでる辺りで調子がいいってことなのかな?BC開催も招致しちゃってるし。
 あとは、やはり古い競馬場ということで(Man o'War や War Admiral のリデル氏などはここが本拠でしたね。だから Seabiscuit の有名なマッチレースも舞台はピムリコ)、ある程度因習的な部分も強いのかなぁ。言わば、アメリカの中の欧州競馬的な感じで、良くも悪しくも昔流儀……というイメージもあり。そういう点ではNYRAなんかもある意味クラシックな開催者なのでしょうけど、こちらは何だかんだ言って全米を引っ張る的な矜持を持ってるイメージがあるのですが、その辺りでも小州メリーランドゆえにさほど主張が強くないのか。いずれにせよ、アメリカ競馬の中である種のエアポケットに入っちゃってるようなイメージをピムリコに感じるのは確かかも。

◆QMA2:ロミタス@白金9〜8級
1)スポ1(5)[5]→ノン3(4)[7]→アニ5(1)[8]    (5/7)
2)学問1(5)[6]→芸能4(4)[10]            (7/11)
3)学問1(6)[1]→芸能3(6)[1]→学問5(5)[5]    (4/7)
4)スポ2(6)[1]→アニ3(5)[4]→雑学5(6)[1]→2(10)(2/5)
5)芸能1(6)[2]→学問4(6)[3]→学問5(5)[3]→4(10)(7/16)蝙
 1・2ゲーム目は淡白。区間も狙えず苦手分野も越えられず。ところが3ゲーム目はいきなり芸能含めて2回連続ピンという珍しいパターンで、意気揚々と学5に臨むが「背水の陣」の引用元を間違えて撃沈。残念。4ゲーム目は少人数で、また区間2本取って決勝は金剛カタナバ氏とのサシ。アニ四でリードされた後10問目で捲り、これで勝てるか、と思ったけど11問目で濁点が入らず真っ青。悔し過ぎ。あと1ゲーム入れると今度は16人来てしまうが、今度は学問をきっちりガードして優出。金剛2人に白銀というメンツで自分ホストのスポ2で金剛勢が長考。全員1問落ちの3Qの芸エフェ、これをガードすれば勝ち負けかと思ったら、「岡田恵和」を1人読めずに最下位転落し、白銀さんにバット杯献上。むー。……と、悔しい落ち方が多かったものの、全体としては正答率も高かったし、悪くはないゲーム、と思っておこう。
 賢者からのトータルは、29-44-47-41#109-95-50で、貢献度は+438。
エリートの衣を捨てて
 何となく、うまさいとさまに触発されて、モンジュー話でも。
 思えば、この馬について、かつてPOで指名されてた某笊師は「いや、この馬指名するってのはある意味アグネスフライトとか指名するようなベタだし」みたいなことを言っておられましたが、確かに現役時代のこの馬というのは、典型的なエリートとして、日本から覇道を歩んできたエルコンドルパサーと対峙した、という図式はあったかと思われます。しかし、その後ライヴァルの故地に赴いて日本と香港の強者に敗れたのがケチの付けはじめだったか、その後は4歳でもキングジョージの輝かしい勝利などの実績を積むものの、1歳年下の同厩馬 Giant's Causeway が欧州で脚光を浴びる中、やや竜頭蛇尾なシーズンを送った同馬は、種牡馬としての扱いとしては明らかに「エリート」から外されたというべき遇され方で第2の馬生を開始することになりました。現在の Giant's Causeway の種付け料は、既に世界最高の種牡馬の水準というべき$200000という数字。これに対するモンジューはというと、種牡馬入りしたときが30000愛ポンドで、一時期30000EURまで落ち込んだ後、産駒が活躍している現在もなお45000EURで、確かにクールモアのトップクラスではあるのですが、Rock of Giblartar 辺りを下回る数字は、1マイル半ホースの悲しさと言うべきところではあるでしょう。しかし、現状、イギリスのダービーとフランスのクラシック(しつこく言うが、フランスにはダービーは無い)を狙う馬を出して、やや予想外に好調な滑り出し、というところ。で、前置きが長くなったけど、実際産駒を見るとどんな感じかということで、ブラックタイプの馬を並べてみる。

Motivator(F8-h)--Gone West x Sharpen Up x Buckpasser = 1st.Racing Post T(G1)
Hurricane Run(F1-l)--Surumu x Sharpen Up x Sheshoon = 1st.P.Hocquart(G2)
Ayam Zaman(F12-c)--Darshaan x Bikala x *Baldric = 1st.Zetman S(LR)
Dash to the Top(F16-h)--Nashwan x Mill Reef x Rarity = 3rd.Fillies Mile(G1)
King's Quay(F8-c)--Mujtahid x Caerleon x *Don = 1st.Washington Singer S(LR)
Starlight(F6-e)--Shernazar x Mill Reef x Abernant = 1st.UAE 2000Gns(G3)
Walk in the Park(F1-u)--Robellino x Kris x Bold and Free = 3rd.Crit.Intl(G1)

 一見して非常に特徴的なのですが、全ての馬に必ず Sharpen Up か Mill Reef のいずれかが入っている、ということ。Sharpen Up については、父が*エタンであり、その母父経由で Tudor Minstrel が入る辺りが特徴となるでしょう。これは、モンジューの母父である Top Ville の祖父で、Dante 系を支える種牡馬 Derring-Do の大好物とするところであります。例えば Motivator なんかの場合には、この Tudor の娘にあたる Mixed Marriage が母方のインブリード馬となっており、このニックス効果を増幅させていることが窺われます。一方で Hurricane Run の場合も Surumu と Sharpen Up の組み合わせでランドが出ていることから想起されるとおり、Sharpen Up を活かす形で配合が作られているというのは注目すべき点となるでしょう。そして、もう一つの Mill Reef に関しては言うに及ばず、Sadler's Wells の最高のニックスパターンを持つ馬であり、その根拠は Sadler's Wells の母父 Bold Reason と Mill Reef の父 Never Bend が類似血脈の関係となっていて、この両者の相性がニックを作るからです。
 種牡馬モンジューは、言わばそういうはっきりした形の「武器」をもって勝負する形の種牡馬であり、これは父 Sadler's Wells とほぼ同様の特色で、日本で喩えるならば*ブライアンズタイムなどが、こういう「嵌る血統パターン」を武器に成功したサンプルと言えるでしょう。そういう意味では、サドラーズの「正統後継者的」な馬が出てきたなぁ、という感じでもあり(まぁこのタイプの種牡馬としては、サドラーズの成功は過剰ですが)。
 一方で、これと対照的な成功方法が、「全ての牝馬の底上げをほぼ均分に行う」タイプの種牡馬で、比較的相手の血統の筋さえ通っていれば、配合によるニックスの創出は意識しなくても走る馬が出る、というもので、これの典型は*デインヒルと*サンデーサイレンスと言えます。Giant's Causeway などもそっち系統の候補といえるでしょう。確かにこういう馬の方が種牡馬としては使い勝手が良いのですが、例えばここぞという場面でのマックス能力でBT産駒の方がSS産駒を上回るような印象を受ける(或いは*デインヒルに対するサドラーズと読み替えても良いかと)のと同様、一発の地力ではモンジュー産駒に分がある場面はあるかも知れません。モンジューのA級馬と Giant's Causeway のA級馬が何処かの大舞台でぶつかる日も早晩来るでしょうけど、楽しみにはなりますね。

◆QMA2:ロミタス@白金9級
1)スポ2(6)[5]→アニ4(3)[11]            (6/9)
2)芸能2(4)[5]→ノン3(5)[4]→雑学5(4)[8]    (6/12)
3)ノン2(5)[5]→アニ4(5)[6]→ノン5(4)[4]→3(10)(7/12)
4)雑学2(6)[1]→雑学4(3)[8]→スポ5(6)[2]→1(12)(6/16)蛇
 1ゲーム目、スポ2全問にも拘らず4着に入れず、これは字面より厳しい面子だなぁと悪い予感がしたが、案の定次のアニ4で叩いてアウト。まぁしゃあない、と思って次も芸2でめげそうだったが、芸3のクラシック問題が紛れ込んでくれて(多分コンマイのジャンルミス)、これが案外キラーで楽に通る。しかし3回戦は「サッカリンの使用が許される菓子」が1人落ちで、その後易問ラッシュで沈む。勉強になりました。3ゲーム目はアニゲで盤ゲー問題が多発してくれて、ノン5も芸能問題に苦しみつつ他の人も苦しんでて優出。決勝は特に見せ場なし。4ゲーム目は運が良かった。雑4でダイブもあって叩いてしまい、「ダメか」と思ったけど荒れ場でボーダー通過。次がスポ5だっただけにこれはデカい。決勝は金剛2人に寮ランクでほぼ同格の白金氏というメンツでスネーク杯。何とか同格の相手には先着したいという気持ちで臨んだら、最初の2Qでリードする展開になり、そこから易問続いて逃げ切り。久しぶりにこのカードで良いゲームが出来た。
 賢者からのトータルは、29-43-47-40#107-94-50で、貢献度は+428。
ギニーはスルーで
 何故かこっちの方を気にしてみる@フランス。
5月16日サンクルー4R 15:20発走 芝2000m
グレフュール賞(G2)
総賞金120000EUR 3歳牡牝 定量(58kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
17Temperature    牡3 58 テュリエ  22 −−1休1 ヘッドたん   Bering
25Earl's Court   牡3 58 スミヨン  41 421休2 ファーブル   King's Best
38Plea Bargain   牡3 58 フォーチュン32 −31休1 ゴスデンGB   Machiavellian
41Long Range    牡3 58 ブフ    83 2休251 d.バランダ   Enrique
52Vatori      牡3 58 パスキエ  52 131休4 デメルカステル Vettori
63Musketier     牡3 58 ルメール  52 1215休 バリー     ACATENANGO
74Bee Charmer    牡3 58 ジレ    21 −−−41 ハモンド    Anabaa
86Melanosporum   牡3 58 メンディサバ32 −1休12 ルージェ    Royal Anthem
 重賞勝ちは Musketier と Vatori の2頭。そういえば Musketier の負けたクリテリウム・サンクルーって Paita の勝ったレースだったなぁと思い出す。まずは Musketier が勝てば、個人的には嬉しい。で、不敗の Temperature は Lyphard の3×4で、Bering の馬としては重そうな印象も受けるが、ここでどの程度かというのは注目に値するかも。しかしアブデュラ馬ってファーブルのイメージが強いので、微妙にヘッドQってのが意外と言うか、むしろファーブル・スミヨンというパッケージで出てそうな馬ではありますな。そのファーブルの馬は……若干実績が今ひとつか。King's Best はそこそこ応援してるし、サドマンボな配合も悪くはないのですが。フォームとして好調そうな Plea Bargain と Melanosporum は初距離がどうかというところ。この2頭では母父 Green Desert で延長厳しそうな Plea よりはメンディサバルの馬が不気味。Royal Anthem も走ってきておかしくないしなぁ。

◆ところで。
 Rakti のロッキンジ、あれ「The Rest Nowhere」ってもんかぁ?
 つーか、お前らの脳味噌は2年前の Hawk Wing も入ってないのかと小一時間……とか思ってしまった頭のヒネくれた私であった。思えばあのレース以降、結構過当な大差に対してもレートが慎重になるってのが世界的傾向として現れて……るというほどでもないか。ともあれ、勝ち馬についてはそろそろ連勝が欲しいところ、ではありますね。結局この馬の不安定さが去年の中距離のカラーを微妙にした部分はあったのかと思われますので。で、今は写真も変わってますが一瞬 Divine Proportions が勝ったの?と思ったが、冷静に考えれば発走前だったw。これで Divine 負けたらどーすんだよ……と思ったが、流石に楽勝であったか。
赤道直下の憂鬱。
 馬体云々の問題も確かに大きいとは思うのだけど、あの3F目は10秒台に入ってたのではなかろうか。騎手がせめて見せ場を作るためにいかせたがったという面はあったのかな。結果として行かせなかった Attraction に先着してるのだから大間違いはないのだけど、しかしカルストンの去年の出負けといい、香港のゲートって日本とは微妙に感覚が違って馬に戸惑いとかがあるのかな?なんてことも考えたりする。
 で、明日のレースでは、これ。
5月15日クランジ9R 20:40発走 芝2000m
シンガポール航空国際C(G1)
総賞金S$3000000 3歳上定量(3北50kg、3南54.5kg、4上57kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      性齢斤量 GAG  騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
13Epalo       牡6 57 117 シュタルケ 239 32休17 A.シュッツGER LANDO
211Mummify      せ5 57 116 ニコリッチ 437 125535 フリードマンAU Jeune
37Phoenix Reach   牡5 57 116 ドワイヤー 125 61休15 ボールディンGB Alhaarth
414Right Approach  牡6 57 115 マーウィング144 15休23 デ・コックSAF Machiavellian
51Star Over the Bay せ7 57 115 T.ベイズ  4210 18休15 ミッチェルUSA Cozzene
65Seeking the Dia  牡4 57 112 ボス    135 31229 森禿行JPN    Storm Cat
72Excalibur     牡5 57 110 フォルステル42 休16休4 デ・コックSAF デインヒル
89Mayo's Music   せ7 57 108 サイミー  477 451319 ミーガー    Procol Harum
912Raul       せ5 57 105 ダイ    317 410953 ラクソン    Hideyoshi
1013Light of Success せ5 57 103 ペイ    338 1115441 トレロアール  Military Plume
116Mount Street   せ4 57 100 ワデル   255 53552 ラクソン    Kilimanjaro
128Terfel      せ6 57 100 パンパ   366 63166 マーフィ    Lion Cavern
1315Alexander Goldrun 牝4 555 116 マニング  167 211休6 ボルガーIRE   Gold Away
1415Samando      牝5 555 109 ルグリ   215 14休13 ドゥーメンFR  Hernando
1510Shaggadelic    牡3 545 101 デュプレシス91 4232転 ショー     Lode
 地元馬のメンバーを見る限り、シンガポール競馬の状況というのは決して明るくは無いのかな、と思う(まぁ自分などが言うのはアレで、実際見てきてる◇彦師とかの方がそういうのは語る◆、じゃなくて資格があるのでしょうが……)。まずは去年出てた馬が今年多分1頭も出てないのではないかというメンバーの消長ぶり、そして比較的安定した走りを見せているメンバーが少ないということ、南米からの転入馬を除いた古馬勢の父を見てるとマイナーもマイナーという感じで(というか普通 Lode を知ってれば普通のマニア、Lion Cavern を知ってれば結構な競馬好きという程度で、残りの馬はほとんどしらんだろうと)、余り高い馬を走らせる余裕が無いのかなと。一時期増加傾向にあったこの国の国際レースが現在このレースしか残っていないというのも、そういう厳しい事情を反映しているところではあるでしょうか。
 一方で、皮肉なことにそういう状況だからこそ遠征馬は集まってしまうものであって、この遠征馬の質量は単体のレースとしてはなかなかのレベルで、距離カテゴリが違うものの同じ週の重賞でもレプッブリカや冠軍一哩賽を凌ぐものにはなっているでしょうし、ロッキンジ以上に層が厚い感じ。ただ、Phoenix Reach はそろそろ確変モードが切れてきた、Alexander は去年のカップを凌ぐ出来になっているかが微妙、Epalo も前走の負けが不可解で、こういう時の坊主師は余り信用できないと、微妙に付け入る隙は残している感じ。消去法的には Right Approach 辺りが一番安定してるかなというところですが、一方で怖いのは遠征巧者ドゥーメン師が導く Samando か。枠順が悪いのは気になりますが、母のX経路に Queen's Hussar、父母のX経路に Buckpasser が入る牝馬向けの配合に、Blushing×Nijinsky のニックスを乗せた血統は魅力的。大陸間遠征も経験済みなのも心強いだろう。この馬の一発に、あとは地元馬では転厩前の実力(アルゼンチンのクラシックで勝ち負けクラス)という Shaggadelic も穴候補としては入る。シーキングにとっても意外と無理目ではなく、まぁ運がよければってところか。

◆QMA2:ロミタス@白金9級
 バット杯、惜しかったっすね。問題落とすと気落ちするってのはどうしてもあると思うです。特に最初の1問落とした後の2問目とか。
1)雑学2(3)[6]→スポ3(6)[2]→アニ5(4)[3]→2(10)(3/5)
2)学問1(5)[4]→芸能4(5)[4]→ノン5(4)[4]→3(9)(4/10)
3)アニ2(4)[14]                    (12/15)
4)芸能1(3)[11]→アニ4(3)[12]            (6/13)
5)芸能2(4)[14]                    (8/12)
 いかんなぁ、という感じ。
 1ゲーム目、明らかに格闘問題が連続した6問目で「キングカメハメハ」の並び替えが出て「えぇ?」とか思ったのですけど、こういう嘘ジャンル問題って他にも結構あるのでしょうか。決勝はひないちご氏が独走も、金剛セリオスな人との争いで結構楽しめた。2ゲーム目は比較的淡白も、アニゲ中心の決勝で結構いい勝負が出来たので、それなりに手応えを残すものの、3ゲーム目からアニゲと芸能しか出なくなる(落ちた先も全部アニゲか芸能だった。やってらんねー)。で、やはりこのクラスで人間が揃うと4問では厳しい、という感じで2度落とし。ハートマンくらいまで居れば、大体4問で通る温い時間帯にやることが多いので、この辺りはちと弱くなってるのかも。犬シリーズの順当てとか、3回くらい落としてるからそろそろ回収しねぇとな。「野ケンのショー」くらいで語呂取ればいいか。因みにブルース・リーに関しては「1発」「3ち」「もえ4」で今は百発百中(笑)。
 賢者からのトータルは、28-43-46-40#106-93-50で、貢献度は+420。
天皇賞とラップとレベルと。
 何となく、須田掲示板でのむらっちの話から引っ張ってみる。
 まぁ、今更回顧か、みたいなことにもなる訳ですが。
僕らの「常識」には「2000mだと5ハ60秒で平均ペース」というのがありますが、馬場改修やらで高速化しているのだから時計一つくらいは速くても当然なわけで、そのあたりの齟齬が一気に浮上しているのかな、という感じもします。
 個人的に、今年の春の天皇賞に関してのラップ的観点から見て興味深い点というのは、テンの1F以外が全て12秒台のラップだった一方で、それにも関わらずハードな競馬という印象が意外と強くなく、ゆえに勝ち馬についても人気の薄さ以上にチャンピオンシーがさして高い印象を持ちづらかった、という所があるでしょうか。その辺りの印象のブレに関して、このむらっちの指摘は示唆的な部分を含むものかなぁと考えたりしました。要するに、13秒台を挟まずに天皇賞の2マイルを乗り切るというのは過去の常識では結構きついものだったのですけど、現在はさほど苦になるものではなくなっている、と。その中で、字面的に「難しそうな」ラップを逃げたビッグゴールドなんかが踏んでる割に、この逃げ馬が僅差の3着2着に残っている辺り。
 一方で、ペースというのを「テンのラップ」だけで考察するというのもどうかという部分があり、これはスローペース症候群という言葉が蔓延する中で見落とされがちな部分なのではあったのですが「テンの5Fが57秒の競馬」がハードであるのとほぼ同様に「上がり5Fが57秒の競馬」というのもそこそこハードなものではないのかな、と。その上で、どういうものが「キツいラップ」なのかと言えば、やはり上の文章から