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殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

凱旋門賞回顧@変わった歴史を確認するための「巡り合わせ」を待ちつつ。 

 なかなか、辿り着けんね(挨拶)。

迷い道
迷い道; Ricoh GR GR Lens 18.3mm f/2.8 F2.8 1/30s ISO-800

 色々あるけど、まずはある種のピーキングに尽きるんじゃないかな。
 単純に10月初週にベストに持ってくるピーキングというレベルではない、キャリア単位のピーキング。
 恐らく、オルフェーヴルもキズナも、そこが必ずしも合っていたタイプの馬では無かったのかな、という感慨はあり。強いて言えば、その可能性が高いのはキズナの側であるかな、というのはあった。もっと言えば、オルフェーヴルが「去年のオルフェーヴル」としてここに臨める可能性はルールアウトしていいものだと思っていたし、実際去年のオルフェよりも今のオルフェが強いとはちょっと考えづらい。これは、多分有馬圧勝しても多分「もっと強いオルフェを見たことがある」と思われるんじゃないかな、とか(実際2年前の有馬で大概それは見た気がするし)。
 一方でキズナは、ひょっとしたら「凱旋門を勝つために生まれて来たような馬」なのかな、という思いは幾何かはあったけれど、それを額面通り信じるのも単にある種のディープ脳なんだろうな、という気もしてたし、ニエル賞からの上積みは陣営が期待してるほど大きいのかは未知数というのもあって。ただまぁ、そういう星のもとに無いのなら、逆にこれからもう少し長い目で見ていける、ある種の夢幻のような存在では無い競走馬として応援していけるのかな、なんてことも考えたりはしたのだけれど。

 で、そのピーキングが嵌っても、例えば向こうをホームにしている中に5年に1度くらいの馬が出てきたら、それはやっぱそうそう勝てるものでは無い、と。
 実際、傑出した凱旋門勝ち馬とかが出て来るような年で、Sea the Stars辺りならまだ向こうも大した距離ではないけど遠征競馬ってことでギリギリこっちのスペシャルな馬が120%以上を出したら互角くらいに持ちこめても(それでも勝てるのは半分よりは大分少ないだろう)、*パントレセレブルならちょいキツいわ、くらいの感覚はある。
 TrêveのレートはZarkavaや*デインドリームを上回りそうではあるが、やはりこのレース単体の勝ちっぷりとしてもなかなかに水際立ったものではあった。正直*デインドリームへの贔屓目としては「キングジョージ勝ってみぃ」くらいは言いたくはなるが、実際アンタッチャブルなパフォではあったな、とも。

 実際のところ、彼我のレベル差があるとすれば、そういう馬を何年に一度くらい出せるかの頻度、みたいな部分はそこそこ大きいのかもしれない。そして多分同時に出てきたら、*モンジューと*エルコンドルパサー的な終わり方になる可能性は、どうしても高くなってしまう。そこを真正面から超えるには、それこそ「100%の仕上げ」で臨むだけでは足りず、120%以上が出る調教や展開を引き寄せるしかないだろうなと。一方で、毎年このクラスが出て来る訳では無い以上、相手の強いところとマッチングしない場面なら、100%以下でも勝てるレースは当然あるだろうけど、少なくともTrêveはそういう相手ではない、単にそれだけのことであったとは思う。
 ロンシャンの三大トライアルは、ヴェルメイユ・ニエル・フォアの順にG1、G2、G3で、単体のレースレベルや時計も大体その順になる。一方それだけに「勝ちに来る馬」が多いのもヴェルメイユであり、単純な牝馬の不利というよりはそこの負荷でニエルの方がトライアルとして優秀だとは思うけど、今年のTrêveは、その勝利がそこまで負荷では無かったというのはやはり、それだけスペシャルな存在ではあったのだろう。

 ただ、それでも、やはり日本の馬が向かうレースとして、凱旋門ってのは非常に難しいレースではあるけれど、一方で「おいしい」レースではあるのかも知れない。詰まる所、やっぱ先方のシーズンが終わる辺りのレースではないと、例えばイボアのインターナショナルかヨークシャー・オークス辺りでイギリスの強豪とか倒しても「あの時は本来で無かった」みたいな感じで次に凱旋門なりチャンピオンS勝たれたときに思われちゃうのはあるし、そのレベルで扱われないレースとなるとキングジョージだけれど、あれはあれでハーツクライを量産しそうでもある訳で。そして、秋天こそ出られなくなるものの、夏にある程度ポーズを入れつつJCと有馬を「普通に」戦えることを思えば、やはりそういう意味では「使いやすい」面はあるのだ。
 しかし、こっちがシーズンインぶっつけに近い状態から遠征に持っていく一方で向こうはレースを使いながら熟成を進めるフェーズ。その中での「巡り合わせ」が容易ではない中で、やや共犯的に「勝ち切れない凱旋門」は積みあがらざるを得ない面はあるのかな、とも。

 ただ、そうやって惜敗を積み重ねた中で、多分もう、少なくとも1回だけ勝って見せる分には「足りない」所はそう多くは無いのかな、と。だからやっぱり昨日も書いたけど、もう歴史は変わっていて、凱旋門賞を日本馬が勝つ日ってのは「変わった歴史の再確認」に過ぎないのだと思う。そして、「足りない部分がない」からこそ、難しさがより大きく見える、みたいな皮肉な状況にあるんだろうなぁ、とは。
 でも多分それ、もう恐らくそう年季の入ってない競馬ファンの人は逆にそれを所与のものとしてるように思う。そして、凱旋門挑戦史において「オルフェーヴル以前」と「オルフェーヴル以後」のファンみたいな感じで競馬の世代が一つ分かれて、海外に対する感覚がそこでかなりその後含めて違ってきたりする構図はあるかも。

 オルフェーヴルという不思議な馬の物語は、そういう一つの画期として、総括されるのかなぁ。
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凱旋門賞である。 

美酒は至るや、至らざるや(挨拶)。

For Bravery
For Bravery; D7000 AF-S Nikkor 85mm f/1.8G F2.8 1/1250s ISO-200

10月6日ロンシャン5R 16:15発走 芝2400m
第92回カタール凱旋門賞(G1)
総賞金4800000EUR 3歳上牡牝 定量(3歳56kg,4上59.5kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
11Very Nice Name  FR 牡4 595コンヴェルテ166 3休742 de.ミュール   Whipper
212Novellist     IRE 牡4 595ムルタ   119 =出走取消= ヴェーラーGER Monsun
318Al Kazeem     GB 牡5 595ドイル   147 11132 チャールトンGB Dubawi
414Joshua Tree    IRE 牡6 595ヒューズ  296 休63102 ダンロップGB  モンジュー
52Meandre      FR 牡5 595リスポリ  226 69331 シャヴエフCZE Slickly
68Orfevre      JPN 牡5 595スミヨン  1710 2休1休1 池江泰寿JPN   ステイゴールド
74Going Somewhere  BRZ 牡4 59 ベノワ   113 523休4 スマガ     Sulamani
817Haya Landa    FR 牝5 58 ブロンデル 231 22366 オードンたん  ランド
93Pirika      IRE 牝5 58 ブードー  173 14653 ファーブル   Monsun
107Flintshire    GB 牡3 56 ギュイヨン 53 12114 ファーブル   Dansili
115Leading Light   IRE 牡3 56 モッセ   65 休1111 オブライエンIR モンジュー
1213Ocovango     GB 牡3 56 パスキエ  63 11533 ファーブル   Monsun
1310Penglai Pavilion USA 牡3 56 バルザローナ74 12121 ファーブル   Monsun
1411Kizuna      JPN 牡3 56 武豊    86 111休1 佐々木晶三JPN ディープインパクト
156Ruler of the WorldIRE 牡3 56 ムーア   53 11152 オブライエンIR Galileo
1616Sahawar      FR 牡3 56 テュリエ  102 33232 フェルラン   Dark Angel
179Intello      GER 牡3 56 ペリエ   86 31131 ファーブル   Galileo
1815Treve       FR 牝3 545ジャルネ  44 1休111 ヘッドたん   Motivator


 残念な出走取消でアップデートする羽目に。
 先日から散々オフ会とかで話題になる「日本とドイツ、凱旋門が好きすぎ」な訳であるが、両者のスイングする勝負をいつかは見たいと思いつつ、或いはそれの資格を得るためにはこっちがさっさと1回勝ってしまいなさいという天の配剤みたいな部分もあったりするのか、などと妄想しつつ。

 思えばドイツ勢の初勝利である Star Appeal は、アイルランドのオックス厩舎に転厩の上、外国人騎手で勝利したという意味では、*エルコンドルパサー辺りに近いタイプの馬の勝利ではあったと思う。内容的な圧巻さも、あのレースの*モンジューとの叩き合いに近い意味でレベルは高かったと思うと、日本競馬はあそこで勝てなかった分回り道をしたのかなとは思うし、たとえ今年勝っても、何というか去年のアレもあって、「遂に」というよりは「やっと」的な徒労感もあったりはするんだろうかなぁ、とも。一方で、日本のあまつさえ○父(これも幾星霜を経て死語にはなってしまったが)によって凱旋門賞を初制覇するチャンスがこうして訪れていることは、やはり待った分だけのものはあるのかも知れない。
 そういや、まだ日本がワールドカップの予選をやっと突破したあの頃、「日本がワールドカップで優勝するのと、日本馬が凱旋門賞勝つの、どっちが早いかな」みたいなことが話題になった覚えがある。その時の結論は「案外、競馬かもよ」だった。果たせるからそこから僅か2年で*エルコンドルパサーが出た辺りで、当時出来過ぎ感があったけど、「もうはまだ、まだはもう」に近い競馬の叙述トリックに引っ掛かってはいたのかなぁ、とも。

 ただ、どうもまだ「勝てる!」という確信は持てないでいる。
 それはやはり、前述したある種の徒労感による感覚の鈍りみたいなのもあるし大体去年からがああいう負け方だっただけに「勝つ」ってよりは忘れ物取りに行く感が大なり小なりどうしても付いて回るし、そもそも前哨戦でああして続けざまで勝ってしまったことで、あれ以上の条件がもう一度訪れることへの懐疑、という面もあろうか。いや本当に「勝つこと」への高揚感みたいなのは、昨年の方が高いとは思う。
 ロジカルに考えれば、明らかにここに出て来ている古馬の中ではオルフェーヴルは文句なく最強で、一方3歳は真正面のトライアルで遠征初出走のキズナが勝利していることを思えば、当然確率が高いのは分かるのだけれど、まぁ感覚としては「ロジカルにはそりゃ東京が一番チャンス大きい気はするけど、スペインのスポーツ貴族手強いし、何かポカってイスタンブールに一次抜かれたりすんじゃねぇかな」とか思ってた五輪ビッドに近いものだったりするんかな、なんてことも。
 勝利への高揚感がそこそこあって実際に勝てたパターンだとデルタブルースのメルボルンCが思い出深く、一方で勝利への高揚感とかの無かった割には望外の結果というとヴィクトワールピサのドバイであったが、後者は勝ち負けの見積もり以外のとこで高揚感を持ちづらい時期的な事情もあったし、ちょっと違うものはあるか。

 それならそれで、静かに見たいと思う。
 恐らくは、我々がイメージしていたフォーマットとしての、4歳馬が最も充実した秋に国内のタイトルをきっちり踏んで登場する訳では無い両馬が、物語の完結としてではなく、一つの物語の要素として臨むレースとして。恐らくは、3歳の三冠をスキップして完成度は度外視しつつ素材で挑むところまで、5歳となり年内僅か1戦で海外に渡り試走をこなして悠然と乗り込むところまで、我々の擁するヒーローの幅は出て来たとは言えると思う。それを、淡々と堪能するつもりで。
 恐らく、凱旋門を勝つことはもう「歴史を変える」ことではなく、「変わった歴史の再確認」ではあろうから。
 しかし、変わった歴史はそこで終わりではない。*タップダンスシチーの遠征にあたって、「いや、ああいう感じで直前に関西から福島に遠征できるようになってこそ、海外遠征ってのは本当にあるべき姿となるのでは」という話をしていたことを思う。もうちょい言えば、未来のダービー馬が菊花賞…は無理にしても秋天くらいにはサクっと戻って来られるようなのも、ありじゃないかと思う。
 やがて、そういう未来において、このレースに立ち返るその時、その味は、果たして。
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凱旋門賞確定。 


Beyond
Beyond; Ricoh GR GR Lens 18.3mm f/2.8 F2.8 1/80s ISO-100

遠くまで。

10月6日ロンシャン5R 16:15発走 芝2400m
第92回カタール凱旋門賞(G1)
総賞金4800000EUR 3歳上牡牝 定量(3歳56kg,4上59.5kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
11Very Nice Name  FR 牡4 595コンヴェルテ166 3休742 de.ミュール   Whipper
212Novellist     IRE 牡4 595ムルタ   119 1休111 ヴェーラーGER Monsun
318Al Kazeem     GB 牡5 595ドイル   147 11132 チャールトンGB Dubawi
414Joshua Tree    IRE 牡6 595ヒューズ  296 休63102 ダンロップGB  モンジュー
52Meandre      FR 牡5 595リスポリ  226 69331 シャヴエフCZE Slickly
68Orfevre      JPN 牡5 595スミヨン  1710 2休1休1 池江泰寿JPN   ステイゴールド
74Going Somewhere  BRZ 牡4 595ベノワ   113 523休4 スマガ     Sulamani
817Haya Landa    FR 牝5 58 ブロンデル 231 22366 オードンたん  ランド
93Pirika      IRE 牝5 58 ブードー  173 14653 ファーブル   Monsun
107Flintshire    GB 牡3 56 ギュイヨン 53 12114 ファーブル   Dansili
115Leading Light   IRE 牡3 56 モッセ   65 休1111 オブライエンIR モンジュー
1213Ocovango     GB 牡3 56 パスキエ  63 11533 ファーブル   Monsun
1310Penglai Pavilion USA 牡3 56 バルザローナ74 12121 ファーブル   Monsun
1411Kizuna      JPN 牡3 56 武豊    86 111休1 佐々木晶三JPN ディープインパクト
156Ruler of the WorldIRE 牡3 56 ムーア   53 11152 オブライエンIR Galileo
1616Sahawar      FR 牡3 56 テュリエ  102 33232 フェルラン   Dark Angel
179Intello      GER 牡3 56 ペリエ   86 31131 ファーブル   Galileo
1815Treve       FR 牝3 545ジャルネ  44 1休111 ヘッドたん   Motivator


 今日は、何となく俯瞰的に出走表を眺める。

 凱旋門賞は、確かに3歳に有利な斤量であり、それゆえに3歳馬の出走も目立つ一方で、ここに出てきた3歳のうち、翌年も主役を張れる馬はそう多くない。勝ってしまったらそれはそれで引退を動機付ける面はあるし、実際に2400路線を維持するほど形の固まっていない馬も多いのかもしれない。まぁ実際、昨年3歳でこのレースに出た馬は1頭も居ない訳だが、そうした意味では、ここを超えてさらに強くなることの難しさ、みたいな辺りも、このレースに出る3歳勢については思ったり。キズナ、Ruler of the World、Treve辺りの有力馬含め、勝っても負けても、この後の物語をどう紡ぐのかな、ということも。
 まぁ昨年の3歳がそういうここに来てない現状と言うのは、実際今年の4歳が欧州においてそう恵まれた世代ではない、ということでもある気はするのだが、一方でこのカテゴリにおいてある意味「晩成化」が進んでいる面はあって、それがAl Kazeemやオルフェーヴルの熟成という形でこの出走表に繋がっているようにも。まぁ前者はここに来てやや失速気味だし、後者も春はさほど順調にレースを積めた訳では無いのだけれど、強豪として相応の立場を築いてこのレースに臨むことに。二度目の凱旋門というと地味な所でMeandreなんかもそうだけど、この馬もよう頑張ってバーデンでも好走してゴタゴタしたけどオイロパ勝って、とは思う。一方で4歳のNovellistであっても、やはりクラシックを賑わせた馬ではあるのだが、そこから*デインドリーム相手の完敗などを思うと「本来3歳でピークであるべき馬が経た回り道」という辺りの晩成さを思う。
 何となく、90年代から2000年代辺りの凱旋門も変わってきていて、競馬の風景が変わる辺りで、日本馬にもチャンスが訪れたのかなということは思う。それはレベルが下がったというのともちょっと違っていて、凱旋門は凱旋門で、やはりチャンピオンを選ぶ格を維持したレースではある、と言うしかないメンバーではあるのだけど。

 一方で、血統という点では、なかなかに「相譲らない三つ巴」な組手となった感がある。
 最早アメリカ産は退潮して久しいが、そうした中で12F路線の顔役というべき大種牡馬たるGalileoと*モンジューに、こと大陸の中距離ではそこに並ぶ存在に近づいたMonsunという欧州の本格派からはRulerとTreveにNovellist、そしてそれに対してやや軽量感を持ちつつ汎用性を秘めたDanzigとMr.Prospectorの父系を代表するような形で登場するFlintshireにAl Kazeem、に対して*サンデーサイレンスという巨星がサイアーオブサイアーとして磨きをかけて後継として繰り出すツートップたるディープインパクトとステイゴールドから、キズナとオルフェーヴル。
 第一のグループは、牝系もLassie Dear、Trillion、Naxosと、米仏独における文句ない名牝系に由来し、数代にわたりキズの無い配合を誇る。第二のグループは母系にShirley Heightsが入る一方、NijinskyやThe Minstrelといったアメリカのパワー系をキーとしながら配合のバランスを汎用的に振った感がある。そして、キズナとオルフェは、それぞれの父におけるベストニックを軸足としながら、ディテールの精緻さが地力を引き伸ばした。
 それぞれに実にキャラクターがあり、この噛み合わせはどういう方向の血統ファンからも、なかなかにワクワクするものでは無いだろうか。
 単純に、それぞれのアイデンティティがどうぶつかるか、それだけでも愉しめるレースとして期待したい。
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凱旋門賞である。 

燃え上がれ(挨拶。

燃える中に
燃える中に; OM-D E-M5 Olympus M.ZUIKO Digital 60mm 1:2,8 MACRO F2.8 1/4000s ISO-800

10月7日ロンシャン6R 16:25発走 芝2400m
第91回カタール凱旋門賞(G1)
総賞金4000000EUR 3歳上牡牝 定量(3歳56kg,4上59.5kg、牝1.5kg減)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     父
116Sea Moon     GB 牡4 595ムーア   95 2休115 Sir.スタウトGB Beat Hollow
210St.Nicholas Abbey IRE 牡5 595J.オブライエ177 21333 オブライエンIR モンジュー
313Meandre      FR 牡4 595ギュイヨン 165 42112 ファーブル   Slickly
49Mikhail Glinka  IRE 牡5 595デムーロ  215 19休21 サヴイェフCZE Galileo
512Robin Hood    IRE 牡4 595ヘファナン 152 2611108 オブライエンIR Galileo
618Orfevre      JPN 牡4 595スミヨン  138 休21111 池江泰寿JPN   ステイゴールド
78Aventino     JPN 牡8 595クラストゥス504 1255休5 池江泰寿JPN   ジャングルポケット
811Shareta      IRE 牝4 58 ルメール  145 32211 de.R-デュプレ Sinndar
91Haya Landa    FR 牝4 58 ブロンデル 121 22557 オードンたん  ランド
106Solemia      IRE 牝4 58 ペリエ   124 12143 ラフォンパリア Poliglote
1114Bayrir      FR 牡3 56 モッセ   64 41112 de.R-デュプレ Medicean
1215Kesampour     FR 牡3 56 ベノワ   64 114休5 デルザングル  King's Best
135Camelot      GB 牡3 56 デットーリ 65 11112 オブライエンIR モンジュー
1417Masterstroke   USA 牡3 56 バルザローナ64 12211 ファーブル   Monsun
154Ernest Hemingway IRE 牡3 56 C.オドノヒュ21 --17休 オブライエンIR Galileo
162Saonois      FR 牡3 56 アムラン  94 141休1 ゴーヴァン   チチカステナンゴ
173Yellow and Green GB 牝3 545テュリエ  51 23214 クレマン    Monsun
187Great Heavens   GB 牝3 545ビュイック 54 休1111 ゴスデンGB   Galileo


 昨年の*デインドリームの歓喜から1年、ある意味天国から地獄、的なドイツ競馬の危機という前振りがレース前の事件として発生したこの凱旋門賞。こうした有力馬の回避はあったが、どうやら3歳でフランス競馬ではベストの実績という馬はきっちり出走するし、欧州最強3歳馬もやや一頓挫的な悔しい敗戦を経たものの、実績あるヤネを背にここに臨む。昨年2着馬は健在で、ほかに古馬の常連的強豪や牝馬のクラシック馬も含まれるメンバー。
 しかし、そうした中でもオルフェーヴルは十分に人気するに値する馬ではあるし、むしろ大外枠とかわりと「分かりやすく警戒されたな」とか思ってしまう面もあり。そして、池添を下したのは単に馬の能力を引き出すだけではなく、こうして「完璧な準備」をした際にも起こりうる不測さに対してのものであり、この枠を引いたからこそスミヨンの意義はある、とも思われ。

 気持ち的には、*シーキングザパールが唐突にモーリス・ド・ゲストを勝利した後の*タイキシャトルのジャック・ル・マロワ的な心理に近い「相手は弱くないが、こちらの能力を信じてよいのだろう」的な、静かな高揚感はある。そして、明日ロンシャンから吉報が届くのならば、シーキングに先を越されたシャトルの勝利の意義に近いものが、我々の感慨として残るのだろう。敗北よりも勝利の方が、やはり我々を前進させるのだ。
 一方で、競馬の強さとは裏腹に、興業としての危機が隣り合わせている感は、何となく我々が「似ていない兄弟」としてのドイツと共通に持ち始めているのではないか、という感慨は強くなっているかも知れない。或いは、競馬のレベルに対し、国際的なスポーツとしての競馬の仕組み自体が余りに変化として緩慢であった(これはひとえに日本競馬だけの落ち度ではないが)ことも要因なのかも知れぬが、いずれにせよ、その部分の危機感が「凱旋門賞をベタに獲りに行く段取りを完璧に済ませられる」ようになるまでに、思ったよりは強くなった気はする。ディープインパクトの頃でも相応に不安はあったが。

 その辺りで以外にダメージとして効いているのが、騎手の問題ではあるかも知れない。詰まる所、競馬学校が武豊の正統後継者を創ることに失敗した、ということにはなるが。そしてその分野での彼我のレベル差の存在が、競走馬単位でのレベル向上をやや相対化している、またはある種の不協和を発生させているようにも。そして、スミヨンをこの場で起用するという辺りで、その彼我の差が象徴される所でもあるには違いなく。
 ここで思い出すのが、かつて偏屈爺師が問うていた「競争劣位の国のレベルが、競争優位の国に市場を開放することで向上するのか?」という疑問である。少なくとも競走馬は、数多くの努力と優秀な馬産家の投資により、その矛盾を超えて見せたのだが、騎手の市場開放においてはそうはいかなかった、のかなぁと。実際に短期免許で来日する騎手の国際的な相対レベルは、JリーグやNPBで稼ぐ外国人のそれよりも明白に高いが、そこが結果として「より厳しい環境で騎手を育てる」方向性と結びつかなかったこと。
 その不完全さは、明日の結果如何ではなんら変わることはない。

 しかし、だからこそ我々は、今の不完全な姿で、この国の競馬のエンブレムの上にステラを載せないといけないのだろう。繰り返して言うが、どんな形であれ敗北よりも勝利の方が、やはり我々を前進させるのだ。恐らくその最もラジカルな結果を、我々は女子サッカーにおいて目撃してきたと思う。
 かつて*タイキシャトルが世界のマイルを席巻できた辺りで、丁度ワールドカップにかこつけて、「凱旋門賞とワールドカップなら、案外前者の方が近いかもね」みたいな話が出ていた記憶がある。結果として、ちょっと視野の外で、JFAはそのエンブレムの上にステラを獲得した訳だが。
 ともあれ、今回騎手を国外に恃むとしても、その結果として「ワールドカップ優勝」に等しいクラスの勲章がこの国の競馬界に加わることでしか、騎手を含めてのこの国の競馬を維持しようとするための何かに火を点けるような何かは湧き立たないのではないか、という気持ちは率直にあるのだ。

 だから、燃え上がれ、オルフェーヴル。
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凱旋門賞、やや反省しつつ感慨も。 

 ↓カラーを勝負服に近い雰囲気のもので拾えればベストであったが(挨拶。

Daydream
Daydream; DMC-G1 Voigtländer Nokton 25mm F0.95 F0.95 1/2000s ISO-100

@Mahal なんでDanedreamの殿下的評価がこんな低かったのか未だに謎
Oct 02 via webFavoriteRetweetReply



 てな訳で、正直スマンカッタ。何か、ドラール賞で Samum 仔が負けた辺りで、勝負気配的にやや折れてしまったのが一番大きかったっす……という訳で、反省もこめて。

 ナカヤマフェスタは行き遅れたのが全て。前走でベストではない状態でやや無理をしたことで、馬の心身に今ひとつパワーが入りきらなかったのかなという内容。ヒルノダムールは勝ち馬の一つ前という道中。前行った Shareta は残ったけれども、時計を考えてもコースの難度を考慮すれば早めのペースであり、春天の勝ち馬とは言えちょっと消耗戦で力を出せなかったのは、結局は前で折り合ったと言うよりはやや掛かり気味になりながら馬群で揉まれた結果ではあろう。終始インで頑張りながら、最後 Danedream が伸びてくるタイミングでは既に内から勝ち馬にかわされているのは男・藤田らしからぬ気弱さではあったが、あれも馬自身がフォルス以降でガス切れ気味で、緩い最終コーナー以降は外に膨れ気味だったのではないだろうか。この辺りは調教の匙加減から当日の天気辺りまで掛ってくる部分でもあろうとは思われ、比較的暑かったと伝えられる現地の状況も、この日のこの馬には味方しなかった、くらいはあるかも知れない。

 さて、Danedream。
 例の配信で見てたオッズだと、何かどこ発表のものかは分からなかったけれど、50倍から一旦16倍までオッズが振れて、最後に20倍台とか、いわゆる「ゲートと同時に締め切りのパリミュチュエル」らしい荒い動きをしていたのが味わい深かったが、逆にそれだけ振れる程度には「判断に迷う」タイプというのは共通していたのかも知れない。
 個人的に言い訳するならば、ちょっとバーデンの勝ち方が「バーデンに嵌った」みたいな印象であり、そこが逆にアルクでは不安という、まぁ先達たる Samum 辺りをちょっと思い起こさせる部分はあったのよね、みたいな部分の軽視はあり。いや、堅い馬場が苦手というタイプの配合では無いのだけれど、レース展開的にああいう「引き出し」を持ってる、みたいなのは想像付かなかった。ちょっとビックリ。
 しかし、この手の牝馬がある種の斬れを見せるという点では、*スノーフェアリーのエリ女圧勝劇なんかに近い出力みたいなモノを感じて、まぁ欧州の牝馬、ああいう潜在力はあるよなぁとも。個人的には、この馬をJCに呼ぶなら、府中開催中イン側の馬場を散々苛めて、「堅い馬場のバーデン大賞的外差し」が見られるようなデザインを馬場造園課にはお願いしたい(笑)。写真も撮りやすいし(何。
#いや、もう一度バーデン行けるなら、ああいう外ぴったりの勝ち馬を撮りたいのよw

 ところで、「馬名がそんな感じだから」という訳でもないけれども、実際やはり牝系がドイツ系ではない辺りで、「ドイツクラスタ」的な意味での応援にやや相対化されるきらいのある馬ではあったけれど、そうは言ってもまずまずの良牝系というべき血統ではあり、5代母の Damasi はブサックの生産で、そこから子孫は主にバロン・ギ・ド・ロトシール(ロスチャイルド)の手に育てられて、比較的フランスを中心に活躍馬がよく出ている。そして割と本朝にもその流れが来ていて、*キンシャサノキセキやタイムパラドックスという名も。
 しかし、この系統での本朝の活躍馬といえば、何をおいてもサクラローレルである。
 この一時代を築き、そしてロンシャンで慘敗に散った梟雄ではあるが、血統的には「ロンシャンがダメ」というような馬では全くなかった。母父に Luthier のような血が入り、かなり「フランス的」な流れを近い代まで強化しているようなタイプだっただけに。そう思うと、現代にあるノウハウがあの当時あれば……という無い物ねだりは、後知惠としては思うところだろう。当時は「これでダメって、どんだけ世界レベル高杉なんだよ……」という絶望感に苛まれてたんだけれど。

 そう考えると、この圧勝劇はドイツ的な文脈よりはむしろ、14年前にフォア賞で絶望的に慘敗し、そのまま故障してターフを去った血族へのリベンジ、みたいな妄想に捉えられなくはない。彼もまた、フランス的な血を持ちながらも「異国からのアウトサイダー」ではあった訳で、まぁ以下電波なヨタとして。
 余り近くない配合スタイルの、この「似ていない兄弟」な競馬国たるドイツと本朝の名馬を分けたものは、と考える前に、まずは共通点として気になった馬を血統表で探すと、まずは出て来るのが Flute Enchantee という牝馬。Brandford と Sans Souci の組み合わせクロスを持つ美しい配合の繁殖馬で、名前の良さもあって血統表の後ろで何となく存在感を感じる繁殖である。サクラローレルには前述の Luthier を経由して入り、Danedream には曾祖母の父 Violon d'Ingres を経由して流れる。
 この牝馬は、父の Cranach がマイナーなゴドルフィンアラビアンの Hurry On 系種牡馬であるが、兄弟たる Ocarina や*ガーサント(「社台の」輸入種牡馬)も、当時落日の Hermit 系最後の光輝をバロン・ロトシールの元で放った馬たちであった。一方で、Luthier や Violon d'Ingres は Tourbillon の末裔。こうした「マイナーさ」によって輝く血が、ある種のフィーチャーであるのかも知れない。

 とすると、ロンシャンの舞台でサクラローレルの屈辱を Danedream が果たせた何か、とは、或いはその Flute Enchantee の「マイノリティとの縁」だっただろうか。*デインヒルという世界最高の種牡馬の娘でありながら競馬場でも活躍できず、ドイツに流れると産駒が10000EURの値も付かなかったという「失意のマジョリティ」に、Lomitas 経由のドイツ血統は、そのマイノリティの逆襲の種となって、ロンシャンに輝いたのかも知れない。
 そういうレースとして、2011年の凱旋門賞を、有芝まはるは解題してみたいな、とも。セオリー的なものとは違う文脈で、ドイツ馬36年ぶりの圧勝劇を祝すという意味で。
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さて、凱旋門を前に。 

 余り走りすぎない方向で(挨拶。

The Great Escape
The Great Escape; D7000 AF Nikkor 80-200mm 1:2.8D ED (185mm) F4 1/1000s ISO-800

 真面目な話、「んー、勝ちづらそうなレースだなぁ」的な面も。
 まぁ、メンバーの構成的にはそこそこ多頭数ながら隙が少ないという点で去年と似てたりするかも知れないけど、ややナカヤマフェスタが手の内を見せてしまっているという辺りで、そう簡単に去年のように「展開を握る」のも容易ならざるかな、みたいな気持ちもあるし、その上でオッズとか見ると、一番人気が Sarafina で、それに肉薄したヒルノダムールの評価も*スノーフェアリーや Relaiable Man に匹敵するというのは、やや見込まれすぎな嫌いもあったりして、ちょっと気持ち悪いかなとも。

 一方で、どちらかと言えば「我慢する」立場でインを引いてしまったヒルノダムールよりは、ある種大外に「押し出された」格好のナカヤマフェスタの側に期待を繋いでいる部分もある。本朝の遠征馬を見ても、確かに、2年連続で来日して2度目で上回る成績を出した馬はなかなかおらず、それでも厳しいには違いないであろう。ただ、ある意味「ここにカスタマイズした」的なローテに結果としてなっていること。帰国してジャパンC以外の競馬を全く使わなかったことで、逆に「日本競馬の流れ」による違和感は薄いのではないか、という辺りは期待したい。去年のような馬場ではないに違いはないが、それでも今回の一番人気馬にあのレースで先着していること。その上で、先行して同じような流れで闘志が引き出されるならば、と。

 その上で、昨年の勝ち馬 Workforce がやはり一番の「To Beat」な相手であるのかな、という極めて保守的な見立てもあったり。レース数は少なく、実際 So You Think には負けているが10Fであれば勝負付いた内容とは思われず。本朝の同期ダービー馬を見ても古馬になっての伸びしろという面で King's Best に不安はあるが、少なくとも評価としてはやや過小に振れており、ムーアとしては競馬がしやすいはず。
 Sarafina は前走は強かったが、流れが違いすぎることを考えると今回同様にとは考えづらいし、サンクルーで破った相手も実力あるとは言えドラール賞では勝ちきれないレベルの*シリュスデゼーグルと思うに、盤石なタイプな馬とも思われず、何かに足を掬われるようにも。So You Think は配合としては相応に重厚さはあって楽しみではあるけれど、どうも59.5kgの制約を超えてこういう場で勝ちきる何かがあるかやや疑念も。多分メルボルンで Americain に負けてるイメージなんだろうし、勝ちきれそうなもの持ってなくても*マリエンバードとか勝ってるけど(笑)。
 3歳はやはり評価されるべき、とは思うけれど、牝馬よりは牡馬かな。Danedream も良い馬と思うけれど、そちらが人気するなら Meandre 辺りを評価しつつ、基本は Reliable Man、普通にええんちゃうのと。つか私、Dalakhani やっぱり割と好きだし、祖母父の*シャトーゲイとか泣かせますやん、と。
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ロイヤルである。 

 さて、健闘を祈る標題も大仰に(挨拶。

驀進の血、猪突の野心
驀進の血、猪突の野心; D7000 AF Nikkor 80-200mm 1:2.8 ED (200mm) F2.8 1/500s ISO-640

6月14日ロイヤル・アスコット初日3R 15:45発走 芝8F
セント・ジェームジズ・パレスS(G1)
総賞金£250000 3歳牡 定量(9st)
馬枠 馬名      産地性齢斤量 騎手   戦勝 近走成績  厩舎     予想 父
13Dream Ahead    USA 牡3 126ビュイック 43 1115休 シムコック   14/1 ディクタット
27Dubawi Gold    GB 牡3 126ヒューズ  114 休1122 ハノン     14/1 Dubawi
31Excelebration   IRE 牡3 126カービー  53 11休21 ボッティ    8/1 Exceed and Excel
45Frankel      GB 牡3 126クィーリー 66 11休11 Sir.セシル   2/5 Galileo
56Grand Prix Boss  JPN 牡3 126デムーロ  74 1休431 矢作芳人JPN   18/1 サクラバクシンオー
64Neebras      IRE 牡3 126デットーリ 62 2休813 マハムード   100 Oasis Dream
72Rerouted     USA 牡3 126M.ヒルズ  82 14休28 B.W.ヒルズ   200 Stormy Atlantic
89Wootton Bassett  GB 牡3 126ハナガン  65 111休5 ファーイー   14/1 Iffraaj
98Zoffany      IRE 牡3 126ムーア   85 113休2 オブライエンIR 25/1 Dansili


 個人的には、前走仏2000ギニーで飛んだ Wootton Bassett 辺りが一番変わり身という点では大きそうかなと。クールモアの Zoffany も、似たような感じで休み明けやらず的な感があり、どっちかというとこの手の馬の台頭が、Excelebration の地力に比較して一発がある気はする。Dubawi Gold はちょっと使われすぎかな。1号族で地力は否定できぬが。Dream Ahead はスプリンター血統。
 個人的には、まずグランプリボスが「並みのギニー馬程度に強い」ところを見せては欲しいかな。多分、それくらいは強いだろう、くらいは思ってるし。
 その上で、Frankel が実はどの程度バケモノなのか、確かにギニーの勝ち方は Tudor Mistrel 以来と言うべきものだとは思うが、全体として頂点決戦的なレースではないのがギニーだとするなら、まだ付けいる隙はあるのか。そこはまぁ、開けてみるまで、と思いつつ。
 んー何か、Frankel さえ居なければ、本当にシーザリオの時のアメリカン・オークスみたいな心境ではあるんだよねぇ。何というか、ある種の無駄な手応えがあったりする、みたいな意味で。無論、Frankel 差し引いてもシーザリオの相手よりは骨っぽいかもだけど、何というか、「やっちゃれ」感というか。

 まぁ何かと妄想にふける残り24時間であれかし。
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