有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、或いは反逆のドゥ・ロワイユ=デュプレ。
もし、イビチャならば。
 東アジアのアレについて。

 個人的には、客席の問題については余程のことがない限りは、まぁやらせとけばいいじゃん、みたいな部分もあるのだけれど、ピッチの上で平気で乱痴気を起こされるのは結構困ったものだなぁ、とは思う。実際に怪我する選手が出てしまう以上は。しかし、ピッチの上の出来事であるならば、選手たちがある程度スポーツマンとして節度に欠いた行為を行ったことについては、そのチームを率いる監督の責任ではないか、とは思う。その意味で、現地の民度や国そのものを責めるのはある意味筋違いではあり、協会を責めるのも微妙にどうかという辺りで、日本人が今回の試合の件で最も強く詰らなければならないのは、相手の代表監督ではないかな、と。しかも、その監督は(少なくとも本朝から見て)サッカー後進国であるところの中国のインディジェナスな監督ではなく、(少なくとも本朝から見て)ある程度以上にまともなサッカー文化を持つ国からからわざわざ雇われた監督であることを考えるならば。

 そもそも、ペトロヴィッチお前、こっちの監督がイビチャであったら、あの試合終わった後にあの爺さんと目を合わせることが出来たか?と有芝は問い詰めたい。前後半90分にわたってノンストップで問い詰めたい。そういう「恥ずべきチーム」しか国際試合に出してしまったことについて、まずサッカー人として悔いるべきであろう。
 いやしくも中華のようなサッカー後進国、でありながら、今後このスポーツに関して巧くやれば洋々たる前途が開かれていると期待されるような可能性を秘めたサッカー国、の監督を務めるのならば、代表監督は単に目先の試合を勝つことだけを考えれば良い、という立場ではないはずだ。かつての本朝では「グラウンドはサッカーだけをやるところではない。人間としての修練の場である」と言ってサッカー文化の種を蒔いた外人監督がいた。勿論、オイロパ・マイスターを2度獲得した斯界の巨匠と比較するのは気の毒な部分もあるが、大なり小なり、こういう国でサッカーの監督をするというのは「人間を育てる」という要素が求められるところがあると思うし、その努力は「強化」という文脈である程度長い目の勝負を考えるにしても必須であろう。しかし、少なくとも昨日の試合を見る限り、ピクシーらと並んで「ズヴェズダの星」と称されるかつての名手がそのような努力をした形跡は認められなかったと言わざるを得ないのは、悲しいことである。敢えて言うならば、「選手を甘やかしてはいなかったか」と。出来ることならば、今後はああいうプレイを選手が行うことを厳しく戒めることで、はじめからこのような事態が起こらないように尽力してもらいたいものである(本当に欧米人の皆様におかれましては、華人を甘やかすのを程々にして頂きたい。こっちが迷惑するので)。

 岡ちゃんの会見について宇都宮氏は「もっと本音を出しても良かったのではないか」とコメントされていた。個人的には、余りそうは思わない。あんなプレイの後に、わざわざ現地の報道陣にこちらの本音を披瀝してやるべきものでもないだろう。ただ、同業者が仕事の不手際で迷惑をかけていることに関しては、指摘しておいても良かったのではないか、と思わなくはない。まぁ勿論、同業だから言いづらいという面はあるかも知れないが。それこそ、こちらの監督がイビチャであったら、表立ってではないかも知れないが、あの爺さんも同郷の同業者に対してかなりこの件についてお灸をすえるような言葉を向けたのでは無いかなぁ、と。
オージーも、すっかりAFCじゃのお。
◆Japan−Australien(75.Qatar) 1:1(0:0, i.e.4:3)
Japan: Kawaguchi - Kaji, Abe, Nakazawa, Komano - Suzuki - S.Nakamura, K.Nakamura, Endo - Takahara, Maki
Australien: Schwarzer - Milligan, Beauchamp, Neill - Emerton, Culina, Grella(75.) - Carney - Bresciano - Viduka, Aloisi
Tore:
69. 0:1 Aloisi(Rechtschuss, Kewell)
72. 1:1 Takahara(Linkschuss, Maki)
Einwechslungen:
61. Kewell fur Viduka
71. Cahill fur Bresciano
79. Carle fur Aloisi
88. Konno fur Kaji
102. Sato fur Maki
115. Yano fur K.Nakamura
手荒ながらも、最後は親日だったUAE
◆Japan−UAE 3:1(3:0)
Japan: Kawaguchi - Kaji, Abe, Nakazawa, Komano - Suzuki - S.Nakamura, K.Nakamura, Endo - Takahara, Maki
UAE: Nasser - Rahman, Alo Ali, B.Saeed('54), Fakher - H.Saeed, E.Ali, Jumaa - Darwish, M.Saeed, Matar
46. Alkas for E.Ali, Mubarak for Darwish
57. Qassim for M.Saeed
67. Hanyu for Takahara
71. Mizuno for S.Nakamura
77. Konno for Suzuki
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