04« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»06

殿下執務室2.0 β1

  : 

有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

USWNT 5-2 Nadeshiko 

リアルタイムで見られなかった日の帰途は、雨に濡れて。

Moist
Moist; D-Lux(Typ 109) DC Vario-Summilux 1:1.7-2.8/10.9-34 ASPH. (31.5mm) f/2.8 1/25s ISO-1600

後出しだけど、昨日の段階で「向こうのキーパーソンはロイド」とは思っていた。
4年前のファイナルでの逸機の数々(更にシュートアウトまで枠を外すというおまけつき)、そしてそれの雪辱となる五輪ファイナルでの2ゴール。そして、大会前は今更という感じでワンバックの頭に恃むような単調さも垣間見られる調整からチューンアップして、ドイツ戦ではこのロイドのトップ下での自由さがチームの躍動を高めていた文脈。
しかし、それにしても、前回は「出来なさすぎ」で、今回は「出来すぎ」なカーリ・ロイドではあった。
まぁ両方とも中途半端に出来てたら、どっちも僅差で負けてくれたかもしれないので、この運の偏在はある意味日本女子代表にも有難いものではあったかもだが、それにしても、なかなか過酷な時間を与えてくれたものではある。
しかし実際、今日の立ち上がり4点ってのは、ヴァルトシュタディオンでも充分起こり得たシナリオではないか、とは思う。あの時も、笑っちゃうくらいの猛攻を立ち上がりに仕掛けて、日本の出鼻を挫くという選択をスンドハーゲはとったが、エリスはもう一度それと丸写しなシナリオでここに臨んできた。強者とはぶれぬこと、というUSWNTの意地。
それを4年前はギリギリで躱しきって、後半勝負で魂を見せ付けたのだが、今回は悉くそこで向こうがピンポイントな隘路をこじ開けてきた感じ。強いていえば、こちら側の準備の差は前回に比べてあったかも知れないが、やや「普段通り」以上を見せないとというものが、この再戦だからこそ、なでしこの先発陣にはあったかもな、と。
そして、あの4年前の耐久があったからこそ、岩清水にとっては本当にどう言葉をかけていいか分からない。
ただ、それでもこのチームが「ミネイロンのブラジウ」にならなかったのは、それもまた4年前の「勝利」があったからこそこの代表に植え付けられていた、「風格」ではあったかも知れない。その意味では、4年間を驕らず無駄にせず、ドローに恵まれたりオウンゴールに救われたりもしつつ「最低限」な面はあったものの、最上質な最低限を現出することでファイナルに再び臨んだ我々の代表が、存分に力を出し切ったゲームではあっただろう。
ただ、ここまで辿り着いたからこそ、あの2-4に追い上げた直後の失点は、悔やまれる。
こちらの布陣がややスクランブル気味であった必然かも知れぬが、セットプレーに最後まで対応できなかったこと。
まずは、そこにある彼我の差を、もう一度埋める機会は、来るだろうか。
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それでも、俺達はいつかワールドカップで優勝する、ということ。 

後半25分くらいまでは、逆転出来ると割と素で信じて見ていた。
大久保がヘッドで合わせ損ねた辺りで、んー残りで2点は厳しいかな、という感じで。
まぁその意味では3点目以降は余り意味が無い。ただ、まぁ70分は信じられたという意味で、今日の試合の評価とすべきか。

グループリーグってのは、結構厄介なフォーマットである。カップ戦ではないが、超短期決戦。
かつ、半年前にその3つの対戦国は公知となるので、対策は幾らでも出来る。
その3つだけを勝負と見立てるならば、十分に研究して、相手の良さを消せるだけ消すサッカーで勝ち抜くことは可能だし、それはサッカー的に当然のごとく妥当な手立てであるとも言えよう。
ただ問題は、それで勝ち上がった後どうするか、でもある。
32ヶ国のワールドカップは、16チームを2次ラウンドに残す。そこからは4試合。
「最初の3つ」だけを見て来たチームは、天運と勝ち上がりの余勢を買うことによって2回程度はそのラウンドに選ばれた強豪を倒すことは可能であろう。ワールドカップのベスト4に近年進出した国を見ても、必ずしも当時の五指に値する国家ばかりではない。しかし、大方グループ突破の余波で勝ち進んだ準一流国は、そこで力尽きる運命にあった。ギリシャやデンマークというアウトサイダーが優勝したEURO、或いは戦前は4強まで程度だった評価の日本が制した女子ワールドカップとは異なる難しさは、このフォーマットにはあるのだろう。
そうなると、4回目以降に何処を相手にしてもブレない「何か」を持つことは、やはり優勝ということを考えると必須の要素とはなるのかも知れない。そしてそれは、勝敗関係なく、また具体的な姿勢とかとも余り関係なく、ともかくも何らかの形で「世界基準より上」のプレーとして表現されるべきものだとは思われる。

そうして振り返った時に、我々の代表は、恐らくそういう水準を目指し、それを表現できなかった。
そのことが、ただただ、悔しくはある。
それが表現できていたのなら、別にグループステージを超えられなくても問題は無いのだ。何処か局面でも、そういう場面があったのなら、それはこのチームが「そこから上」を目指すに値するチームとして大会を去れる要素とはなったのだが、不本意ながら、「相応な敗者」としてこのチームは帰国することとなった。

無論、コンディションや戦術の噛み合わせ、大会自体のカウンター主流な風潮などの側面的な問題はあったとは思われる。ただ、我々の代表の23人というのは現状やはり32ヶ国、それ自体は世界のサッカー国の15%弱程度だが敗退した一定以上の同ランクの諸大陸強国を含めれば上位25%水準程度のそれにおけるエリート23人の構成として、「世界基準」に対して平均を上回る選手をピッチ上に半分以上占められる国かというと、決してそうではない。そういう選手が皆無な訳では無いが、ではその上でその少ない選手をどう活かして「表現」を実現するかという点で、選手の側も戦術を考える側も、もう一枚の工夫が必要だったということであろう。
その辺りを積み上げる中で、出来れば我々は「グループリーグ突破」を第一義な目標として位置づけつつ、そこからの余勢で「ベスト4を目標とする」チームを毎回作り上げることをもってワールドカップの目標とするチームとは違う方向付けの強化を目指し、「欧州中堅国レベル以上」の何かを指向することを続ける、それ自体は間違っていないというか、我々にはそれを目指す自由はあるのだろう。だから、「優勝すること」を目標とした本田のビッグマウスを自分は否定できない。その中で彼が戦術の中で自分の何処を主張して何処を犠牲にするかの選択を間違えたであろうことを指摘したり、或いは彼の目指す「攻撃的サッカー」は現在の代表に本当にフィットしていたのかを問うたりするのは、また別の問題ではある。

ただ、繰り返すが、我々は「ワールドカップを優勝する国」を指向していいと思う。
現在の成長曲線を維持する中で、形式知の面で世界に劣後する要素を埋める余地はまだ多いし、90分の時間の中で自分たちの体力を節約し相手の体力を消耗させる技法にも改善の余地はあるだろう。そして、世界基準の現場で闘ってきた選手が徐々に指導者としてフィードバックを行う立場に入りつつある。
そこを先端に追い上げる速度と競技カルチャーの層を広げるプロセスにより、どこまで「追い上げる」形として作れるか。
その中でまずは「世界基準より上」のプレーをワールドカップで披露できるチームを作れること。そこからはじめたい。
うん、結構遠いんだけどな。でも、もう何回か壁に当たる準備は出来ている。
今回、これだけ悔しい思いをさせて貰えたのだから。
こんだけ悔しくても、死ぬもんじゃないんだよ。だから、続けて行こう。
それは、サッカーの歴史が浅く、文化の程度が低い俺達にこそ許された、特権じゃないか!
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コートジボワール戦雑感~多分、カイザースラウテルンではないから。 

何となくあれこれ。



 これに関してはちょい違うと思っていて、基本的にはコンディションはチームとしてはまとまっていたのではないかと思うし、逆に言えばだからクロアチアやオージーのように3つ持っていかれなかったのではないか、みたいな感覚もあったり。実際、走っていた距離だけ見れば日本の方が多いなんて数字もあったりで、詰まる所「疲れさせられる展開」に持ち込まれたという面はあるのだろう。
 それは、とりもなおさず「攻めの局面」で繋がるイメージのところが切られていた、もうちょっと言えば「リスクを覚悟して前に進める」ではなく、単純にビルドアップ的な所でやや緩慢な所を衝かれて速攻に繋げられて、こちらが「慌てる」面が多かったからかなとは思う。そこの精度が足りなかったとすれば要するにパスサッカーの看板倒れだったというのがこの日の我々の代表への正当な評価とはなるのだけれど、それ自体がテクニックや体調面の問題とするなら、割と部分的な問題だったのかなとは思う。というのは、前半30分くらいまではチームとしては機能していたので。
 そうした中で、本田△の個人的なレベルでの体調、みたいなことを思う。ゴールを決め、比較的最初の段階では単騎プレスもゴリゴリとしていた本田であるが、やはりその中には無理があったのではないか。そして、パスの出し手・受け手双方で枢要な本田が急速にパフォを落とす中で、「信用していたイメージ」が通じなくなり、上記のような綻びが全体の体力を奪い、結果として60分頃にはもう得点する力がチームとして失われていた(それ故に、アフリカ的な集中力の低下を衝くこともかなわなかった)、と。勿論、先方の読みのパターンも良かったし、ドログバの投入タイミングも嵌ったと思うけど。



 という感じで、後半のあの文脈における遠藤の交代は多分長谷部を最初から90分計算してなかったのである程度試合展開関係なく決め打ち的にやっちゃったところを、きっちりとドログバ投入で返された感じで、まぁ交代の失敗みたいな感じにはなってしまった。遠藤をもし入れるとしたら、実際攻撃的な交代となる訳でどちらかというと「約束事」的な意味合いが強い性格で行われた方が良かったのかなとはテレビ桟敷的には感じた所ではある。要するに、46分に入れて、「遠藤システム」で前半と色を変えた攻撃を演出することをハーフタイム指示ベースで徹底すれば良かったのか、などと。
 結果としてそれをやらなかったのは、或いは長谷部に関して「案外動けていた」ことが逆に判断を狂わせたのかな、なんてことも思う。ただ、実際後半入って暫く見てみたら局面が思わしくなかったので、それが押っ取り刀になってしまったという二重のミスと言うかミス起因のミスが出ていた可能性、なんてことも。で、そういう1-0の局面で替えるボランチなら何で細貝入れなかったんだという議論もあるかもだけど、そこはちょっと与しなくて、むしろスケゴー氏が別ツイートで言ってたように今野を入れて長友を前に出す形、かつそれをやや守備的に3-4-3っぽい形で実現するとかが良かったのかとも(その場合下げるのは香川か△か)。なんてことを思ってたら、


似たようなこと考えてる人いたw



 で、香川。
 何となく、彼がこの試合でパフォ落とした理由ってのは実は今一つピンと来ない。何か岡崎に関しては守備に追われて集中が削がれたという面はあったのかなとも思うのだけど。あと余談だけど岡崎と大久保ってどっちも好きな選手だけど組み合わせてインスピレーションの出るタイプではないので、大久保入れる時は岡崎下げで入れてくれないかザッケロさん…はさておき、引用ツイートに関して言えば、
「香川が日本代表で自分を『王様』と思ってプレーしてない(そしてそれはそれで問題)」
という部分もあるのかなぁ、という感慨。
 実際のところ、むしろ香川が今のポジションで妙に「本田△に使われてる」というある種の自己犠牲的な感覚を強く持ってプレーしてるのではないかな、と。その上で香川は△に遠慮せずに中に入ってプレーしたりはするけれども、その中で主導権をある意味△のものとして意識しちゃってるのかなというか。そうした関係で、言わば△に対して主体性を持つような姿勢でない辺りから、それに引きずられるようなプレーが出て来てしまうのかも…ということは考える。今日のパフォは恐らくはピッチコンディションが向いてなかったのも大きかったのかもだけど、それ以上に、「本田がコケたら香川が支える」みたいな構図ではなく、双方がシナジー的に活躍したりコケたりする不安定なシステム観、とは言えるのかも知れない。
 この両者が個人個人で得た課題を彼らなりにブレークダウンしたものがどうしてもベースとなるのは代表の宿命ではあるけれども、ちょっと結果として噛み合わなかったというところが、惜しまれるというか。長友辺りが巧くダメを出せるキャラだったら良かったのかな。


 そうは言っても、これだけ悪い要素があったなりに、1点差で済んだというのはまだ運は尽きてないかなという感覚もあったりはする。ある意味ストレスフルな試合ではあったのだけれど、実際たぶん一番見ててストレスフルな試合って、「点差を守る局面で相手より先に足が止まる」というものであり、今日はモロにそれに妥当する試合だったから見る側にとっての残念感が大きかったけれど、例えば8年前のカイザースラウテルン的なチームとしてのダメージってのとも、ちょい違うような気はするかな、とも。単純にアトサキ的な印象としても、一番「勝ちやすそう」な相手に落とした訳では無い、という辺りも含めて。
 その上で、このチームは大方1戦目から「飛ばせない」ことの方が多いチームというのも一貫した傾向ではあり、そこで一晩明けてメンタルを入れ替えられれば、調子自体は上向きでギリシャ戦には望めるのではないか、とは思っている。まだ2戦、このまま終わって貰っては困るし、多分少しだけ上向けばそう恥ずかしくない試合を出来ないことはないんじゃないかな、という楽観はまだ持ちつつ、もう暫く楽しませてもらうこととはしたいかな、とも。
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コートジボワール戦、前夜の随想。 

上って行こうぜ(挨拶)

Climbing to Heritage
D800 Sigma 35mm 1:1.4 DG F5.6 1/750s ISO-1250

つー感じで、もう明日には日本緒戦。
やはり、こうして臨む際に「では、この本大会をどういうスタメンで臨むのか」みたいな辺りは色々と考えてしまうとこであり。
そもそも、これだけ長期的な意味で「順調に行ってしまった」部分とか(つか直前の3連勝なんてのも過去に例のない順調さではある)、その中で選手の資質的成長曲線的或いはその場の時の運的な辺りで壁に当たりつつ、そこをどう改善していくかとその改善策を選手が受け入れるかのバランスという中で、ワールドカップはやはりある種の怖さがあり、それが何かと言うと
「4年でかけて積み上げたことがたった3試合で終わるかも知れない短期決戦」
みたいな性質にはあるのかな、
とも。我々は先の大会でグループリーグを突破し、R-16でもそこまで強くない相手を引きあわや8強というとこまでは行ったものではある。しかし、その「4戦目」を超えるタスクとして磨き上げる何かに対して、実際のところ現実には3戦を普通に超えるビジョンみたいなものを特段持ち合わせている訳では無い。というか、優勝経験国でもグループリーグをやたら敗退する訳で、恐らくそこのビジョン自体が余り存在しないものではあるのだろうけれど、ともかくそうした中で、まず3つを積み上げないといけない。
そしてその中で、大方主力選手は好調な感じのが多いが、一番支柱となるべき選手がやや本調子を欠いている。
正直、予選を通じてかなり「パターンのある」チームを作った一方で、恐らく予選の後半以降の戦績を見るとそこからのアップデートは必要な状態。この「順調」な中で「変える」部分をきっちり変える、というのが恐らくは求められる展開ではあるのだろう。幸いにして、山口や青山、あるいは大久保に森重と、それが足りるかはともかくコマっぽいものはそこそこ用立てる所までは来た、という状態で。
で、恐らく事前の準備状態をそのまま明日の試合に持ち込んだ場合、恐らく両軍で9点は入るような大乱戦しか想像が出来ない訳だが、逆にそういう極端な見立てが必至と言う時ほど、両軍の頭脳はそれをいかに回避するかというのを考えるだろうし、そこに「定番とは違う何か」をお互いが盛り込む可能性は残った試合として、この日本とコートジボワールのマッチは位置づけられるのだろうか、と。
そういう経緯から、或いは余り見られなかった形での日本代表の戦い方を我々は見るのかな、とも思う。
スタメンの面子も然りだが、例えば本田△は出るにしても、ちょっとトップ下でフィジカル活かして拠点を保持するような役割とは違う動きを、事前の戦術的タスクとして与えられるのか、とかそういう部分まで含め。
その上で、気にはなってしまうのだ。
この4年間馴染んできたチームが「変わる」ことの怖さみたいな部分、というのも。
恐らく、変えないで来た時にそれを「つまらない」と思う自分は居ない気がする。しかし、変えなければ変えないなりのコストが存在するのも間違いない試合ではないか。その辺りで、ある程度チームは既に腹を決めた時間ではあるのだと思うけれど、地球の裏の桟敷では、やはり逡巡を残すものである。
さて、ワールドカップ。
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メモ的に、2014ムンディアル事前親善試合星取表。 

いや、本当に何となく日程表から起こしただけ。

◆グループA
BRA  ○ PAN(4:0)   ○ SER(1:0)
CRO ○ MLI(2:1) ○*AUS(1:0)
MEX ○ ISR(3:0) ○*ECU(3:1) ●*BIH(0:1) ●*POR(0:1)
CMR ○ MKD(2:0) ● PAR(1:2) △*GER(2:2) ○ MDA(1:0)
こういうとこでもクッソ手堅いブラジウの日程。
メヒコは逆に日程強すぎて、これ本番前にバタバタになりそうな…。

◆グループB
ESP  ○ BOL(2:0)   ○ SLV(2:0)
HOL △*ECU(1:1) ○*GHA(1:0) ○ WAL(2:0)
CHI ○ EGY(3:2) ○ NIR(2:0)
AUS △ RSA(1:1) ●*CRO(0:1)
無風グループだけに、どこもなげやり感が漂う。
この日程でこっそり調整を進めてチレが一発とか面白いかもだが、エジプトに2点先制されては…。

◆グループC
COL  △ SEN(2:2)   ○ JOR(3:0)
GRE △*POR(0:0) △*NGA(0:0) ○ BOL(2:1)
CIV ●*BIH(1:2) ○ SLV(2:1)
JPN ○ CYP(1:0) ○*CRC(3:1) ○ ZAM(4:3)
ギリシャの日程が強くコロンビアの日程がやや弱いが、全体的にはこんなもんか。
みんなある程度以上コートジボワールを怖がってるようにも。

◆グループD
URU  ○ NIR(1:0)   ○ SVN(2:0)
CRC ●*JPN(1:3) △ IRL(1:1)
ENG ○ PER(3:0) △*ECU(2:2) △*HON(0:0)
ITA △ IRL(0:0) △ LUX(1:1)
気合で中南米3つ入れて来たイングランドのやる気と、欧州のそう強くない2つというイタリアの手抜き。
多分、イタリア的にはこれで全然いいというお話ではあるんだろうな。サッカー文化とは。

◆グループE
SUI  ○ JAM(1:0)   ○ PER(2:0)
ECU △*HOL(1:1) ●*MEX(1:3) △*ENG(2:2)
FRA ○ NOR(4:0) △ PAR(1:1) ○ JAM(8:0)
HON ● TUR(0:2) ● ISR(2:4) △*ENG(0:0)
イングランドとかいう安直な仮想フランス(何)
エクアドルは多分親善の日程といい強さといい出場国ベストかな。コロンビアにこれやられなくてよかった。


◆グループF
ARG  ○ TRI(3:0)   ○ SVN(2:0)
BIH ○*CIV(2:1) ○*MEX(1:0)
IRI △ BLR(0:0) △ MNE(0:0) △ ANG(1:1) ○ TRI(2:0)
NGA △ SCO(2:2) △*GRE(0:0) ●*USA(1:2)
アルヘンもせめてアフリカ1つくらいは入れろよ感があるが、まぁ強国だし。
イランは5月から謎の充実した強化日程を全部ドローで流すというこのグダり感。盛り下がりそう。

◆グループG
GER  △ POL(0:0)   △*CMR(2:2)  ○ ARM(6:1)
POR △*GRE(0:0) ○*MEX(1:0) ○ IRL(5:1)
GHA ●*HOL(0:1) - GUA(---) ○*KOR(4:0)
USA ○ AZE(2:0) ○ TUR(2:1) ○*NGA(2:1)
何かどこも相手の強化に付き合う的な日程にも。
強いて言えばドイツが律儀なのかな。

◆グループH
BEL  ○ LUX(5:1)   ○ SWE(2:0)  ○ TUN(1:0)
ALG ○ ARM(3:1) ○ ROM(2:1)
RUS ○ SVK(1:0) △ NOR(1:1) ○ MOR(2:0)
KOR ● TUN(0:1) ● GHA(0:4)
何故かみんなマグレヴ安直に入れて「アルジェリアだけは落とさん」体制なのか?
それで負けた韓国はちょい…。しかし、UEFA側も「仮想韓国」立てづらいのが厄介そう。

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WM2014ドロー雑感。 

J最終節はなかなか愉しかったですね(挨拶。

Timekeeping
Timekeeping; Ricoh GR GR Lens 18.3mm f/2.8 F4 1/50s ISO-800
DxO FilmPack3: Kodak T-Max 100

 で、ワールドカップのドロー。
 思うに、日本が既にAFC+CONCACAFという枠の中ではメヒコ程ではないにしてもトップクラスにイヤな相手であるという意味では、「日本が死のグループに入る」というよりは「日本が居るから死のグループになる」みたいな側面も覚悟しないといかんのかなぁとは思いつつ、一方でFIFA的にカネ払いのいいアジアのクラブをそうは冷遇しないだろうとかいう辺りでまぁ相応に穏当な配分になるのかなぁと思ってたら、まぁ大体そういう感じに落ち着いたよな、と。試合時間的にも、UEFAが地味なとこしかないせいもあってか、デイマッチを引かなかったという意味では、まぁ良い日程ではありげ。
 前々からドローに関しては「UEFA-UEFA-CAFが一番ラク」という立場ではあったのだけれど、実際今回のポット分けだとどうしてもUEFA-UEFAで難しくなりがちだし、UEFA-UEFA-CONMEBOLばかりで、結果そういう感じのグループとなると「ベルギー・ロシア・アルジェリア」といういやまぁ12年前のトルシエジャポン懐かしいですねみたいな取り合わせしか実現しないということになり、まぁそこは結局韓国が入ったんだけど、実際韓国こないだ中立地でロシアに負けてるから大変そうですねとも。
 4年前と同じくCAFの手強いところと最初に当たる訳だけど、スカウティングでこちらが一日の長を示せれば勝てると思うし、それを強化すべく自分の親善試合も先方向けの007もきっちり組んでほしいとこではある。因みにザック時代になってやたらCAFは縁遠くなっており、こないだガーナやったのが初だったという辺りは、ちと不安ではあるのだけれど。

 個人的にこのワールドカップで見たかったものとしては、「トップシードな超一流国相手に互角以上の試合をすること」と「グループ突破前提にプランしたチームを見たい」という辺りだったけれど、前者に関してはコロンビアはちょいギミック的に足りない感じ。そうなるとやはり、R16をいかに突破するかというプランニングだけれど、そこで最初は出来れば一番弱いところと当たりたかったかなぁってのはある。ザッケロさんのチームはどうも鉄砲でそんな駆けるイメージは無いので、その意味では事前の合宿でそこそこ仕上げ高くしてかないと厄介かなぁというとこはあるけど、コートジボワール向いた相手かも知れないが流石にそこそこの出来で勝ち点3取れる相手ではないから、その意味ではR16で苦労しそうなヤマ引いた感も。
 あとは勿論、R16で隣になるグループの兼ね合い。
 普通に来ればウルグアイ・イタリアという今年こっぴどくやられた(やり返しもしたけど)相手で、まぁちと手厳しい。しかも、こっちが2位の場合の移動が長いのに対して、先方はウルグアイ×イタリアがナタウと比較的R16が行われるヘシフィに近いので、体調面でも後手引く恐れがあり、出来れば1位通過したくなる。一番おいしいのはイングランドが何かの間違いでトップ引いてくれて、比較的長い移動距離で対戦してくれることでは、あるのだけれど、んー線が薄そうだ(笑)。まぁ出来ればイタリアと堂々やりあってザッケロさんのリベンジを期待できればいいのかなぁ、という皮算用を今のとこは持てばいいのかな。
 離れて全体を見ると、ブラジウが案外面倒な相手を引いて、一方でアルヘンが割とこれは「美味しい」という意外な印象があった。グループもボスニアが一番煩い程度だと思うが、そっからのトーナメントがサンパウロ→ブラジリア→サンパウロ→ヒオジジャネイロと、比較的中部のベニューに偏っている。基本的にホーム大陸優位な大会の趨勢を考えれば、優勝トトに関してはまずはアルヘンを本線と押しておきたいとこではあるかな、と。ほかではドイツがちょい移動距離という意味ではトップを引いたらR16でヘシフィ→ポルトアレグリという南北大移動があって結構キツく、これわざと3戦目落としてサルヴァドール選ぶというノリオ作戦が見られるんでは無いかとか、そんなことも考えたり。
 特にオチは無いけど、やっぱブラジウの優勝は無いかなぁと思ったりしました。どっとはらい。
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サッカー代表、世界でのポジション。 

 写真は関係なく、というか普通の写真日記にしようと思ったけど何となくツイートでまとまらないことを(挨拶)。

La Vieille
La Vieille; OM-D E-M5 Leica DG Macro-Elmarit 45mm/F2.8 ASPH. F2.8 1/320s ISO-400

 まだTLはコンフェデ話がかまびすしいとこであるが、何となく大会をこうして終えて思うに、そしてJとか海外組の移籍なんかも色々と眺めつつ、「日本ってワールドサッカーにおいて、ある程度居場所みたいなのをもう得てしまってるなぁ」という感覚を考えたりもする。
 18チームという比較的多数のクラブがH/Aで戦うトップリーグのフォーマットを持ちつつ、そこそこの世界に通用する人材を輩出し、大体そこから出て来る選手のカラーははっきりしていて(それにつれて、当然のごとく「サッカースタイル」も相応に規定される)、能力的にはUEFAのトップ6というべきスペイン・イタリア・ドイツ・フランス・イングランド・オランダの格は遠いものの、その次のグループとは大体似たような実力で、興行的にもJ1の動員数はポルトガルとかロシア辺りと似たようなレベル。
 多分、世界はそういう姿を見て、「もう、日本は完成された」って思っちゃってるのではないだろうか。
 要するに、「サッカーのヘタな国が、物凄く頑張って、普通に『まともなサッカー国』を作り上げた」と。

 それはそれで世界が敬意を持つに値するものだし、また実際このポジションに居れば、巧いこと立ち振る舞えればワールドカップのベスト4くらいは進出できるのである。ポーランドやスウェーデンやベルギーやトルコのように。で、それくらい強ければ、普通はもう「サッカー国」としては十分であるのだ。
 ただ、日本人はそれに決して満足していない。選手も、またファンも。
 今の日本サッカーを「ヘタクソ」呼ばわりするのはある種の時代錯誤だが、反面、「日本はポーランドやスウェーデンくらいはやれる。多分UEFA予選に突っ込まれても2回に1回以上はワールドカップ出られる、ベスト4は現実的に十分可能だ、だから今のままでいい」とは、みんな思わんよな、と。
 実際に今現在目の前にあるサッカーはもっとレベルを上げていけそうな気がするし、もっと面白いサッカーも出来るんじゃないか、そこの先に「世界一」も見えるのではないか。
 そこを夢見る自由を我々はまだ捨てられないでいる。実際のところ、同じ位置にいる国々においてはほとんど、そんな場所にたどり着くなんてのは絵空事に過ぎない、のだけれども。

 こういう国って実は、案外珍しいと思う。
 例えばアメリカなんかもあそこはあそこで真剣にワールドカップを制覇しようと色々プランはしているが、日本のそれとは随分ノリが違うように見えるし、一方で我々と互角よりは強めのポジションながら「最強レベル」ではないメヒコは、あれはあれで現状を受け入れてるという意味で「強い欧州中堅国」的なニッチを得ているようにも。
 その意味では、我々は孤独であり、そして未だにそういう意味で「不思議のサッカー国」なのだろう。
 オシムが日本を結構愛してくれたのは、その「不思議さ」も手伝っているのかなとは思う。そこには、実際に彼の「祖国」であったユーゴスラビアが、一時期かなり「Nextオランダ」に近いポジションにありながら、国家自体の崩壊で全てが灰燼となった追憶もよぎるところではあるかも知れないが。
 ともあれ、その「不思議さ」を大事にすべきか、今の「得られたもの」の分を弁えて維持していくフェーズに入るのか、案外我々の進む道は、誰も先導がいないロールモデルの作りづらい、茫漠たる面は存在するのだろう。
 ただ、現在のこの「孤独で不思議なアンバランス」は、世界のサッカー人がなかなか得難いものを愉しめているという点で、逆に現代の我々が誇っていいものなのかな、とか。

 特に結論は出ない部分だけれど、まぁそういうことを考えている。
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