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殿下執務室2.0 β1

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有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

2016アメリカ大統領選、地域別得票マップ前回比較付きで(中西部編) 

そして最後に、このシリーズの多分メインイベント、中西部編。

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2016アメリカ大統領選、地域別得票マップ前回比較付きで(西部編) 

ということで、このシリーズの続き、先に西から。

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2016アメリカ大統領選、地域別得票マップ前回比較付きで(南部編) 

ということで、前回エントリの続き、どんどんいくぞ。
みんな大嫌い、白人ランドの南部である。アリゾナとか余程暑苦しいけど、あれは南じゃなくて西だからな!
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2016アメリカ大統領選、地域別得票マップ前回比較付きで(北東部編) 

そんな訳で、未だに騒々しいアメリカ大統領選波乱の結末絡みであるが。選挙は怖いねぇ、と。
ポリコレ云々もあるけど、いわゆる「田舎の反乱」について、割とそれでもみんなざっくりしたマップでしか見られてないよなぁ、ということで、前回比較も付けながら「実際各地の色分けがどれくらいの濃度で替わったのか」を、ウィキペの各州ごと選挙結果マップを通じて考え直しておこう、という自分向け資料エントリとして。
基本的には他人の作ったもののコピペですが、まぁ自分のところでちょっとEmbedして良さげなので、全体を見通すためのものとして、こういうエントリはあってもいいんじゃないかなと思いつつ。

完成したので、各地域ごとのリンク。
・北東部編(ここ)
中西部編
南部編
西部編

まずは北東部9州+メリーランド・デラウェア・DCの12地域から。得票率は、各州名のリンクからウィキペ見てね。
デラウェアが南部って言われてもピンと来ないんだよ!
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アメリカ10ドル紙幣女性化、私撰候補11人。 

何かCNNで10ドル紙幣が次期改鋳で女性の肖像に変わるということで、何となく。
因みにハミルトンとかが出てくるのはそこそこ美点ではと思ったので、ちと名残惜しくもあるが、女性が無いのもアレだとは思うので、まぁ致し方ないとこではあろう。その上で、20ドルでは頻用度が高くてインパクトが強いので、というバランスで10ドル、ということになったのかな。

CNN.co.jp : 新10ドル紙幣の顔、女性に 約100年ぶり

何分にも現在の顔触れが古いだけに、WW2以降の女権拡大した世代から選ぶと性別以前に時代的に浮きそうで難しいな。となると、ルイザ・メイ・オルコットとかジェーン・アダムズ辺りが無難な選択となろうか。

2015/06/18 17:03


とか何となくぶこめしてみたが、もうちょい候補があるかなと思って、適当にリストアップしてみた。
そんなにアメリカ史とか詳しい訳じゃないので、適当にウィキペ眺めてこの辺り面白そうってのを掘ってみただけ。
まずは政治系。

ジェーン・アダムズ Jane Addams (1860-1935)
1931年のノーベル平和賞受賞者。政治家の家に生まれて、高等教育を志すも病魔に遭って断念。その後、ソーシャルワークの道を志して、平和主義運動や婦人参政権運動などにもコミットしつつ、20世紀初頭におけるアメリカの進歩主義的なムーヴメントに大いに貢献しつつ、女性のロールモデル的な存在となった。ノーベル賞の元値なども含め、時代的にも適度に古く、有力候補とは言えようか。

スーザン・B・アンソニー Susan Brownell Anthony (1820-1906)
アメリカ婦人参政権運動の最大の推進者。クエーカー教徒の家に生まれ、若くして奴隷制反対や禁酒主義などの政治活動を展開しつつ、長じて盟友エリザベス・スタントンとともに公民権運動で積極的な闘争を展開し、1920年に実現した性による参政権の平等を規定した連邦修正19条は「アンソニー修正」と呼ばれる。既に1ドルコインに肖像が利用された実績があるという意味では、先行馬的な存在ではあろうが、未だ答えの出ていない中絶問題で反対派であったことがどうか。

ジャネット・ランキン Jeannette Rankin (1880-1973)
一方で、そうした参政権運動の後に、実際に女性として真っ先に連邦下院議員となった存在の嚆矢として上がるのが、モンタナという田舎に生まれたラーキン。当時における女性の政治活動家の常として平和主義を奉じていたが、初当選となった1916年の直後にアメリカのWW1参戦問題が勃発し、反対を主張。結果破れて2期目も継続出来なかったが、WW2前夜の1940年に再び下院に当選。真珠湾後の開戦にも唯一反対票を投じた。惜しむらくは、議員任期がいずれも短かった辺りか。

マーガレット・チェイス・スミス Margaret Chase Smith (1897-1995)
初の連邦議員がランキンなら、初の女性大統領候補に出馬したのがこのスミス。下院と上院の両方を経験した女性も彼女が史上初。更に強みとしては、上院議員としての任期の長さで、実に24年という数字は、共和党女性議員として最長。メイン州に生まれ、当地で政治を志すパートナーと結婚し、その地盤を引き継ぐ形で下院に当選後、上院に鞍替え。マッカーシズム批判を行うなど穏健寄りの主張もあったが、時にはソ同盟への核攻撃を主張してフルシチョフを怒らせたことも。

エレノア・ルーズヴェルト Eleanor Roosevelt (1884-1962)
セオドア・ルーズヴェルトの姪にしてフランクリン・ルーズヴェルトの妻として最長任期を誇るファーストレディ。そもそもヒラリーとかフィオリーナ辺りが大統領になろうかというご時世にファーストレディごときを紙幣にしてしまっていいものかという辺りが弱いとこではあるが、リベラリストとしては結構筋を通しており、またファーストレディとして公の場で政治の議論を戦わせつつ、政策立案などにも貢献するという点ではパイオニア的ではあり、夫の後ろ盾のない戦後も政治の場で活躍した。

続いて、紙幣といえば割とセオリーになりがちな文学系。

ルイーザ・メイ・オルコット Louisa May Alcott (1832-1888)
「若草物語」で知られる、19世紀アメリカで最も成功した女性文学者。トランセンデンタリストの両親のもとに生まれ、金銭には苦しみつつも良質の教育を受けて育ち、フェミニズムや奴隷解放などの運動も行いつつ生計を得るために文筆業を志し、最終的には児童文学の場で成功をおさめた。恐らく20世紀前半の段階で「アメリカ史上で有名な女性」というカテゴリを挙げるならば結構上位を争った存在ではあろう。紙幣とかだと比較的古い時代が優位だし、波のある人生としてそこそこ考慮に値するかも。

ハリエット・ビーチャー・ストウ Harriet Beecher Stowe (1811-1896)
一般には「ストウ夫人」の名で知られる、奴隷制反対の象徴となる小説「アンクル・トムの小屋」の作者。東部コネチカットの聖職者の家に生まれ、リベラルな思考を涵養されつつ育った後、オハイオに移住して結婚、当地で文筆家のサロンに出入りしつつ奴隷解放の運動の支援を行う、という中で、奴隷解放の文学を世に問うに至った。民主主義を発展させた文人としての偉業ではある一方、南北戦争絡むと国家的なアイデンティティとしてちょい危ういか(ハリエット・タブマン辺りも含め)。

トニ・モリスン Toni Morrison (1931-)
アメリカの女性ノーベル文学賞受賞者は2名、パール・バックとこのトニ・モリスン。ただ、正直バックはアイデンティティとしてそこまでアメリカ的ではない作品を通じて知られる存在であり、ちょい除外かなとは思われ。コーネル大学を卒業しテキサス・サザン大学で教鞭をふるいつつ文筆業の道に目覚める。比較的地場の視点から人種問題やアメリカ人のアイデンティティを透徹と抉るスタイルで評価された。問題は、この人生きてることで、亡くならないと有資格ではないし、そこ引いても流石に新しすぎるか…。

あとはその他分野から数人、思い付くところ。

レイチェル・カーソン Rachel Carson (1907-1964)
ペンシルベニアに生まれた生物学者。その代表作「沈黙の春」がケネディ時代に注目を集め、アメリカにおける環境保護活動の草分け的な存在となる。ある意味、フェミニズムや平和運動的な文脈の候補は多いが、そこから新しいジャンルを開いた存在として、学者という以上にジャーナリストとして評価される存在とは言えよう。実際のとこ、元々英文学を専攻する予定だったのがたまたま生物に興味持って転向したとか。やや時代が新しいのが弱いかもだが。

エリノア・オストロム Elinor Ostrom (1933-2012)
女性初のノーベル経済学賞受賞者。公共経済論の部門で主に活躍しつつ、農業の持続性や環境保護などの分野にも示唆を残す存在である。科学者というカテゴリから候補を選ぼうとすると、意外といるはいるけどアメリカ史を象徴するような存在ってのはなかなか難しいので、ならば経済学辺りから候補出すってのは一つの手ではあるかなと。元の10ドル札のハミルトンも財務長官な訳で(つか、まだアメリカにも「女性の財務長官」は居ないんだな……)

アメリア・イアハート Amelia Earheart (1897-1937)
20世紀前半のアメリカを代表するヒロイン。映画「ナイト・ミュージアム」とかにも出て来たが、要するに子供向け偉人伝の定番でもあり、誰もが知ってる存在。大西洋横断飛行で名を挙げ、世界一周飛行に挑むも遭難しその行方は今も杳としている。フェミニズムの活動もしてたようだが、むしろ彼女の存在そのものが大戦間アメリカにおける「躍進する女性」の象徴であった。無論、ある意味ショウビズ的な面もある訳で、その意味ではミーハー的部分は差し引かれるが……。
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Wikileaksとか何となく。 

 世界的には、今年の漢字一文字は「漏」だったかもね(挨拶。

Solar System
Solar System posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Ai Noct-Nikkor 58mm/1:1.2 F1.2 1/160s ISO-100

Wikileaksはなぜ世界中の国家を敵に回そうとしているのか?@ギガジンさん

 個人的には、「国家が隠し事をする権利を、彼らにその権力を付託するところの国民は与えて良いかどうか」という辺りの議論かなぁ、という気はしなくもない。
 例えば、今回 Wikileaks で話題になったところの「外電」とか、或いは縷々本朝の予算などでも指摘されるところの「機密費」の存在、或いは、各国における防諜の法律や情報機関などは、ある意味、法治国家でそれが成立している時点で「国民主権の民主国家において、大概の国民は国家にその権利を認めている」的なものなのかなぁ、なんてことも思う訳で、そういう意味で「秘密を暴く」ことが、「国民が国家に付託した権力を否定する」のであれば、ある意味民主主義に対する挑戦ではあるよなぁ、なんてことも。

 ただ、それよりも大事なのは、「国家にとって、隠し事を止めることが難しくなっている」ということな気はするなぁ、という辺り。
 要するに、「隠せる」という前提で今まで扱ってきたモノがあって、そういうものに関して、国家が国家なりに誠意を示し後の歴史家に評価を下させるものとして公文書の機密管理のルールとかが存在した訳だけれども、国家が扱う情報の結構な部分が、Leak-Proneというか、漏れるべくして漏れるものだという前提を今後少なくとも民主国家においては共有されないとイカンのかな、というお話なんだろう、と。そして、Wikileaks の歴史的意義も、そこが一番のキモである気はする。

 一方で、裏付けという意味では、ある意味Wikileaksのシステムって大らかではある、というのがギガジンさん経由で図解されてるWPの記事とか見て感じる率直な感想。
 詰まるところ、「裏取り」という情報において最も重要な部分をアウトソースしてるという意味で、アサンジって案外リスク取ってないよな、みたいな思いは出て来てしまう。Wikileaks から思ったほどトップシークレット的なレイヤの情報が上がってこなくて、南米とかイランの方がむしろイラついて「あれ、アメリカの腹芸じゃねぇか」的な疑心を表明してる的な話題がここのところ時たま見受けられたけれど、まぁ結局のところそれは Wikileaks がその程度しかリスクを取っていない、という辺りに尽きるのではないか。
 また、これによる問題としては、「裏取りが、先進国の一流メディアにとっても難しいような相手」に関しては公開のハードルが上がる、という辺りか。これが結局はある程度重要であり、まぁ Wikileaks はその性質上「世界中の国家を敵に回す」しかないのだけれど(つまり、「手心を加える国家」が一つでも存在する限り、情報の「公正な卸売人」という彼らの正統性にキズが付く、というお話)、裏を「取りづらい」国家ってのは、ある意味「情報の公開ハードルがより高い」=「情報公開という意味でより不公正(少なくともWikileaks的な観点においては)な国家」の方が、情報を暴かれる確率が下がる、という、ある意味「背中からタマを撃つ」ような状態になる的な矛盾を現状抱えているようにも見えるってところが、何だか。

 まぁ、そういう問題はあるとは言え、ある意味興味深い動きには違いないよな、とも。
 もうちょっと言えば、そういうちょっと「抜けてる」くらいの人の方が、世の中のルールを変えられる的な辺りが、ネットにおいて組み込まれちゃってるのかな、なんてことは思ったりもする。アサンジに自分は、ひろゆき的な「既存の体制についてはある種反骨的であり、それを変えるような創造をやる発想がありながら、それに命懸けるほどにはガチではない」姿を見たりするのだけれど、そういう抜けた人が抜けた頭で簡単に枠組みだけ作ったのを、ある種のモメンタムで「実装者」を巻き込むみたいなモデルでしか、ネットで出来ることは無いんじゃないかな、みたいな思いというか。
 温いクレイジーさが持つ引力がネットを動かすモノ、なのかなぁ。
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つか、核サミットに強い思いは無いのか、本朝の宰相は。 

 なんか、もうごっちゃごっちゃで(挨拶。

止まった時間
止まった時間 posted by (C)有芝まはる殿下。
DMC-G1 Lumix G 20mm/F1.7 ASPH. F1.8 1/3200s ISO-100

Among Leaders at Summit, Hu's First@Washington Post
Japan's Missed Opportunity@IHT%New York Times

 まぁ前者の方の鳩山をおちょくったコラムが話題を集めてるけれど、これはまぁある意味ヨタというか、「はいはいソースはWPソースはWP」程度に片付ければ良いお話かなぁと思っている。こういう辛辣な記事が上がってきてしまうのはしんどいと言えばしんどいけど、まぁゴシップライティングの範疇ではあろうなぁとは思われるし。一方で、そういうニュースを目にしつつ Google News 経由で目にしたのが、後者の記事。こっちはもうちょっと文章的にもカタい印象で、また実質NYT国際版の Herald Tribune なので、WPなんかよりは余程リベラル色は強い。
 で、こちらの論調なんだけれど、まぁ色々細かく言ってるところを超ざっくり要約するなら
「政府仕事しろ」
 というお話というか、まぁ要するに「核サミットの場で存在感を示せなかったこと」への非難、となる。実際、この記事を補助線として読みつつ、一方でちょろっとWPに立ち返ると、恐らくこちらのツタンカーメンか何か知らんけどコラムニストの側もやはり「日本(というか鳩山)が核サミットという場で仕事しなかったこと」に関する侮蔑心みたいなモノが、大なり小なりあるのかなぁ、なんてことを考えてしまったりも。
 要するに、保守本流のWP様としては、オバマの「非核化」なんてのは、そんな真剣に付き合いたくない話題ではあり、だからこそ冒頭から「After all the chatter about nukes」と、意味のある会合であることを否定してる訳だが、反面彼らも、こういう議論において「被爆国たる日本」がある程度の倫理的優位に立つことへの警戒感というか引け目みたいなものは大なり小なり感じてない訳ではあるまい。それが、フタを開けてみたら、「普天間についてお話しさせてくだされ~、この通りでござる~」とクツを舐めに来た訳だから、まぁある意味呆れる面は倍増するのかなぁとも。

 つか、我々は「被爆国」であり、今現在近隣にテロリズムに親和的で核開発に血道を挙げてる仮想敵国をすぐ裏庭に見る国家なのである。言わば、最もこの問題にコミットし、世界に対してリーダーシップを示さねばならない国家である、というのはNYTの方で指摘されている通りなのである。
 それが、言わば「身内の些事」とも言える国内の基地移転問題なんかを外交の最優先課題としてこういう場に持ち込んでいる段階で、世界に対して醜態を演じたのではないだろうか。というか、それが醜態かどうかの判断は立場に寄るかも知れないが、少なくともリベラリズムに少しでも与する立場ならば、「世界の平和」に寄与する提言をこの場で行うことよりも「自分とこの基地」に関して騒ぎ立てる行為ってのは、「自国中心主義」と咎められても致し方ないと思うのだが、本朝においてそっちに与する立場からそういう批判が出て来ないのは喜劇的と言うべきか。
 その上で、恐らくアメリカとして最もイヤな手筋だったのは恐らく、この場で鳩山が普天間のふの字も出さず、一方で「被爆国」として、アメリカにも痛みを伴う提言を打ち出すことであっただろう。そういうアプローチがあれば、恐らく向こうも「こっちに刃向かいやがって」くらいは思ってくれたかも知れないし、その上で普天間の件についても一筋縄ではないと理解したかも知れない。
 しかし、今回の対応では、向こうはこっちを「刃向かう者」とすら思わないであろう。

 何というか、痛々しいよな、と。
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テーマ: 報道・マスコミ

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