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殿下執務室2.0 β1

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有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

3歳馬配合メモ……トーセンキャプテン、ローレルゲレイロ 

 本当はエラティス仔の予定だったが、故障してしまったので普通にアーリントンの1,2着で。まぁ勝つ馬しか取り上げないとなると、ローレルゲレイロみたいなのはなかなかヒットしてこないので、たまにはこういうのも。

トーセンキャプテン
ジャングルポケット×サンデーピクニック(*サンデーサイレンス)×*アトール(Caerleon)×Shirley Reef[F2-i]
 この馬もフサイチホウオー同様叩き合って味のあるところを見せたが、やはりホウオーと同様にトニーサンデーの配合。そのニックスについては既に触れたし、まぁ4分の3同じだとそっから先を書くのに苦労しますな(笑)。その上で、ホウオーは曾祖母がフランスのクラシック馬であったが、こちらは祖母がイタリアのオークス馬。Mill Reef に対して Caerleon という往時としては相当にベタな配合は、Princequillo を得つつ Djeddah 経由で La Troienne を入れて米血の整合性を高めたようなイメージ。ただ、曾祖母の段階で Nasrullah が相当に累積しているだけに重石はあるもののやや我慢が利かない配合で、結果エプソムでは足りなかった。それでも日本馬として当時はかなり名誉な欧州での重賞制覇を果たしているのだから褒めるべき馬ではあったが。本馬の場合は、そういう配合に対してトニー経由である程度潤沢な Hyperion を付加するという形で上がやや重めの配合となる。その上で、Nureyev のところが Sadler's Wells だったらとか、微妙に配合面で惜しいポイントも多く、その辺りで字面の良血度も含めて何となく器のサイズとしては先に触れたイクスキューズ辺りに近いと思う(勿論こっちの方が距離は持つだろう)。ただ、見た目的には結構ハートはあるタイプなので愉しめるか。もっとも、それだけに結構ギリギリのレースが続く中で、故障せずに能力を蓄え続けることが出来るかという辺りが課題となってくるタイプか。

ローレルゲレイロ
キングヘイロー×ビッグテンビー(*テンビー)×モガミヒメ(*カコイーシーズ)×モガミポイント[F1-b]
 この馬の父のキングヘイローはとかくガチャガチャした近親交配が目に付く馬で、同じ近親交配でも同期の*エルコンドルパサーのような様式美には欠けるあたりで血統派に懐疑の目で見られがちだった馬であるが、配合の目指す方向としてはこれはこれでありだったのではないかと思うという意味でそこそこ自分は肩入れしている方だったのかもしれない。しかし、Sir Gaylord が結構近い代でクロスしてるのに更に Halo で3本目の Turn-to 入れたりしてる辺りなんか見ると、欲張りすぎな配合だよなぁという印象はあった。結果、欲を出しすぎて器用貧乏になったのがこの父の特色とも思う。
 さて、そんな話の後に本馬を見ると、母のビッグテンビーには4代目に Mill Reef とボールドラッドUSAが入っており、なかなか綺麗なナスキロのダブルクロスとなっている。その上で Caerleon とマルゼンスキーは Nijinsky と Princequillo の組み合わせクロスで Princequillo 色が強い。そして本馬においては、上述した Sir Gaylord が Turn-to と Princequillo の組み合わせに加わる。更にそれを、父の曾祖母 Squander とマルゼンの母*シルが Buckpasser と Princequillo の4分の3同血で締める、って具合。言わばこの馬の基調は「Princequillo を欲張りすぎた」配合となっていて、その意味ではキングヘイローの正統後継者的に映る部分はあって、現実に同じように勝ち切れないでいる。この辺りで、Princequillo が外交馬である辺りが、結構クロスとしてリスキーになっているか。父と同様に目指す方向性としては面白いので、見守っていきたい。
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テーマ: 競馬

ジャンル: スポーツ

タグ: 競馬  配合  ジャングルポケット  キングヘイロー  トーセンキャプテン  ローレルゲレイロ 
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