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殿下執務室2.0 β1

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有芝まはるが綴る、競馬話その他の雑談、そしてYet Another Amateur Photography。

今更ながら、Jpn-1とかについてちとだけ。 

 個人的に、現状のパターン制に関して違和感があるとすれば、
「明らかにパート1国のグレード認定に関して、国際的に統一されたルールが存在するように見えない」
って部分ではあります。強いて言えば、その国ごとに決めた「変動相場としてのグレードの基準」が明確であり、それらのレースが性別以外の門戸を設けないのであれば、ほぼ何でもありに近いようにも。例えばパート2国のグレード認定に関してG1=115、G2=110、G3=105といった基準を求める一方で、それを全てのパート1国に墨守させていない状況は存在する訳で(例えばドイツとか。オセアニアや南アフリカもほぼ同様かと)。その一方で、日本に対して「パート1国」という名称だけ認めて、グレード認定に関して上述のパート2国向けの基準を適用するように求めているとすれば、それはまぁ「パート1」の定義自体が融通無碍すぎるというか、山野長老風に言えば「パート1」という表現が国際的な文脈で商標違反なのではないかって気がしなくもありません。
 その意味では、グレードにまつわる現状ってのは、JRA、ICSC両方ともに問題があるなぁとは思われ、3年くらいの移行期間を設けるとかした方が良かったかなぁとは思います。その間に、今回グレード適用外となったハンデG2辺りの交通整理をするとか(目黒記念を別定にするとかステイヤーズSの時期を変えるとか)、馬主やクラシック辺りの開放を進めるとか、グレードの昇格・降格基準に関しての議論を進めるとか、あと新名称を定着させるとか色々出来たでしょうし、その時期の間に「日本の新しいグレード文化」を確立することによって、よりすっきりとした形で日本をパート1国として位置づけることが出来たんではないかと思います。その辺りは、まぁ上の人も任期中に自分の功績にしたいとかまぁ色々事情はあって難しいところかも知れませんが、今ひとつ「えいや」でやってしまっている感は強いかも、と。一方で、ICSCの側もやや杓子定規に対応したことによって、「日本がパート2になっていることによるグレード価値の歪み」に関して是正するという本来の意図を満たしていない結果を招いてるようにも見えたりはします。個人的には、上述のような移行期間を設けた上で、ある程度その期間中のグレードは事前にはフリーパス、そのあと事後認定で格下げとか格上げするくらいの対応にすればよかったかな、とも(それは必ずしも不自然なことではなく、例えばダート変更された重賞のグレードをレート見て事後に降格するかしないか判断する、ってのとそれほど意味合いは変わらんのかと思われますし)。
 ともあれ、全体的にスマートではないやり方で落ち着いちゃったかなぁ、ってのはあり。南関東の(G2)(GI)みたいな感じの併記で良かった気はするんですよねぇ。例えば香港などでもそういうやり方は普通に行われている訳で。まぁルートコみたいにトプカプやボアジチのような国際レースをわざと国際基準に合わせて国内グレードまで含めてG2と表記しちゃうなんてやり方よりはマシではあると思いますが。あと、Jpn-1みたいな表記を使うのは、内向けと言うよりは多分に外向けで、要するに Bloodhorse とかで日本以外の国外G1に関しても GB-1 とか Fr-1 とかしてるのを見てそれを採用したのかなぁとも思われ。その意味ではややファンの側を向かないような対応かなって恨みはあるか。ただ、個人的にはこの問題って実際のところは数え年を満年齢に変更した、って辺りとさほど意味的には変わらず、暫くもにょっとした印象を与えるものの程なく定着して「そういうもの」と思われるのがオチっぽく予想してるので、まぁさほど大事でもないのかなぁとも。むしろ問題は、「グレードは今後変動相場となる」ことをJRAがちゃんと説明してないっぽく見える辺りで、それは変動相場にするのを内心嫌がってるのかとか、もしそれが嫌ならパート1なんて拒否り続ければ良かったのにとか、そういう予断(と書いて「のうないすきゃん」と読む)を残しちゃう辺りですかねぇ。
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テーマ: 競馬

ジャンル: スポーツ

タグ: 競馬  パート1国  グレード制 
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