漢民族が「漢の人」ってなら、まぁ。 
割とフレアが嫌いではない(挨拶。
安田庭園 羽を広げるシダ posted by (C)有芝まはる殿下。
◆中国には「純粋な漢民族」は存在しない!DNA鑑定で明らかに@サーチナ
中華の場合、結構本質的な「大量絶滅断面」みたいなのが歴史上であるよなぁ、みたいなことは思う。というか、三国〜五胡十六国の間で、結構物凄い人口減が発生してるみたいな話は高校の資料集レベルでも出てくる話題だと記憶してるんだけれど、この大量絶滅がかなり周辺各国の古代史の一つのエポックになる、みたいな部分はあったりで。
その上で、もう一つの断面として宋→元の間での断面があろうかと思う。少なくとも河北では漢人は異民族支配に置かれることになるわけだし、しかもその後にモンゴルが来て、更になぎ払われた。ある意味、文化的な断絶も結構大きくて、案外宋以前の「中華文化」ってのは、現在の中国人から見ても、ある意味異国文化なのではないかなぁとは思われるくらいで。
とまれ、こうした大きい断面が複数存在する中華史において、「漢人の子孫」という意味での漢民族ってのは、そりゃほとんど居ないだろうなぁみたいなことは思う。恐らく、自称曹操の子孫とか自称孔子の子孫とか、中華には1000万人くらいはいるなじゃないかと思うけれど、実際にこの断面を擦り抜けられた人はかなり少数っぽく。
ただその上で、なんのかんのいって始皇帝の統一覇業みたいなのが結構利いてる辺りで、文化的な一体感としての漢民族ってのは、そこそこ広きに渡っているような気はするし、もうちょっと言えば、漢の頃には半ば異民族的な江南人とか燕人みたいなのも含め、「漢族」的洗練を受けた異民族が結構多い、みたいな辺りもあるとは思う。
その上で、中華の現在の問題は、そういう「漢族」が、「多民族国家の中心」的な感じで周囲の民族に対して「自身が優越した上での統合」みたいなのを半ば強制してるように見える辺り、ではあるんだけれど、この辺りはどうも民國的なイデオロギーがワルさをしたような印象で、そうした民國的イデオロギーの母体となった本朝にも聊かの責はあるところだろうか、などとも思ったり。
ただ、DNA的な民族からヘンに遊離しすぎて「同じ文化背景を持つ人びと」が漢族、とか言い出すと、ヘンに漢字文化圏に対して八紘一宇的なメンタリティを持たれそうで、それはそれでアレだよなぁ、みたいなことを思いつつ、中華民族がヘンに世界に出しゃばりすぎない程度に内向きなアイデンティティを確保して欲しいよなぁ、なんてことは考えている次第。















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